編集・発行人:みみだより会、立入 哉 〒790−0833 愛媛県松山市祝谷5丁目2−25 FAX:089-946-5211
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【目次】第416号
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緊急告知
AABR(自動ABR)などを利用した新しい聴覚障害児の早期発見スクリーニングシステムが全国的に広まりつつあります。厚生労働省は3年後を目指して新生児期の聴力スクリーニングを実施する構想を立てています。新生児期に難聴が指摘される時代となり,聴覚障害児教育は,その子ども達の受け手として新たな責任を負うべき時代になりました。今年のフィッティング・フォーラムは,これら新生児期の聴力スクリーニングシステムの概要,発見された子どもの補聴と教育,補聴という面では,重度難聴用のフルデジタル3器種の比較から子どもへの適用についてなどを限られた時間の中で講習いたします。特にスクリーニングシステムに関する内容は他の講習会で扱っていない内容ですので,ぜひご参集ください。
第14回 フィティング・フォーラム開催要項今年度のテーマ:早期発見・早期補聴・早期教育2
日 時:2001年9月29日(土)9:00〜15:30
(全日聾研 福島大会終了後)
会 場:福井市文化会館 大会議室(全日聾研大会と同じ会場です)
報告「聴覚障害者のための国際大学連合ネットワーク」
アジア,アメリカ,中国の聴覚障害者関連大学のネットワークについての報告
報告「出そろってきた重度難聴用フルデジタル補聴器」
ここ1年の間,対象を100dB以上としたフルデジタル補聴器の市販が相次いで
います。センソP38・P37,プリズマSP2+,感多BTPといった器種について,実際の
使用例を参考にディスカッションします。
報告「動き出した乳幼児スクリーニングシステム
−モデル指定県からの報告−」
昨年に続き,乳幼児スクリーニングシステムについて取り扱います。今年度は,
モデル事業指定県である岡山県からの実情報告をしていただきたいと考えています。
講師:岡山かなりや園 福田章一郎
定員:70名限定,参加費:3000円(予定)当日,会場にてお支払い願います。
申込方法:必要事項を記入した下の申込用紙をFAXで下記にご送信願います。
※申込締切日:9月20日(木)定員に達した時点で締め切ります。受け入れ可能の場合は
通知いたしません。情報保障が必要な方は、通訳者確保のために遅くとも
8月下旬までにご連絡をお願い申し上げます。
※申込書送付先:愛媛大学教育学部 立入 哉 FAX:089-946-5211
第14回 フィティング・フォーラム参加申込書
氏名_____________ 所属機関名:_________________
連絡先:(郵便番号 □□□-□□□□)_________________
_______________________________
電話______________ FAX________________
※情報保障の要・不要(要・不要)情報保障「要」の場合,その種類________
聾学校教員免許状保有状況
順位 免許
県名聾学校免保有者 聾免なし 合計
人数参考:他校種免保有者 人数 % 人数 % 人数 % 1 福 島 36 54% 30 46% 66 25 38% 2 千 葉 46 44% 58 56% 104 27 26% 3 岩 手 26 44% 33 56% 59 17 29% 4 静 岡 47 43% 63 57% 110 40 36% 5 秋 田 17 41% 25 59% 42 22 52% 5 山 形 26 41% 38 59% 64 17 26% 7 大 阪 66 37% 112 63% 178 13 7% 8 神奈川 71 36% 126 64% 197 46 23% 8 徳 島 17 36% 30 64% 47 16 34% 10 愛 知 76 34% 149 66% 225 63 28% 11 宮 城 32 33% 64 67% 96 17 18% 11 石 川 14 33% 28 67% 42 10 24% 13 広 島 23 32% 49 68% 72 11 15% 14 東 京 102 31% 231 69% 333 49 15% 15 島 根 21 30% 49 70% 70 37 53% 16 北海道 65 27% 171 73% 236 72 31% 17 兵 庫 35 27% 95 73% 130 33 25% 18 香 川 12 26% 34 74% 46 19 41% 19 愛 媛 21 26% 60 74% 81 24 30% 20 福 岡 31 26% 89 74% 120 21 18% 21 栃 木 15 25% 44 75% 59 23 39% 22 和歌山 15 25% 46 75% 61 16 26% 23 岡 山 12 24% 38 76% 50 14 28% 24 埼 玉 33 24% 106 76% 139 46 33% 25 滋 賀 12 23% 40 77% 52 25 48% 26 富 山 14 22% 48 78% 62 24 39% 27 鹿児島 13 22% 46 78% 59 29 49% 28 奈 良 13 21% 48 79% 61 35 58% 29 青 森 14 21% 52 79% 66 22 33% 30 鳥 取 8 21% 30 79% 38 11 29% 31 大 分 9 21% 34 79% 43 12 28% 32 茨 城 18 20% 72 80% 90 42 47% 32 高 知 7 20% 28 80% 35 5 14% 34 新 潟 18 20% 73 80% 91 22 24% 35 京 都 14 19% 60 81% 74 7 9% 36 山 梨 6 18% 27 82% 33 11 33% 37 群 馬 9 17% 43 83% 52 0 0% 38 熊 本 7 17% 34 83% 41 16 39% 39 長 崎 14 16% 73 84% 87 36 41% 40 宮 崎 7 12% 53 88% 60 17 28% 41 山 口 8 12% 61 88% 69 21 30% 42 長 野 8 11% 69 89% 77 21 27% 43 岐 阜 5 10% 46 90% 51 22 43% 44 佐 賀 4 10% 37 90% 41 11 27% 45 福 井 3 8% 35 93% 38 11 29% 45 沖 縄 3 8% 36 92% 39 14 36% 47 三 重 4 4% 93 96% 97 17 18% 合計 1077 27% 2906 73% 3983 ↑
以上
平均%
以下
↓
資料原典:特別支援教育(文部科学省初等中等教育局特別支援教育課編) No.3-61,2001
順位は保有者率(%)が同じでも小数点以下で異なる場合は順位を付けてある。
各県別 聾学校教諭認定講習会実施状況と
聾学校教諭のうち,聾学校教諭免許状保有者の割合
凡例 免率:聾免保有者率(校長,教頭,教諭のうち,聾学校免許保有者の割合)
(93免率は93年度調査,00免率は2000年度調査 免率にアンダーラインは平均以下)
認定講習:聾学校教諭の認定講習会実施県に○,開催せずは−,無回答は?
傾向:93免率と00年免率の変化方向(10%以上の大幅変化は太文字)
県名にアンダーラインは聾学校教員免許状取得可能なコース等がある大学の立地県
総数 93免率 00免率 認定講習 傾向
総数 93免率 00免率 認定講習 傾向 北海道
青森
秋田
岩手
山形
宮城
福島
埼玉
群馬
茨城
栃木
千葉
東京
神奈川
静岡
山梨
長野
新潟
石川
富山
福井
愛知
三重
岐阜242
72
44
65
67
100
73
151
54
94
61
197
381
212
117
44
80
95
44
73
40
224
51
5242.9
24.2
37.4
28.2
32.1
37.4
30.3
30.8
13.2
25.6
28.3
52.7
40.4
42.0
19.2
17.6
15.7
34.3
36.2
25.0
19.4
37.1
20.0
24.536.0
22.2
47.7
41.5
28.4
32.0
47.9
16.6
20.4
27.7
28.3
55.3
33.9
34.6
42.7
11.6
18.9
28.8
12.5
37.9
7.8
36.5○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
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▲
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△
△
▽
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▼
▽
△
▽
▼
△滋賀
京都
奈良
大阪
和歌山
兵庫
岡山
鳥取
広島
島根
山口
香川
徳島
高知
愛媛
福岡
長崎
熊本
大分
佐賀
宮崎
鹿児島
沖縄54
77
62
247
63
90
56
42
80
74
64
48
48
37
85
130
92
44
46
43
64
71
4725.4
16.2
35.3
42.6
25.0
34.5
25.0
14.7
34.0
17.6
21.4
26.7
45.3
20.0
36.0
37.7
21.4
26.9
7.4
12.0
14.1
28.8
7.716.7
18.2
25.8
32.3
20.6
33.3
25.0
23.8
28.4
12.5
20.8
41.7
30.6
19.2
5.4
25.0
17.4
10.9
10.9
35.2
8.5−
−
−
○
−
○
−
−
○
○
−
−
○
○
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○
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○
?
?
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△
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△
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▽
▽
△
△合計/平均 2951 32.4 29.2 資料原典:全国聾学校教職員名簿
編集部注:2ページの表(冒頭の『聾学校教員免許状保有状況』の表)とは資料原典が異
なるので単純な比較はできない。しかし,どちらにしろ,70%が無免許状態に
あることを示している。「バスの運転には大型の免許が必要だけど,とりあえず
普通免許があれば,いいことにしましょう」という状態が「当分の間」として
30年以上も続いている。ハンセン病訴訟では,政府や国会が「しなかったこと」
を強く糾弾している。この無免許状態の放置もいわば「しなかったこと」を裁判
に持ち込める事例ではないかと思ってしまう。
そうした意味では,△のように所有率上昇県は何かしらの努力をしているので
あろう。一方で▽の県は一体,特殊教育の専門性をいかに考えているだろうか?
また認定講習を実施している県の所有率がおよそ高いことも注目できる。
日本語字幕付き上映千と千尋の神隠し
日本語字幕付きフィルムの上映は予定の変更がある可能性がありますので,お出かけ前に各上映館にお確かめ下さい。
都道府県 上映劇場 上映日 電話 FAX 北海道
北海道
北海道
宮 城
東 京
栃 木
千 葉
東 京
神奈川
神奈川
静 岡
岐 阜
愛 知
三 重
福 井
石 川
富 山
京 都
大 阪
大 阪
広 島
香 川
高 知
佐 賀
長 崎
熊 本
宮 崎
大 分
鹿児島札幌帝国座会館
函館東宝
旭川東宝
仙台東宝劇場
錦糸町シネマ8楽天地
宇都宮ニュー東宝
千葉京成
日比谷スカラ座
横浜東宝会館
川崎チネチッタ
静岡東宝会館
岐阜ロイヤル劇場
名宝スカラ座
四日市シネマホール
鯖江シネマ7
ワーナーマイカル御経塚
ファボーレ東宝
京極東宝
アポロシネマ8
三番街シネマ
広島宝塚
高松東宝
高知東宝
イオンシネマ佐賀大和
長崎ステラ
熊本東宝プラザ
宮崎セントラル
大分シネフレックス
鹿児島東宝8月 7・ 8日
8月15・16日
8月11・12日
8月17〜19日
8月 8・ 9日
8月19〜20日
8月27〜29日
8月24〜27日
8月12〜14日
8月30日〜9月1日
8月23・24日
8月10〜13日
8月 7日
9月 6〜 9日
8月30日〜9月2日
8月17〜20日
8月24〜26日
8月19〜21日
9月 1・ 2日
8月25〜28日
8月 9〜11日
9月 8・ 9日
8月14・15日
8月18〜20日
9月 7〜 9日
8月23〜25日
9月 2〜 4日
8月 F9〜15日
8月28〜30日011-271-1133
0138-22-2471
0166-22-3935
022-223-7490
03-3631-7020
028-634-3119
043-222-3244
03-3591-5358
045-681-7410
044-211-6125
054-252-3887
058-262-0263
052-231-7152
0593-52-7018
0778-54-7720
076-269-4540
076-466-1700
075-221-0636
06-6649-1255
06-6374-0661
082-247-2090
087-831-4020
088-872-1080
0952-64-8788
095-826-6116
096-352-1718
0985-23-2336
097-548-7800
099-222-1311011-271-1175
0138-22-2477
0166-22-1710
022-223-7491
03-3631-7021
028-634-1185
043-222-3267
03-3591-5359
045-641-8533
044-233-2968
054-252-6639
058-264-5904
052-211-6884
0593-52-7018
0778-54-7760
076-269-4541
076-466-1717
075-221-0967
06-6636-1581
06-6376-3913
082-247-2790
087-837-0936
088-875-1603
0952-64-8789
095-826-6116
096-351-8887
0985-23-7474
097-548-7557
099-222-1310
日本語字幕入り映画ポケットモンスター セレビィ
時を超えた遭遇
日本語字幕付きフィルムの上映は予定の変更がある可能性がありますので,お出かけ前に各上映館にお確かめ下さい。
都道府県 上映館 上映期間 電話番号 FAX番号 北海道
宮 城
栃 木
千 葉
東 京
東 京
神奈川
神奈川
静 岡
三 重
石 川
福 井
富 山
京 都
大 阪
大 阪
大 阪
和歌山
兵 庫
兵 庫
広 島
鳥 取
島 根
徳 島
香 川
高 知
佐 賀
長 崎
大 分
宮 崎
鹿児島函館東宝
仙台日乃出プラザ劇場
宇都宮ニュー東宝
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新宿東宝ビレッジ
日劇東宝
川崎チネチッタ
横浜東宝会館
静岡東宝会館
四日市中映
ワーナーマイカル御経
鯖江シネマ7
ファボーレ東宝
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アポロシネマ8
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和泉府中サティシネマ
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西神オレンジシネマ
三田フローラシアター
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米子SATY東宝
松江SATY東宝
徳島東宝
高松東宝
高知東宝
イオンシネマ佐賀大和
長崎宝塚
大分東宝
宮崎東宝
鹿児島東宝8月 8・ 9日
8月10・11日
9月 2・ 3日
8月23〜26日
8月18〜20日
8月 4〜 7日
8月14・15日
8月23〜26日
8月29・30日
8月29〜31日
8月10〜13日
8月23〜25日
8月17〜19日
8月29・30日
8月24〜26日
8月18〜21日
8月24〜26日
8月29〜31日
8月17〜19日
8月10〜12日
8月 8・ 9日
8月13日
8月12日
8月17・18日
8月11・12日
8月14・15日
8月12〜14日
8月17〜19日
8月27〜29日
8月22〜24日
8月 7〜 9日0138-22-2471
022-223-2964
028-634-3119
043-222-3244
03-3351-3127
03-3574-1131
044-211-6125
045-681-7410
054-252-3887
0593-53-3832
076-269-4540
0778-54-7720
076-466-1700
0774-56-2666
06-6649-1255
06-6316-1312
0725-41-1430
073-422-1676
078-991-8439
0795-63-1150
082-247-2090
0859-35-2115
0852-28-2100
088-625-5311
087-831-4020
088-872-1080
0952-64-8788
095-822-6122
097-535-0022
0985-31-8004
099-222-13110138-22-2477
022-223-2989
028-634-1185
043-222-3267
03-3356-6835
03-3574-1295
044-233-2968
045-634-1185
054-252-6639
0593-51-1441
076-269-4541
0778-54-7760
076-466-1717
0774-56-4321
06-6636-1581
06-6316-1359
0725-41-5799
073-422-1684
078-991-8425
0795-63-4505
082-247-2790
0859-34-5230
0852-28-2101
088-655-5565
087-837-0936
088-875-1603
0952-64-8789
095-822-6122
097-535-0022
0985-31-8004
099-222-1310
ミニニュース
★オーディオロジー博士取得奨学金 日本人がゲットサンディエゴで開催されたAAA(American Academy OF Audiology)にて,GNReSound社は,2人の学生に奨学金を贈ることを発表した。2人の学生は,AuD.(オーディオロジー博士)の学位を取得するための4年間の奨学金として,それぞれ5000$,日本円で約60万円を受け取った。この内の一人は,日本人,タマキチズコさん。彼女は現在,Gallaudet大学に留学中であり,アメリカ学生言語聴覚協会の活動にも参加しているという。夏には,日本に帰り,知的障害児や肢体不自由児と関わりを持つという。もし,彼女について,ご存じの方は,編集部までご連絡をお願いします。
★occlusion effect 簡易測定器販売アメリカ,エティモティックリサーチ社は,occlusion effect(イヤモールドを挿入すると,自分の声がこもったように感じる状態)を把握するための簡易携帯測定器を発表した。これは,外耳道内音圧と外耳道外音圧を同時に測定できる簡易騒音計で,この内外差でイヤモールドの評価を行うことができる。
★ホナック社はFMに関してコクレア社と技術提携オーストラリア,コクレア社は,スイス,ホナック社とFMに関する技術提携に合意した。現在,人工内耳ユーザーがFMによるSN比改善を享受するためには,ポケット形のFM受信器を別途に装着しなくてはならず,非常に不便であった。現在,AVR社は,コクレア社のスピーチプロセッサに適合する小型FM受信器「LogicmCI」を発売しているが,これも非常に小型であるとはいえ,スピーチプロセッサに外付けするタイプである。コクレア社をホナック社は,FM受信の回路自体をスピーチプロセッサに内蔵させる計画を持っているという。おそらく,周波数は270MHz帯であろうから,仮にFM受信回路内蔵スピーチプロセッサができたとしても,日本で公式に使用できるようにするには,それなりの障壁を打破する必要があろうと思われる。
日本語字幕入り日本語字幕入り DVD ソフト
【アニメ】
映画おジャ魔女どれみ♯[東映アニメ] / 魔女の宅急便
ルパン三世 カリオストロの城 / アルプス物語 わたしのアンネット
牧場の少女 カトリ / 映画デジモンアドベンチャー02
ホーホケキョ となりの山田くん
【実写版】
ゴジラ / キングコング 対 ゴジラ / ゴジラ2000
ガメラ 大怪獣空中決戦 / ガメラ2 レギオン襲来
ガメラ3 邪神(イリス)覚醒 / ウルトラマンティガ外伝〜古代に甦る巨人
【テレビドラマ】
ストロベリー・オン・ザ・ショートケーキ [TBS]
百年の物語(第2章〜第3章)
【邦画】
死者の学園祭(深田恭子) / Love Letter(岩井俊二監督・中山美穂主演)
長崎ぶらぶら節 / 十五才 学校W
ねらわれた学園 / 天国にいちばん近い島
Wの悲劇 / 早春物語
いつか誰かが殺される / ホワイトアウト(織田裕二)
仮面学園
【パイオニアDVD;新藤兼人監督作品】
三文役者 / 原爆の子 / 縮図 / 悪党
どぶ / 狼 / 第五福竜丸 / 藪の中の黒猫
人間 / 母 / 鬼婆
記事訂正
みみだより,412号6ページにて,「気導レシーバによる閾値と骨導レシーバによる閾値の差をABGapと呼び,差が『ある』場合は,骨導を用いても聞こえない=感音性の難聴が示唆される」とありますが,これは,表記が逆でした。正しくは,「気導レシーバによる閾値と骨導レシーバによる閾値の差をABGapと呼び,差が『ない』場合は,骨導を用いても聞こえない=感音性の難聴が示唆される」となります。ご指摘下さりありがとうございました。
研究会開催第18回 補 聴 講 習 会
聴覚障害児教育において、聴覚補償の器具として補聴器を音声言語によるコミュニケーション及び様々な音環境へのアクセスに活用するよう支援していくためには、聴力検査等の技法と関連諸領域の知識の習得が必要です。この度、第18回補聴講習会を計画致しましたのでご案内申し上げます。
1.期日 12月20日(木)〜22日(土)
2.場所 独立行政法人国立特殊教育総合研究所,国立久里浜養護学校
3.対象 聾学校、通扱指導教室、難聴・言語障害学級担当教師、及び聴覚障害
にかかわる施設等の職員
4.定員 50名
5.参加費 受講料:18,000円 宿泊費:7,000円(希望者のみ、食事別)
6.講師 富沢晃文(日本聾話学校)・中川辰男(横浜国立大学)
中井弘征(奈良県立ろう学校)・細矢義伸(京都府立聾学校)
三浦直久(神奈川県立平塚ろう学校)・南村洋子(トライアングル)
鷲尾純一(筑波大学)
独立行政法人国立特殊教育総合研究所 聴覚・言語障害教育研究部スタッフ
7.日程
9:00 9:40 10:00 12:00 13:00 15:00 15:20 17:00 20日 受付 オリエ
ンテー
ション聴覚障害児教育における聴覚活用とコミュニケーション (南村洋子) 昼食 聴力検査の基礎
と応用
(小田侯朗・横
尾俊)休憩 補聴器フィッ
ティングの理
論と実際(佐
藤正幸)21日 聴力検査実習 昼食 補聴器フィッティング実習1 22日 補聴器フィッティング実習2 補聴器展示 昼食 補聴器フィッティング事例検討会
8.申込方法 申込書に所定の事項をご記入の上、返信用封筒を同封して下記住所あてにお
送り下さい。また返信用封筒には、宛名を記入し80円切手をはって下さい。折
り返し受講承諾書、受講にあたってのアンケート用紙をお送りします。その際、
併せて受講料及び宿泊費の納入方法についてご連絡致します(受講申込の際は、
送金しないで下さい)尚、受講料及び宿泊費納入後の返金は致しません。(た
だし、代理出席を認めます)
申込書送付先 〒239−0841神奈川県横須賀市野比5−1−1
独立行政法人国立特殊教育総合研究所内
財団法人障害児教育財団 第2研究部(TEL0468-48-4121:内線312)
9.申込締切 9月28日(金)(期日までに定員に達したときには締め切ります)
10.備考 @実習に使用しますので補聴器、騒音計(有る方)をご持参下さい。
A参加者には事前に聴力検査・補聴器に関するアンケートをお送りします。
講習会での班分けや、問題点の整理に利用しますので事前にご返送下さい。
B宿泊希望の方は宿舎用スリッパ、寝間着及び洗面具などをご持参下さい。
C車での来所はご遠慮下さい。
D12月19日(水)は遠方に方に限りお泊まり頂けます。
夕食を済ませ、午後9時までにお入り下さい。
E講習内容及び情報保障等についてのお問い合わせについては、上記申込書
送付先までお願い致します。
11.交通案内
京浜急行電鉄 京急久里浜駅下車 または JR横須賀線 久里浜駅下車
久里浜駅よりバス 国立久里浜病院行き 特殊研究所前下車スグ
または野比海岸行き 終点下車 徒歩5分
久里浜駅よりタクシー 国立特殊教育総合研究所まで10分
第18回補聴講習会申込書
ふりがな
氏名ふりがな
勤務先自宅
住所〒
TEL勤務先
所在地〒
TEL
FAX宿泊希望<有・無> 前泊希望<有・無> 性別<男・女>(どちらかを○で囲む)
【開催予告】
11月23〜25日の2連休には,
教育オーディオロジー実習講習会も開催されます。
この講座は,イヤモールドや実耳測定,デジタル補聴器,人工内耳など,聴力検査以後の研修を積まれたい先生方対象の講習会です。聴能,補聴担当の先生方のスキルアップを目指した講座と位置づけています。詳しい開催要項は9月頃発表の予定です。
会場=愛媛大学教育学部。
関連領域新刊図書紹介
- 【補聴相談担当者必携】
- ★身体障害者福祉関係法令通知集:平成12年度版
- 障害者保健福祉制度研究会監修 第一法規出版 5400円 4-474-01620-3
- ★聴覚障害と英語教育:学び、教えて半世紀、今後の課題と展望(上・下)
- 中西喜久司著 三友社 上下とも2500円 4-88322-638-7、4-88322-639-5
- ★聾教育問題史:歴史に学ぶ
- 上野益雄著 3360円 日本図書センター発行 4-8205-6241-X
- ★耳科学:難聴に挑む
- 鈴木淳一著 中央公論新社 760円 4-12-101598-3
- ★自立活動における個別の指導計画の理念と実践:あすの授業を創造する試み
- 安藤隆男編著 川島書店 2300円 4-7610-0747-8
- ★ADHD児を救う愛の環境コントロール:大切なのは心を追いつめないこと
- 平山諭著 ブレーン出版 1800円 4-89242-674-1
- ★LDの教育:学校におけるLDの判断と指導
- 上野一彦編著 日本文化科学社 3500円 4-8210-7313-7
- ★音声障害のクリニカルマネジメント
- JamesL.Case著 医歯薬出版 4600円 4-263-21120-0
- ★スウェーデンの社会福祉
- 高島昌二著 ミネルヴァ書房 4200円 4-623-03417-8
- ★子どもを支える相談ネットワーク:協働する学校と福祉の挑戦
- 山県文治監修 ミネルヴァ書房 2200円 4-623-03492-5
- ★重度障害者の就労支援のためのジョブコーチ入門
- 小川浩著 エンパワメント研究所 筒井書房発売 1500円 4-88720-337-3
- ★健康・福祉工学ガイドブック
- 山越憲一編著 工業調査会 23000円 4-7693-7095-4
- ★重症児・思春期からの医療と教育:思春期からの医療ガイド
- 小谷裕実著 かもがわ出版 2200円 4-87699-615-6
- ★スクールカウンセリング:その理論と実践
- 塩見邦雄編 ナカニシヤ出版 1800円 4-88848-661-1
- ★バリアフリーをめざす体育授業:障害のある子どもと共に学ぶ
- 後藤邦夫監修 杏林書院 2300円 4-7644-1563-1
- ★多動な子どもへの教育・指導:ネットワークのなかで育む
- 石崎朝世監修 明石書店 1800円 4-7503-1444-7
学会誌・研究会誌 Contents
★AUDIOLOGY JAPAN 44(3)2001
「補聴器装用評価援助装置FiVESの開発」
伊丹永一郎,杉浦公恵,鹿島卓也,真後理英子 127-134
「人工内耳装用幼児の表出言語の発達−ビデオ記録による一例の経時的発達−」
西岡奈美江,馬場朱美,山口忍,川野通夫,内藤泰,児島久剛 142-146
「感音難聴児の聴力の経時的観察」
福田章一郎,問田直美,福島邦博,西崎和則,井口郁雄 147-155
「アナログ補聴器 vs デジタル補聴器の臨床比較評価」
岩崎聡,渡邊高広,林泰宏,長井伸子,星野知之 156-162
★筑波技術短期大学テクノレポート 8巻,2001
http://www.tsukuba-tech.ac.jp/techno/index.htmlから全文を検索可能
「聾学校の緊急時における情報保障について」
安東孝治他,9-14
「遠隔地手話通訳システムにおける視覚情報提示の基礎的検討」
加藤伸子、内藤一郎、村上裕史、皆川洋喜、石原保志,15-20
「本学学生のコミュニケーション手段に関する調査報告」
村上裕史、内藤一郎、石原保志,21-25
「キーボードのマルチ入力・校正方式によるリアルタイム字幕提示システム」
小林正幸、西川俊、石原保志,27-30
「聴覚障害学生の主体性をいかに育むのか?−科学イベントを活用した教育の検討−」
内藤一郎、加藤伸子、村上裕史、皆川洋喜、西岡知之,59-64
「ティーチングポートフォリオを構成する授業記録の検討と授業改善の試み」
根本匡文、及川力,71-75
「水泳授業におけるwatersafety−聴覚障害学生を対象とした5年間の比較検討−」
齋藤まゆみ、及川力,77-81
「視覚に加えて聴覚障害を併せ持つ学生の教育に関する問題点と考察」
米沢康滋、長岡英司,83-86
「英語聴解問題における聴覚障害者に対する措置−その2実用英語技能検定の場合−」
松藤みどり,87-91
「聴覚障害学生のメディア活用に関する考察」
加藤伸子、内藤一郎、大塚和彦,99-103
「聴覚障害学生のためのストリーミング・サーバーの構築」
加藤伸子、真鍋明日香、岡田直樹,105-110
「高齢者の聞こえの自己評価と補聴相談対象候補者の検討」
大沼直紀、水野映子,145-152
「聴覚障害学生及び卒業生に対する職場適応のための指導及び支援に関する研究(1)」
石原保志他,169-174
「アメリカの聴覚障害者の高等教育機関における教育組織と教育内容・方法に関する比較研究」
須藤正彦、大沼直紀、小林正幸、荒木勉、橋本公克、松藤みどり,205-209
「聾者の高等教育における今日的テーマ」
AlanT.Hurwitz,267-279
★THE HEARING JOURNAL 54(4)2001
「Response of hearing aid wearer to the absence of a user-operated volume control」
Rauna K. Surr,Mary T. Cord,and Brian E. Walden 32-37
「Description and rationale of a digital, instant-fit hearing aid」
Victor Bray,Merritt A. Johns,and Robert M.Ghent Jr. 38-47
「Hearing aid remote control devices and the pacemaker patient: Two studies」
Levi A. Reiter and Jorge Camunas 48-59
「New articles include comparison of amplification technologies over 100 years」
A. U. Bankaitis 84-87
★Scandinavian Audiology 30(2)2001
「A review and evalution of research on the deaf-blind from perceptual, communicative,
social, and rehabilitative perspectives」
J Ronnberg and E Borg 67-77
「Objective detection of synthetic and natural faces: Effects of contextual cueing and mode
of representation」
E Sturzebecher,M Cebulla and K-D Wernecke 78-88
「Can maximum comfartable loudness levels in hearing impaired listeners be predicted from
ipsilateral acoustic reflex thresholds recorded with high frequency probes?」
V W Rawool 96-105
「Characteristics of the audiometric noych as a clinical sign of noise exposure」
D McBride and S Williams 106-111
「Speech perception and functional benefit after cochlear implantation: a multicentre survey
in Finland」
T T Valimaa and M J Sorri 112-118
「Loudness perception and late auditory evoked potentials an adult cochlear implant esers」
U Hoppe,F Rosanowski,H Iro and U Eysholdt 119-125
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