2001年10月8日発行(第2・4月曜日発行)
News Source of Educational Audiology
聴能情報誌
みみだより
第3巻
第420号
通巻505号
編集・発行人:みみだより会、立入 哉 〒790−0833 愛媛県松山市祝谷5丁目2−25 FAX:089-946-5211
購読料照会・新規購読申込・記事内容照会などは、郵便かFAXでお問い合わせいただくか、
下記のアドレスへメールをお送り下さい。
立入 哉 :h-tachi@ma4.justnet.ne.jp
「みみだより」ホームページ
ペーパーメディアによる「みみだより」購読のお誘い
みみだより419号4ページ掲載の
「山口コミュニケーション研究会」の連絡先に間違いがございました。
下記のようにご訂正申し上げます。ご関係の皆様にお詫び申し上げます。
(誤)山口市大内屋田80-1 →(正)山口市大内矢田80-1
【目次】第420号
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「教育オーディオロジー実習」講習会
補聴器のフィッティング,聴能評価を中心に
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日 時:11月9日(金)〜11月11日(日)
9日 |
13:00〜13:10 オリエンテーション
13:10〜14:40 講義:教育オーディオロジーの構成
15:00〜16:30 中人数講義と実習1
16:40〜18:10 中人数講義と実習2
19:00〜 情報交換会
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10日 |
9:00〜10:45 実習と少人数講義3
11:00〜12:00 ミニ講座
13:00〜14:30 座談:それぞれの現場から
14:45〜16:25 中人数講義と実習4
16:40〜18:10 中人数講義と実習5
18:30〜 講師放談会
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11日 |
9:00〜10:40 実習と少人数講義6
11:00〜12:40 実習と少人数講義7
12:40〜14:00 総括
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会 場:筑波技術短期大学(茨城県つくば市天久保4-3-15)
東京駅よりバス100分,筑波バスセンターよりタクシーで約7分
受講者:聾学校・難聴学級・難聴幼児通園施設等職員および補聴器関係者
現在,聴力測定・補聴器の調整の業務にあたっている者が望ましい
定 員:40名限定(定員に達した時点で締め切ります)
受講料:14,000円、日本聴覚障害・教育工学研究会会員は 11,000円
情報交換会,講師放談会は別途,会費を申し受けます。
申込方法:必要事項を記入した受講申込書をFAXか郵便で下記にご送信願います。受講可能な
方には,受講許可証をFAXで返信しますので,所定の手続きで受講料の前納をお願い
します。前納された受講料はお返しできません(代理参加は認めます)。
※申込締切日:10月31日(定員に達した時点で締め切ります)
※申込書送付先:〒790-8577 (住所不要) 愛媛大学教育学部
立入 哉 FAX:089−946−5211
内容,参加の申し込みの受理等の照会はFAXでお願い申し上げます。
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少人数・中人数講義・実習・実演で取り扱う項目:(予定)
明瞭度指数 周波数圧縮変換形補聴器
児童福祉法概説 noahと複合検査装置
補聴器フィッティングの熟達法 デジタル補聴器
語音聴力検査法 補聴器の仕組みとその修理
補聴状態の評価 音響物理
幼児の聴能の評価 人工内耳のマッピングとリハビリ
FM補聴システムの基礎とフィッティング イヤモールドの製造
FM電波とFM補聴器の利用 実耳挿入利得とイヤモールドの評価
FM補聴器の評価法 ABRの原理:その適応と臨床
補聴援助システム 聴能室の運営とサービス
赤外線補聴システム ケース研究
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※講師都合・受講生の要望等により,削除・追加します
持ち物:耳かけ形補聴器1台(できるだけ調整器が多く付いているもの)
補聴器調整用ミニドライバー,ステゾスコープまたは試聴用ロングチューブ
補聴器のフィッティングについて相談したいケースの資料概要(10部コピー要)
使用テキスト「教育オーディオロジー実習テキスト」をお持ちの方はご持参下さい
※ 受講者全員に受講内容を証明する証明書を発行します。
「教育オーディオロジー実習」講習会参加申込書
氏名:___________________________________________ e-mail:______________________________________________
連絡先:( 郵便番号 □□□−□□□□ )_________________________________________________
_______________________________________________________________________________________
所属機関名:___________________________________________________________________________________________
電話____________________________________ FAX_______________________________________
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【目次】
研究会開催
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大阪聴覚障害教育研究会 第16回研究会 |
テーマ:「小学校で聴覚障害児がいきいきと生活できるために」
−ろう教師の願い−
講 師:坂本 久美 先生(吹田市立吹田第二小学校教諭)
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全国には多くの聴覚障害教職員がいます。そのほとんどが聾学校に勤務していますが,「一般校」にも多くの聴覚障害教職員が活躍されています。
第15回研究会では,聴覚障害教員である坂本久美先生の体験から学び合いたいと考えています。坂本先生は現在,吹田市立吹田第二小学校で,3・4年の書写と5・6年の家庭科,6年の社会を指導されています。また6年生の学年配属で学年のいろいろな仕事もなさっています。吹田第二小学校は,吹田市のセンター校として難聴学級が設置されているだけでなく,大阪府下の難聴学級の中心をなす学校です。吹田第二小学校の難聴学級の取り組みや他の児童への聴覚障害に対する理解を深めるための取り組みにおいて,坂本先生の存在はかかせません。今回は,坂本先生の実践やお考えを伺うことで,聴覚障害児教育について見つめなおす機会にしたいと思っています。
多くの先生方の参加をお待ちしています。
日 時:2001年10月20日(土)午後2時〜
会 場:大阪市立聾学校(地下鉄谷町線谷町6丁目下車)
会 費:会員無料,非会員500円。
参加対象:教職員
<大阪聴覚障害教育研究会のご紹介>
1.会員の特典
年3回の研究会及びワークショップ参加費が無料になります。
・研究会は学期に1回開催しています。
・非会員は参加費500円が必要です。
・当年度および次年度の研究会の案内を無料で送付します。
2.会 費 年会費:1000円(会計年度:4月〜翌年3月)
3.照会先 事務局代表 中瀬 浩一まで
勤務先:大阪市立聾学校(TEL:06-6761-1419/FAX:06-6762-1800)
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【目次】
社会人入試
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筑波技術短期大学が「社会人」入試を始めます |
既に就職している聴覚障害者に高等教育のチャンスを実現します。
聾学校高等部の先生方:希望しているような卒業生にぜひご紹介下さい。
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平成14年度筑波技術短期大学聴覚障害関係学科入試日程
選 抜 区 分 |
日 程 |
社会人特別選抜 |
出願期間 |
平成13年11月1日(木)〜8日(木) |
選抜期日 |
平成13年11月23日(金・祝) |
募集人員 |
デザイン学科,機械工学科,建築工学科
電子情報学科電子工学専攻,電子情報学科情報工学専攻
各若干名 |
その他 |
社会人の経験を1年以上有し,平成14年4月1日現在で22歳に達している者に対して,学力検査を免除し,面接,書類審査及び実技・適性検査等を実施する。 |
推薦入学試験 |
出願期間 |
平成13年11月1日(木)〜8日(木) |
選抜期日 |
平成13年11月23日(金・祝)〜24日(土) |
募集人員 |
デザイン学科,機械工学科,建築工学科
電子情報学科電子工学専攻,電子情報学科情報工学専攻
各5名 |
その他 |
聾学校長又は高等学校長の推薦に基づき,学力検査を免除し,調査書及び推薦書による書類審査,面接,小論文及び実技・適性検査等を実施する。募集人員5名のうち,原則として,聾学校から3名,高等学校から2名を合格者とする。 |
一般入学試験 |
出願期間 |
平成14年1月7日(月)〜11日(金) |
選抜期日 |
平成14年2月1日(金)〜2日(土) |
募集人員 |
デザイン学科,機械工学科,建築工学科
電子情報学科電子工学専攻,電子情報学科情報工学専攻
各5名 |
その他 |
機械工学科,建築工学科,電子情報学科電子工学専攻及び電子情報学科情報工学専攻間で第2志望を認める。 |
照会先 〒300-0005 茨城県つくば市天久保4-3-15 筑波技術短期大学教務第一課教務係
TEL 0298-58-9328 FAX 0298-58-9335
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募集要項の請求
【目次】
- ★岡山市立内山下小学校が他校と統合され,岡山中央南小学校が誕生
- 岡山市立内山下小学校の難聴学級は昭和35年4月,当時岡山大学医学部耳鼻咽喉科の高原滋夫教授のお力添えにより全国に先駆けて開設された。平成13年4月,市内中心部のドーナツ現象による児童数の減少によって,岡山市立内山下小学校と岡山市立深柢小学校が統合され,岡山市立岡山中央南小学校が誕生した。今後は岡山中央南小学校において歴史ある難聴教育が引き継がれていくことになります。
- 岡山市立岡山中央南小学校の住所・連絡先は次の通り。
- 住所 〒700-0821 岡山市中山下2-6-30 TEL:086-225-4965,FAX:086-225-4966
- 難聴学級主任 田渕康真先生
- ★Oticon社は,重度難聴用フルデジタル補聴器の市販開始
- ここ1年ほどの間に重度難聴用フルデジタル補聴器が出そろってきた。このたび,デンマーク,Oticon社は DigiFocusU SuperPowerを発表した。80dBのゲイン,139dBSPLの最大出力が出るといい,重度用フルデジタルの中でも非常にパワフルな1台になる。
- ★東北大学の鈴木陽一先生ら,新たに「単語リスト」を提言
- 東北大学電気通信研究所鈴木研究室とNTTコミュニケーション科学基礎研究所の天野成昭主任研究員,近藤公久主任研究員は,難聴者のための単語了解度試験用単語リストを共同で作成した。なお,本単語リストは主として難聴者に対する単語了解度試験での音声聴取能力測定を目的として作成してあるが,それに限らず単語の難易度と音韻バランスを統制した単語リストとして様々な方面に広く活用されることが期待される。リストは,下記にて公開されている。なお,利用にあたっては,ホームページに注意事項が掲載されてあるので,それを留意すること。
- http://www.ais.riec.tohoku.ac.jp/lab/wordlist/index-j.html
- ★宮崎県立の2つの聾学校に一斉校内放送設備他を備える
- 宮崎県教委は6月に大阪で発生した児童殺傷事件を受け,県立の特殊教育諸学校全13校に異常事態発生時,教室から一斉に校内放送ができる電話約300台の設置の他,寄宿舎には侵入者の出入りを感知する屋外センサーを付けることを決めた。予算額は約2300万円。
- ★リブアンドラブ,耳あな形補聴器の通販を開始
- 大和田式補聴器の通信販売で知られるリブアンドラブ社は,先端部にウレタンフォーム(ぎゅっと押すと小さくなり徐々に広がっている黄色い耳栓に使われている素材)を付けた耳あな形補聴器の市販を開始した。価格49,800円。スターキー社の相手先ブランドによる委託製造商品。
- ★国際福祉機器展 東京で10月に開催
- 全国社会福祉協議会と保健福祉広報協会は10月24日から3日間,「第28回国際福祉機器展」を東京国際展示場の東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催する。車いす,ベッド関連用品,入浴用品,補聴器などを紹介する。世界13カ国,1地域から600社以上が参加する。展示会の入場は無料。照会は同展事務局(TEL:03-3580-3052)まで。
【目次】
- ★手話通訳がわかる“本”
- 伊東雋祐監修 中央法規出版 1800円 4-8058-2104-3
- ★やってみよう!はじめての手話1〜3 こどもくらぶ編著 岩崎書店
- 各1500円 4-265-02771-7 4-265-02772-5 4-265-02773-3
- ★自立活動の計画と展開:障害児教育の新領域1:認知発達を育てる自立活動
- 明治図書出版 2260円 4-18-905717-7
- ★21世紀耳鼻咽喉科領域の臨床 CLIENT21:15 音声・言語
- 野村恭也編集 中山書店 32000円 4-521-59171-X
- ★盲導犬ベルナ物語(コミック)
- ふじたかずひろ画 郡司ななえ原作 朝日ソノラマ 933円 4-257-90431-3
- 犬嫌いの全盲女性が出産を考え盲導犬との生活を始めるという話。
- ★ペリラの手紙:盲導犬から愛をこめて
- 郡司ななえ著 広瀬一美写真 朝日ソノラマ 1200円 4-257-03583-8
- ★乳幼児の心理的誕生:母子共生と個体化
- M.S.マーラー他著 黎明書房 6200円 4-654-00086-0
- ★障害者と福祉文化 一番ケ瀬康子編 明石書店 1900円 4-7503-1471-4
- ★失語症言語治療の基礎:診断法から治療理論まで
- 紺野加奈江著 診断と治療社 3500円 4-7878-1158-4
- ★福祉と医療の法律学!:福祉の視点で法律入門
- 梶原洋生著 インデックス出版 2200円 4-901092-23-5
- ★高齢者とのコミュニケーション・スキル
- 田中キミ子著 中央法規出版 1800円 4-8058-2130-2
- ★コミュニケーション障害の臨床5:失語症
- 日本聴能言語士協会編 協同医書出版社 3500円 4-7639-3025-7
- ★学びあう「障害」:障害者の生涯学習実践
- 小林繁編著 平原社 2000円 4-906681-11-5
- ★福祉心理学を愉しむ 宮原和子著 ナカニシヤ出版 2200円 4-88848-535-6
- ★知的障害者のオープン・カレッジ・テキストブック
- 安藤忠編著 明石書店 2000円 4-7503-1455-2
- ★スウェーデン・デンマーク福祉用語小辞典
- 大阪外国語大学編 早稲田大学出版部 3000円 4-657-01723-3
- ★さくらさくら:みんな主人公なんだから
- 加藤奈々枝著 日本ビジネスプラン 1600円 4-901495-49-6
- 社会福祉法人名東福祉会の20年の歩みを紹介
- ★嚥下障害Q&A 吉田哲二編集 医薬ジャーナル社 3800円 4-7532-1905-4
- ★車いすの選び方 ピーターアクセルソン著 医学書院 2000円 4-260-24402-7
- ★母の決断:重度障害児と生き抜いた母の記録
- 板垣誠編 創風社 1500円 4-88352-050-1
- ★障害児の心の臨床:知的・情緒的障害児とその親の心
- 中沢たえ子著 岩崎学術出版社 3000円 4-7533-0104-4
- ★思考と言語(新訳) ヴィゴツキー著 新読書社 3800円 4-7880-4110-3
- ★福祉用具総覧2001
- テクノエイド協会編集 中央法規出版 4800円 4-8058-2136-1
- ★障害 川崎二三彦著 明石書店 1600円 4-7503-1474-9
- ★めまいQ&A 八木聡明編 医薬ジャーナル社 3800円 4-7532-1921-6
- ★21世紀耳鼻咽喉科領域の臨床 CLIENT21:18 免疫・アレルギー疾患
- 野村恭也編集 中山書店 32000円 4-521-59181-7
- ★学習障害研究における人間精神学の展開:新仮説の提唱および学習適応性尺度の構成
- 中塚善次郎著 風間書房 8200円 4-7599-1276-2
- ★入門コース・ことばの発達と障害 1:ことばの発達入門
- 秦野悦子 大修館書店 2200円 4-469-11062-0
- ★入門コース・ことばの発達と障害 2:ことばの障害入門
- 西村辨作 大修館書店 2200円 4-469-11063-9
- ★入門コース・ことばの発達と障害 3:ことばの障害の評価と指導
- 大石敬子 大修館書店 2400円 4-469-11064-7
- ★講座臨床心理学 1:臨床心理学とは何か
- 下山晴彦他編 東京大学出版会 3500円 4-13-015111-8
- ★芸術療法の理論と技法 J.A.ルービン編 誠信書房 4100円 4-414-40284-0
- ★儒教に学ぶ福祉の心:『言志四録』を読む
- 京極高宣著 明徳出版社 1900円 4-89619-156-0
- ★障害者が自立できる年金を 鈴木静男著 本の泉社 1400円 4-88023-348-X
- ★全国知的障害関係施設名簿2001 日本知的障害者福祉協会 3200円
- ★障害者雇用ガイドブック平成13年版
- 厚生労働省監修 雇用問題研究会 1700円 4-87563-201-0
- ★やさしい手話教室:イラストで覚えるはじめての手話
- 野沢久美子監修 日本文芸社 1000円 4-537-11172-0
- ★福祉カウンセリング 杉本敏夫監修 久美 2400円 4-907757-25-5
- ★新臨床耳鼻咽喉科学 1:基礎編
- 加我君孝他編著 中外医学社 20000円 4-498-06234-5
- ★コミュニケーション障害の臨床 6:口蓋裂・構音障害
- 日本聴能言語士協会編集 協同医書出版社 3800円 4-7639-3026-5
- ★視聴覚情報処理 福島邦彦共著 森北出版 2500円 4-627-80691-4
- ★隠蔽された障害:マンガ家・山田花子と非言語性LD
- 石川元著 岩波書店 2300円 4-00-022112-4
- ★耳鼻咽喉科診療プラクティス 5:耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域のShort Stay Surgery複合媒体資料
- 池田勝久他編 文光堂 13000円 4-8306-3316-6
- ★自閉症と行動障害:関係障害臨床からの接近
- 小林隆児著 岩崎学術出版社 3000円 4-7533-0105-2
- ★言語障害:失語症・運動障害性構音障害・嚥下障害・脳性麻痺の言語障害
- 笹沼澄子編 医歯薬出版 6000円 4-263-21611-3
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【目次】
福祉法対応補聴器一覧
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(編集協力:東京都心身障害者福祉センター 地域支援課 功刀 武先生) |
ブランド名
扱社連絡先 |
標準耳掛け
43,900 |
標準箱型
34,200 |
高度耳掛け
67,300 |
高度箱型
55,800 |
挿耳型レディ
87,800 |
挿耳型オーダー
139,100 |
骨導眼鏡
121,900 |
FM
156,300 |
ダナジャパン
TEL:03-3851-3381 |
215UT
|
107S
|
775PPU
|
107-6PP
|
141M
|
131CDX
|
|
Rx Lin
RX AGC |
フィリップス
TEL:03-3851-3381 |
M41
|
P1609
|
S41
|
S1639
|
M60-O
|
|
|
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オーティコン
TEL:03-3354-5131 |
EW1
|
PW1
|
EW2
|
PW2
|
|
エルゴシリーズ
コミュニケアシリーズ |
|
|
シーメンス
TEL:042-765-5611 |
TR-671
|
176AO
|
TR-674
|
178PP-AO
|
カスタムカプセルNH-G
|
ライフサウンドハイパワー
|
|
|
ユニトロン
TEL:03-3269-4133 |
UM55S
UE6
|
|
E2PLPC
UE16PLN
UE16PLMT
|
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|
カスタムサウンドPP
|
|
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ベルトーン
TEL:03-3269-4133 |
|
コンサートS
|
|
コンサート
GW-P
|
ストックカナル103
|
オーディ
オーディP
オーディPL
|
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|
ワイデックス
TEL:03-3544-3265 |
B1−VC
|
|
G2E
|
|
|
B1X-VC
|
90AN
|
|
コルチトーン
TEL:03-3813-9911 |
TH795
|
TH57
|
TH753S
|
TH67
|
312DL
|
TH19
|
TH1102
|
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パナソニック
TEL:045-939-1835 |
WH-B201
WH4700
|
WH2400
|
WH-B300
WH6100
WH5700
|
WH2600
|
WH7750
|
WH7650T1
|
WH8160
|
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ホナック
TEL:052-261-3511 |
クラシカAGC
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クラシカ220
|
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スターキー
TEL:045-942-7226 |
B-13PC
|
F-363
|
A13HDP
A13HDDSuper
A675SSP |
SB-1
|
インサティーナ
|
イントラDアンプ
フルシェル形高度
シリーズ7インテリパワー |
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バーナフォン
TEL:03-3295-8908 |
オーパス2ミニ
パワー
パワーAGC-O
ゴリブリC2
ゴリブリC11 |
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オーパス2 SP
SP AGC-O
T98
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MT80SP
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【目次】
図書紹介
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「聴覚障害と英語教育」
学び,教えて半世紀,今後の課題と展望 |
中西喜久司著,上巻 4-88322-638-7
下巻 4-88322-639-5 各巻 2,500円 三友社出版刊
|
聴覚障害英語教育研究会の中西喜久司会長の著書「聴覚障害と英語教育−学び,教えて半世紀,今後の課題と展望」が三友社から出版されました。中途失聴のため奈良聾学校の小学部に編入,同志社大学の英文科を卒業後,京都府立聾学校に奉職,中学部の主事などの要職に就き,定年まで勤められた中西先生の,これまでに執筆された文献の集大成です。内容は,授業記録,国際交流,聾唖運動などの多岐にわたり,戦後の聾教育の実態を知る上でも他に類のない貴重な資料です。聾学校の英語担当の先生方のみならず,他教科担当の先生方,聾教育に関心のある方々,一般校で英語を担当しておられる先生方にもお勧めいたします。
価格は上下各2,500円,消費税込みで合計5,250円です。聴覚障害英語教育研究会では特別価格,消費税込みで上下4200円にて受け付けております。送料が別途450円で計4,650円となりますが,購入ご希望の方は聴覚障害英語教育研究会副会長,佐藤達夫宛にお申し込み下さい。
佐藤達夫 〒515-0065 三重県津市河辺町3076-14
推薦のことば −松藤みどり−
京都聾学校の中学部には英語を担当する聴覚障害の先生がいらっしゃることを耳にした時に,新米英語教師の私は不思議に思いました。奉職した聾学校では,高等部の数学に二人,美術科に二人,印刷科に一人,歯科技工科に三人の聴覚障害の先生がおられましたが,文系科目を担当する先生は皆無で,中学部以下では聴覚障害の先生は一人もおられなかったからです。聞こえない先生にはコトバの指導は無理だから,とその理由を説明され,納得するしかありませんでした。でも,他の聾学校ではなぜそれが可能なのでしょう。二年目に出張の機会が与えられたとき,迷わず京都府立聾学校を出張先に選びました。それが中西喜久司先生と私との最初の出会いです。
中西先生の授業では,生徒も先生も実に生き生きとしていました。現在進行形の指導を,動作で示し,音声で表し,文字で教えておられました。生徒は先生に視線を集中し,一つ一つ納得して,反復練習をしていました。
もう20年以上前の話ですから詳しくは書きません。このたび,先生の貴重な教育実践がまとめられ,立派な書籍として出版されることは,非常に喜ばしいことです。ご自分のお書きになった論文を「古証文」などとご謙遜なさいますが,内容は少しも古くありません。聾学校で英語を担当している先生方には非常に参考になる本です。ぜひお読みいただきたいと思います。
中西先生が「日本聴力障害新聞」の編集長であられることを知ったのは,しばらく後のことでした。私はこの新聞に載る海外の聴覚障害者関係のニュースをいつも楽しみに読んでおりましたが,執筆者と聾学校の英語の先生とを結びつけて考えたことはありませんでした。「ろうあ運動」などの雑誌で,先生がフィンランドの世界ろうあ者会議で次期大会の日本開催を決める大役を果たされたことを知り,ようやく,「日本聴力障害新聞」編集長と中西先生が結びつきました。活動家としての先生を知る前に,教壇での先生と出会えたことは幸いだったかもしれません。写真で拝見する限り,世界会議での中西先生は眼光鋭く,近寄りがたい雰囲気を漂わせておいででした。この本の後半には障害者運動の活動家,思想家としての先生の一面を知る材料が沢山含まれています。そういう意味では,大変貴重な証文です。英語の先生に限らず,聴覚障害者教育に携わっているすべての先生方や障害者運動に関わっておられる方々にお勧めしたい本です。
昨年の三月,紹介する方があって,初めて中西先生のご自宅を訪問しました。定年までのお仕事を終えられた先生は,書棚に囲まれた応接間で私たちの「研究会設立」の計画の話に愉快そうに耳を傾けて下さいました。こうして「聴覚障害英語教育研究会」が昨年発足し,先生が会長職を引き受けて下さり,私も副会長の一人として及ばずながら会長を補佐する立場になりました。
先生からは黒インクの楷書で認められた達筆のお手紙をたびたび頂戴いたします。研究会のメーリングリスト上で公開のe-mailをやりとりすることが多いのですが,私信には,「シェリーの『西風に寄せる賦』の『軽羅のごとき瑠璃色の春風が吹けば,眠れる土に生色芳香が満ちわたるであろう』というくだりをぼんやり思い出しています。」などの季節のご挨拶があり,忘れかけていた英文学の扉を再び開こうか,という気持ちを鼓舞して下さいます。この本も硬い内容を扱っていながら,行間から文学の香りが漂って来ることを読者の皆様もきっと感じ取られるに違いありません。
このたびの出版にあたり,あえて若輩の私に発言の機会を与えて下さったことには,次の世代として頑張って欲しいというメッセージが込められているものと解釈いたします。先生の実践を仲間と共にしっかりと引き継いで行きたいと思います。
(筑波技術短期大学助教授・聴覚障害英語教育研究会副会長)
【目次】
故石動正康さん交通事故死に関する民事裁判が始まりました。
石動正康さんは川崎市立聾学校を卒業,卒業間もない18歳で,この世を去りました。ご遺族の方は,余りに軽い行政処分と、不起訴になった刑事処分に納得がいかず,民事裁判として訴えを起こしました。
民事裁判第1回法廷は去る9月14日(金)10時から,横浜地方裁判所川崎支部で開廷されました。第1回法廷は裁判の手続き等で閉廷となりましたが,今後の行方を見つめていきたいと思っています。
以下はご遺族の方から頂戴したメールです。
【事故の概要】
平成10年8月2日(日)午後2時15分過ぎ頃,川崎市幸区の通称府中街道と呼ばれる片側2車線の,押しボタン式信号のある横断歩道上での事故でした。自転車で渡ろうとしていた正康を,タンクローリー車がはねとばしたのです。病院に運ばれましたが,すでに脳死状態で,翌日午前1時59分死亡しました。
【事故の加害責任をめぐって】
今年の8月で丸3年になるのに,刑事処分がなかなか決まらず,やっとこの8月23日に加害者が不起訴処分になったという連絡を検察庁より受けましたが,納得がいきません。
私たちは,事故直後から目撃者探しをやったのですが,残念ながら誰も出てきませんでした。正康は日ごろから臆病なくらい慎重でした。これは聾者に共通していることかもしれませんが。ですから手押しボタン式信号機のある横断歩道を渡るのに,わざわざ信号を無視して渡るはずはないと確信しております。しかし加害者は,自分の進行信号が青だったと主張しております。
私たちは,真実を知りたいのです。目撃者のいないことをいいことに,死人に口無しで,自分の都合のいいことを言っているとしか思えません。おまけに検事も,加害者が「どうして車の近づくのがわからなかったのか」と言っているというのです。
これは正康が暗に耳が聞こえないから事故に遭ったと言っているかのように聞こえます。許せないと思いました。加害者の著しい前方不注意が原因で起きた事故なのに。正康は信号の色の変わったのを確認して出て行ったのです。車の近づくのがわかってもなぜ出て行ったのか,それは当然信号で,車が止まると思ったからです。民事裁判を立ち上げたのは,このまま正康が真実のわからないまま,葬り去られるのが我慢できなかったからです。
信号を守ることは,聾者に限らず,生きて身を守るための基本的ルールではないでしょうか。それを守っても事故に遭うとすれば,私たちはどうすればよいのでしょう。
加害者は,正康の前にも自転車との人身事故を起こしているそうです。また,事故の後も交通違反を起こしているそうです。こんな人間に免許を持たせてよいのかとも思います。正康は死亡したにもかかわらず,加害者の一方的な証言でろくな捜査もされず,たったの30日の免停という行政処分でした。(死亡の場合は通例は60日だそうです)
こんなことからも,民事裁判の中で,明らかにしていこうと思った次第です。なぜ刑事処分に3年以上もかかったのかというと,はじめは簡単に済まそうとしていた検事も,私たちが独自に調査したブレーキ痕,空走距離や出ていたスピードの割り出し,加害者の言葉の矛盾などを上申書にして何度も提出したからだと思っています。
この闘いには長くてあと2年はかかると言われていますが意味ある闘いになるようにしたいと思っておりますので,どうぞよろしくお願いします。
正康の裁判が,聴覚障害者のみなさんにとっても参考資料として残せればいいと思っておりますので,今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
【目次】
衛星劇場
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日 本 語 字 幕 入 り 映 画 放 送 |
10月 どんぐりの家 7日(日)AM 7:00〜
つぐみ 14日(日)AM 7:00〜
笛吹川 21日(日)AM 7:00〜
ナビィの恋い 28日(日)AM 7:00〜
11月 刺青 4日(日)AM 7:00〜
天城越え 11日(日)AM 7:00〜
絵の中のぼくの村 18日(日)AM 7:00〜
釣りバカ日誌3 25日(日)AM 7:00〜
字幕入り放送へのご意見/リクエスト等は 衛星劇場編成部まで FAX:03-5250-2324
受信に関する照会は、パーフェクTV FAX:03-5802-8438か、上記衛星劇場まで。
詳しくは、〒104-0045 中央区築地4-1-1 東劇ビル5F 衛星劇場まで。
または,衛星デフシアター http://www.eigeki.com/smsvc420.html
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【目次】
「手話時事用語2001」は,毎日のように新しく登場する「時事用語」を具体的に取り上げ,手話表現を考えていくビデオです。ひとつひとつの用語について,手話表現だけでなく,手話と字幕・ナレーションによる用語解説も加えてあり,コンパクトな時事用語の手話版になっています。手話表現は,高野幸子さん,高桐尊史さん,萩原昌子さんが担当している。ビデオ「手話時事用語」は今年かぎりのものではなく,「2001年版」を皮切りに,今後毎年制作し,その時々の時事用語に対応していく計画です。
テープ代が2000円,梱包送料に500円がかかります。ご入用の際は,下記に,お名前,ご住所,必要本数をお伝え下さい。
〒227−0035 横浜市青葉区すみよし台36−9
上村様方 おだまきの会事務局 FAX:045−962−3762
「手話時事用語〜2001」に収められたことば
省庁再編,財務省,経済産業省,国土交通省,景気回復,財政構造改革,無党派層,第三セクター,ケニア,イスラエル,パレスチナ,クエート,サウジアラビア,イラン,ネパール,ローマ,アムステルダム,マニラ,デフレ,デフレスパイラル,インフレ,不良債権,公的資金,ぼったくり,キレる,リベンジ,温暖化,二酸化炭素,教科書検定,虐待,家電リサイクル,生命科学,遺伝子,蛋白質,クローン,インフォームドコンセント,尊厳死,安楽死,エイズ,IT,介護保険,寝たきり,痴ほう,バリアフリー,ユニバーサルデザイン,トト,ワールドカップ,大リーガー(48語)
「おだまきの会」は聴覚障害者と聴者が手を携えて生きる社会をめざす全国的なボランティア団体です。当会は「NHK手話ニュース」の初代キャスターで、手話通訳士制度の生みの親であり、また要約筆記通訳の普及に尽力された故山城秀生さんの遺志を受け継ぎ発展させるため、1995年設立されました。「おだまきの会」は,聴覚障害者と聴者の交流のため「草の根」の活動を続ける方たちに、2000年度から「おだまき賞」を贈っています。また,時事用語手話の解説ビデオを制作しています。
「おだまきの会」は、すべてが手作りのボランティア団体です。会費は年間3000円(団体は3万円)。会員の方に定期的に会報をお届けし、会の活動に随時参加していただいています。入会ご希望の方はお気軽にご連絡ください。折り返し「入会申込書」と「会則・おだまき賞規定」をお送りいたします。
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