1999年5月10日発行(第2・4月曜日発行)
News Source of Educational Audiology
聴能情報誌 みみだより 第3巻 第367号 通巻452号
編集・発行人:みみだより会、立入 哉 〒790−0833 愛媛県松山市祝谷5丁目2−25 FAX:089-946-5211
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下記のアドレスへメールをお送り下さい。
立入 哉 :h-tachi@ma4.justnet.ne.jp
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【目次】第367号
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今年度開催される 各地の研究会などの情報をお待ちいたしております。
開催要項をお送りいただければ、誌面の許す限り御紹介いたします。
なお、今年も 認定講習会 の情報を集めています。情報お寄せ願います。
期日=6月26〜30日:会場=シカゴ近くのリゾートホテルです。
プログラムは364号に掲載してあります。 参加費用はおよそ16万円。
【目次】
テーマ:「こんな配慮がほしいなぁ
−私のインテグレーション経験−」
新年度を迎え、初めて聴覚障害児を担任した先生方も多くおられることと思います。学級や授業でどのような配慮をすればよいのかお困りの方はおられませんか。聴覚障害児といってもそのきこえの程度は様々で、そのための配慮は個々に違った対応が求められます。しかし、共通して知っておいてほしい配慮もいくつかあります。
そこで、第9回研究会では、これらの配慮の解説を行うとともに、実際にインテグレーションを経験された聴覚障害者をお招きして当事者の生の声を聞いていただくという内容を企画いたしました。年間会員も会
場で受け付けています。多くの先生方のご参加をお待ちしています。
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日 時: |
6月5日(土)午後2時〜午後5時 |
会 場: |
大阪市立聾学校(大阪市中央区上町1−19−31)
地下鉄谷町線・中央線 谷町4丁目駅下車I出口徒歩約7分
谷町線・長堀鶴見緑地線 谷町6丁目駅下車F出口徒歩約7分
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内 容:
2:00〜 |
開会・日程説明 |
2:15〜3:00 |
「こんなことに注意してあげてください
−私の聴覚障害児教育経験から−」
講 師:深尾 正則先生(守口市立佐太小学校)
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3:00〜3:10 |
休憩 |
3:10〜4:40 |
「こんな配慮がほしいなぁ
−私のインテグレーション経験−」
講 師:堀谷 留美さん(大阪教育大学大学院)
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4:40〜5:00 |
事務局からの連絡 |
5:00 |
閉会 |
参加費: |
大阪聴覚障害教育研究会99年度会員は無料。非会員は500円。 |
照会先: |
大阪聴覚障害教育研究会事務局代表 中瀬 浩一まで
勤務先:大阪市立聾学校 tel:06-6761-1419 fax:06-6762-1800
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【目次】
5月16日(日)クラシック特集
開場:13:30、開演14:00、会場:パイオニア本社
・交響曲第5番 ホ短調/チャイコフスキー作曲
・協奏曲<和声と創意への試み十二曲>作品八/ヴィバルディより
6月26日(土)BSS定期コンサート/ポップス系歌謡曲特集
開場:13:30、開演14:00、会場:パイオニア本社
第一部 ソロボーカルの部
第二部 デュエット&グループの部
参加申込方法:
参加申し込みは、所定の 申し込み用紙に記入の上,FAXでお願いします。
パイオニア株式会社広報部 身体で聴こう音楽会事務局 宛て
FAX:03−3495−4301、TEL:03−3495−6657
【目次】
★「聾学校小学部における養護・訓練の実践事例」井坂行男・星名信昭
上越教育大学障害児教育実践センター紀要 4,1-10,1998
★「音声伝送帯域の異なる2種のラジオマイクの比較研究」
庄司和史・松本末男・関根秀子・日高雄之・宮田佳代子・伊藤僚幸・小池貴之・斎藤佐和、筑波大学養護・訓練研究、12,65-70,1999
★「聴覚障害児における字幕付き番組視聴時の眼球運動」
四日市章、音声言語医学 40(2)126-132,1999
●Audiology Japan 42(1),1999 より
★「重度聴覚障害児における自己の発語による母音の受聴について」
安東孝治,吉野公喜,志水康雄、40-47
★「一段階細分化評定尺度法によるラウドネス関数の測定」
鈴木陽一,津久井慎二,小澤賢司,日高浩史,川瀬哲明,曽根敏夫,高坂知節,48-56
★「三重県における三歳児耳鼻咽喉科聴覚検診の現状と問題点」
増田佐和子,鶴岡弘美,鵜飼幸太郎,坂倉康夫、57-62
★「人工内耳装用者における使用電極数および刺激部位の検討」
内藤明,北野庸子,飯田政弘,石田克紀,坂井真,古賀慶次郎、63-67
【目次】
バングラデシュ報告(2)
3月15〜23日、バングラデシュのマイメイシン聾学校を中心に、視察に出かけてきました。このプロジェクトは、JOCS(日本キリスト教海外医療協力会)の援助によるもので、聾学校、特に補聴・聴能に関する支援を考えることが目的でした。ぜひ、JOCSの他の活動にも触れてみて下さい。
社団法人 日本キリスト教海外医療協力会(JOCS)
東京事務局 〒169-0051 新宿区西早稲田 2-3-18-33 TEL:03-3208-2416 FAX:03-3232-6922
大阪事務局 〒530-0013 大阪市北区茶屋町 2-30 TEL:06-6359-7277 FAX:06-6359-7278
今回は、(1)に引き続き、私がまとめた報告書を掲載します。
マイメンシン校報告
設備
最低限のものはそろっている。
しかし、今後、以下の拡充が望まれる。
1.音場(装用)閾値測定用のアンプとスピーカ(およそ1万円程度)
これは緊急を要するので、取りあえず、サンプルを至急、日本より贈る
2.オージオメータブースタ(およそ10万円程度)
現在、110dBまでしか測定できないが、110dB以上を測定できるようにするべきである。
3.防音設備
装用閾値の測定をするためには、今までにもまして防音に配慮が必要である。特にドアの防音対策がなにかないか、簡易防音ドアを現地で調達できる方法を探してみる必要がある(ラジオ放送局で使用しているドアとか)。部屋が狭くなってしまうが、簡易防音の2重ドアにできれば取りあえず目標は達成できると思う。外部との窓やエアコンと壁との隙間などからも外の音が入ってきてしまうので、隙間を粘土状のパテで埋めるなどして室外の防音も考える必要がある。また、一般教室と位置関係で、多くの教室の中心にオーディオロジーの部屋があることは思想的にはよいが、音響環境としては良いとは言えず、将来的には教室から離れた場所に防音室を防音室として作り上げる方が最終的にはコストエフェクトになる可能性がある。
4.補聴器特性試験装置
高価なものなので、すぐにとは言えないが、あってしかるべき機器である。
また、おそらく、現在の学校のスタッフはそれを使いこなせる基準にある。
なお、オージオメータの出力音圧監視用のメータが故障していて、出力音圧を適正な位置に合わせることができない。このことで、測定結果が大きく異なることがあり、至急、修理が必要だと思う。しかし、修理がバングラデシュ国内でできるとは思えず、日本に持ち帰って修理をする時間を考えれば、取りあえず、HiCareのオージオメータと比較聴取して、出力調整ダイヤルの位置を決め、その位置で固定させる方法を取ることが勧められる。次に、現在の状況をメーカーに報告し、ボードの交換やコードの接合状態の確認等で、問題が解決されるのであれば、ボードやコードのみを日本より持ち込み、差し替えるといった方法も考えられる。日本に持ち返って修理することが一番かも知れないが、その間、オージオメータが使えなくなること、輸送中に故障が増えたり、別の箇所が故障することも考えられ、日本に持ち帰ることは最後の方法としたらどうか。
オージオメータが備えている機能すべてを使いこなせるようになる必要はないが、今回、SISI検査について、その原理とリクルートメント現象の鑑別診断法を伝達することができた。
インピーダンス・オージオメータについては、ティンパノグラムの原理や動作機順、中耳炎との関連性について、さらに中耳炎の病態についても全体に伝達できた。しかし、耳小骨筋反射については、一部にのみ伝達するにとどまった。
騒音計の取り扱いについて、A特性とC特性の聴感補正があるが、このことについて、十分ではないが、全体に伝達できた。しかし、騒音計を使いこなすまでには至っていない。騒音計とインファント オージオメータを用いた補聴器の周波数特性の検査法を紹介したが、十分には飲み込ませることはできなかった。1/2インチカプラの設備をすれば、騒音計がもう少し有効に使える可能性がある。
技術的水準
1.聴力検査
標準的な聴力検査は一応は可能であるが、気骨導差が、50dB以上開いてしまっている結果をそのまま出しているなど、気導・骨導の原理が十分に理解できていないためのミスがいくつかあった。また、子どもの反応の取り方に未熟さがあり、聞こえていないのに、子どもが聞こえている振りをしていると、それが「振り」であることを見抜けないということがある。さらに熟達が必要ではないか。
音場聴力検査は、今回、初めて取り組んだ内容だが、まったく理解できないと言う訳ではないものの、今後、今回の参加者同士で、実際に子どもを使ってでの復習を繰り返した方が良いと思われる。
語音聴力検査も、今回、初めて取り組んだ内容だが、まったく理解できないと言う訳ではないものの、今後、今回の参加者同士で、実際に子どもを使ってでの復習を繰り返した方が良いと思われる。
音場聴力検査・語音聴力検査ともに補聴効果の測定にとって重要なものなので、なんとしても、その技術を獲得して欲しい検査である。
幼児聴力検査について、あまり時間を割くことはできなかったが、装置の概略を話すことはできた。今後、Peep Show程度ができるような設備が必要だと思われる。
2.補聴効果の測定
今まで、取りあえず、補聴器をつけてみて、子どもに「聞こえる?」と聞き、子どもが「聞こえる」と言えばおしまいだったが、これでは、本当に聞こえているのか、どのように聞こえているのかがまったくわからない。
今回、音場聴力検査、語音聴力検査の2検査を取り入れることで、補聴効果の測定が可能になったと思う。今後、実際の子どもの検査を進め、お互いの検査結果を見合わせる「ケースカンファレンス」を積み上げることが求められる。
3.補聴器の選択とフィッティング
今回、補聴器フィッティングの概要を説明したが、すべてが理解できたとは思えない。また、主に使用されている補聴器の性能は高いとは言えず、調整装置が限られているため、十分なフィッティング作業ができるとも思えない。しかし、今回、補聴器の利得と、装用閾値、スピーチ聴取の可能性については、その概要を伝達できたので、今後、咀嚼が進めば、それなりの発展が期待できる。
4.日常の補聴器活用状況
十分とは言えない。特に、朝の補聴器点検にも係わらず、子どもの補聴器が授業中にoffになっていたり、途中で電池が切れていることがあった。朝の補聴器点検が形式的すぎている感もあった。このため、簡便な補聴器点検法を紹介した。朝以外でも補聴器点検ができるようになれば良いと思う。また、補聴器を装用して1年程度しか経っていない子どもの場合、補聴器の活用度が未熟である。今後、聴覚学習的な取り組みを意識的に取り入れる必要があると思われる。
5.聴覚学習
補聴器を装用開始間もない場合は、音のON・OFF、音の長短弁別、音の異同弁別、楽器の識別などを学習した方がよいと思う。補聴器を装用開始後の聴能訓練については、どのようなステップが考えられているのか、遊びの中でそのステップを消化していく具体的指導案、評価法など学習していく余地がある。
今回の最大の目標とその達成度
状況から考えて、今までは、とりあえず補聴器は渡されているが、これらの補聴器が有効に使われているかどうか疑問が感じられた。補聴器を有効に利用するためには、まず、補聴器のフィッティング(調整)が必要だが、そのための技術移転は今回、十分になされていない。しかし、フィッティングの基本的原理と、まずは補聴器がその子どもに有効に働いているかどうかを判別する必要=装用閾値の測定と、語音聴取可能性の検査についてはある程度の伝達ができた。今回の最大の目標は、フィッティング以前の子どもの補聴器装用下での聞こえの評価にある。この目標についてはある程度達成できた。
スタッフについて
スタッフの誰でもが非常に熱心に今回のセミナーを聞いてくれた。しかし、当然、理解度には様々なレベルがあったと思う。まず、聴覚の生理・病理、電気音響的知識に関する知識が「つまみぐい」のような状態なので、体系として学ぶ機会があっても良いように思う。今後、さらにオーディオロジーの内容が難しくなっていくとしても、スタッフのうち、何人かはそのレベルについていけると思われる。全教師がオーディオロジーのすべての内容に習熟する必要があるのか、それとも、複数のオーディオロジー担当を設けて、集中して投資するかの選択肢が考えられる。後者の場合、オーディオロジー担当に相当する別の担当、例えば教育法担当とか、言語指導担当のように、「分野研修主任」のような形で置き、それぞれの領域、オーディオロジー、教科教育法、言語指導について、その複数の担当者が主に研修・研究を進め、得られた知識を全教師に伝達するというようなシステムが考えられるが、文化的に受け入れられるかどうか、検討の必要がある。
支援に関する課題
なお、継続した支援が必要である。今回、紹介できたのは、基本的な理論のみであり、今後臨床に応用していった上で、さらに基本に戻り、全体を理解していく作業が必要である。HiCareでの研修は基礎レベルとしては役立つであろうが、HiCare自身も、頭でわかっていても、実際はやっていない状況であり、レベル的には同じ水準にあると思う。むしろ、些細なオージオメータ取り扱い法に習熟するより、補聴効果の測定法、つまり、装用閾値の測定と、語音検査によって、補聴器非装用時と装用時の比較ができるようになることが、オーディオロジーのもっとも重要な仕事であるにも係わらず、HiCareでもそれができていない。HiCareでの研修は無駄ではないが、聴覚口話法で教育を進めていく意欲があるのであれば、オーディオロジーの研修先を他に求めた法が良いと思う。少なくとも、オーディオロジーの分野で、HiCareに学ぶものは少ない。現在、イヤモールドの製造をHiCareに頼っているが、これもそれほど高い技術ではなく、もし、その気があれば、マイメンシンでも製造は可能である。イヤモールド製造機器購入と消耗品のコストと、スタッフの確保について考慮すれば、自家製造も可能であると思う。
日本からの援助の方法として、やはり、オーディオロジーについて、さらにバックアップを継続する必要があると思う。現場のニーズが高いので、そのニーズに合致した中長期間の専門家派遣が可能であれば、ぜひ検討して欲しい。
【目次】
日 時 |
6月19日(土)14:00〜20日(日)〜16:00 |
会 場 |
京都商工会議所3階講堂(京都市中京区烏丸丸太町下る)
地下鉄烏丸線丸太町駅南出口すぐ
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参加費 |
4,500円(但し当日 5,000円)
5月28日までに振り込んでください(参加取消は6月11日まで)
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申込方法 |
郵便振替用紙で参加費を送金してください。
なお、定員に達した場合は受講できない場合があります。
口座番号:00950−6−143507 加入者名:補聴器勉強会京都大会
通信欄に、氏名:郵便番号:住所:TEL:FAX:所属先:所属先連絡先
:要約筆記・手話通訳の要不要を記入して下さい。
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その他 |
会場に駐車場はありません。ループ・赤外線システムを設置致します。
手話通訳、要約筆記の必要がある方は事前に連絡をお願い致します。
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照会先 |
京都府立聾学校 聴能言語室 細矢義伸 E-MAIL:r74hosoya@kyoto-be.ne.jp 〒611-8047 京都市右京区御室大内町4 TEL:075-461-8137 FAX:075-461-8122
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内 容 |
19日 |
14:30〜18:00 シンポジウム「検証:デジタル補聴器」
司会 |
本庄良一 |
(京都府立山城高等学校) |
助言者 |
中川辰雄 |
(横浜国立大学) |
シンポジスト |
伊丹永一郎 |
(株式会社ダナジャパン) |
尾上政嗣 |
(シーメンスヒヤリングインスツルメンツ株式会社) |
五味耿兵 |
(リオン補聴相談室:大阪) |
菅谷保己 |
(日本補聴器販売株式会社) |
赤生秀一 |
(オーティコン株式会社) |
村上良郎 |
(株式会社吉田勝恵商店) |
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20日 |
9:30〜10:30 「高齢による難聴と補聴」高木二郎
10:30〜12:00 シンポジウム「高齢社会と補聴器」
司会 |
高木二郎 |
(高木医院) |
シンポジスト |
根岸信洋 |
(京都市聴覚言語センター) |
森方英紀 |
(京都補聴器センター) |
斉藤 修 |
(リオン株式会社) |
大山孜郎 |
(大山医院) |
13:30〜16:00 シンポジウム「小児への人工内耳に関する諸問題」
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司会 |
安野友博 |
(耳鼻咽喉科安野医院) |
シンポジスト |
田中美郷 |
(帝京大学) |
伊藤壽一 |
(大津赤十字病院) |
城間将江 |
(国際医療福祉大学) |
小宮山邦枝 |
(京都府立聾学校) |
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【目次】
研究会開催
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第3回トライアングル 早期教育公開シンポジウム
−両親への援助− 『本音で語ろう・本音を聴こう』
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一昨年の第1回のシンポジウムでは、トライアングル教育部の活動や聾学校幼稚部の実践をもとにして、「両親への援助」のあり方について話し合いました。その中で、私達が気付いたことは、私達一教師も両親も一が育てた子供達は、成人して今、私達の関わりについてどのように考えているのだろうかと言うことでした。そこで、昨年度の第2回のシンポジウムでは、「本音で語ろう・本音を聴こう」というテーマで、今、社会で活躍していらっしやる3人の若い聴覚障害者の方に、過去、現在のあり方についてその本音を伺いました。そして、ろうと健聴との狭間の問題、また障害認識の在り方、させ方などが議論のテーマとなりました。
今年はそのパート2として、新たに3人の聴覚障害者の方々にシンポジストをお願いし、さらに昨年の話題を発展させながら、私達の関わる教育の在り方と共に「両親への援助」ということにも、議論を集約させていきたいと思います。指定討論者としては、三重大学の荒川哲郎教授にお願いいたしました。また記念講演は、横浜市立聾学校副校長の手塚潤悟先生にお願いいたしました。先生は聴覚障害者として、初めて聾学校の管理職に就かれた方です。その深いご経験からのお話は、私達の大きな指針になると思います。今年度も多くの方々にご参加いただいて、さらに内容を広げ、深めていきたいと思っています。まさに、聾教育のあしたを創りたいと思っています。皆様方のご参加をお待ち申し上げております。
日 時:8月14日(土)12:30〜/15日(日)9:00〜16:50
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14日 |
12:30〜13:30 |
受付国立教育会館・6階 |
13:30〜13:50 |
オリエンテーション・挨拶 |
13:50〜16:40 |
<記念講演>「明日に向かって」−聴覚障害者として、教師として−
講師:手塚潤悟(横浜市立聾学校 副校長)
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15日 |
9:00〜12:00 |
「親と教師へのメッセージ」−聴覚障害本人の立場から−
司会/金澤貴之・森 壮也
シンボジスト:大杉 豊(ロチェスター大学客員教授)
シンポジスト:大星由美子(オリックス(株)勤務)
シンポジスト:木村昭夫(トライアングル本人部)
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13:00〜16:30 |
「本人からのメッセージに応えて」−指定討論と全体討議−
荒川哲郎(三重大学教育学部)
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16:30〜16:50 |
全体のまとめと挨拶:
吉野公喜(筑波大学教授・トライアングル専門家部会 副運営委員長)
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会 場: |
国立教育会館6階大会議室(東京都千代田区霞ヶ関3−2−3) |
参加費: |
トライアングル会員 6,000円 非会員 8,000円
トライアングル学生会員 3,000円 学生非会員 4,000円(いずれも事後集録代を含む)
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定 員: |
100名、定員になり次第締切り 申込締切日:7月31日(土) |
主 催: |
聴覚障害児と共に歩む会・トライアングル会長 小俣昌道/同専門家部会運営委員長 今井秀雄
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申込方法:
下記の受講申込用紙に記入の上、受講料を添えて現金書留で事務局に送付のこと。
・参加費受領次第、領収書兼受付ハガキを送付致しますので、当日受付にご提示下さい。
・当日欠席の場合、参加費は返却不可ですが、資料はお送りします。代人参加は差支えありません。
照会先: |
〒162-0051 東京都新宿区西早稲田2-2-8 全国心身障害児福祉財団ビル5階
トライアングル「シンポジウム」係 TEL/FAX:03−3203−0491
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No. 第3回トライアングル早期教育公開シンポジウム申込書
参加者氏名 所属機関名
自宅住所 (〒 )
連 絡 先 TEL: FAX:
参加費 ( )トライアングル会員 6,000円 ( )非会員 8,000円
( )トライアングル学生会員 3,000円 ( )学生非会員 4,000円
参加者の立場 (聴覚障害教育関係者、聴覚障害者本人、両親・家族、その他)
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【目次】
講座開催案内
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第26回言語・聴能教育実践夏季講座
言語・聴能教育実践科学会会長 吉野 公喜
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1. 目 的 |
聴覚障害児の能力を可能な限り伸ばすため、
最新の研究成果と実践に基づき、教育方法の確立を図る。
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2. 期 日 |
1999年8月16日(月),17日(火),18日(水)
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3. 場 所 |
国立教育会館 大会議室 6F(東京都千代田区霞ヶ関3−2−3)
銀座線「虎ノ門」あるいは千代田線・丸の内線「霞ヶ関」下車
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4.受 講 料 |
13,000円
(受講料は当日欠席の場合は返却しませんが、本人以外の方と交替することは
差し支えありません。受講料を支払われた後、全く不参加の場合も受講料の
返却はできませんが、講義要項はお送りします)
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5.事 務 局 |
〒162-0051 東京都新宿区西早稲田2-2-8 全国心身障害児福祉財団5F
トライアングル内 言語・聴能教育実践科学会 TEL&FAX 03-3203-0491
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16日(月)13:00〜 受付、13:30〜13:40 オリエンテーション
13:40〜14:00 特別講演の主旨・吉野公喜
14:00〜16:00 《特別講演》「みんな ちがって、みんな いい」
−金子みすゞの心の宇宙− 矢崎節夫
17日(火) 9:00〜10:20 「言語とコミュニケーションについて」
−2人の聴覚障害児を育てているろう者の一考察より−
末森明夫(通商産業省工業技術院)
10:40〜12:00 「幼児期の指導」 澤田道夫(広島市難聴幼児通園施設 山彦園)
13:00〜14:20 「共に育ち合う難聴児」 高橋明子(大宮市大宮南小学校)
14:40〜15:10 「言語・聴能に関する最新情報」 吉野公喜(筑波大学)
15:10〜16:10 「〔質問に答えて〕−教育現場の悩みの解決を−」吉野公喜他
18日(日) 9:00〜10:20 「幼少児への人工内耳」 益田 慎(広島大学医学部耳鼻科)
10:40〜12:00 「人工内耳装用児の指導」 斎藤 宏(帝京大学医学部附属病院)
13:00〜14:20 「聾教育における手話活用の現状と課題」小田候朗(国立特殊教育研究所)
14:40〜16:00 「視覚・聴覚二重障害のある子どもの教育」中沢惠江(国立特殊教育研究所)
16:00〜16:10 閉会の挨拶
7.申込方法 |
下記の受講申込用紙に記入の上、受講料を添えて現金書留で事務局に送付のこと。
申込締切 7月末日(定員に達し次第、締め切らさせていただきます)
銀行振込の場合=第一勧業銀行早稲田支店 1693793 言語聴能教育実践科学会
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No. 第26回 言語・聴能教育実践夏季講座申込書
参加者氏名
連絡先 TEL: FAX:
自宅住所 (〒 )
所属機関名
連絡先 TEL: FAX:
所属機関住所 (〒 )
参加者の立場 (ろう学校教師・難聴学級教師・通園施設等職員・学生・親・その他)
手話通訳希望 ( 要 ・ 不要 )
講座受講料 13,000円を納入します。 ( 年 月 日納入) |
【目次】
私たちの会、聴覚障害児と共に歩む会・トライアングルは、●聴覚障害者自身(本人部)●聴覚障害児・者の両親(両親部)●教育者・医者・オージオロジストなど専門家(専門家部)の三者を会員とし、お互いが対等な立場で協力しあい、聴覚障害児・者の幸せのために活動しております。
私たちの前身は「母と子の教室」親の会です。発足して6年目を迎え、会員は900家族を超え、全国に広がっています。今年は専門家部も本格化して、聴覚障害児・者の多様なニーズに応えていきます。聴覚障害児・者の幸せを実現していくためには、両親のみではなく、本人、専門家も一体となって活動することが必要との思いから、平成5年4月、トライアングルに生まれ変わりました。
発足して6年、これからは、関係諸団体との交流を深め、多くの皆様のご援助を受けることが出来ればと思っています。皆様のご入会をお待ちしております。また、ますますのご支援をよろしくお願い申し上げます。
会長 小俣昌道
目的
1.聴覚障害者・両親・専門家の三者の相互の協力と団結をはかる.
2.聴覚障害者の早期発見・早期教育を更に押し進める。
3.聴覚障害児・者をとりまく社会環境を改善し、教育・社会でのインテグレーションを確かなものにする。
4.情報交換や親睦活動を通して、聴覚障害者本人の自己実現を援助する。
主な活動
1.広報部:機関誌「おたより」の発行(年6回)
2.行事部:夏の合宿とクリスマス会合宿の開催
3.研修部:勉強会の開催(年6回)と研修活動の企画
4.劇 団:難聴児の劇団「エンジェル」の運営
5.出版部:手引書や手記、資料集などの出版
6.教育部:イ)聴覚障害乳幼児とその両親への母子来室指導
ロ)教育相談、ハ)発音指導と聴力測定
7.情報保障部:幹事会・合宿・勉強会等における手話通訳・要約筆記の手配、実施
会員
1.正 会 員:18歳以上の聴覚障害に閑係ある人は誰でも会員になれます。
入会金 1,000円、年会費 6,000円(但し、学生は 4,000円)
3.賛助会員:本会の趣旨に賛同する個人・法人は、賛助会員になってご支援ください。
年会費 個人1口 5,000円、法人1口 50,000円
出版物
◇心と心をむすぷテレコミュニケーション1994(トライアングル文庫1)
◇こどもの難聴 医学編(トライアングル文庫2)
◇聴きたい話したい(トライアングル文庫3)
◇二人の難聴児を育てて(トライアングル文庫4)
◇トンネルを抜ける日(トライアングル文庫5)
◇母と子の教室修了生についての調査研究 ◇心が開かれるとき 生きる篇
◇きこえの世界へ ◇心が開かれるとき 育てる篇
◇難聴児の理解と指導V ◇母と子のカルタと手引きセット
◇難聴児のインテグレーションのために ◇難聴児の幸せのために他
申込先
入会申込み/出版物の購入は下記にご連絡ください。入会申込書等資料をお送りします。
〒162-0051 東京都新宿区西早稲田2−2−8 全国心身障害児福祉財団ビル5F
聴覚障害児と共に歩む会・トライアングル TEL&FAX:03−3203−9938(事務局)
★教育相談や指導の申込みお問い合せは、教育部にご連絡ください。
TEL&FAX03−3203−0491(教育部)
★賛助会員や基金への寄付、テレカの申込みは、下記の口座へお願いします。
郵便振替番号:00130−5−762429
口座名:聴覚障害児と共に歩む会・トライアングル基金係
※振込用紙の通信欄に内訳を記入してください。
【目次】
★教師をめざす人の介護等体験ハンドブック
現代教師養成研究会編 大修館書店 1200円 4-469-26413-X
★わたしたちの手話 総さくいん
全日本聾唖連盟出版局 500円 4-915675-55-6
★耳鼻の受診心得
飯塚啓介著 教育書籍 1000円 4-317-60097-8
耳鼻咽喉科に関する症状と治療を解説。「耳・鼻・のどの診療ガイド」の改題。
★失語症臨床ハンドブック
浜中淑彦監修 波多野和夫・藤田郁代編 金剛出版 24000円 4-7724-0607-7
診断、治療、ケアとリハビリテーションに関するハンドブック。
【目次】
チャールズ・ナイディック
チャリティーコンサート鑑賞券のお願い
今回、「チャールズ・ナイディック チャリティーコンサート」についてご案内申し上げます。このコンサートは、アメリカのクラリネットの鬼才といわれるチャールズ・ナイディック氏夫妻のご好意により、クラリネットの名品の数々を(財)品川文化振興事業団との共催でお贈りするものです。
このコンサートでは、ライブホン「ときめき」、「ボディソニック」、赤外線補聴システム「アシストホーン」といった最新の機器により聴覚障害者にも共に演奏を楽しんで頂く「バリアフリー・コンサート」が実現しました。また、低音域のバセットホルンによる聴覚障害者に聞き取りやすい作品も一部に取り入れるなど演奏者側の工夫も見られます。
本コンサートの収益のすべては、聴覚障害乳幼児の教育と情報保障機器の開発の資金となります。なるべく多くの皆さまに、当コンサートにご来場いただきたく、ご協力をお願いいたします。
日時:7月20日(火)<海の日> 17:30開場、18時 開演
会場:きゅりあん大ホール(東京都品川区:JR大井町駅下車スグ)
お申し込みは下記まで現金書留にてお申し込み下さい。
申込・照会先:トライアングル事務局 03−3203−9938(FAX共)
〒162-0051 東京都新宿区西早稲田2−2−8 全国心身障害児福祉財団ビル5F
追記:7月23日(金)には、札幌市教育文化会館小ホールにて札幌公演も行います。
札幌公演でもご協賛・後援頂ければ幸いです。
鑑賞券申込書
聴覚障害児と共に歩む会・トライアングル御中 月 日
チャリティーコンサート鑑賞券を申し込みます。
日時;7月20日(火) 午後6時開演
枚 (前売り1枚 4,000円)
お名前 学校・団体名
送付先 □□□−□□□□
п^fax
※ライブホン「ときめき」、「ボディソニック」、「アシストホーン」をご利用希望の方は、
機器の調整などが必要な場合がありますので、事前にお問い合わせ下さい。
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【目次】
字幕付きプラネタリウム
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「季節の星空案内・星座の紹介
その他、テ−マ番組」
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観覧対象を聴覚障害者に広げた字幕付きプラネタリウム番組が登場しました。一般投映で聴覚障害者に投映内容がわかるよう、「星座の解説」「テーマ番組」の音声に沿って字幕を付け文字情報をながすことで、より親しめるようにしました。また、磁気誘導ループを一部に設置したことで、磁気誘導ループ対応の補聴器で音声を聞くことができ難聴者にも対応できるようにしました。また、今回から、(株)ベステックオーディオの協力で 赤外線補聴システム「アシストホーン」も利用できるようになりました。字幕付きプラネタリウムも今回で5回目を向かえます。字幕要約や内容の改善、当日の準備など多くの「みんなのプラネタリウム実行委員会」の方々の手によってつくられた、手作りの番組です。
上 映 館 |
北九州市立児童文化科学館(福岡県北九州市八幡東区桃園3−1−5) |
観 覧 料 |
無料=幼児、身体障害者手帳提示者・介護者1名、年長者施設利用手帳提示者
有料=小学生150円、中高生200円、大人300円
*プラネタリウム以外にも展示品の見学ができます。
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照 会 先 |
北九州市立児童文化科学館(担当 指導主事 宮本正信)
TEL:093−671−4566 FAX:093−671−4568
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各上映日とも、上映時間は 13:30〜、15:30〜 (上映 15分前においでください)
第5回:上映日
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1999年8月21日(土)・22日(日)
テ−マ番組 「クイズ 宇宙の旅 '99」(予定)
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第6回:上映日
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1999年11月21日(日)
(11月24日・25日 11:00〜、13:30〜、15:00〜、団体予約受け付けます)
テ−マ番組 「宇宙の神秘」(予定)
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第7回:上映日
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2000年2月27日(日)
(2月24日・25日 11:00〜、13:30〜、15:00〜、団体予約受け付けます)
テ−マ番組 「宇宙船地球号SOS」(予定)
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北九州市立児童文化科学館の交通案内
JR鹿児島本線 黒崎駅または、八幡駅下車
黒崎駅下車の場合:西鉄バス 40・41・42・43系統
「児童文化科学館前」下車 徒歩3分
八幡駅下車の場合:西鉄バス 1・4・22・55・90系統
「桃園」または「陣山」下車 徒歩3分
90系統の「急行」は停車しないので、乗らないこと
【目次】
■ペーパーメディアによる「みみだより」購読のお誘い■
「みみだより」は月に2回の定期出版物です。印刷体の「みみだより」を購読希望の方は、上記のfaxかe-mailでお名前、ご住所をお教え下さい。折り返し、見本誌と購読料振込用紙をお送りいたします。購読料は、月300円です。
年度締めで、各年度とも、3月までの残月数×300円を前納していただきます
。なお、著作権の関係で、ホームページで閲覧できる記事は、印刷体の「みみだより」のうち、インターネットでの公開許諾を得られた記事内容に限ります。
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