聴能情報誌 みみだより 第3巻 第475号 通巻560号
編集・発行人:みみだより会、立入 哉 〒790−0833 愛媛県松山市祝谷5丁目2−25 FAX:089-946-5211
購読料照会・新規購読申込・記事内容照会などは、郵便かFAXでお問い合わせいただくか、
下記のアドレスへメールをお送り下さい。
立入 哉 :h-tachi@js2.so-net.ne.jp
衛星劇場 |
日本語字幕入り映画放送 |
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釣りバカ日誌13・ハマちゃん危機一髪 | 7月 4日(日) AM 7:00〜 |
学校V | 7月11日(日) AM 7:00〜 |
男はつらいよ 知床慕情 | 7月18日(日) AM 7:00〜 |
さよなら,クロ | 7月25日(日) AM 7:00〜 |
字幕入り放送へのご意見/リクエスト等は 衛星劇場編成部まで FAX:03-5250-2324
受信に関する照会は,パーフェクTV FAX:03-5802-8438か,上記衛星劇場まで。
衛星劇場 http://www.eigeki.co.jp/eigeki/
衛星デフシアター http://www.eigeki.co.jp/eigeki/
組織改編 |
国立特殊教育総合研究所の組織改編 |
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独立行政法人「国立特殊教育総合研究所(特総研)」の組織が大幅に改編された。従来の障害種別部門制から,企画/教育研究/研修/情報普及/教育相談等の業務別の組織とするとともに,室体制を廃止,課題重視型の部門に改編された。
この改編に伴い,聴覚・言語障害教育研究部は3月末日を持って廃止となった。研究所創立以来,聴言分野での同研究部の牽引的役割は大きく,短研,長研,研修会等々でお世話になった先生は多いのではないかと思う。研究所紀要,日聴研会誌や出版物など,この領域に与えてきた発進力は大きなものがあった。
なお,今春の異動で,最後の聴言部部長であった宍戸和成先生は、文部科学省初等中等教育局視学官(兼 特殊教育調査官(聴覚・言語障害教育担当))に,教科調査官藤本裕人先生が特総研企画部に入られた。
○新しい組織の役割分担
■企画部
■教育支援研究都
■教育研修情報部
■教育相談センター
新刊図書紹介 |
この素晴らしき世界に生まれて |
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里美は小学校6年生。姉さん,父さん,母さんの4人暮らし。正確には,いま父さんは単身赴任中なので,ふだんは3人の生活だ。里美は聾学校に通っている。生まれつき耳が聞こえない。学校帰りに,県立図書館に寄り道するのが里美の日課だ。古い本ばかり置かれている閲覧室で,本を読むのが何よりの楽しみだった。そこで1冊の本とお婆さんに出会う。タイトルは『死の谷の王女』,お婆さんは里美にこの本を読んでくれと言う……。
里美の物語と『死の谷の王女』の物語が並行して語られる。不思議なお婆さんは後半,どんどんリアリティある存在感をしめす。家族の中の自分,小学校を卒業してからの自分,里美は自分の居場所をみつけた
いと望む。最後の手紙は,里美にも読み手にも充足感をあたえてくれる。
下記に紹介の通り,著者の福田氏は現役の聾学校の先生。それだけに里見の人物設定も描写も生き生きとした子どもの姿が見えてくる。
【作者】福田隆浩氏
1963年,佐賀県に生まれ。兵庫教育大学大学院障害児教育専攻。対馬の訪問教育,附属養護学校勤務などを経て,現在,長崎県立長崎聾学校教諭として在職中。この著書で2003年第2回日本児童文学者協会・長編児童文学新人賞を受賞された。
福田隆浩作 牧野鈴子絵 ISBN 4-338-17418-8 定価 1470円(税込)
現在,諸事情で1カ月発行が遅れています。
次号,476号(本来は6月上旬号)は,7月上旬には発行します。
例年の夏休み期間中の合併号などの時期には,正常通りの発行日に戻したいと思っております。
ご迷惑をおかけいたしました。
製品紹介 |
騒音計 兼 周波数分析器(スペアナ) PAA2 |
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騒音計は乳幼児教室に不可欠・・・と思いつつ,聴能室から持ってくるのは大変だし,購入するには高価・・・とこぼしていた皆さん! なんと,39,800円で必要な機能がフルに備わった騒音計を購入できます。Phonic
PAA2は,通常の騒音計の機能に加えて,31バンド(測定周波数が31カ所に分かれている)のスペクトラムアナライザーの機能も備わっており,楽器音の分析にも使用できる。また,パソコンに接続できるケーブルもセットされており,データの分析も可能になっている。
http://www.soundhouse.co.jp/new/200304/phonic_paa2.htm
そもそもオーディオ用に製造された製品であるが,性能的にも価格的にも,取り上げたい器種である。
なお,定価は55,000円。Phonic社は台湾のメーカー。
主な機能・性能
単体の騒音計機能だけであれば,もっと安価な器種もあります
聾学校,難聴学級,さらにオープン教室などを持っている通常の学級において,教室の騒音管理・騒音モニタという面で,1室1台という使い方もできるだろう。
◎Check Mate CM-130 \10,290(税込み) (ネット通販では 6,900円程度で購入可能)
http://www.electroharmonix.co.jp/galaxyaudio/CM130.htm
◎Check Mate CM-140 \25,200(税込み)
http://www.electroharmonix.co.jp/galaxyaudio/CM140.htm
輸入元:日本エレクトロハーモニックス(株)
〒162-0053 東京都新宿区原町3-37 TEL:03-3232-7601 FAX:03-3232-7424
公開講座開催 |
ろう学校教員を目指す方たちのためのHow to講座
−大学選びから教員採用試験まで− |
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近年,ろう教育には様々な考え方が導入され,ろう教育にあたる教員には,理論的にも,技術的にも多くが望まれるような風潮があります。このことにより,そうした資質を備えた受験生は,より確実に教員採用試験に合格し,教員として,ろう学校の教育現場で活躍しています。
大都市部を除いて教員の採用数は減少する方向にあり,教員採用試験の合格は厳しい状況が続いています。しかし,専門性のある教員に対する要望は強く,免許所持に裏付けられた専門性の高い受験生は確実に合格を手にしています。
今回,ろう学校教員を目指そうと考えている高校生,大学生,社会人の方々を対象に,聾学校教員免許状の取得方法,大学選び,現在の教員採用試験の状況とその対策に関する講座を開催することにいたしました。
聾学校に勤務する聴覚障害のある先生から,ろう学校において教員として働く上での体験と心構えに関する講義の他,愛媛大学教育学部就職委員会で長年にわたり,教員採用試験対策講座を企画し,多くの学生をろう学校の現職教員として送っている本講座企画者による講義を中心に,愛媛大学で学ぶ聴覚障害学生との懇談,聴覚障害のある学生が大学で学ぶ上での情報補償まで幅広く,ろう学校教員を目指す方々のニーズに合致した内容を用意しています。
期 日: 2004年8月7日(土),8日(日)
会 場: 愛媛大学共通教育棟 北21教室(松山市文京町3番)
JR松山駅から市内電車15分「赤十字病院前」下車 徒歩5分
内 容:
7日(土)10:00〜16:00
8日(日)9:30〜15:30
※講師都合・受講者の希望により内容を変更することがあります。
情報保障: すべての講義内容には手話通訳が用意されています。
講 師: ・滋賀県立聾話学校教諭 西垣正展氏
・愛媛大学教育学部就職委員会 教員採用試験対策ワーキンググループ
愛媛大学教育学部 助教授 立入 哉
参加費: 7,500円(休み時間を除き正味10時間)
申込法: 下記の申込用紙と,80円切手を貼り付け,返信用の住所と氏名を表面に書いた
長4封筒(120mm×234mm)を 7月30日までに下記の照会先にお送り下さい。
申込時に参加費のご送金は不要です。
参加申込をされた方には追って参加費の払い込み方法をご案内申し上げます。
照会先: 立入 哉(〒790-8577 愛媛県松山市文京町3番 愛媛大学教育学部
TEL&FAX:089-927-9513 e-mail: h-tachi@js2.so-net.ne.jp )
主な講義内容: @ろう学校教員の免許制度 Aろう学校教員免許の取得方法
Bろう学校教員免許の取得できる大学[学部,専攻科,大学院]
Cろう学校教員の採用方法
D近年の教員採用試験の傾向と受かるためのコツ
E大学教育学部ろう学校教員養成課程で学ぶ学生への学習支援,情報保障
なお,8月6日(金)の午前中には,愛媛大学「体験入学」が開催されます。
愛媛大学教育学部には,学部,専攻科(改組予定あり),大学院の3つのコースで聾学校教員免許状が取得可能です。特に高校生の方には,「体験入学」にも参加されますことを強くお勧めします(「体験入学」の参加費用は無料です)。詳しくは下記をご覧願います。
■愛媛大学教育学部体験入学のご案内 http://www.ehime-u.ac.jp/jyuken/taiken/index.html
愛媛大学教育学部長殿 平成16年 月 日
平成16年度公開講座「ろう学校教員を目指す方たちのための How to 講座」を受講したいので、下記により申し込みます(恐れ入りますが返信用封筒をご一緒にお送り願います)。
申込者氏名 |
年齢 |
歳 |
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現住所 |
〒 |
電話 |
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FAX |
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e−mail |
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現在の立場 |
高校生 大学生 社会人 聴覚障害児の保護者 |
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情報補償 |
手話通訳( 要 ・ 不要 ) パソコン要約筆記( 要 ・ 不要 ) |
講座開催 |
「コミュニケーション能力を高める指導のあり方」 |
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本校では,平成元年より聴覚活用並びに言語指導を教育活動の中心にすえ「聴覚活用夏期研修講座」を開催し,聴覚障害児教育の指導内容及び指導方法の工夫・改善に取り組んで参りました。16年目を迎え,これまでの15年間の研修の成果と反省をもとに「小倉聾学校夏期研修講座」として,聴覚障害児のコミュニケーション能力をさらに高めていくことを目指し,教育活動の一層の充実に取り組んでいるところです。
本年度は,幼稚部,小学部,中学部の公開授業並びに国立特殊教育総合研究所,小田侯朗先生の講演と分科会を中心に研修会を開催いたします。
今後の本校教育の充実のために,多数のご参加をいただき,ご指導ご鞭撻たまわることを切に願うものです。
2.主 催: 福岡県立小倉聾学校
3.期 日: 2004年7月22日(木曜日)
4.会 場: 福岡県立小倉聾学校(北九州市小倉北区三郎丸2丁目9―1)
5.日程及び内容:
9:00〜 |
受付(正面玄関) |
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9:30〜 |
中学部 | ||
9:35〜 |
小学部 | ||
9:50〜 |
幼稚部 公開授業(各教室) | ||
10:20〜 |
移 動 |
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10:40〜 |
開講式(体育館) |
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10:50〜 |
講演「コミュニケーション能力を高める指導のあり方」 講師 独立行政法人 国立特殊教育総合研究所 教育支援研究部 総括主任研究官 小田 侯朗 |
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諸連絡 |
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12:25〜12:30 |
昼 食(体育館) ※補聴器関連機器の展示(玄関ホール) |
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13:30〜 |
分科会 A:幼稚部 テーマ「思いを自由に表現する力を育てる指導のあり方」 【助言者 国立特殊教育総合研究所 小田侯朗】 B:小学部 テーマ「本の読み聞かせを取りいれた指導の工夫」 【助言者 北九州教育事務所 指導主事 松原太洋】 C:中学部 テーマ「各教科において、書く力を高める指導法の工夫」 【助言者 県教育庁教育振興部義務教育課 菊池 修】 |
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16:00〜 |
閉講式(各分科会会場) |
6.対象者: 午前:対象者の制限なし *どなたでも参加できます。
午後:教育関係者(教員,保育士等),施設関係者(言語聴覚士,保健師等)のみ
参加可能 *詳しくはお尋ね下さい。
7.受講申込: 別紙申込書に必要事項をご記入の上お申込みください。(当日申込みも受け付けます。)
8.その他: *手話通訳をご希望の方は,申込書(分科会通訳希望欄)にご記入ください。
*託児は行いませんので,ご了承ください。
*7月13日過ぎての弁当注文数の変更はできませんので,ご了承ください。
*各自,上履き(スリッパ等)をご持参ください。
*当日受付にて,参加費(資料代・500円)を徴収します。
*FAX ・ e-mailで申込みの場合は,必ず電話にて確認をお願いします。
9.照会先: 福岡県立小倉聾学校教頭・研修部(本)
〒802-0061 北九州市小倉北区三郎丸2丁目9−1
TEL:093―921−3600 FAX:093−931−9904 e-mail: info@kds.fku.ed,jp
番号 |
氏 名 |
分科会希望 |
通訳希望 |
弁当希望 |
1 |
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(幼稚部・小学部・中学部) |
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2 |
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(幼稚部・小学部・中学部) |
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3 |
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(幼稚部・小学部・中学部) |
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4 |
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(幼稚部・小学部・中学部) |
|
|
5 |
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(幼稚部・小学部・中学部) |
|
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6 |
|
(幼稚部・小学部・中学部) |
|
|
※分科会希望欄には、希望する分科会に○をつけて下さい。
※通訳が必要な場合は○印をつけて下さい。
※弁当(500円)希望の場合は、○印をつけて下さい。(7月13日まで)
研究会開催 |
大阪聴覚障害教育研究会ワークショップ'04 |
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1.日 時: 2004年8月28日(土)
2.テーマ: 聴覚障害児のきこえの理解とことばの指導
3.会 場: 大阪市立聾学校会議室等
(地下鉄谷町6丁目駅下車7番出口を出て右に向かい、上本町1丁目の交差点を越え、
左に曲がる)
4.参加対象: 教職員のみ
5.時 程:
特別支援教育の実施により、聴覚障害児教育も変化を迫られています 長年、親の会の活動を通して、聴覚障害児教育にたずさわってこられた 験をふまえ、全国難聴児を持つ親の会の会長である稲田さんにお話をし いただきます。それを基に今後の聴覚障害児教育は、どのような方向に んでいくべきなのか、考えてみたいと思います。
6.選択講座のテーマ:
講座T |
@「ことばの検査法」 | 足立貢先生 (大阪市立泉尾北小学校) |
聴覚障害児の実態を把握するために有効と考えられる検査のいくつかを紹介し、実際に検査や結果の分析等もしていただきます。 |
A「教材の作成T」 聴覚障害児への指導用 |
吉賀雅子先生 (大阪市立天王寺小学校) |
聴覚障害児が難聴学級で学習をする際に使用している教材を紹介しつつ解説をします。それをふまえ、実際に教材を作成していただきます。 | |
講座U |
B「言語指導」 | 渡辺祥子先生 (大阪市立聾学校通級指導教室) |
聴覚障害児に言語指導をおこなう際、どのような観点でどのような指導をおこなえばよいか、具体的な教材を示しつつ解説します。 |
C「教材の作成U」 聴覚障害を理解するための資料等 |
徳田浩一先生 (大阪市立巽東小学校) |
聴覚障害児のきこえにくさを理解するためにどのような資料を活用し、どのような指導をすればよいか、また、先生方にどのようなことを知識として知っておいてもらいたいか解説します。 |
7.参加費: 会員 500円 非会員 1000円(参加費は、当日お支払いください)
8.申込方法: 資料や会場準備等の都合上申込みが必要です。
*参加申込み書に全て記入の上、下記事務局まで、FAXで申し込んでください。
*申込み締め切りは、7月20日(火)です。
9.申込先・照会先: (FAXでお願いいたします)
大阪聴覚障害教育研究会 事務局代表 足立 貢
連絡先:大阪市立泉尾北小学校 難聴学級(FAX:06-6493-6450)
ホームページ: http://www.geocities.co.jp/CollegeLife/4958/
【全てご記入いただき、FAXで申し込んでください。】
氏 名 |
||
所 属 |
府・県・市・町立 学校( 区) 電話( ) FAX( ) |
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【連絡先】 <夏休み中に連絡をさせていただく場合があります。 確実に連絡がとれるよう,ご自宅の住所をご記入ください。> 〒 |
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電話( ) FAX( ) 自宅メールアドレス E-mail: @ |
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(選択講座は、講座Tから一つ、講座Uから一つお選びください) |
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講 演 |
「これからの聴覚障害児教育に期待すること」 | (参加・不参加) |
講座T |
「ことばの検査法」 | |
「教材の作成:聴覚障害児への指導用」 | ||
講座U |
「言語指導」 | |
「教材の作成:聴覚障害を理解するための資料等」 | ||
お弁当 |
( 注文する ・ 注文しない ) 近くに食事をしていただけるお店はありますが、1000円程度のお弁当の注文を承ります。 |
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情報保障 |
手話通訳( 必要 ・ 必要なし ) |
研修会開催 |
近畿教育オーディオロジー研究協議会 |
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1.期 日: 2004年8月18日(水)・19日(木)
2.会 場: 講演会:ホテルアウィーナ大阪(18日/10:00〜12:00)
大阪市天王寺区石ヶ辻町19番12号 TEL 06-6772-1441 FAX 06-6772-1095
講習会:大阪府立生野聾学校(18日/13:30〜16:30、19日/10:00〜15:45)
大阪市生野区桃谷1-2-1 TEL 06-6717-3366 FAX 06-6717-5865
3.内 容:
<講演会>「聾学校と特別支援教育」
講師:市橋 詮司先生(元愛知県立岡崎聾学校長)
市橋先生は、聾学校の校長として、様々な教育的ニーズに応え、学力保障、進路保障などの面で成果を上げ、また、これからの特別支援教育を視野においた「学校改革」を精力的に推し進めてこられました。市橋先生にこれからの聾教育の在り方をご講演いただきます。
<講習会>少人数編成で選択制の講習会
18日 |
講座T 14:00〜 16:30 |
教育オーディオロジーの基礎@ ※初級 | 補聴器の特性 ※初級 実習あり |
難聴学級T(障害の理解・認識) | 人工内耳の基礎とリハビリテーション | FM補聴器の活用とトラブル | デジタル補聴器 ※中級 |
聴覚検査法 ※中級 |
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19日 |
講座U 10:00〜 11:30 |
教育オーディオロジーの基礎A ※初級
※基礎Aを受講の方は必ず基礎@を受講してください。 実習あり |
福祉制度について | 補聴器適合の基礎 ※初級 |
難聴学級U (集団での指導) |
人工内耳の事例報告 生野校・滋賀校 |
発音指導の基礎 ※初級 |
補聴機器の理解・調整・活用 リオン / オーティコン |
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講座V 12:30〜 14:00 |
支援教育のすすめ方 姫路校、舞鶴分校、神戸校の取り組み紹介 (シンポ形式) |
音響学の基礎 ※初級 |
難聴学級V (個別での指導) |
幼稚部の聴覚学習 〜集団〜 |
発音指導の基礎 ※中級 |
補聴機器の理解・調整・活用 コクレア / シーメンス |
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講座W 14:15〜 15:45 |
聴器の基礎と保守管理 ※初級 | 語音検査と聴能の評価 | 幼稚部の聴覚学習 〜個別〜 |
発音指導の応用 ※上級 |
補聴機器の理解・調整・活用 クラリオン / ワイデックス |
4.受講費用: (当日会場でお支払いください)
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会 員 |
会員外 |
講演会のみ参加 |
1000円 |
2000円 |
講習会のみ参加 |
1500円 |
3000円 |
講演会・講習会とも参加 |
2000円 |
4000円 |
1日のみの参加 |
1500円 |
3000円 |
*本会は近畿地区の聾学校・難聴学級の先生方を会員とする研究会です。他地域からの参加の場合は会員外の料金となります。
5.参加申し込み: 申し込み方法@ http://web.kyoto-inet.or.jp/people/non007
からお申し込みください。
申し込み方法A 申込用紙を利用する。後ほど受講の可否をお知らせします。
6.申し込み締切日: 2004年7月16日(金)
7.申し込み先: 〒639-1122 奈良県大和郡山市丹後庄町456 (奈良県立ろう学校内)
近畿教育オーディオロジー研究協議会事務局 中井弘征
FAX:0743−56−8833
※電話での申し込みや問い合わせはご遠慮ください。
近畿教育オーディオロジー研究協議会 平成16年8月分
自 宅 |
勤務先 |
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住所 |
〒 - |
〒 - |
TEL |
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FAX |
( ) 講演会のみ参加(18日午前) ( ) 18日のみ参加
( ) 講習会のみ参加(18日午後〜19日) ( ) 19日のみ参加
( ) 講演会・講習会とも参加(18日・19日)
◎講習会に参加の方は、希望する講座をお聞かせください。
※希望者が偏った場合には調整をさせていただきたいと思います。1つの受講枠に、第1希望は@の印を、第2希望はAの印を記入ください。また、特性器を使用する講座(教育オーディオロジーの基礎、補聴器の特性)を希望の方は、学校で使用している特性器の器種をご記入ください。18日 |
講座T 14:00〜 16:30 |
教育オーディオロジーの基礎@ ※初級 ( ) |
補聴器の特性 ※初級 実習あり ( ) |
難聴学級T(障害の理解・認識) ( ) |
人工内耳の基礎とリハビリテーション ( ) |
FM補聴器の活用とトラブル ( ) |
デジタル補聴器 ※中級 ( ) |
聴覚検査法 ※中級 ( ) |
|
19日 |
講座U 10:00〜 11:30 |
教育オーディオロジーの基礎A ※初級
※基礎Aを受講の方は必ず基礎@を受講してください。 実習あり( ) |
福祉制度について | 補聴器適合の基礎 ※初級 ( ) |
難聴学級U (集団での指導) ( ) |
人工内耳の事例報告 生野校・滋賀校 ( ) |
発音指導の基礎 ※初級 ( ) |
補聴機器の理解・調整・活用 リオン / オーティコン ( ) ( ) |
|
講座V 12:30〜 14:00 |
支援教育のすすめ方 姫路校、舞鶴分校、神戸校の取り組み紹介 (シンポ形式) ( ) |
音響学の基礎 ※初級 ( ) |
難聴学級V (個別での指導) ( ) |
幼稚部の聴覚学習 〜集団〜 ( ) |
発音指導の基礎 ※中級 ( ) |
補聴機器の理解・調整・活用 コクレア / シーメンス ( ) ( ) |
|||
講座W 14:15〜 15:45 |
聴器の基礎と保守管理 ※初級 ( ) |
語音検査と聴能の評価 ( ) |
幼稚部の聴覚学習 〜個別〜 ( ) |
発音指導の応用 ※上級 ( ) |
補聴機器の理解・調整・活用 クラリオン / ワイデックス ( ) ( ) |
◎学校で使用している補聴器特性検査装置( )
◎情報保障について( 手話通訳 ・ 要約筆記 ・ ループ / 講演 ・ 講習会 )
※必要に応じて、複写してご利用ください。
研修会開催 |
関東教育オーディオロジー研究協議会 |
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皆様におかれましては、ますます御清祥のことと存じ上げます。このたび、聴覚障害児教育に携わる先生方を対象に、聴力検査・補聴器フィッティング・聴覚学習・教育上の支援などに関する下記講習会を開催いたしますのでご案内申し上げます。「初級コース」「基礎コース」「応用コース」の3コースによる、少人数のグループ実習・講義を行います。皆様のご参加をお待ちしております。
主 催: 関東教育オーディオロジー研究協議会
後 援: 関東地区聾学校長会,東京都ろう学校長会,東京都ろう教育研究協議会聴教育研究会,
関東地区難聴・言語障害教育研究協議会,日本教育オーディオ ジー研究会
期 日: 2004年8月18日(水),19日(木),20日(金)
会 場: 東京都立葛飾ろう学校・足立区こども家庭支援センター
対象者: 聾学校,難聴・言語学級,通級指導教室などの教員、
その他聴覚障害教育に関わる学校教職員・施設職員など
定 員: 60名
受講料: 会員6000円,非会員9000円
申込方法: 「申し込み書」にご記入の上、下記までFAXにてお申し込み下さい。
申し込締め切りは 7月13日(火)です。受講の可否は7月中旬頃に御連絡いたします。
☆申込先・照会先 都立葛飾ろう学校 間根山(まれやま)祥行(FAX:03-5697-0275)
初任者・初めて補聴機器を扱う方のためのコースです。必修の「きこえの障害とその活用」では、聴覚障害の原因や必要な配慮について学びます。「はじめての聴力検査」「はじめての補聴器」では、実際に機器を扱いながら基礎を学びます。1・2日目の午後は受講科目を選べます。
◎基礎コース「聴力検査実習」「補聴器フィッティング実習」が必修で、気導聴力検査・音場検査法・補聴器の調整手順と特性検査装置の扱いを学びます。1・2日目の午後は受講科目を選択できます。
◎応用コース1日目午後、2日目午前・午後、3日目午前ともに受講科目を選択できます。中級者以上向けのコースです。
★プログラム ※講師の都合等によりプログラムに若干の変更がある場合があります。
8月18日(水) | |||||
9:30〜 |
受付開始 |
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10:10〜 |
開講式・オリエンテーション |
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10:20〜 |
全体講演1「特別支援教育と聴覚障害児教育」 講師:立入哉(愛媛大学教育学部) |
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11:50〜 |
諸連絡 |
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12:00〜 |
昼食 |
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12:50〜 |
セミナー「ABRの基礎」講師:古橋靖夫先生(古橋耳鼻咽喉科医院院長) |
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自由選択 |
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13:30〜15:00 |
教師に必要な耳鼻科の知識 | 乳幼児・幼児期の聴覚学習 | 人工内耳装用児への支援 | 通常学級におけるFMの使用 | マスキングの理論と実際(1) |
15:15〜16:45 |
中学部生徒の聴覚活用 | 乳幼児・幼児の聴覚学習の実際 | 聾学校とセンター的機能 | 補聴援助システム | マスキングの理論と実際(2) |
8月19日(木) | |||||
初級A・Bコース |
基礎Aコース |
基礎Bコース |
応用コース(いずれか選択) |
||
9:00〜10:30 |
きこえの障害とその活用(1) | 聴力検査実習(1) |
補聴器フィッティング実習(1) | 発達に応じた聴力測定 | 乳幼児の発達と両親支援 |
10:45〜12:15 |
はじめての聴力検査 | 聴力検査実習(2) |
補聴器フィッティング実習(2) | デジタル補聴器の適合 | 聴能の評価 |
12:15〜 |
昼食 |
||||
|
自由選択:講義or各社の補聴器実習orワイデックス社見学 |
||||
13:15〜14:45 |
デジタル補聴器 はじめの一歩 |
・オーティコン ・フォナックジャパン&理研産業 ・リオン 以上の3社から2社(2コマ)を選択 |
ワイデックス見学 (定員25名) |
||
15:00〜16:30 |
聴覚活用 はじめの一歩 |
||||
8月20日(金) | |||||
|
初級A・Bコース |
基礎Aコース |
基礎Bコース |
応用コース(いずれか選択) |
|
9:00〜10:30 |
きこえの障害とその活用(2) | 補聴器フィッティング実習(1) | 聴力検査実習(1) | 乳幼児の補聴器フィッティング | 発音指導の理論と実際(1) |
10:45〜12:15 |
はじめての補聴器 | 補聴器フィッティング実習(2) | 聴力検査実習(2) | 日聾の赤外線補聴システム | 発音指導の理論と実際(2) |
12:15〜13:30 |
昼食 |
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13:30〜15:00 |
全体講演2「人工内耳との出会い〜聞こえの世界へ〜」 講師:鈴木克美先生(東海大学海洋科学博物館元館長) |
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15:00〜15:15 |
閉講式 |
※( )会員, ( )非会員 <入会希望(あり,なし)>
● 希望コース ( )初級コース, ( )基礎コース, ( )応用コース
● 情報保障 ( )希望します (ご希望の方法= )
● ワイデックス社見学 ( )希望します
● 18日の懇親会 ( )参加します, ( )参加しません
● 連絡先住所 〒
研修会開催 |
第1回 中国教育オーディオロジー研究会 |
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期 日: 2004年8月5日(木),6日(金)
後 援: 中国地区聾学校長会,日本教育オーディオロジー研究会
対象者: 聾学校,難聴学級,通級指導教室(難聴・言語)の教職員,教育オーディオロジー関係者
会 場: ○ピュアリティまきび [JR岡山駅下車 市役所通りを徒歩7分]
○岡山県立岡山聾学校 [JR東岡山駅下車 徒歩5分]
参加費: ・ 会 員 ・・・ 無料 (当日入会の方を含む。入会費2,000円)
内容(予定):
8月5日(木) 会場=ピュアリティまきび
9:30〜 |
受 付 | ||||
10:00〜 |
中国教育オーディオロジー研究協議会設立総会 | 各メーカーによる補聴器・福祉機器展示 | |||
10:30〜12:00 |
記念講演「特別支援教育と教育オーディオロジー」 講師:広島大学大学院 教授 志水康雄先生 |
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昼 食 | ||||
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デジタル補聴器のフィッティング実習 |
各メーカーによる補聴器・福祉機器展示 | |||
会場1 |
会場2 |
会場3 |
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13:00〜14:50 |
講座T |
リオン |
フォナック |
シーメンス |
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15:10〜17:00 |
講座U |
オーティコン |
GNリサウンド |
ワイデックス |
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18:00〜21:00 |
懇親会:会場 ピュアリティまきび |
8月6日(金)会場=岡山県立岡山聾学校
研修室1 |
研修室2 |
研修室3 (基礎コース) |
研修室4 |
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9:00〜10:30 |
講座V |
人工内耳の基礎 | 聴覚学習 | 聴力測定の基礎 | 補聴器Q&A |
10:45〜12:15 |
講座W |
コミュニケーション | 発音学習T | 幼児聴力測定 | |
12:15〜13:15 |
昼 食 |
閉会、諸連絡 | |||
13:15〜14:45 |
講座X |
人工内耳児への支援 | 福祉について | 補聴器の特性とフィッティング | 補聴器Q&A |
15:00〜16:30 |
講座Y |
個別の教育支援 計画・自立活動 |
発音学習U | 語音検査と聴覚評価 |
定 員: 100名程度
宿泊先: 宿泊先は各自で確保してください。
照会先: 中国教育オーディオロジー研究協議会設立準備事務局
岡山県立岡山聾学校内 国末和也宛 (kazuya_kunisue@pref.okayama.jp)
〒703-8217 岡山市土田51 FAX:086-279-8960
■参加申し込み: 下記の入会・参加申込書を郵便またはファックスでお申し込みください。
申し込み締切日は,7月9日(金)とします。
■中国教育オーディオロジー研究協議会設立準備事務局
鳥取県立鳥取聾学校 村中宣江 | 鳥取県立鳥取聾学校ひまわり分校 福本真理子 |
島根県立松江ろう学校 川谷芳寿 | 島根県立浜田ろう学校 鎌田さと |
岡山県立岡山聾学校 国末和也 | 広島県立広島ろう学校 小林 光 |
広島県立広島ろう学校呉分校 川口久登 | 広島県立尾道ろう学校 萬谷英二 |
山口県立聾学校 田中幸雄 | 山口県立聾学校下関分校 岡 直美 |
中国教育オーディオロジー研究協議会に入会し参加します。 | ||
講演会・研修会に参加します。 | ||
講演会・研修会に参加します。 (日本教育オーディオロジー研究会会員,他地区研究協議会会員) |
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氏名 |
所属校
部 |
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住所 〒 (TEL: )(E-mail: ) |
8月5日(木) | デジタル補聴器のフィッティング実習 |
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会場1 |
会場2 |
会場3 |
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13:00〜14:50 |
講座T |
リオン( ) |
フォナック( ) |
シーメンス( ) |
15:10〜17:00 |
講座U |
オーティコン( ) |
GNリサウンド( ) |
ワイデックス( ) |
18:00〜21:00 |
会場:ピュアリティまきび ※4,500円程度を予定しております。 |
8月6日(金) |
研修室1 |
研修室2 |
研修室3 (基礎コース) |
|
9:00〜10:30 |
講座V |
人工内耳の基礎( ) | 聴覚学習( ) | 聴力測定の基礎( ) |
10:45〜12:15 |
講座W |
コミュニケーション( ) | 発音学習T( ) | 幼児聴力測定( ) |
13:15〜14:45 |
講座X |
人工内耳児への支援( ) | 福祉について( ) | 補聴器の特性とフィッティング( ) |
15:00〜16:30 |
講座Y |
個別の教育支援 計画・自立活動( ) |
発音学習U( ) | 語音検査と聴覚評価( ) |
懇親会 8月5日 |
参加 ・ 不参加 (どちらかに○) |
弁 当 8月5日 |
必要 ・ 不 要 (どちらかに○) |
弁 当 8月6日 |
必要 ・ 不 要 (どちらかに○) |
研修会開催 |
第1回 四国教育オーディオロジー研究会 |
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1.日 時: 2004年7月27日(火)12:30〜17:00 28日(水) 9:00〜17:00
2.主 催: 四国教育オーディオロジー研究協議会
3.後 援: 四国地区聾学校長会,徳島県教育委員会,日本教育オーディオロジー研究会
4.会 場: 徳島県立聾学校(徳島市中徳島町2丁目104)
TEL 088-652-8594,FAX 088-655-3497
5.内 容:
■27日(火)
12:30〜 |
受付開始 |
13:00〜13:25 |
四国教育オーディオロジー研究協議会設立総会 |
13:30〜14:50 |
「 日本における教育オーディオロジーの動向 」 愛媛大学教育学部助教授 立入 哉 |
15:00〜17:00 |
設立記念講演「 聴覚活用の今日的意義とその実際 」 愛媛大学教育学部教授 高橋信雄先生 |
■28日(水) 希望する講座を選ぶ,少人数の研修です。
研修教室1 |
研修教室2 |
研修教室3 |
研修教室4 |
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9:00〜10:30 |
聴覚障害児ときこえ | 聴力検査(気導・骨導・装用検査)語音検査 | 人工内耳の基礎知識 | 聴覚障害児支援のポイント(含むFM) |
10:45〜12:15 |
手話を活用した日本語の指導 | 聴覚管理と補聴器 | デジタル補聴器について | |
12:15〜13:30 |
昼 食 |
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13:30〜15:00 |
言語指導(絵日記・作文指導) | 乳幼児の聴力検査 | 耳型の修正方法 | デジタル補聴器の調整実習noahと各メーカーのソフト |
15:15〜16:45 |
発音の評価と指導 | 聴覚学習の指導事例 | 福祉制度 | |
16:50〜17:00 |
閉会あいさつ(研修室) |
■講座担当(敬称略)
竹内菊世(元徳島県立聾学校),立入 哉(愛媛大学),松本昭彦(松山聾学校),相沢浩樹(徳島県立聾学校),重清里佳(徳島県立聾学校),中山育美(徳島県立聾学校),稲荷邦仁(松山聾学校),大薮敏昭(香川県立聾学校),樋口恵子(徳島県立聾学校)6.参加費用: 2000円(2004年度年会費として充当)
口座番号 16230−14281911
口 座 名 四国教育オーディオロジー研究協議会
締 切 日 7月22日
7.参加申し込み:
別紙申込書にて,事務局宛に郵便またはファクスでお申し込みください。
(電話での申し込みはご遠慮ください)
申し込みの締め切り日は,7月16日(金)とします。
■手話通訳・要約筆記・ループなどの必要のある方は,申込書(情報保障欄)にお書きください。
当日希望されても,準備できない場合がありますので,必要な方は申込み時にお願いします。
また,今回の総会には不参加で,入会を希望される方も,申込書に必要事項をご記入の上,下記事務局まで郵便またはファクスでお送りください。研修会の会報や今後の研修案内をお送りいたします。ご不明な点は,事務局代表(徳島校
樋口),またはお近くの事務局にお問い合わせください。
8.照会先・各県照会先:
〒770−0853 徳島市中徳島町2丁目104
徳島県立聾学校内 四国教育オーディオロジー研究協議会 事務局代表 樋口恵子
TEL 088-652-8594 FAX 088-655-3497
■各県照会先
香川県立聾学校/大薮 敏昭 高知県立高知ろう学校/長尾あゆみ
愛媛県立松山聾学校/稲荷 邦仁 愛媛県立宇和聾学校/古田 純一
勤 務 先 |
所 属( ) |
ふりがな 氏 名 |
■研修会参加 ( )7月27・28日の両日参加
( )7月27日のみ参加 /( )7月28日のみ参加
■( )参加はできないが,入会は希望する
■情報保障の希望 ( )手話 ( )要約筆記 ( )ループ
※研修会参加希望の場合,選択講座の希望,夏休み期間中の連絡先名をお尋ねします 。
下記 URLから申込書をダウンロードされるか,上の入会申込書をお送り下さい。
http://www.normanet.ne.jp/~eaa/index.html
研究会開催 |
茨城補聴研究会 第5回研究会 |
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難聴者のきこえ…きこえる人にとってはなかなか理解しにくいものです。それは,難聴といっても,聴力の程度だけでなく,その人の年齢やいつから聞こえなくなったのかなどによっても,かなり異なってくるからではないでしょうか。さらに,難聴者自身が自らのきこえや難聴ゆえに生じるコミュニケーション上の様々な「不都合」について語る場が必ずしも多いとは言えず,きこえる人がその体験を聞く機会もあまりないことにも原因がありそうです。
そこで,第5回研究会では中等度難聴者のきこえとコミュニケーションについて,ご自身から直接話を伺うという企画です。河野恵美さんは成人後に徐々に聴力が低下し,現在はおよそ50〜60dBの難聴者です。聴力の低下によりこれまでとは異なった音環境となり,コミュニケーション環境の変化を余儀なくされました。きこえる世界を知っているからこそ感じる難聴の世界。きこえにくさを説明,理解してもらうことの難しさ,さらには様々な場面での難聴者の心理状況について語っていただきます。
補聴器や手話,FM補聴システムを駆使されているだけでなく,盲ろう児のサポートにも取り組まれ,現在は東京女子大学大学院生でもあります。幅広い視点からのお話はきっと私たち補聴に関わる者に,多くの示唆を与えてくれることでしょう。多くの関係者のご参加をお待ちしています。
1.日 時: 2004年7月25日(土)午後1時〜午後4時(予定)
2.会 場: 筑波技術短期大学(茨城県つくば市天久保4−3−15)
3.参加資格: 教育・医療・福祉機関の教職員・医師・言語聴覚士等,
補聴器販売店・補聴器メーカー,保健師等
4.参加費: 無料(ただし,資料代を徴収することがあります)
5.申し込み: 7月20日までに下記事務局にメールまたはfaxで申し込みください
6.照会先: 茨城補聴研究会 事務局(中瀬浩一)まで
勤務先:筑波技術短期大学障害者高等教育センター障害者支援研究部門
Tel&Fax:029-858-9407 e-mail: nakase@a.tsukuba-tech.ac.jp