2003年5月26日発行(第2・4月曜日発行)


News Source of Educational Audiology

聴能情報誌  みみだより 第3巻  第455号  通巻540号



編集・発行人:みみだより会、立入 哉 〒790−0833 愛媛県松山市祝谷5丁目2−25 FAX:089-946-5211

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立入 哉  h-tachi@js2.so-net.ne.jp


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★今年度も認定講習情報をお待ち致しております!★

学校に回覧になった開催要項をそのままファックスで送信して下さって結構です。

例年,県教委にも情報提供を依頼しておりますが,返答が遅く,申し込み期日に間に 合わない場合が数多く出てしまい
非常に残念に思っております。要項がお手元に届かな くとも「開催日程だけ」という情報でも結構です。どうぞ,お知らせ願います。


【目次】第455号
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認定講習情報

(郵便番号のあとに住所がない場合は専用郵便番号ですので,
住所不要で宛名だけで着きます)

北海道
障害児教育原論
7月28〜29日
後藤 守
 
聴覚発声生理および病理
7月30〜31日
三浦 哲
障害児教育課程論
8月1〜2日
石井詩都夫
障害児教育論
8月4〜5日
後藤恵美子
障害児心理学
8月6〜7日
菅井邦明
言語指導法
8月8〜9日
根本匡文
申込締切
5月30日(別途様式の推薦書が必要)
照会先
〒060-8544 北海道札幌市中央区北3西7
TEL:011-231-4111 FAX:011--281-1487

青森県
聾教育福祉・工学 7月29〜30日 菅原廣一  80名
  聴覚障害児指導法 7月31日〜8月1日 菅井邦明  80名
※定員に満たない場合他県教員受講可。
申込締切
6月16日
照会先
〒030-8540 青森教育庁義務教育課
TEL:017-734-9893 FAX:017-734-8274

山形県
聾教育
7月28〜30日
鷲尾純一
  教育課程・指導法 8月5〜6日 佐藤正幸
申込締切
6月12日
照会先
山形県立聾学校 教務主任 高木先生
FAX:023-688-2341

【目次】

宮城県
教育の基礎理論に関する科目
8月6〜8月8日
坂本幸 30名
 
教育課程及び指導法に関する科目
8月12〜14日
長谷川茂 30名
照会先
〒980-8570 宮城県教育庁教職員課研修免許班
TEL:022-211-3698 FAX:022-211-3698

福島県
教育課程及び指導法に関する科目
7月23〜25日
藤島省太 100名
照会先
〒960-8688 福島県教育庁教育振興課免許・学校財務グループ
TEL:024-521-7770 FAX:024-521-7973

群馬県
障害児教育概説 7月30〜31日 浦崎源次 170名
  聴覚音声生理及び病理 8月5〜6日 原美智子 50名
※照会先・申込期限など情報未入手

埼玉県
障害児教育基礎理論 7月28〜29日 原田正樹他 200名
  障害児教育基礎理論 8月4日、6日 西村章次他 200名
障害児教育基礎理論 8月7〜8日 細淵富夫他 200名
聾心理 8月18〜19日 原島恒夫 100名
聾教育 8月20日、22日 渡邉 研 100名
申込締切
6月2日必着
照会先
〒330-9301 さいたま市浦和区高砂3-15-1 埼玉県教育局指導部
特別支援教育課教育指導担当(認定講習係)TEL:048-830-6888

【目次】

栃木県
聴覚障害心理 8月11〜12日 鄭 仁豪  50名
  障害児教育学 7月31日〜8月1日 池本 喜代正 50名
※定員に満たない場合他県教員受講可。
申込締切
5月28日
照会先
〒320-8501 栃木県教育委員会事務局義務教育課学事担当
TEL:028-623-3387 FAX:028-623-3393

東京都
詳細は情報未入手
7月23・24日 濱田豊彦
  7月25日・8月1日 澤隆史
7月28・29日 林安紀子
7月30・31日 伊藤友彦
8月6・7日 長南浩人
8月11・12日 秋谷義一

神奈川県
聴覚障害児教育U 8月12〜13日 中川辰雄 100名
  聴覚障害児心理 8月14〜15日 中川辰雄 100名
※原則として他県教員の受入不可
申込締切
5月30日
照会先
〒231-8509 県教育庁教育部障害児教育課企画・再編整備班
TEL:045-210-8288 FAX:045-210-8921

山梨県
聾教育 7月22〜23日 四日市章  50名
  言語指導の理論および実際 7月28〜30日 中山哲志  50名
申込締切
6月9日(必着)
照会先
〒400-8504 山梨県教育庁義務教育課免許助成担当
TEL:055-223-1755 ※封筒「認定講習申込書在中」と朱書要。

【目次】

千葉県
聴覚障害児の心理・生理・病理 8月21〜22日 鄭仁豪  70名
  聴覚障害教育指導法 8月25〜26日 渡邉研  70名
盲学校・聾学校・養護学校障害児教育原理 8月19〜20日 加瀬進 210名
盲学校・聾学校・養護学校障害児教育原理 8月25〜26日 渡邉健治 210名
申込締切
千葉市を除く市町村立学校,県立,国立盲・聾・養護学校  ・・・ 5月6日
市町村教育委員会(千葉市を除く),千葉市立学校 ・・・ 5月12日
地方出張所,千葉市教育委員会 ・・・ 5月16日
照会先
千葉県教育庁教育振興部教職員課管理室 TEL:043-223-4036

石川県
聴覚障害児教育課程論 7月30〜31日 武居渡 40名
照会先
〒920-8575 石川県教育委員会教職員課審査係
TEL:076-225-1823 FAX:076-225-1824

長野県
聴覚音声障害児の生理および病理 8月27〜29日 我妻敏博 20名
  ※空きがあれば他県教員受講可。
申込締切
6月20日頃(5月末に長野県ホームページで告知)
照会先
〒380-8570 長野県教育委員会教学指導課
TEL:026-235-7434 FAX:026--235-7495

富山県
開講予定なし

【目次】

岐阜県
心理・生理・病理:言語発達心理学 8月11〜13日 小山正
  教育課程及び指導法:言語障害児指導法 8月6〜8日 廣嶌忍
※他県教員は自県教育委員会を通して申込のこと
受講手数料
1000円
申込締切
6月13日必着
照会先
〒500-8570 岐阜県教育委員会学校人事課企画免許担当
TEL:058-272-1111(内3539) FAX:058-271-7633

大阪府
聴覚障害教育U 7月22〜25日 大岩徹 70名
  聴覚音声生理および病理 8月4日〜7日 山本晃 70名
聴覚障害教育教員過程 8月7〜8,11〜12日 井坂行男 70名
※定員に満たない場合のみ他県教員受講可。
申込締切
5月23日
照会先
〒540-8571 大阪府教育委員会 教育振興室 障害教育課
TEL:06-6941-0351 FAX:06-6944-6902

広島県
第一欄相当 ろう教育 8月18〜20日 谷本忠明 55名
  第二欄相当 聴覚障害音声生理及び病理 8月4〜6日 志水康雄 55名
第三欄相当 聴覚障害教育指導法 8月26〜28日 中山哲志 55名
※空きがあれば他県教員受講可
申込締切
6月6日必着
照会先
〒730-8514 広島県教育委員会障害児教育室
TEL:082-513-4982 FAX:082-228-5171

【目次】

島根県
聴覚障害児の教育V 7月31日〜8月1日 四日市 章 100名
受講料
2000円
申込締切
5月22日(必着)
照会先
〒690-8502 島根県教育庁 高校教育課 特別支援教育室
TEL:0852-22-5420 FAX:0852-22-5762

山口県
障害児教育原理 8月21〜22・25日 松田信夫 90名
  聴覚障害生理病理 8月27〜29日 志水康雄 40名
※定員に余裕があれば他県教員受講可。
申込締切
7月11日
照会先
〒753-8501 山口県教育庁指導課
TEL:083-933-4601 FAX:083-932-2701

香川県
実施せず

熊本県
聴覚障害児心理学 8月20日・22日 古田弘子 60名
  ※空きがあれば他県教員受講可
申込締切
6月6日
照会先
〒862-8609 熊本県教育委員庁学校人事課
TEL:096-383-1111(内線6682) FAX:096-383-3915

--- 認定講習情報は現在,情報収集中です。---

各県の開催情報をお寄せ下さい。なお,最新情報は下記で公開中です。

http://www4.justnet.ne.jp/~h-tachi/kousyuu.htm

【目次】




図書紹介

聴覚に障害がある子どもの早期教育「母親法」

 昨年,金山千代子先生が「母親法」のご著書をご発表なされました。金山先生のお仕事の集大成とも言える素晴らしいご著書に触れ,またこの教育の原点に立ち戻り,自分を律さなくては・・・と思うほどでした。紹介文を書こうと思いつつ,短い紹介文ではかえって失礼と,思い出したように綴っておりましたが,そんな折,元足立の矢沢先生がまさに私の綴りと同じ紹介文を他誌に掲載されました。このご高著の紹介文は若輩の私よりも矢沢先生の方が適任とも思いまして,矢沢先生,初出のトータルコミュニケーション研究会に転載のご許可をお願いしておりましたところ,このたび,ご許可いただくことができましたので,掲載致します。

                 母親法 ぶどう社刊 3000円

ISBN:4-89240-155-2
 

ろう教育の歴史的転換を導いた「母親法」

金山千代子著『母親法〜聴覚に障害がある子どもの早期教書〜』を読んで

矢沢国光(元足立ろう学校教員)

昨年12月,TC研究会主催の小研究会「聴覚口話法のトライアングルがなぜ手話を取り入れたか」(講師・南村洋子)を開いたら,定員を上回る参加希望者があった。
 トライアングルは,言うまでもなく,「(財)小林理学研究所 母と子の教室」の修了したあと,その活動を引き継いだものである。「母と子の教室」を立ち上げ,主宰し,牽引してきた金山千代子先生は,「母と子の教室」の終了と同時に第一線から退かれ,「トライアングル」は,南村洋子先生が教育部主任を引き継ぐことになった。
 その後のトライアングルの目を見張る変身ー手話の全面的な導入−については,よく知られている。聴覚法の最先端を走っていた母と子の教室・トライアングルが,その対極とも見られる手話使用の最先端を走り出した。それは,聴覚口話法を「主義」としてきた日本のろう教育界に,大きな衝撃を与えた。
 では,「トライアングル」は「母と子の教室」を否定しているのだろうか?
 聴覚口話から手話へ,という外に現れた形だけ見て,そのように捉える人もいるかもしれない。しかし,ぼくは違う。

母と子の教室・金山先生と足立ろう学校幼稚部とは,長いつきあいになる。足立ろう学校幼稚部は,栃木同時法に学んで,1981年に指文字を導入した。それは,一面では,読話発語というあいまいなコミュニケーション手段に決別して指文字という視覚的に容易に受信できる記号手段を採用することであった。だが,もう一つの面として,伝統的な「言葉を教える」ろう教育から決別して,親子の日常的で自然な会話の中で言葉が育つという方式への転換でもあった。親子の日常的で自然な会話の中で言葉が育つ,というのは,まさに金山先生が本書の全体を通して主張している「母親法」「自然法」に他ならない。
 足立ろう学校幼稚部は,指文字法から手話使用へと進んだ。「日常の自然な会話」を親子のあいだの会話から,子どもどうしの会話,子どもと聴覚障害者を含むさまざまな大人たちの会話へと広げようとすれば,手話の使用は,必然であったとも言える。
 地方の聾学校の方にはうらやましがられるかもしれないが,金山先生には(金山先生が一時足立ろう学校に近い東武線・新越谷に住んでいたこともあって),何回も足立ろう学校に足を運んで幼稚部の授業を見ていただき,教員・保護者ともども,「母親法」を教えていただいた。だから,足立ろう学校幼稚部にいたぼくにとっては,金山先生は「聴覚口話法の先達」と言うより,「母親法・自然法の先達」であり,伝統的な口話法から抜け出して新しい聴覚障害幼児教育を創造するための導きの星であった。
 このことを,ろう教育史的に整理すると,次のようになろう。
 純粋口話法が,苦痛を強いることのみ多く,成果を上げること少なかったのは,「読話・発語」という無茶な記号のせいばかりではない。もともと教えることのできない「言葉」を,「教える」,教えようとしたところに,問題があったのだ。
 このことを自覚し,「母親法」「自然法」として方法論的に追求したのは,同時法やキュード法の人たちではなく,むしろ聴覚法の人たちであった。アメリカではシモンズ・マーチンが「オーディトリ・グローバル法」として集大成し,日本では,日本ろう話学校(大嶋先生),帝京大ホームトレーニング(田中美郷先生)等で聴覚法が追求された。金山先生の母と子の教室は,親の役割を重視し,どうしたら親が子育ての主体になれるかを徹底して指導した,という点でぬきんでていたといえる。聴覚口話法は,聴覚障害があるにもかかわらず聴覚音声語を使う。音が聞き取りにくい分,気持ちの上でも意味の上でもより緊密に「通じ合う」ことが求められる。そのためにコミュニケーションの方法についての掘り下げた追求が実現したのではないか。
 これに対して,栃木や足立の同時法・指文字法は,結果的には自然法であったが,それはど自覚的に親子のコミュニケーションの成立を方法的に追求したわけではない。指文字または手話を親が習得しさえすれば,自然に親子のコミュニケーションがスムーズに発展し,子どもはさまざまな知識を獲得し,インテグレーションしてもそこそこ勉強に付いていける子どもが多くいた。そこは,指文字・手話の威力といえる。
 だが,すべての親子が,指文字・手話を導入しさえすれば順調にいくわけではないことも事実であった。実際,ろう両親の親子で,順調ならざる例も多々あった。
 そこで分かったことは,指文字・手話を使うか聴覚音声語(補聴器)でやるかといった「コミュニケーション手段」の選択以前に,まず,「よい親子関係」「親子の愛着関係」「しっかりした養育」「親子の体験の共有」「子どもの発信への的確な応答」等,「親子のコミュニケーション」が大切であり,言葉は,日本語であれ手話であれ,「コミュニケーションの中から育ってくる」ということであった。 金山先生の『母親法』には,どうしたら親が聴覚障害者の子どもとよい関わりを築けるようになるのか,それがどんなに大切なことか,長い体験に裏打ちされた適切な助言が,ぎっしり詰まっている。聴覚中心の子育てをする人にも,手話中心の子育てをする人にも,共に欠かせない子育ての指針が本書によって得られる。
 金山先生は,手話の使用について,どのように考えておられるのだろうか。
 次の文章の中に,「母と子の教室」の「反省」と,手話を使う実践への「期待」が端的に表現されている。
 …幼い子どもを対象とする早期教育では,視覚的手段による手指ことば(手話,指文字)も書きことばも,また聴覚口話法による話しことばも,愛着と共感の信頼関係なくしては学習されにくいのです。したがって,聴覚口話法も,親と子の愛着と共感の中で,一つの方法として成立することも事実です。…
 しかし,現在反省することは,聴者の価値観を中心とした障害克服に心をうばわれ,障害がある本人自身の人間としてのプライドや,アイデンティティ(自分を認めること)に,思いがいたらなかったことです。
 現在,その反省として,聴覚に障害がある人にとって,もっともその思いを託せる手段として,手指ことばの導入が活発になってきました。今後,聴覚口話法と共に,より効果的に活用されることを期待したいと思います。【101ページ】
 と同時に,聴覚活用が「聴者の価値観の押しつけ」と反発するあまり,初めから排除されてしまうことへの危惧も述べている。
 …聴覚の活用も,コミュニケーション手段も,本人自身の主体的な選択が必要になりますが,聴覚活用の意味をまったく知らない状況では,選択することはできません。早期教育の段階では,その選択に後侮を残さないような準備が必要ではないでしょうか。
 かつて聞こえる親・教師の一方的な判断で口話法が押しつけられ,手話が排除された。もし,聞こえる親・教師の一方的な判断で手話法が押しつけられ,聴覚活用が排除されたとしたら,歴史の悲劇から学ばないことになる。「本人の選択」とは何か? それはどのようにしたら可能か? 答えは容易ではない,とぼくは思う。

出典:トータルコミュニケーション研究会会報 No.93,58-60,2003


【目次】




冊子紹介

・・・盲ろう関連冊子2冊・・・
盲ろう者の自立と社会参加体験集 ・ 盲ろう児・者と家族の実態

2001年に厚生労働省が実施した身体障害者実態調査によれば,全国には13,000人の盲ろう者がいると推計されている。全国盲ろう者協会では,全国で600人余りの盲ろう者が登録されているが,この登録盲ろう者の数は,厚生労働省推計のわずか5%程度に過ぎないと言う。さて,盲ろう者に関する体験集,調査報告集2冊を紹介したい。



1.盲ろう者の自立と社会参加体験集
 盲ろう者福祉活動の拠点としての「盲ろう者友の会」は,全国33の地域において設立されているが,未設立の地区も多く,そうした地域に住む盲ろう者は,情報手段から閉ざされ,単独での外出もままならず,家庭内に閉じこもりがちな生活を送らざるを得ない状況となっている。全国盲ろう者協会が中心となり,それぞれの地域で自立・社会参加をしている11人の事例を集め,として取りまとめたもの。116ページの冊子は濃淡のはっきりした大きな活字で印刷されていて弱視の人でも読みやすい。どの体験記もいきいきと盲ろうの生活を描いていてすばらしい体験記集になっている。

発行元:全国盲ろう者協会 FAX:03-3512-5057

    〒101-0051 千代田区神田神保町2-5 神保町センタービル7階
    (西早稲田の全国心身障害者財団ビル地下1階から転居した)

2.他人ごとではない!
 こちらも同様の趣旨で滋賀県聴覚障害者福祉協会が主となって作成された冊子。丁寧な個人面接調査を行い,一人ひとりの生活の様子を描き出している。この中で幼児の事例が取り上げられていて,聾単一の障害ではないという理由で聾学校での教育を断られたことが書かれている。残念なことではあるが,まさに実態調査で出てきた問題点として真摯に受け止める必要があろう。その他,様々な経緯の中で盲ろうとなり,仕事や話し相手を見つけたり,生活自体における苦労などが生々しく紹介されている。
冊子代 700円(送料別)。
発行元:滋賀県聴覚障害者福祉協会 FAX:077-565-6101

    〒525-0032 滋賀県草津市大路2-11-33

【目次】




国際会議

アメリカ教育オーディロジー夏のセミナー



会 期
7月12〜16日
会 場
セントルイス ユニオン駅 ハイアットリージェンシーホテル
参加費
EAA会員    6月9日まで登録 $250 以降 $275
会議での演者 6月9日まで登録 $200 以降 $225
EAA非会員   6月9日まで登録 $300 以降 $325
*参加ご希望の方は詳細をファックスで送りますので,編集部までご連絡を!

 日本人参加者が多い場合は現地で通訳確保などの便を計りますので,ご参加をお考えの方は

5月下旬までに編集部にご連絡下さい。

・・・・・ プログラム ・・・・・

13日
8:45〜10:00
基調講演「教育オーディオロジー 次への大きなる課題」 ・・・
Kris English,Ph.D., University of Pittsburgh
 
10:30〜12:00
聴覚障害児の早期発見 ・・・
Gale Rice and Susan Lenihan, Fontbonne University
 
10:30〜12:00
学習障害児の聴覚処理能力 ・・・ Brian O'Hara, Kaiser Medical Center
 
13:30〜15:00
教育オーディオロジストのためのノア3(Part 1) ・・・ Brad Ingrao HIMSA
 
13:30〜15:00

法律と教育オーディロジー:Are the Courts Talking to Us? …

Jane B. Seaton, Private Audiology Consultant

 
13:30〜15:00
人工内耳装用乳児の成績
Betsy Moog Brooks, Moog Center for Deaf Education
 
15:15〜17:30
教育オーディオロジストのためのノア3(Part 2)
 
15:15〜16:30
“Hold the Mustard, Hold the Lettuce, Just Glue'em the Pickle
(題目意味不明:マスタードを持て,レタスを持て,ピックルと混ぜろ)
Laurie Allen, Keystone Area Education Agency
 
15:15〜16:30
学校での聴覚処理能力障害:トップダウンとボトムアップ
Maxine Young, National Hospital for Children
 
19:00〜20:15
ポスターセッション
学校でのFM補聴の経過:ケースから
私たちの情報源:聾と難聴に関するウェブサイト
教育オーディオロジストの有無の違いによるサービスの違い
乳児人工内耳のマイクロホンセッティングの最適化
     
14日
8:30〜10:30
教室とその周辺でのFM補聴
David Fabry, Phonak
 
11:00〜12:00
教室の難聴児の会話聴取力から見た3種のFMシステムの効果
Karen Anderson,FL Dept. of Early Hearing Loss Detection
 
11:00〜12:00
BKB-SINテストの効果
Patty Niauette. Etymotic Research
 
13:30〜15:15
支援を! 私のオフィスで泣く10代の難聴児
Kris English, Ph. ,University of Pittsburgh
 
15:30〜16:30
児童へのカリフォリニア子音テスト
Susan G Prenderaast and Denise Lux. lllinoise State University
 
15:30〜16:30
早期補聴におけるFMの役割
Johnnie E. Sexton, Phonic Ear
 
16:30〜17:30
デジタル補聴器のフィッティング支援
Michael Rlock Qualitone
 
16:30〜17:30
補聴援助システム,その最低線
Donna Taylor, Oaktree Products
     
15日
8:30〜10:30
CAPD(中枢聴覚情報処理障害)の分類
Jack Katz, University of Kansas
 
11:00〜12:00
教室の人工内耳装用児に対する音場増幅の選択
Johnnie E.Sexton Phonic Ear
 
11:00〜12:00
音を用いたセラピー:CAPDに効果はあるのか?
Dorinne S. Davis. Davis Centers, Inc.
 
12:00〜13:30
昼食:会長と理事が今までの成果を報告し,将来計画を話します。
Fred Berg協会賞の Karen L. Anderson. Ph.D.への贈呈式。
 
13:30〜15:15
教室音響の標準:教師の口から子どもの耳に
Claudia Anderson & Tom Dobson, Audio Enhancements
 
13:30〜15:15
聴取力と言語力とリテラシーへのリンク
Gary Pillow. Dr. Gary Pillow & Company
 
15:30〜16:30
学力未達成児に対するFMの再利用
Denise Lux, I.S.U. Thomas Metcalf School
 
15:30〜16:30
聴覚情報処理障害:診断ミスの危険性
Jodell Newman-Ryan,Northern lllinois Uniuersity
16日
8:30〜10:15
人工内耳装用学齢児:FM,マップ,その他の要因
Jill J. Raney, CREC Soundbridge
 
8:30〜10:15
子どもへのデジタル補聴器:高機能,プログラム融通性とFM
John A. Nelson & Claire Kilcoyne, Wide
 
10:30〜12:00
生きることために聞くということ
Mary Ann Lyon Knittel, Oakland Intermediate School Disrict
 
10:30〜12:00
補聴器:日常生活の中で子どもの聴取能力を高める道具と方法
Karen Anderson,Ph,D,

【目次】




セミナー開催

シーメンス補聴器セミナー


開催地
会場名
開催日
時間
主なセミナープログラム(予定)
札 幌
センチュリーロイヤルホテル
5月12日(月)
・・・セミナー・・・

午後1時30分〜午後5時30分


・・・懇親会・・・

午後5時30分〜
・新製品紹介
  4チャンネルデジタル禰聴器 PRISMA2 シリーズ
  2チャンネルデジタル補聴器 MUSIC Proシリーズ
  1チャンネルデジタル補聴器 Infinity Proシリーズ

・フィッティングソフトCONEXX V.4.4

・症例報告 Triano SP他

・その他
  レーザーシェルシステム,新レイオバック電池
仙 台
ホテルメトロポリタン仙台
5月14日(水)
東 京
笹川記念館
5月16日(金)
名古屋
メルパルク名古屋
5月19日(月)
大 阪
メルパルク大阪
5月22日(木)
高 松
ホテルニューフロンティア
5月23日(金)
福 岡
パピヨン24
5月26日(月)

当セミナーでは,私どもからの一方的な情報提供にとどまらず,皆様方からのご意見を聞かせて頂く貴重な
情報交換の場として位置づけたいとも考えております。つきましては,万障お繰り合わせの上,是非ともご参加して
いただけますようお願い申し上げます。
参加申込は http://www.siemens-hi.co.jp からも可能です。

第16回シーメンス補聴器セミナ−申込書 Fax:042-765-5601 Mail:web-post@siemens-hi.co.jp
参加者ご芳名
 
参加者ご芳名
 
お電話番号
 
貴校貴施設名
 
参加希望会場
いずれかに○を(札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・高松・福岡)

【目次】




セミナー開催

高重度難聴児のためのパワーサポートセミナー


日時と会場
7月24日(木)午後1時〜5時 東京会場 東京ヒルトンホテル : 東京都新宿区酉新宿6-6-2 tel:03-3344-5111

7月25日(金)午後1時〜5時 大阪会場 ホテルグラングィア大阪 : 大阪市北区梅田3-1-1 tel:06-6344-1235

7月26日(土)午後1時〜5時 福岡会場 ホテル日航福岡: 福岡市博多区博多駅前2-18-25tel:092-482-1111
講師
補聴器フィッティング研究所所長渡辺治雄氏

オーティコン本社教育部長カーステン・アルボム氏
プログラム
12:30〜13:00  受付

13:00〜13:10  開会挨拶

13:10〜15:15  高度難聴児の特徴と補聴器フィッティング症例

15:15〜15:30  休憩

15:30〜16:30  小児フィッティング

16:30〜17:00  質疑応答

  上記プログラムは、講師の都合により変更する場合もあります。ご了承ください。
照会先
オーティコン株式会社 教育室 大橋
  〒160-0022 東京都新宿区新宿1-10-3 太田紙興新宿ビル
  電話:03-3354-5131 ファックス:03-3354-5137  e-mail:so@oticon.co.jp


オーティコン パワーサポートセミナ−申込書 Fax:03-3354-5137 Mail:so@oticon.co.jp
参加者ご芳名
 
参加者ご芳名
 
お電話番号
 
貴校貴施設名
 
参加希望会場
いずれかに○を(東京・大阪・福岡)

【目次】




記事訂正

規格変更自由音場下の基準聴力限界

 447号掲載の「規格変更:自由音場下の基準聴力限界」について,誤りがありましたので,訂正を致します。肝心のデータの訂正,申し訳ございません。

今まで「ISO R226」として親しまれてきた自由音場での最小可聴閾値の値が変更された。数年前から改訂のために多くの実験がなされてきたが,それらの実験結果を受け,あらたに「ISO 389-7」となり,公表されている。
   
今まで「ISOR226」として親しまれてきた自由音場での最小可聴閾値の値が,別のオージオメータの基準の中に含まることになり,新たに「ISO 389-7」として,発表された。数年前から改訂のために多くの実験がなされてきたが,それらの実験結果を受けたもの。等感曲線「ISO R226」も,同じ数値を含む新たな等感曲線が発表される見込みという。

   
250Hz
500Hz
1kHz
2kHz
3kHz
4kHz
ISO226
11
−3
−4
ISO389-7
11
0.5
−6
−6.5

ISO389-7
11
−1.5
−6
−6.5

ご覧のように差は大きくて3dB内である。

もちろん,装用閾値など片耳による測定の場合,上記に3dBを加えた値がSPL→HL換算値になる。

 
250Hz
500Hz
1kHz
2kHz
3kHz
4kHz
両耳下
11
0.5
−6
−6.5
片耳下
14
3.5
−3
−3.5

 
250Hz
500Hz
1kHz
2kHz
3kHz
4kHz
両耳下
11
−1.5
−6
−6.5
片耳下
14
1.5
−3
−3.5

【目次】




研究会開催

大阪聴覚障害教育研究会


 大阪聴覚障害教育研究会は,今年で8年目をむかえました。この研究会は,初めて聴覚障害児を担当された教職員を主な対象として,年3回の研究会(1学期は,聴覚障害児教育に関する基礎的な内容,2学期は,実践報告または,聴覚障害者の体験談を聞く等,3学期は,病院や大学の先生にオブザーバーとなっていただいていますので,その先生方の講演会)と夏休みにワークショップを実施しています。
 今年度1回目の研究会を下記のように開催いたします。ぜひ,ご参加ください。

【テーマ】「聴覚障害児教育入門」
まずは,聴覚障害児に指導をする際には,どのような教材を用いどのように指導をすればよいのかということからスタートし,通常の学級で,聴覚障害児が学ぶ場合,そのクラスの担任の先生には,どんなことを知ってもらいたいのか,どんな配慮が必要なのかを考え,さらには,きこえる子どもたちには,聴覚障害に関してどんな指導をすればいいのかというところまで,学びあえる機会にしたいと思います。

【日時】
2003年5月31日(土)13時〜16時45分
【会場】
大阪市立聾学校(大阪市中央区上町1−19−31)会議室
    アクセス:地下鉄 谷町6丁目または、谷町4丁目下車 いずれも徒歩約7分
【予定】
13:00 受付開始
13:15 オリエンテーション
13:30 1時間目『聴覚障害児へ指導をする際のポイント』
              松浦友紀先生(大阪市立聾学校)
14:30 2時間目『聴覚障害児と共に学ぶ、きこえる子どもたちへの指導』
              足立 貢先生(大阪市立泉尾北小学校)
15:30 3時間目『聴覚障害児を通常の学級で担任する先生へのサポート』
              吉賀雅子先生(大阪市立天王寺小学校)
16:30 事務局から連絡
【会費】
会員は無料:年会費1000円で3回の研究会に参加可能
(ただし、大阪市と守口市の教職員のみを対象としています)
非会員は、500円(大阪市と守口市以外の教職員が対象です)
【研究会の連絡先】
事務局代表 足立 貢(大阪市立泉尾北小学校)まで
(пF06-6551-0028  FAX:06-6493-6450)
【その他】
・事前に申し込みは、必要ありません。
・手話通訳が必要な場合のみ、足立まで連絡をお願いいたします。

【目次】




研究会開催

第22回 補聴器勉強会


【日時】
2003年6月28日(土)13:00 〜 29日(日)15:30
【会場】
京都市北文化会館
     地下鉄北大路駅キタオオジタウン内地下鉄烏丸線北大路町駅北出口すぐ
【内容】
★28日
13:00 〜
13:30 〜
13:40 〜
14:30〜16:00

受付・展示会場開場
開会のあいさつ
補聴器紹介その1
「遺伝性難聴のしくみ-蝸牛におけるイオンの流れとその障害-」
        菊池俊彦氏(東北大学医学部耳鼻咽喉科)
★29日★
 9:40 〜
10:00 〜






補聴器紹介その2
シンポジウム「2003年 デジタル補聴器事情」
  −補聴器から適合・販売現場へのメッセージ−
 座長 小宮精一氏(小宮耳鼻咽喉科医院)
 本庄良一氏(京都府立山城高等学校 聴障室)
シンポジスト
 尾上正嗣氏(シ−メンスヒヤリングインスツルメンツ株式会社)
 佐藤正幸氏(独立行政法人国立特殊教育研究所)
 白子和美氏(ワイデックス株式会社)
12:00 〜
13:10 〜
13:30 〜

〜15:30
昼食 評議委員会
補聴器紹介その3
「補聴効果法の検討−Hearing In Noise Test (HINT)について−」
城間将江氏(国際医療福祉大学)
まとめ  高木二郎氏(高木医院)


★展示(ホール、創作活動室、第1・2会議室)
【会費】
5000円(5月30日までにお振り込みください)
    *参加取消は6月13日までに(手数料は取消者負担)。
申し込み方法】
・郵便振替用紙にて 
口座番号 00950−6−143507
加入者名 補聴器勉強会京都大会
 まで送金をお願いします。確認次第、参加証をお送りいたします。
・2名以上まとめて郵便振替をご利用になる場合は必ず参加者全員の氏名・所属・住所を明記
 ください。記名がない場合は参加証が届かない場合があります。
 なお、振込後、 参加証が届くまで1週間程度かかります。早めにお申込をお願いします。
  *当日参加はできませんので必ず前もってお振り込みください。
  *当日必ず参加証をご持参ください。参加証がない方は入場していただけません。
【その他】
・昼食はご用意いたしませんので各自でご準備ください。
 近隣の飲食できる場所の地図を準備しますのでご利用ください。
・会場に有料駐車場がありますが、満車の場合もあります。できる限り公共交通機関をご利用
 ください。
・手話通訳、ループ等の必要がある方は準備いたしますので事前にご連絡をお願い致します。
【照会先】
京都府立聾学校 聴能言語室 細矢義伸

       〒616-8092 京都市右京区御室大内4 FAX:075-461-8122 
       E-MAIL:r74hosoya@kyoto-be.ne.jp
    
後援 ・ 京都市教育委員会,有限責任中間法人日本補聴器販売店協会 近畿支部
共催 ・ 京都聴覚障害教育研究会

【目次】




電話リレーサービス

電話リレーサービスJTRSがMACに対応


 「用件を伝えたい相手がいる。しかし,電話番号しかわからない・・・」。こうした悩みを持っている聴覚障害児者は多いと思う。 そこで,インターネットを利用して,文字や手書き文字(絵)と音声電話とを双方向でリレーしてくれるリレーサービスが誕生した。【詳しくは,みみだより444号掲載記事を参照のこと】
 このサービスについて,このたび,マッキントッシュコンピュータ(通称マック)からのアクセスが可能になった。

サービス名
JTRS(Japan Telecommunication Relay Service)
運用時間
年中無休 9:00〜21:00
会  費
3,000円/月
利用方法
エクスプローラ,ネットスケープなどのインターネット・ブラウザーから,
http://www.jtrs.co.jp にアクセスし,指示にしたがってクリックをすると,入力画面(キーボード入力+筆談画面)がダウンロードされます。センターのリレーオペレータに接続すると,ただちに,相手先の名前と電話番号を入力するようリレーオペレータから要求され会話が始まります。
申  込
http://www.jiritsu.com よりお願いします。
運 営 元
株式会社自立コム aoki@jiritsu.com Fax.03-3476-2425

【目次】




交流会開催

聴覚障害教員交流会


 みなさまには、ろう学校現場にてご活躍のことと存じます。
 私たち「全国聴覚障害教職員協議会」(全国聾学校190名余の聴覚障害をもつ教職員の8割が加入)としましては、愛知県のそれぞれのろう学校で採用され、勤務しておられるみなさまの情報や経験の交流を通して、さまざまなご苦労や創意工夫を学びあいながら親睦を深めていただければと、下記のような交流会を開催することにいたしました。聴者の教職員のご参加も歓迎しますので、ふるってご参加ください。

日 時
2003年5月25日(日)午後1時から5時まで
会 場
名古屋市教育館(名古屋市教育センター分館) 4階第5研修室
       名古屋市中区錦三丁目16番6号
*交通* 名古屋駅より 地下鉄東山線「東山公園・藤ヶ丘方面」行
       金 山 駅より 地下鉄名城線「市役所・砂田橋」方面行
         (いずれも地下鉄「栄」駅下車、3番出口より徒歩1分)
主 催
全国聴覚障害教職員協議会(全聴教)
       〒272-8560 千葉県市川市国府台2-2-1 筑波大学附属聾学校気付
参加費
800円(資料代)
プログラム
13:00        受付
13:15〜15:30   講演「ろう学校の専門性と聴覚障害教職員の役割」
            全聴教会長  前田 浩(大阪市立聾学校中学部)
            事務局長   浅野史行(筑波大学附属聾学校高等部)
            組織部副部長 西垣正展(滋賀県立聾話学校小学部)
15:30〜16:50  意見交換、経験交流
17:00       閉会

※終了後、栄にて「懇親会」を開きます。(会場は当日お知らせします)
参加申込先
新野康子(にいのやすこ)FAX:0569−43−8220

聴覚障害教員の交流会 参加申込書

お名前
(ろう・聴)
勤務校
 
連絡先
〒□□□−□□□□



FAX                       TEL
Eメールアドレス
懇親会に( 参加する ・ 参加しない )

   会場予約の都合がありますので、5月18日までにお申し込み願います。

【目次】




講座開催案内

第30回 言語・聴能教育実践夏季講座
言語・聴能教育実践科学会会長  吉野 公喜

期 日
2003年8月14日(木)・15日(金)
場 所
ホテルラフォーレ東京(JR品川駅高輪口から歩10分 京急北品川駅から歩3分)
受 講 料
16,000円(受講料を支払われた後,全く不参加の場合も受講料の返却はできまんが,
講義要項はお送りします)
照 会 先
〒162-0051 東京都新宿区西早稲田2-2-8 全国心身障害児福祉財団5F
   トライアングル内 言語・聴能教育実践科学会 TEL&FAX 03-3203-0491
日 程
14日(木) 10:00〜 受付
       10:00〜10:15 オリエンテーション・開会の挨拶
       10:15〜12:15 《特別講演》「言語と脳科学」
                   酒井邦嘉(東京大学総合文化研究科)
       12:15〜13:45  ランチョンセミナー
       13:45〜15:15 「ろう重複のなかまたちとの16年の歩みを振り返って」
                  花田克彦(たましろの郷施設長)
       15:30〜17:00 「手話環境下での聴覚活用」
                
中井弘征(奈良県立ろう学校)
15日(金) 9:00〜10:30  「障害認識」木島照夫(都立大塚ろう学校)
       10:45〜12:15 「障害を併せ持つ子と共に」
                   伊藤泉(難聴幼児通園施設 みやこ園)
       12:15〜13:15  ランチョンセミナー「新生児聴覚スクリーニング」ビデオ放映
       13:30〜15:00 「デジタル補聴器について」伊藤達也(リオン株式会社)
       15:15〜16:45 「日本語の読み書き能力を高めるには」
                   上農正剛(九州保健福祉大学)
       16:45〜     閉会の挨拶
申込方法
下記の受講申込用紙に記入の上,受講料を添えて現金書留で事務局に送付のこと。
申込締切 7月末日(200名の定員に達し次第,締め切らさせていただきます)
銀行振込の場合=みずほ銀行 早稲田支店 1693793 言語聴能教育実践科学会

第30回 言語・聴能教育実践夏季講座申込書
No.
参加者氏名
 
手話通訳希望 ( 要 ・ 不要 )
連絡先
TEL FAX
自宅住所
(〒      )
所属機関名
 
参加者の立場
(ろう学校教師・難聴学級教師・通園施設等職員・学生・親・その他)
講座受講料
16,000円の納入日(    年    月    日納入)(学生は13,000円)
ホテルラフォーレに(     )日宿泊を希望します(追ってご案内をお送りします)

【目次】




国際会議

音問題を解決し,クリヤなコミュニケーションを
ACCESS : Achieving Clear Communication Employing Sound Solution

会期
2003年11月11〜13日
会場
ハイアット・リージェンシーホテル イリノイ州 シカゴ
プログラム
11日 8:10〜 8:40 「基調講演」 Mark Ross
    8:50〜11:40 「FMの原理/近年の技術」 司会 Linda Thibodeau
              ・FMの基本原理,近年におけるFM技術の進歩
              ・指向性マイクとFM技術を用いた雑音下での言語聴取能の改善
              ・コミュニケーション,心理的および身体的な健康状態における補聴器と
               FM技術の効果
              ・人工内耳とFM
              ・専門用語の標準化
   13:25〜16:00 「FMの候補者と適用」 司会 Carol Flexer
              ・FMと乳幼児
              ・聴覚処理障害,広汎性発達障害,注意欠陥多動性障害と
               ごく軽度の障害
              ・オーディトリーニューロパシー
              ・音場増幅システムと個人用FM技術の統合
12日 8:10〜11:15 「フィッティングの問題とオプション」 司会 Lucille Beck
              ・成人難聴者におけるFM使用の効果
              ・最新の補聴器とFM技術の評価
              ・FMと人工内耳の接続
              ・教室における学習環境最適化のための音響デザインと教育法
              ・聴覚処理障害がある学齢児童における個人FMの使用
              ・聴者,ごく軽度の難聴者,一側性難聴者へのFMのフィッティング
   13:10〜16:25 「管理」 司会 Chelry DeConde Johnson
              ・増幅への機能および心理的な順応
              ・聴覚学習/技術の発達(小児の症例研究)
              ・FMのカウンセリング(成人の症例研究)
              ・ADA法および同法の適用ガイドライン
              ・行政/保険の問題
              ・消費者/両親のパネルディスカッション
   16:25〜16:55 「FMの臨床への統合」 司会 David Fabry
              ・将来的な研究のニーズ/臨床的なニーズ
              ・結びの講演 Mark Ross
照会先
Phonak東京事務所

 〒100-0004 千代田区大手町1-5-1 イーストタワー4階
 TEL:03-5219-1272,Fax:03-5219-1201,E-mail;access2003-japan@phonak.jp

【目次】




募集

第41回 リハビリテーション懸賞作品募集

★課題【地域に住む障害者の生活について】

 施設から住宅へという大きな流れの中で地域社会で生活する障害者が増えてきています。いま,その地域で障害者が安心して生活が出来ているのでしょうか?否,それは,いまだ十分とはいえないように思います。そこで,地域に住む障害者が安心して生活出来るようにするにはどのようにしたらよいか,あなたの意見や提言を募集します

賞 金
1位(10万円)1編  2位(5万円)1編  3位(3万円)2編
応募資格
福祉に関心のある方(過去の優賞者は除きます)
枚 数
400字詰め用紙10枚・縦書き。別紙に住所・氏名(ふりがな付き)・性別・職業・年齢・電話番号・障害者の方は障害状況(匿名不可)
募集締切
5月31日(消印有効),入選発表 10月下旬
   ※著作権は当協会に帰属します。
照会先
原稿送付先:〒102-0083 東京都千代田区麹町5-1
          社会福祉法人 鉄道身障者協会 TEL:03-5276-0360
その他
一人一編,未発表のもの。応募原稿は返却しません。過去の優勝者は除きます。

【目次】




お知らせ

郵便葉書の無料配布

 日本郵政公社は,4月,身体障害者の福祉に対する国民の理解と認識を更に深めること
を目的として,青い鳥郵便葉書を発行した。従来は「青い鳥葉書」という特殊なデザイン の葉書であったが,昨年からくぼみ入りの通常葉書となり,左下に視覚障害者用の半円の 切り込みが付けられている。
           http://www.post.japanpost.jp/kitte_hagaki/hagaki/bluebird/index.html

無料配布の対象と申込方法

 1.配布対象  身体障害者手帳1級または2級の方
            重度の知的障害者(療育手帳に「A」(もしくは1度,2度))

 2.受付期間  4月1日から6月2日まで

 3.配布枚数  一人あたり20枚

 4.申込方法   葉書の配布を希望される方には,自宅住所近くの郵便局に身体障
            害者手帳または療育手帳を提示し,窓口にある所定の用紙(別紙)


【目次】




字幕放送

春からのNHK教育 字幕放送

 4月からのNHKの学校放送関連番組について字幕入りの番組が増えました。従来から入っていた番組に加えて,高学年の番組に多く字幕入り番組が増えています。
 放送番組内容は以下のホームページで確認できます。
                   http://www.nhk.or.jp/school/index.html
3年生対象
 「ふしぎいっぱい」(理科)
 「まちへとびだそう」(社会)
月曜日 10:45〜11:00  金曜日 09:30〜09:45
火曜日 10:45〜11:00
4年生対象
 「びっくりか」(理科)
 「くらし探偵団」(社会)
 「わかる算数4年生」(算数)
水曜日 10:45〜11:00  金曜日 09:45〜10:00
火曜日 11:30〜11:45  金曜日 10:45〜11:00
火曜日 10:00〜10:15  木曜日 10:15〜10:30
5年生対象
 「サイエンス・ゴーゴー」(理科)
 「日本とことん見聞録」(社会)
木曜日 11:45〜12:00
月曜日 11:45〜12:00  木曜日 11:30〜11:45
6年生対象
 「3つのとびら」(理科)
 「にんげん日本史」(社会)
水曜日 11:45〜12:00  金曜日 11:30〜11:45
月曜日 11:30〜11:45  金曜日 11:45〜12:00
4・5年生対象
 「川」(総合)
月曜日 11:15〜11:30  水曜日 11:00〜11:15
5・6年生対象
 「虹色定期便」(道徳)
 「おこめ」(総合)
火曜日 11:45〜12:00  水曜日 11:30〜11:45
火曜日 11:00〜11:15  木曜日 11:15〜11:30
4〜6年生対象
 「わかる国語だいすきな20冊」
 (国語)
水曜日 10:00〜10:15  金曜日 10:15〜10:30
中高生対象
 「NHK映像科学館」(理科)
 「Go!Go! ボランティア」(総合)
火曜日 15:30〜15:50
金曜日 15:30〜15:50

【目次】





聾人物伝・日本書紀〜大正時代

日 時
2003年6月15日(日)午後1時〜4時 ※12時半開場 全席自由
参加料
1000円(予約),当日申込 1300円
会 場
蒲郡市勤労福祉会館(〒443-8601 愛知県蒲郡市旭町17-1)
  JR東海道本線蒲郡駅北口へ徒歩約3分
  駐車場が少ないため,なるべく電車をご利用下さい。
参加申込方法
参加氏名とFAX番号を記入し,下記に事前申込をしてください。

         青山直幹 FAX(052)806-5885
申込締切
6月12日(木)
*当日受付で参加料をお支払い下さい。
*読み取り通訳 ・ 保育はありません。

【目次】




詩  集

くちびるを読む

 短歌の歌集に触れることなど殆どない中で,この歌集を手にした。作者は9歳の時,薬の副作用で失聴。夫とともに30年あまり理髪店を営んでいた香田小茅(さち)さん。

 短い歌の中に,作者の目を通しての日常や社会の空気が漂う。声に出して読むほどに,ことばの響きの美しさが感じられる。

       手話交わすビルの谷間に出でし月
               十指の生み出す言葉照らすも

 書店では扱っていないので,作者までファックスで注文。

  1冊2000円。

                         香田様 FAX:093-961-1559。


【目次】



今年は自立活動担当教員試験(聴覚障害)の開催年です。

例年,申込期間は6月中旬から始まります。文部科学省ホームページにご注意下さい。
  昨年の試験問題(言語障害)が以下に公表されています。
  http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/nintei/030101/index.htm




関連領域新刊図書


ヒューマン手話通訳の発見:手話通訳者の健康とけいわん予防 垰田和史編著
文理閣
1200円
4-89259-426-1
歌集:手話ありて 伊東雋祐著
文理閣
1700円
4-89259-412-1
「身体」は何を語るのか―20世紀を考える〈2〉 見田宗介・市野川容孝・
内田隆三編集
新世社
2100円
4-88384-051-4
耳鼻咽喉科診療プラクティス11
中耳疾患治療の最前線
池田勝久ほか編
文光堂
13000円
4-8306-3322-0
平成15年4月版 言語聴覚士国家試験出題基準 医療研修推進財団監修 著
医歯薬出版
2200円
4-263-21278-9
日本語音声学のしくみ 2 町田健編 猪塚元・
猪塚恵美子著
研究社
2100円
4-327-38302-3
音響テクノロジーシリーズ 音・音場のディジタル処理 日本音響学会山崎芳男
ほか 著
コロナ社
3600円
4-339-01107-X
特別支援教育時代:変わる学校 全国特殊学級設置学校長協会編者
日本文教出版
三晃書房
1500円
4-7830-4028-1
光とともに 自閉症児を抱えて 4 戸部けいこ著
秋田書店
760円
4-253-10442-8音入門
自閉症児の国語(ことば)の教育 江口季好編 著
同成社
2500円
4-88621-272-7
よくわかる障害者福祉 小沢 温著
ミネルヴァ書房
2200円
4-623-03649-9
発達障害児の病理と心理 黒田吉孝・小松秀茂共編
培風館
1900円
4-563-05773-8
岩波アクティブ新書 無敵のバリアフリー旅行術 おそどまさこ著
岩波書店
700円
4-00-700048−4
介助犬シンシアの物語 寺田操 文 毎日新聞社 著
大和書房
大和書房
4-479-39101-0
アスペルガー症候群と高機能自閉症の理解とサポート 杉山登志郎 著
学習研究社
1800円
4-05-401890-4




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