2001年3月26日(第2・4月曜日発行)

News Source of Educational Audiology

聴能情報誌  みみだより  第3巻  第408号  通巻493号


編集・発行人:みみだより会、立入 哉 〒790−0833 愛媛県松山市祝谷5丁目2−25 FAX:089-946-5211
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立入 哉 :h-tachi@ma4.justnet.ne.jp


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 2001年度年間購読の受付を締め切っております。

 この後は2002年3月までの残月数×300円をお振り込みいただく月割り購読となります。
今年度限りで購読を中止される方は,その旨,ご連絡をお願い申し上げます。
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【目次】第408号

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研究会開催
  アメリカ:教育オーディオロジー協会(EAA)夏季大会

PORTLAND 2001
EAAはアメリカにおける教育オーディオロジストが結成して組織されている大きな協会です。3年前,昨年とEAAの会長を日本に招聘したことからEAAとの協力関係を築き始めています。EAAは2年に1回,全国大会を実施しており,今年はオレゴン州で開催されることになりました。2年前はシカゴ近郊で開催され,私も参加してきましたが,教育オーディオロジストが見事なほどに力強い成果と気概を見せてくれること,気軽な雰囲気のなかでの真剣な討議と発表に本当に驚いて帰ってきました。以下に内容を紹介します。もし参加ご希望があれば,編集部宛にご連絡いただくか,下記のホームページから参加登録を行ってください。http://www.edaud.org/Conference/conf.html

大会名:Educational Audiology Association Summer Conference
期 間:7月14〜18日
開催地:Doubletree Lloyd Center[Portland, Oregon]

日 程:
7月14日
18:00-    早期受付
19:00-    歓迎のワイン&チーズ
7月15日
7:30- 8:15 受付
8:15- 8:30 歓迎の言葉 Mary Whitaker(EAA会長)
8:30-12:00 
人工内耳リハビリテーションについてオーディオロジストが知っておくべき10項
11:00-12:00 教育オーディオロジストにとってのホームページデザイン
13:00-14:30 CAP評価に対する教育的勧告内容
13:00-14:30 教育現場におけるFM補聴と補聴器の進歩
14:30-15:00 交流休憩
15:00-16:00 人工内耳に関する最新の話題
15:00-16:00 教育現場におけるOAEの影響
16:00-17:00 紹介による溝を埋めるために
16:00-17:00 教育オーディオロジストによるワーキンググループからの最新報告
18:00-20:30 軽食をとりながら,展示出品者・会議関係者と懇談
       ポスターセッションを見る時間
7月16日
8:00- 8:45 展示:朝食付き
8:45-10:45 聴覚処理障害(1)
8:45-10:45 聾児と難聴児の変化する将来 Cheryl DeConde Johnson
11:00-13:00 聴覚処理障害(2)
11:00-13:00 聴覚障害児の学校に相違点を作ること
 
7月17日
8:00- 9:30 教室での聴環境を改善するためのFM音場増幅システム
       スポンサーからの朝食付き
9:30-10:30 訴訟への対応
9:30-10:30 聴覚障害児の教室における教師の評価
10:30-10:45 交流休憩
10:45-12:00 コミュニケーションをすることに自信を持つこと
10:45-12:00 DSL補聴器フィッティング法と補聴器の最新技術
13:30-15:30 教育オーディオロジーの市場への実際
13:30-15:30 教室についての音響に関する回答
15:30-16:00 交流休憩
16:00-17:30 新生児聴力スクリーニング検査が聾児・難聴児に与える教育的成果
16:00-17:30 教育オーディオロジストにとっての用具や実際的ノウハウ
18:00-    Gazeboでの夕食,Fred Berg賞の授賞式
 
7月18日
8:30-10:30 聾児と難聴児:その違いに何をするか?
8:30-10:30 1〜12学年における会話教育
11:00-12:00 音場増幅による高周波数帯音の増幅と受聴明瞭度
11:00-12:00 FMシステムの追跡のためのデータベース
 
参加費:
EAA会 員    $275(5月1日まで$235)
EAAでの発表者 $200(6月15日以降は$225)
EAA非会員   $300(6月15日以降は$325)
 
ご参加をご希望の方には参加手続きなど可能な範囲の仲介をさせていただきます。

【目次】



コンサート開催
 トライアングル・チャリティー・コンサート V0l.2

  スモール・フィッシュ&ずっと、らりるるれれ/花になったかまきり

ずっと、らりるるれれ
一昨年の「ナイディック・チャリティー・コンサート」に続いて、新しいコンサートを企画しました。この企画は、トライアングルの活動にご理解ある、世界的に著名な芸術家をはじめ、たくさんの方々と各企業の積極的なご援助あってこそ実現が可能になっています。きゅりあんの大ホール、大画面に映る映像と音や音声が融和して繰り広げる、最新の芸術。新しい世紀の幕開けにふさわしいインタラクティプ芸術を、聞こえない人も聞こえる人も共に体験していただく画期的なバリアフリーコンサートです。来たる7月28日(土)を楽しみに、ぜひとも皆様お誘い合わせてご参加ください。
また、お知り合いの関係企業や団体で、コンサートの協賛(一口5万円)をお願いできるところをご紹介ください。皆様のご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。

1.日 時:2001年7月28日(土)午後5時開演予定
2.場 所:品川区立総合文化会館「きゅりあん」大ホール
3.鑑賞券:当日券 4500円, 前売券 4000円
      (全席自由度・大人子供とも)
4.プログラム:
(1)メディア・アート作品「小さい魚(Small Fish)」
   演奏:古川聖/制作:藤幡正樹、古川聖、ウルフガング・ミュンヒ
(2)CD付き絵本「ずっと、らりるるれれ 花になったかまきり」
   朗読:渡辺謙(俳優)(予定)
   作:美原紀華/絵:マーシャ・サリエ
5.主催:聴覚障害児と共に歩む会・トライアングル
6.共催:(財)品川区文化振興事業団
7.後援:品川区、品川区教育委員会、日本仏教保育協会、東京都私立幼稚園連合会,
     東京京浜ロータリークラブ他(以上予定)
8.協力:松下電気産業株式会社,NTTグループ,パイオニア株式会社、
     アシストホーン株式会社(以上予定)
9.協賛:リオン株式会社、日本児童教育振興財団,日本文字放送他(以上予定)


「メディア・アート」とは・・・

コンピュータのスクリーン上の絵の並べ方を変えることで、リアルタイムに音楽が作られてゆきます。絵の構成がスクリーン上にあるという意味で、楽譜と呼ぶことができますが、同時に音楽が作られてゆくという意味で、楽器であるとも呼べるでしょう。まさに、これはコンピュータによってはじめて可能となった作品です。私たちは、これを「Active Score Music」と呼ぶことにしました。
1999年にCD-ROMとしてドイツで発売されて以来、さまざまな都市で展示されてきましたが、昨年はじめて聴衆の前で制作者自身である古川聖によって演奏され好評を博しました。日本では今回がはじめての演奏になります。

【目次】



パネルディスカッション
 「これからの聴覚障害児教育を考える」
 『教育現場からの報告』

パネラー:
   阿部善子(東京都立足立ろう学校幼稚部)
   田原佳子(千葉市立院内小学校難聴学級)
   南村洋子(トライアングル教育部)
司 会:筒井優子(東京都心身障著者福祉センター)
主 催:聴覚陣事児と共に歩む会・トライアングル専門家部会

日 時:2001年4月28日(土)10時〜12時
会 場:全国心身障害児福祉財団ビル4階会議室
参加費:資料代1000円
申込方法:下記までFAXあるいは電話にてお申し込みください(先着60名まで)
照会先:聴覚障害児と共に歩む会・トライアングル専門家部会
    TEL&FAX:03−3203−0491



「パネルディスカッション」参加申込書   送信先FAX:03−3203−0491

お名前:___________  所属先:______________
連絡先:(郵便番号 □□□−□□□□ )_______________
___________________________________
連絡先:電話____________ FAX_____________


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指文字表
 トライアングル製 [指文字表]

50音を指の形で表した指文字表は、今まで手の形だけでした。出版部では、小さなお子さんにも、楽しく指文字を覚えて欲しいと考え、可愛い絵入りの指文字表(カラー版)を作りました。1つ1つの絵を見ながら、お子さんとお話をふくらませ、楽しいひとときを作って欲しいと願っています。お部屋に1枚、トイレに1枚、教室に1枚貼っていただきたいと、サイズを大小そろえました。ぜひ、ご家庭、幼稚園、学校などでご活用ください。また、手話に関心をお持ちの方、学校の先生方に、ご近所やお友だちへのプレゼントにもお役立てください。
B2判、A3判2枚セット1000円(送料別)でおわけしています。
トライアングル製「指文字表」


「指文字表」購入申込書     枚)   送信先FAX:03−3203−0491

お名前:___________  所属先:______________
連絡先:(郵便番号 □□□−□□□□ )_______________
___________________________________
連絡先:電話____________ FAX_____________


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研究会開催
 ヒューマンコミュニケーション基礎研究会

日時 4月27日(金)10:00〜17:00
会場 機械振興会館6階65号室
議題 画像情報技術とコミュニケーション及び一般
関連話題
  7.1対1会話場面での遠隔地手話通訳システムに関する検討
    加藤伸子(筑波技短大)
  8.手話ピクチャーメールの基礎検討
    福田真史他(宇都宮大)
  9.Webを利用した手話教授・学習システムの構成に関する検討
    阿部悟之他(宇都宮大)


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聴導犬関連
 家族一緒の犬のしつけ体験

特定非営利活動法人/国際アシスタンス・ドッグ協会メンバーであるNPO法人日本(通称:ジャパン)聴導犬協会が動物とのやさしいふれあいも学べる「家族一緒の犬のしつけ体験」をする家族の参加を募集しています。
NPO法人日本聴導犬協会は、NPO法人の使命のひとつとして「人と動物が共存できる、やさしいまちづくり」を推進しております。その事業の一環といたしまして、犬のしつけを通じて「動物とのやさしいふれあい創りを学ぶための」親と子,家族一緒に楽しめる犬のしつけ体験を企画いたしました。

1.場 所  岐阜県板取村(自宅から通いで構いません)
2.指 導  日本聴導犬協会スタッフと認定インストレクタ(ボランティア)
3.日 程  5月3日(木)13時から5日(土)15時まで
4.参加申込 下記までファックスまたは郵送でお申し込みください。
5.参加費  1家族につき2万円(宿泊費、食費は別途)
6.照会先  松下トレーニングハウス
       〒399−4301 長野県上伊那郡宮田村3200
       TEL:0265−85−4615 FAX:0265−85−5290
       http://www.hearingdog.or.jp


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研究大会開催
 ろう教育科学会第43回大会

1.会 期  2001年8月4日(土),5日(日)
2.会 場  鯱城ホール(名古屋市内)予定
3.日 程  8月4日
        9:30-12:30 研究発表
        12:30-13:15 昼食
        13:15-15:15 研究発表
        15:15-15:30 休憩
        15:30-17:00 特別報告(17:00〜 懇親会)
       8月5日
        9:30-11:30 ショートレクチャー
        11:30-12:00 第43回総会
        12:00-12:30 昼食
        12:30-14:30 シンポジウムT
        14:30-14:45 休憩
        14:45-16:45 シンポジウムU
4.参加費 5000円
5.研究発表について
 @研究発表資格 会員であること
 A申込締切日 2001年4月22日(日)(当日,消印有効)
 B別紙「発表申込用紙」に氏名,住所,所属,演題,要旨を記入の上,下記まで送付のこと
6.照会先:ろう教育科学会第43回大会・講習会事務局
      〒448-8542 愛知県刈谷市井ヶ谷町広沢1
      愛知教育大学障害児教育講座内 岩田吉生研究室
      電話&FAX:0566−26−2387
      E-mailアドレス:yiwata@auecc.aichi-edu.ac.jp


ろう教育科学会講習会

1.期 日  2001年8月6日(月)
2.会 場  NHK放送センター(予定)
3.テーマ  海外の動向から我が国の聴覚障害教育を探る
4.会 費  3000円
5.内 容   9:30-12:00 カナダの聴覚障害教育 愛教大・都築繁幸氏
       13:00-15:30 北欧の聴覚障害教育 豊橋技大・加藤三保子氏
       15:30-16:15 総括・質疑・応答


ろう教育科学会プレ大会

1.期 日  2001年5月27日(日)
2.会 場  愛知教育大学(刈谷市)
3.会 費  2000円
4.テーマ  「新たな教育システムを探る」
5.内 容   9:30-12:00 聾学校の実践から学ぶ
       12:00-13:00 昼食
       13:00-13:40 聾学校調査報告
       13:40-16:00 シンポジウム「人工内耳に対する教育的配慮」
6.照会先:ろう教育科学会第43回大会・講習会事務局
      〒448-8542 愛知県刈谷市井ヶ谷町広沢1
      愛知教育大学障害児教育講座内 岩田吉生研究室
      電話&FAX:0566−26−2387
      E-mailアドレス yiwata@auecc.aichi-edu.ac.jp

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衛星劇場
 日本語字幕入り映画放送

4月  男はつらいよ 柴又慕情 ・・・・・・・・ 22日(日)AM7時から
    アドレナリンドライブ ・・・・・・・・・ 29日(日)AM7時から
5月  アイ・ラブ・ユー ・・・・・・・・・   6日(土)AM7時から
                         31日(木)PM1時から
    男はつらいよ 寅次郎忘れな草 ・・・・・・ 13日(日)AM7時から
    男はつらいよ 寅次郎夢枕 ・・・・・・・・ 20日(日)AM7時から
    釣りバカ日誌10 ・・・・・・・・・・・ 27日(日)AM7時から

6月は,「顔」「男はつらいよ 寅次郎恋やつれ」
   「釣りバカ日誌スペシャル」「ラブ・レター」を予定

字幕入り放送へのご意見/リクエスト等は 衛星劇場編成部まで FAX:03-5250-2324
受信に関する照会は、パーフェクTV FAX:03-5802-8438か、上記衛星劇場まで。
詳しくは、〒104-0045 中央区築地4-1-1 東劇ビル5F 衛星劇場まで。
または,衛星劇場ホームページ http://www.eigeki.com/
    衛星デフシアター http://www.eigeki.com/smsvc420.html

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ミニ・ニュース

★愛知県総合保健センター聴力音声言語診断部が業務移管
1971年以来,耳鼻科的診断+リハビリテーションという全国的にも先進的なシステムで,この領域に新風を吹き込んできた愛知県総合保健センター聴力音声言語診断部が30年の歴史にピリオドを打つ。業務自体は今年の秋にオープンとなる愛知県小児保健医療総合センター(大府市)に引き継がれることになっている。愛知県総合保健センター聴力音声言語診断部のもっとも優れた機能は,聾学校との人事交流ではなかったかと思う。聾学校の教諭が同部の1スタッフとして働き,また聾学校に戻ってくるというシステムを作ることで,聾学校と医療・診断部との大きなパイプが維持され続けてきた。この人事交流のシステムは全国的にもまれであった。これから医療・福祉・教育の連携がより重要と言われる時代を迎える。同診断部の人事交流が継続されることを願うと共に,新しいセンターの一層の充実を期待したい。

★高田英一全日本聾唖連盟副理事長が,「糸賀一雄記念賞」を受賞
高田英一全日本聾唖連盟副理事長が,「糸賀一雄記念賞」を受賞されました。「糸賀一雄」と言えば,ご存じではない方はおられないとは思いますが,滋賀県の福祉家。「この子らを世の光に」ということばを残された先生です。この糸賀先生を記念した賞を受賞されました。

★全通研運営委員長の伊東雋佑氏が朝日新聞社主催の朝日社会福祉賞を受賞
全通研運営委員長の伊東雋佑氏は朝日新聞社主催の朝日社会福祉賞を受賞されました。氏は、もともと京都府立聾学校の教員。聴覚障害者の福祉向上と手話の普及、手話通訳者の育成に尽く,全国手話通訳問題研究会を設立するなど,様々な功績が認められて,晴れの受賞となりました。
全通研ホームページ http://www.nippro.co.jp/zentsuken/

★静岡母と子の教室が閉室
1976年,それまでは静岡から東京の母と子の教室に通っていた難聴児の母親が1つの教室をたちあげた。その母親とは,平戸武子先生。開設から25年に渡り,150数名の卒室生を輩出し,難聴児教育に実績と成果をあげられ続けてきた。私自身も教室に何度かご指導を拝見しにお邪魔したり,さらに日聴研でのご報告からも学ばせていただいた記憶がある。アメリカには良く難聴児を育てたことをきっかけにして,教育の世界に入ってくる方が多い。3年前に日本にお呼びした当時のアメリカ教育オーディオロジスト協会の会長であったDeConde Johnson女史もその一人である。平戸先生のお嬢様は今,イギリスでご生活と伺っている。「自分の子どもだけではなく,他の子どもにも良質の教育を」との思いは,それこそ西川吉之助にも通じる思いなのかも知れない。とにかくも,「1つの歴史が終わった」,そんな印象を持った。

★日本コクレア社が移転しました。
新住所は〒113−0033東京都文京区本郷2−3−7御茶の水元町ビル4F
電話番号,ファックス番号の変更はありません。
http://www.cochlear.co.jp/
TEL:03-3817-0241/FAX:03-3817-0245

★全国要約筆記問題研究会の事務局が移転しました。
〒460−0003 名古屋市中区錦1−16−13−1102
電話:052−218−9120(FAX兼用)

★電話リレーサービスの実験結果公表
電話リレーサービス(聴覚障害者からの文字通信等と音声との変換をすることで音声電話との会話を可能にするサービス)を実験的に行っていた自立コム(株)が,その実験結果をホームページに掲載した。ここには,聴覚障害者の音声電話仲介サービスの頻度や内容が掲示されている。ここから,こうしたサービスのニーズと今後のあり方を探り出すことができるだろう。http://www.jiritsu.com/

★筑波技術短期大学が教官公募
 公募人員:情報処理学科教授または助教授1名
 専門分野:情報処理全般,障害補償工学
 応募締切:5月15日(火)
 照 会 先:筑波技術短期大学情報処理学科 主任 夏目武
      TEL:0298−58−9570,FAX:0298−58−9579
      E-mail:natsume@cs.k.tsukuba-tech.ac.jp

★ワイデックス株式会社のホームページ
http://www.widexjp.co.jp
デジタル補聴器「センソ」に関する情報を集めることができる。

★「横浜市中途失聴・難聴者協会」 ホームページ
http://users.goo.ne.jp/hamananncyou/

【目次】



関連新刊図書

★風のゴング:夢は勇気とともに少年ボクサーの挑戦
藤崎康夫著 KTC中央出版 1300円 4-87758-200-2
★自閉症だったわたしへ2
ドナ・ウィリアムズ著 新潮社 819円 4-10-215612-7
★難病の子どもを知る本 7:神経難病の子どもたち
稲沢潤子著 大月書店 1800円 4-272-40397-4
★聴覚・音声・言語障害の取り扱い(Part3)
本庄巌著 金原出版 2800円 4-307-37059-7

【目次】



関連学会誌,研究会誌 Contents

★AUDIOLOGY JAPAN 44(1),2001
「音叉聴力検査」 立木孝・亀井昌代 38−45
「補聴器装用時の周波数変換単語音声の了解度」
 新居康彦・疋田和彦・米本清 66−72
★手話コミュニケーション研究 35,2000?
「小児人工内耳をめぐって:医師の立場から」益田慎 5−11
「小児人工内耳リハビリテーションをめぐる考察」城間将江 12−18
「人工内耳装用児を受けとめるとう学校をめぐる諸問題」加藤慶子 19−23
「全国聾学校児童・生徒数統計を読む」九鬼英二 37−43
「アジアのろう者事情(第6回)シンガポール編」小林昌之 44−46
★特殊教育学研究 38(4),2001
「聴覚障害児における楽曲の識別 −和太鼓を使用した場合−」
 杵鞭広美・須藤貢明・濱田豊彦 11−20

【目次】



聴能関連主要研究会日程

 インパクト臨床検討会(大阪市)            5月12日(土)
 第30回補聴器勉強会(奈良県橿原市)         6月16・17日(土・日)
 九州教育オーディオロジー研修会(初級該当)      6月23・24日(土・日)
 中四国教育オーディオロジー研修会(初級該当)     7月28・29日(土・日)
 筑波技術短期大学公開講座「補聴器のフィッティング」 8月 2〜 4日(木〜土)
 近畿教育オーディオロジー研究協議会(初級該当)    8月21・22日(火・水)
 愛媛大学公開講座「聴能学セミナー」(中級該当)    8月24〜26日(金〜日)
 全日本聾教育研究大会(福井大会)           9月26〜28日(水〜金)
 フィッティング・フォーラム(福井)          9月29日(土)
 日本聴覚医学会(盛岡)               10月4・5日(木・金)
 教育オーディオロジー実習講習会(上級該当)     11月23〜25日(金〜日)
 International Forum 2002         2002年2月9・11日(金・日)

【目次】


A Sound Foundation
Through Early
Amplification

November 8-10, 2001 Chicago, USA
The second Pediatric International Conference sponsored by Phonak

小児オーディオロジーの展開によって,乳児期に正確な聴覚障害の発見ができるようになりました。そして,非常に多数の子どもや家族が効果的な早期教育を必要としています。ホナックは第1回国際会議の成功を受け,第2回「早期補聴による音の誕生」を開催します。今回は,早期補聴によって保有聴力を最大限活用することに焦点をあてたいと考えています。

日程:11月8〜10日

会場:Hyatt Regency Hotel Chicago. U.S.A.

内容:
11月8日
T.基調講演:Richard Seewald, Ph.D. (Canada)
II.聴覚の発達
「聴機能の発達」Robert Harrison, Ph.D. (Canada)
「両耳聴の発達」Ruth Litov s k y, Ph.D. (USA)
「心理音響の発達:科学から実際へ」Robert Nozza, Ph.D. (USA)
III.補聴器フィッティングの評価法
「電気心理学的方法」Michael Gorga, Ph.D. (USA)
「CMMを用いた子どものラウドネスの評価」Yula Serpanos, Ph.D. (USA)
「聴能的評価法の陥りやすい問題」Judith Gravel, Ph.D. (USA)
IV.小児の補聴器フィッティング
「乳児への補聴器フィッティング法」Katherine Beauchaine, M.A. (USA)
「重度/最重度難聴児へのDSP手法」Stefan Launer, Ph.D. (Switzerland)

11月9日
IV.小児の補聴器フィッティング(続き)
「最新の補聴器技術による電気音響的評価法」Susan Scollie, M.Cl.Sc. (Canada)
「補聴の評価特性」Mary Pat Moeller, M.S. (USA)
V.セッション:子どもに対する高周波数帯の補聴

VI.事例研究
「一側性であり非常に軽い難聴に対する補聴方法」Adrian Davis, Ph.D. (U.K.)
「乳幼児に対する人工内耳の適応基準への考察」Yvonne Sininger, Ph.D. (USA)
「人工内耳装用児への補聴器フィッティング」Theresa Ching, Ph.D. (Australia)

11月10日
VII.サービスの提供
「新しい補聴器を乳幼児にフィッティングする際の課題」John Bamford, Ph.D (U.K.)
「重複障害児への補聴サービス」Anne Marie Tharpe, Ph.D (USA)
「医療的配慮が必要な子ども:NICU後の健康と発達」Deborah Campbell, M.D (USA)
「難聴乳児を持つ家族」Christie Yoshinaga-Itano, Ph.D (USA)
「家族支援プログラム」Jackson Roush, Ph.D and Melody Harrison, Ph.D (USA)
VIII.終了講演:Agnete Parving, M.D. (Denmark)

◆11月10日には,下記のワークショップも併せて開催される
 A「VRAによる聴性行動の評価」 Dr. Judith Gravel
 B「子どもの補聴状態の評価の実際的方法」 Susan Scollie
 C「FM補聴を実耳で評価するための簡便法」 Dr. Linda Thibodeau
 D「ABRによる聴力の予想」 Dr. Michael Gorga

◆11月10日は,シカゴ郊外のホナック社訪問ツアーが開催される。

◆ポスター発表
 ポスター発表をしたい者は7月1日までに200字以内の要約を下記に送付すること。
 Dr.Richard Seewald  soundfoundation@nca.uwo.ca 

◆参加費
 US$275(6月30日までの登録者,これ以後はUS$325)
 (学生US$150),ワークショップは別途

◆照会先:
 Ora Buerkli
 Phonak AG/Laubistrutistrasse28 8712 Stafa Switzerland
 Fax: +41-1-928-0707  E-mail: soundfoundation@phonak.ch

(以上は紙面都合で要約ですので参加ご希望方は編集部まで英文の参加要項をご請求ください)

【目次】



ハート展
 障害をもつ人の「詩」を募集

障害のある人もない人も互いに理解し合い、共に生きる社会の実現は、21世紀の世界共通のテーマです。
「ハート展」は「詩」と「絵」のコラボレーションにより構成された展覧会です。 障害のある方がそれぞれの日常生活の中で感じたことを「詩」につづり、画家やイラストレーターをはじめ各界で活躍する著名人が、 その詩からイメージされるものを“ハート”をモチーフにして表現した作品を集めました。
この展覧会は、福祉の向上とノーマライゼーションの実現を目的に、特に障害者福祉に関心の薄かった人たちに 興味をもち理解を深めていただくことをめざして開催するものです。
NHKでは1994年から毎年、日本国内において「NHKハート展」として開催してきましたが、2000年からは世界6都市を巡回する「世界ハート展」に拡大して開催し、 相互理解や共に暮らして行く世界の実現などを、この展覧会を通じて地球規模で考えていきたいと思います。
詳しくは,http://www.inpaku.nhk.or.jp/heart/index_ohow.htmlをご参照ください。

●応募資格:障害のある方。年齢は問いません。
●募集内容:100字程度の自作の詩。(作品には題名をつけてください)テーマは自由ですが、未発表のものに限ります。 たとえば、「生きる」「よろこび(かなしみ)」「ときめき」「家族」「ともだち」「希望」「勇気」など、日頃の自分の気持ちを自由に表現してください。
●応募方法:詩に(1)名前(ふりがな)、(2)住所、(3)電話・ファックス番号、(4)年齢、(5)障害者手帳などによる障害の種類を添えてお送りください。点字による作品も受け付けます。学校・施設でまとめて応募する場合は、住所などは学校・施設のもので統一し、取りまとめの担当者のお名前をあわせてお知らせください。
●応募締切:6月15日(金)必着
●入  選:国内の応募作品の中から50編を選び、入選とします。
●選考結果:7月末日までに本人あてにお知らせします。
●作品発表:第2回「世界ハート展」は、11月から、大阪、ロンドン〈イギリス〉、ソルトレークシティー〈アメリカ合衆国〉、東京などで開催する予定です。
●作品の応募・お問い合わせ
 NHK厚生文化事業団「世界ハート展」係
 〒150-0047  東京都渋谷区神山町4-14 第三共同ビル6階
 電話:03-3481-7855/ファックス:03-3481-7674

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