2002年11月11日発行(第2・4月曜日発行)

News Source of Educational Audiology

聴能情報誌  みみだより  第3巻  第443号  通巻528号


編集・発行人:みみだより会、立入 哉 〒790−0833 愛媛県松山市祝谷5丁目2−25 FAX:089-946-5211
購読料照会・新規購読申込・記事内容照会などは、郵便かFAXでお問い合わせいただくか、
下記のアドレスへメールをお送り下さい。

立入 哉 :h-tachi@js2.so-net.ne.jp


「みみだより」ホームページ
ペーパーメディアによる「みみだより」購読のお誘い


【目次】第443号

| NEXT | BACK |「みみだより」ホームページ |


「教育オーディオロジー実習」上級講座の開催について

例年実施しておりました標記の講座は今年度は2003年2月初旬に筑波技術短期大学で開催したいと考えております。
教育オーディオロジーに関係する諸先生方のご参加をお待ちしております。


映画紹介
 き れ い な お か あ さ ん

きれいな おかあさん
ストーリー
麗英[リーイン]は聴覚に障害をもつ息子・鄭大[ジョンダー]と二人暮し。息子が他の子と同じように話せるようにと,丁寧に言葉を一語一語教える毎日。
「これは花<ほあ>って言うのよ。花[ほあ]。花[ほあ]」
うまく発音できない鄭大。普通小学校の入学試験も発音が不明瞭と入学を許可されない。
「おかあさん,僕,学校にいきたい…」
もっともっとこの子に言葉を教えなければ…。
麗英は子どもをつれて出来る仕事―新聞配達と家政婦を掛け持ちで始める。
配達用の三輪車の後ろに鄭大を乗せ,街中を走りながら目にする全てのものを言葉にし,教える麗英。
そんなある日,入学を希望していた小学校の方[ファン]先生とひょんなことから再会する。彼の力強い励ましと優しさに心惹かれていく母子。いつしか麗英は,彼に恋心を抱くように…。
一人の女性が子供を育てることによって,母になっていく姿を描くだけでなく,精神的にも素敵な大人の女性に成長していく様が各国の映画祭で喝采をあびた秀作。
http://www.movietv.co.jp/product/kirei.html

きれいなおかあさん全国公開予定劇場一覧(上映開始時間は各URLでわかります)
◆11月9日〜
東 京  飯田橋ギンレイホール(TEL:03-3269-3852)
神奈川  港南台シネサロン(TEL:045-831-3377)
◆11月16日〜11月22日
鹿児島  鹿児島シネシティ文化(TEL:099-223-3644)
鳥 取  倉吉パープルタウンシネマエポック(TEL:0858-48-9050)
◆11月23日〜
東 京  三軒茶屋シネマ(TEL:03-3421-3322)
神奈川  厚木シネマミロード(TEL:046-230-7145)
 
※上記劇場につきましては,予告なく変更になる場合がございます。
 詳細は各劇場までお問い合わせください。
 
2002年日中国交正常化30周年記念映画
 ・文部科学省選定  ・青少年映画審議会推選
 ・(社)全日本難聴者団体連合会後援 ・(社)東京都中途失聴・難聴者協会後援
 ・中国大使館後援

【目次】



衛星劇場
 日本語字幕入り映画放送

12月  秋刀魚の味                   1日(日)AM 7:00〜
     顔                       8日(日)AM 7:00〜
     男はつらいよ 寅次郎の青春           15日(日)AM 7:00〜
     八甲田山                   22日(日)AM 7:00〜
     修羅雪姫                   29日(日)AM 7:00〜

 字幕入り放送へのご意見/リクエスト等は 衛星劇場編成部まで FAX:03-5250-2324
 受信に関する照会は,パーフェクTV FAX:03-5802-8438か,上記衛星劇場まで。
 詳しくは,〒104-0045 中央区築地4-1-1 東劇ビル5F 衛星劇場まで。
 または,衛星デフシアター http://www.eigeki.com/smsvc420.html

【目次】



研究会開催
 日本国際聾教育学会第2回大会

1.日時  2002年11月23日 (土)13:00受付開始 〜18:00
 
2.会場  愛知県・名古屋市民会館 第1会議室
      〒460-0022 名古屋市中区金山1−5−1
      Tel:052−331−2141  Fax:052−322−7217
 
3.内容
  13:30〜15:30 研究発表
  「カナダの聾教育」伊藤素子(岐阜聖徳学園大学)
  「ネパールの聾教育」篭 敦子(愛媛大学教育学部)
  15:00〜18:00
  シンポジウム「日本の高等教育機関における講義保障支援について
                 −アメリカの現状を踏まえて− 」
    「日本の高等教育機関における講義保障の現状と課題」
      岩田吉生(愛知教育大学教育学部)
    「理系学部における聴覚障害学生の講義保障」
      松岡 博(名古屋大学理学部)
    「当事者の立場から見た講義保障の現状と課題」
      山根さやか(日本福祉大学:東海ろう学生懇談会)
    司会:都築繁幸(愛知教育大学)
    指定討論者:新野康子(聴覚障害学生懇談会・後援会)
          高橋信雄(愛媛大学教育学部)
 
4.参加方法等
   当日受付。参加費 2000円(学生証提示者1000円)。
   手話通訳あり,要約筆記はありません。
   懇親会:11月24日に開催される日本聴覚障害教育実践学会2回大会の参加者と
      合同で行います。当日申込、参加費3000円程度
   駐車場:会館に有料駐車場有り(収容69台)公共交通機関をご利用下さい。
 
5.照会先
   日本国際聾教育学会 第2回大会準備委員会(事務局)都築繁幸
   〒448―8542 愛知県刈谷市井ケ谷町広沢1
   愛知教育大学教育学部障害児教育講座
   Fax:0566−26−2381
   e‐mail:stsuzuki@auecc.aichi-edu.ac.jp

【目次】



研究会開催
 日本聴覚障害教育実践学会第2回大会

1.会期   2002年11月24日(日)9:00受付開始〜15:00
 
2.会場   愛知県・名古屋市民会館 第1会議室
       〒460-0022 名古屋市中区金山1−5−1
       Tel:052−331−2141  Fax:052−322−7217
 
3.内容
  9:30〜12:30 一般研究発表
  「符号化方略と情報処理様式から見た聴覚障害児の読みに関する基礎的研究」
    小木曽 誉(愛知教育大学大学院)
  「聾学校小学部における授業分析カテゴリー作成の試みについて」
    高木 優(大阪教育大学大学院)
  「松山市における学校生活支援員制度」
    原田美藤(愛媛大学大学院)
  「聾学校における人工内耳装用児の実態」
    稲荷邦仁(愛媛大学大学院)      
  「聾学校幼稚部における子ども同士のやり取りを高める援助について」
    北澤尚子(長野県松本ろう学校) 
  「保護者が考える聾学校の就学前教育」
    大島光代(愛知県立一宮聾学校)
  13:30〜14:40
   講演「これからの聾学校を考える −通級指導と教育サービスとの関連から−」
   講師:井坂行男(大阪教育大学)
 
4.参加方法等
   当日受付。参加費 2500円(学生証提示者1500円)。
   手話通訳あり,要約筆記はありません。
   懇親会:11月23日に開催される日本国際聾教育学会第2回大会の参加者と合同で
       行います。当日申込、参加費3000円程度
   駐車場:会館に有料駐車場有り(収容69台)公共交通機関をご利用下さい。
 
5.照会先
   日本聴覚障害教育実践学会 第2回大会準備委員会(事務局)都築繁幸
   〒448―8542 愛知県刈谷市井ケ谷町広沢1
   愛知教育大学教育学部障害児教育講座
   Fax:0566−26−2381
   e‐mail:stsuzuki@auecc.aichi-edu.ac.jp

【目次】



研究会開催
 大学における情報保障シンポジウム

1.日 時  2002年12月14日 9:30受付開始 〜17:00
 
2.場 所  京都市聴覚言語障害センター(「研修室1」及び「研修室2」)
       交通:京都市バス「西大路御池」又は「太子道」下車徒歩5分
          阪急京都線「西院」駅下車 徒歩15分
          JR「円町」駅下車 徒歩7分
 
3.参加費  500円(当日受付で徴収します)
 
4.内 容
 10:10〜12:30
  T.ろう学生の講演 
   (1)「花園大学における講義保障の問題点」
        古本賢介(京都聴覚障害学生の会会長)
   (2)「どのようにして京都精華大学は変わったのか」
        山本芙由美
 13:30〜15:00
  U.分科会
    第1分科会「講義保障の基準」
    第2分科会「ノートテイクの現場における課題」
 15:15〜16:45
  V.シンポジウム  
    パネラー
      當間正敏(社団法人京都府聴覚障害者協会理事・教育研修部副部長)
      秋山奈巳(京都聴覚障害学生の会事務局長)
      山崎悦子(元近畿聴覚障害学生懇談会会長)
 
5.主 催  京都聴覚障害学生の会
 
6.参加申込方法
 参加希望者は下記宛メールに住所、氏名、所属大学または団体、FAX番号、メールアドレスを
 ご記入のうえ、お申し込みください。
 申し込み&問合せ先: 當間正敏 Kontinent2001@aol.com

【目次】



研究会開催
 福 祉 情 報 工 学 研 究 会

1.日 時  2002年 12月 6日(金)10:30〜17:10
 
2.テーマ  福祉情報工学とソフトウェア,一般
 
3.会 場  工学院大学(新宿キャンパス)5階 514会議室
       〒163-8677 東京都新宿区西新宿1-24-2
       工学院大学へのアクセスについては、以下に情報があります。
 
4.内 容(※全研究会10:30〜の内,聴覚関係部分のみ紹介します)
  午後の後半 (15:40-17:10)
  「専門用語手話動画像データベースシステムの構築」
    三好茂樹,内野權次,小林正幸,石原保志,河野純大(筑波技短大)
  「コントロールカメラを用いた授業時の手話コミュニケーション支援」
    皆川洋喜(筑波技短大)
  「聴覚障害者支援を目的とした生活音識別法に関する一検討」
    具 本榮,伊藤憲三(岩手県立大)
 
5.手話通訳:ご要望により手話通訳を用意いたします。
 通訳を用意するセッションは12月6日(金)の午後の後半を予定しています。手話通訳をご希望の方は,11月7日(木)までに,ご希望の講演番号を記してご連絡をお願いします。どなたからもご連絡がない場合は手話通訳は無しとさせて頂きます。
【手話通訳申込】渡辺哲也(国立特殊教育総合研究所情報教育研究部教育工学研究室)
 TEL (0468) 48-4121 ext. 381, FAX (0468)49-5563 E-mail: twatanab@nise.go.jp
 
6.照会先
  福祉情報工学研究会ホームページ http://www.ieice.org/~wit/
  福祉情報工学研究会に関する照会先
    安藤彰男(NHK放送技術研究所 立体映像音響)
     Tel: 03-5494-3224 Fax: 03-5494-3219 E-mail: andou.a-io@nhk.or.jp
 
 
福祉情報工学研究会 次回の予定
  3月に手話情報学研究会と共催での研究会を予定しています。
   開催場所:機械振興会館(未定)
   テ ー マ:福祉情報工学全般

【目次】



ミニ・ニュース

★筑波技術短期大学と筑波大学の統合が白紙に
本誌427号にて「 え? 筑波技術短期大学が筑波大に埋もれてしまう? 」の見出しで筑波技術短期大学が筑波大学に統合される案が出ていることを報じたが,その後,協議は物別れに終わり,統合するという案はなくなった。今後,筑波技術短期大学は独自で独立行政法人化に向けて,歩んでいくことになる。とりあえず,少人数制のきめ細やかな指導ができうる最高学府,聴覚障害者のための大学が維持されることは喜ばしいことと思う。
 
 
★松下通信工業(株)の補聴器部門が別会社「ヘルスケア社」に分社化
 松下はグループを各事業分野の再編を進めているが,今まで補聴器を製造・販売していた松下通信工業の補聴器部門は「家庭電化・住宅設備・健康システム分野」の中に位置づけられ,社内分社「ヘルスケア社」の一部門となる見通し。
 
 
★日立情報システムズ,「マイムハンド」の多方面利用を促進
 日立情報システムズが開発した手話変換システム「マイムハンド」をさらに多様な情報端末で利用できるように翻訳やコンテンツの制作,システムへの組み込みなどの作業を一貫して提供する体制を整えた。これにより,銀行のATMの取扱説明などの画面に手話アニメーションを組み込むことができるという。
 
 
★コンパクト版「日・米・中三カ国手話辞書」
 持ち運びしやすいポケット版の「日・米・中三カ国手話辞書」が販売されている。
 価格は1冊1000円(税込み・送料別)。書店では扱っていないので,上記のホームページから注文する。冊子代+送料を銀行口座に前払いし,送付先をホームページで入力する必要がある。送料は1冊であれば210円だが,多くなれば1冊あたりの送料は安くなる。
 
 
★航空各社,国内線の割引運賃の適用範囲を拡大することで一致
 現在,聴覚障害では一種障害者(2級・3級),4級の手帳所持者に35%の航空運賃割引を行っているが,2003年1月1日搭乗分(2002年11月1日発売開始分)から6級までの全ての身体障害者手帳所持者に拡大して割引を行うことになった。
 
 
★「おだまきの会」が、ホームページを公表
 「みみだより」441号に紹介した「時事用語2002」を制作した「おだまきの会」がホームページを公開した。http://homepage3.nifty.com/odamakikai
 
 
★ワコムアイティ社,筆記通訳支援システムを公開
 このシステムは,音声認識による文字化にあわせ,誤変換された箇所を液晶タブレット上に書く手書き文字で修正できるシステムを組み合わせたもの。既に試験的に実際の要約筆記現場でも使われ始めていて,筆記文字量が多く,比較的楽に入力できると好評だとのこと。システム価85万円。
 
 
★聴覚障害者向け国際会議等参加支援システム
 「みみだより」413号で報じた「聴覚障害者向け国際会議等参加支援システム」が札幌にて開催されたDPI(Disabled Peoples' International)国際会議で利用された。これは札幌市が計画した「平成13年度産学官共同研究開発チャレンジ補助事業」の選定を受け、北海道大学電子科学研究所・感覚情報研究分野と共同で開発されたもの。コンピュータによる音声認識結果を元に、それを話者の表情などと同時に大型プロジェクタに投影し、聴覚障害者の国際会議への参加を支援するシステム。音声認識システムだけでは十分な認識が困難なため,同時通訳者の通訳を音声認識システムが認識しやすいように言い直す「音声復唱者」を立て,さらに修正を加えるのが特徴。
 
 
★プロ野球「日本シリーズ」でリアルタイム字幕実験放送実施
 日本テレビでは野球中継における字幕放送の可能性を探るべく、日本シリーズ第2戦の中継でリアルタイム字幕放送を行った。スポーツ中継の字幕化は、スピーディーな場面展開や情報量の多さから、これまで困難とされてきた。このため今回は,本放送とは別のアナウンサーが字幕放送専門に要約した実況・解説を行い,その話した声をコンピュータによる音声認識システム(東芝「LaLaVoice」)に入れ,さらに修正端末で修正を受けた後、「リアルキャップシステム」を通して放送された,
なお日本テレビは字幕付き番組専用の番組表を公開している
 
 
★厚生労働省は「身体障害者補助犬法」ウェブサイトを開設している
 身体障害者補助犬法の概要が絵などで紹介されている。

【目次】



関連領域新刊図書紹介

★ナチス・ドイツと聴覚障害者(断種と「安楽死」政策を検証する)
中西喜久司著 文理閣 2200円
 故中西喜久司氏は,9月12日(木)永眠されましたので遺作でございます。
 第二次世界大戦中、戦争を奇貨として日本とドイツによって人間の体に加えられた残虐な暴力、とりわけナチスがおこなった身体障害者に対する残虐な断種や「安楽死」についての事実は、裁判を通して十分に明らかにされず、処罰されずに残された。本書はその歴史の真実を聴覚障害者とその運動という視点からまとめたもの。
 
★ママ,えがおがきこえるよ!
 菊池樹理著 小学館スクウェア 1143円 4-7979-8517-8
 重度の聴覚障害をもつ著者が子どもの心を伝える写真集
「菊池樹理からあなたへ」
 お母さんがいっしょに障害を乗り越えようとする気持ちが子どもに伝われば,それが親子の絆を強くします。親子の絆が強ければ子どもは障害という壁に立ち向う勇気がわいてくるはずです。それは障害があってもなくても同じだと思います。そんなことを伝えられる本であることを祈ります。
 
★全聾活眼で生きる 井上亮一著 佼成出版社 1600円
 (自費出版の書籍ですので入手方法などは次号で詳しくご紹介します)
 
★聾のゆんみが浦島花子・ピーターウーマンになる
 ゆんみ著 新風舎 1000円 4-7974-2047-2
 ※聴導犬についてやアメリカの生活について描かれています。

★伝わる手話使える手話:聴覚障害者と心がふれあう
 ハートリンクあゆみ〈手話研究会〉編著 池田書店 1200円 4-262-14699-5

★耳の聞こえないお医者さん,今日も大忙し
 フィリップ・ザゾヴ著 相原真理子訳 草思社 1900円 4-7942-1145-7

★国際手話のハンドブック
 大杉豊編 三省堂刊 1500円 4-385-35982-2

★異議あり!「奇跡の詩人」
 滝本太郎・石井謙一郎編著 同時代社刊 1300円 4-88683-475-2
※今春,NHKスペシャルで放映されたドーマン法を無批判に報道したNHKに対する批判を痛烈に語る。

★自閉症児の臨床と教育
 氏森英亜編著 田研出版 2500円 4-924339-87-3

★言語の脳科学:脳はどのようにことばを生みだすか
 酒井邦嘉著 中央公論新社 900円 4-12-101647-5

★自閉症・日だまりへの道しるべ:
 日本,そしてアメリカ,自閉症の息子に導かれた心の旅
 犀川京子著 学苑社 1800円 4-7614-0204-0

★自閉症の息子デーンがくれた贈り物:愛と希望をみつめて
 ジュニー・ウェイツ著 ヘレン・スウィンボーン著 小原亜美訳 大和書房
 2400円 4-479-57012-8

★特別支援教育時代:変わる学校
 全国特殊学級設置学校長協会編著 日本文教出版 三晃書房
 1500円 4-7830-4028-1

★小児病棟の四季
 細谷亮太著 岩波書店 900円 4-00-603063-0

★見えない・見えにくい人の便利グッズファイル(情報バリアフリー叢書)
 便利グッズサロン編 大活字 1900円 4-86055-024-2

★障害者家族を生きる
 土屋葉著 勁草書房刊 2800円 4-326-65270-5

★言語学フォーエバー
 千野栄一著 大修館書店刊 2200円 4-469-21274-1

★失語症(シリーズ言語臨床事例集 第4巻)
 竹内愛子編 学苑社刊 4200円 4-7614-0205-9

★失語症周辺領域のコミュニケーション障害(シリーズ言語臨床事例集 第5巻)
 竹内愛子編 学苑社刊 4200円 4-7614-0206-7

★知覚と錯覚 脳の働き(図解雑学−絵と文章でわかりやすい!−)
 宮本敏夫著 ナツメ社刊 1300円 4-8163-3281-2

★あせらずあきらめず地域リハビリテーション(岩波アクティブ新書 38)
 長谷川幹著 岩波書店刊 700円 4-00-700038-7

★アイとアユム母と子の700日
 松沢哲郎著 講談社刊 1500 円 4-06-154267-2

★ロービジョンのための生活便利帳:見えにくい・見えなくなってきた人へ
 弱視者問題研究会ほか編 大活字刊 1500円 4-86055-028-5

★高次脳機能診断法 新訂第3版
 中野光子著 山王出版刊 2800円 4-915694-23-2

★自治体政策とユニバーサルデザイン 住民満足度・最大化をめざして
 波田永実・舟橋邦子ほか編著 学陽書房刊 2400円 4-313-16104-X

★視覚障害者のための情報機器&サービス 2003
 大活字刊 1900円 4-86055-025-0

★子どもの障害をどう受容するか(子育てと健康シリーズ 17) 家族支援と援助者の役割
 中田洋二郎著 大月書店刊 1300円 4-272-40317-6

★点字・点訳基本入門 点字に興味を持ったら,最初に読む一冊 改訂版
 当山啓著 産学社 1800円 4-7825-3070-6

★発達につまずきを持つ子と身辺自立 基本の考え方と指導法
 湯汲英史編著 武藤 英夫・田宮 正子著 大揚社刊 2000円 4-7952-4398-0

★言語と脳:神経言語学入門
 オブラージュァロー著 若林茂則・割田杏子訳 新曜社 2900円 4-7885-0806-0

★障害児の音楽表現を育てる(学校音楽教育実践シリーズ 3)
 音楽之友社刊 2000円 4-276-31133-0

★「ひやりはっと」から学ぶ福祉用具の安全活用法
 東畠弘子編著 中央法規出版刊 2000円 4-8058-2251-1

★知的発達障害の家族援助:知的発達障害の家族援助
 早樫一男・団士郎・岡田隆介編 3000円 金剛出版 4-7724-0751-0

★視覚障害リハビリテーション概論
 坂本洋一著 中央法規出版刊 2800円 4-8058-4425-6

★ユニバーサルデザイン:超高齢社会に向けたモノづくり 改訂版
 ユニバーサルデザイン研究会編 日本工業出版刊 2800円 4-8190-1405-6

★小児リハビリテーションのための神経と発達の診かた
 前川喜平著 新興医学出版社刊 3300円 4-88002-612-3

★障害者と地域生活(福祉キーワードシリーズ)
 佐藤久夫ほか編著 2000円 中央法規出版 4-8058-2204-X

★ダウン症児の育ち方・育て方 新版
 安藤忠責任編集 学研刊 4500円 4-05-401625-1

★統合教育の実践 心と身体のバリアフリー社会を目指して
 山本和儀編著 朱鷺書房 1600円 4-88602-624-9

【目次】



学会誌・研究会誌Contents

★聴能言語学研究 19(2)2002
「難聴児のインテグレーション支援」田原佳子,133-138
 
★音声言語医学 43(4)2002
「聾の両親をもつ視覚聴覚二重障害・脳梁形成不全児1例の乳幼児期言語・コミュニ ケーション発達と母子指導の経緯」黒田生子ほか,375-385
「人工内耳装用児への聴き取りと発音指導―振動子の利用―」
 田中望実ほか,402-406
 
★盲ろう者の専門誌 コミュニカ 25,2002
《特集》聴導犬,9-36
「概要―犬に触りたい、可愛い犬達に」山岸康子
「訓練施設レポート―聴導犬育成の会を訪ねて」斎藤恵子
「ユーザーの声―聴導犬と暮らして ふれあいエッセー 12年ぶりの再会から結婚へ
 〜渡部宏巳さんに聞く」坂部恵美37-45
 
★働く広場 301,2002
「人間としての障害はない」中園秀喜,17
「聴覚障害のある人をホームヘルパーに―養成講座、NPOの手で―」
 氏家麻夫,18-23
 
★AUDIOLOGY JAPAN 45(4),2002
「最高明瞭度を得るための語音レベルの選び方の検討」高田敬子,298-305
 
★耳鼻と臨床 OTOLOGIA FUKUOKA 48(2),2002
クラリオン多施設共同研究結果報告
「電極ポジショナーの挿入法」小宗静男,63-69
「小児人工内耳埋め込み術におけるリスクマネージメント」久保 武ほか,70-76
「クラリオン人工内耳の音声コード化法とプログラミングの実際」
 熊谷文愛ほか,77-82
「Clarion人工内耳の多施設臨床研究(成人)
 −画像解析上および電気生理学・神経耳科学的検討」熊川孝三ほか,83-88
「Clarion人工内耳におけるpositionerの有無とEABR」河野 淳ほか,89-92
「クラリオン人工内耳の聴取成績と満足度(成人)」氏田直子ほか,93-101
「クラリオン小児人工内耳埋め込み手術」宇良政治ほか,102-107
「クラリオン人工内耳装用児の術後成績」井脇貴子ほか,108-113
「九州大学における小児人工内耳治療」中川尚志ほか,114-119
「中枢病変を伴った例に対する人工内耳
 ―脳血流PECTを用いた適応検査とクラリオン使用経験―」東野哲也ほか,120-125
「ミトコンドリア脳筋症例に対する人工内耳」新谷朋子ほか,126-131
「人工内耳の両耳装用症例」大山健二ほか,132-136
「クラリオン16人工内耳ポジショナー
 挿入のための蝸牛内視鏡検査の試み」小川 郁ほか,137-140
 
★EAR and HEARING 23(2),2002
Patients Utilizing a Hearing Aid and a Cochlear Implant : Speech Perception and Localization
 Richard S. Tyler,98-105
Sound-Direction Identification, Interaural Time Delay Discrimination, and Speech Intelligibility
 Advantages in Noise for a Bilateral Cochlear Implant UserRichard van Hoesel,137-149
Spondee Recognition in a Two-Talker Masker and a Speech-Shaped Noise masker in Adults and
 ChildrenJoseph W. Hall,159-165
 
★EAR and HEARING 23(4),2002
A Multi-Center, Double Blind Clinical Trial Comparing Benefit from Three Commonly Used
 Hearing Aid CircuitsVernon D. larson,269-276
Organization anad Administration of the NIDCD/VA Hearing Aid Clinical Trial
 William G. Henderson,277-279
Speech Recognition Performance of Patients with Sensorineural Hearing Loss Under Unaided and
 Aided Conditions Useing Linear and Compression Hearing AidsJanet E. Shanks,280-290
Quality Rating Test of Hearing Aid Benefit in the NIDCD/VA Clinical Trial
 Douglas Noffsinger,291-300
Subjectibe measures of Hearing Aid Benefit in the NIDCD/VA Clinical Trial
 Geirge B. Haskell,301-307
Coupler and Real-Ear Measurement of Hearing Aid Gain and output in the NIDCD/VA Clinical
 TrialGene W. Bratt,308-315
Aided Perception of /s/ and /z/ by Hearing-Implant ChildrenPatricia G. Stelmachowicz,316-324
Tolerable Hearing Aid Delays. U. Estimation of limits Omposed During Speech production
 Michael A.Stone,325-338
Frequency Mapping in Cochlear ImplantsQian-Jie Fu,339-348
Effects of Hearing Loss on Echo ThresholdsRichard A. Roberts,349-357
ABR Thresholds to Tonebursts Gated with Blackman and Linear Windows in Adults with
 High-Frequency Sensorineural Hearing LossSuzanne C. Purdy,358-368
Effects of Multi-Channel Compression Time Constants on Subjectively Perceived Sound Quality
 and Speech IntelligibilityMartin Hansen,369-380
 
★Journal of the American Academy of Audiology 13(5),2002
Comparison of Auditory Steady-State Response and Auditory Brainstem Response Thresholds in
 Childrenkathy R. Vander Werff,227-235
Prediction of Hearing Threshold in Infants Using Steady-State Evoked Potentials
 Gary Rance,236-245
Advantages and Caveats When Recording Steady-State Responses to Multiple Simultaneous
 StimuliM. Sasha John,246-259
The Auditory Steady-State Response:Full-Term and Premature Neonates
 Barbara Cone-Wesson,260-269
The Auditory Steady-State Response:Clinical Observatios and Applications in Infants and children
 Barbara Cone-Wesson,270-282
 
★Journal of the American Academy of Audiology 13(6),2002
Performnce of Directional Microphone Hearing Aids in Everyday LifeMary T. Cord,295-307
Influence of Environmental Factors on Hearing Aid Microphone PreferenceRauna K. Surr,308-322
Behavioral Characteristics of Auditory processing Disorder and Attention-Deficit Hyperactivity
 Disorder:Predominantly Inattentive TypeGail D. Chermak,332-338
 
★THE HEARING JOURNAL 55(8),2002
Rationale and use of sound field sysytems:An updateCarol Flexer,10-31
Study finds higher cardiovascular fitness associated with greater hearing acuity
 Helaine M. Alessio,32-43
Personality type and perceived hearing aid benefit revisitedE. kimberly Barry,44-45
Hearing aid physical fit : The next revolution?David Fabry,46-55
Auditory processing disorders can negate the benefits of binaural amplificationJane A.Baran,60-71
 
★THE HEARING JOURNAL 55(9),2002
The auditory steady-atage response:A primerbrad A. Stach,10-29
Aural renab services : Survey reports which are offerd, how often, and by whom
 Susan Ag. Prendergast,30-35
Advances in technology offer promise of an expanding role for telecoilsBowen Marshall,40-41
You don't hear with your earsJohn Berry,52-65
 
★JSLHR45(5),2002
Changes in Speech Production in a Child With a Cochlear Omplant:Acoustic and kinematic
 EvidenceLisa Goffman,891-901
 
★American journal of Audiology 11(1),2002
Digit Speech Recognition Thresholds(SRT) for Non-Native Spearkers of English
 Ishara Ramkisssoon,23-28
Low Frequency Gain Compensation in Directional Hearing AidsTodd Ricketts,29-41
 
★VOLTA VOICES 9(5),2002
Reflections on Succeeding with a Child with Hearing Loss as a Public School Teacher
 Davinia inkson,23-29
U.S. Supreme Court Grants Patients Independent Review of HMO Medical Necessity Denials In
 ERISA Ruling:Implications For Cochlear ImplantsChris Churchill,30-33
 
★DEAFNESS & EDUCATION INTERNATIONAL 4(3),2002
Hearing-Impaired children in the UK: education setting and communication approach
 Heather M Fortnum,123-141
Inclusion-What deaf pupils think: an RNID project undertaken by the University of Hertfordshire
 Joy Jarvis,142-147
The value systems of deaf and hearing adolescentsWynford Bellin,148-165
 
★Journal of Deaf Studies and Deaf Education 7(4),2002
Higher Education for Deaf Students: Research Priorities in the New Millennium
 Harry G. Lang,267-280
University Interpreting: Linguistic Issues for ConsiderationJemina Napier,281-301
The Charcteristics and Extent of Participation of Deaf and Hard-of-Hearing Students in Regular
 Classes in Australian SchoolsDes Power,302-311
Communication mode and the Processing of Printed Words: Evidence From Readers With
 Prelingually Acquired DeafnessPaul Miller,312-329
Parenting Strtess and Social Support in Hearing Mothers of Deaf and Hearing Chilren:
 A Longitudinal StudyAmy R. Lederberg,330-345
Images of Teacher, Students, and the Classroom Held by Preservice and In-service Educators of
 Students Who Are Deaf or Hard of HearingEdward A. Marlatt,346-360
 
★SEMINARS IN Hearing 23(3),2002
IntroductionAuditory Neuropathy(Dys-Synchrony)Alison M. Grimes,181-182
Electrophysiological Responses in Individuals woth Auditory neuropathy
 Abreena I. Tlumak,183-192
Identification of Auditory neuropathy in Infants and ChildrenYvonne S. Sininger,Ph.D.,193-200
Considerations in the Clinical Evaluation of Auditory Neuropathy/Auditory Dys-Synchrony
 Linda J. Hood,Ph.D.,201-208
Auditory Neuropathy/Auditory Dys-Synchrony: After the Diagnosis, then What?
 Charles I. Berlin,209-214
Auditory Neuropathy/Auditory Dys-Synchrony in Adults and Children
 Jon K. Shallop,Ph.D.,215-224
Developing a Multidisciplinary Clinical protocol to Manage Pediatric Patients with Auditory
 neuropathyKevin H.Franck,Ph.D.,225-237
 
★International Journal of Audiology 41(6)2002
Speech recognition threshold in slightly and fully modulated noise for hearing-impaired subjects
 Bjorn Hagerman,321-329
Age effects and normative data on a Dutch test battery for auditory processing disorders
Karin Neijenhuis,334-346
Cochlear implants in children with craniofacial syndromes: assessment and outcomes
 B.M.MacArdle,347-356
Comparison of an ‘intuitive’NHS hearing aid prescription method with DSL 4.1 targets for
 amplificationJonathan O. Parsons,357-362
International technical standards: whose problem is it?Michael C. Martin,371-373
International technical standards: whose problem is it? Response to M.C.Martin
 Brian C. J. Moore,374

【目次】



【目次】 | NEXT | BACK |「みみだより」ホームページ