2000年11月27日(第2・4月曜日発行)
News Source of Educational Audiology
聴能情報誌
みみだより
第3巻
第401号
通巻486号
編集・発行人:みみだより会、立入 哉 〒790−0833 愛媛県松山市祝谷5丁目2−25 FAX:089-946-5211
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11月18日 畠口健先生がお亡くなりになりました
先生は1927年生まれ。1947年から建築設計のお仕事に携わり,1950年から京都府天田郡川口中学校教諭を振り出しに教員生活が始まり,同郡夜久野中学校教諭を経て,1959年に京都府立聾学校教諭に就任されました。1968年に聾学校聴能室が開設されると同時に聴能教育相談をご担当になられました。1984年からは大阪教育大学で聴力検査法の講義を担当する非常勤講師をお勤めになっておられます。1987年に聾学校をご退職後は,兵庫医科大学の非常勤講師,新大阪ヒアリングクリニックの開設・運営,1993年からは神戸総合医療福祉介護専門学校で「聴覚障害」の講師もご担当なさいました。
【目次】第401号
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西日本教育オーディオロジーの開祖 畠口健先生を偲
(しの)んで
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11月18日畠口先生がお亡くなりになられた。京都での補聴器勉強会の際に,長岡京の病院にお見舞いに伺わさせていただいたのだが,その時は闘病生活とは言え,いつものように背筋をピンと伸ばし,「いや〜,さっき○○先生が来たんだけどねぇ,結局,彼もわかってないねぇ」といつもように厳しいご批評をされておられたことを思い出す。ベッド横に小さいCDプレーヤが置いてあったように記憶があるが,さぞご自宅で,タンノイぐらいなら少しはわかる私でも初めて聞くようなスピーカでお聞きになりたいのではないだろうかと思いながら長岡京駅に向かって帰った。
いつぞやは,京都聾学校からご自宅まで,神戸聾学校の当時の聴能主任だった高橋先生と私の車でお送りしたことがある。渋滞でずいぶんとご自宅まで時間がかかってしまったが,車中,先生のご自宅のリスニングルームの話を伺っていたので,私はてっきり「ま,ちょっと寄っていって・・・」とお声掛けいただけるものと思っていたが,その際は閑静な高台のお宅を外から拝見しただけに終わってしまった。もう13年ほど前のことではないだろうか・・・。
私の補聴器フィッティングの師をあげろと言われるならば,第1は故安川宏先生であろう。安川先生にはあの太っとい指でクリクリッとトリマを回しながら,あとは「良く聞こえるようになる魔術」でフィッティングをしていたような気がしていた。実はこれは非常に大事なことで,「聴能たるものはなんたるものか,それは人間の心の問題である」との教えを受けた。一方,当時22歳の私は,自分に「技術」が足りないことを感じていたし,安川手法の対決と葛藤の中で,理論のようなものを欲しがっていた。
その折り,名古屋で聴覚言語障害研究会が開催され,参加した折り,畠口先生の発表を拝聴することができた。SPLグラムを用いて,増幅とイコライズで装用閾値を評価し,また,その閾値と単語了解度との関係をクリアに示されたご発表ではなかったかと思う。私はこの研究会の休み時間に,ループの混信のことを質問させていただいたのだが,紙にスルスルッと図面を書き,「だってキミねぇ,これはこうなるんだから,漏れるのは当たり前じゃないの。それよりにね・・・」と,ループに頼らない京都方式の長所をずいぶんと聞かせていただいた。
その後,何度か京都府立聾学校の聴言室に立ち寄らせていただくことになった。壁面に子どもの名前と補聴器の器種が整然と掲示され,個人ファイルが1枚1枚ていねいに綴じられている様子を拝見した。B&Kのタマゴに向かい,ダイヤルを動かして微妙な調整をするお姿を拝見した。この整然さは当時の徳島聾にはないものであった。聴言室の個人ファイルをのぞかせていただきながら,「あぁこういうケースには,こういう対処か・・・」と1つ1つメモを取って徳島に帰り,実際に試してみた。シーメンスの284PPAGCI,かつての王者オーティコンのE28P,ワイデックスのA12TやA18T(これは錆びるけど確かに音質のいい補聴器だった)を持ち込んだ。
当時から京都聾の聴言室の機器には驚いていた。カセットテープレコーダはナカミチ,スピーカはJBLのシングルコーン・・・,オーディオをやっている人間であれば垂涎の機器ばかりである。「いい音」を目指す姿勢,1dB,2dBをすぐにlog計算し,「物理量にしたら,こんなに大きいのに,それが無視できるって言うのか」というような姿勢に私は音にこだわる先生の,まさに背筋が伸びた実直さを感じ,大いに学ばさせていただいた。
京都聾学校ご退職後,新大阪駅から地下鉄で1駅行った場所にマンションの一室を借りられ「新大阪ヒヤリングクリニック」を開設された。京都聾学校時代から噂が広まり,熊本を始め九州,中四国から畠口先生のもとに補聴器のフィッティング相談に訪れる親子さんが絶えず,伊丹空港近くに場所を確保されたと伺った。ここにも何度かお邪魔させていただいた。玄関を入って右手奥に小さな台所があり,冷蔵庫があった。奥にはLH14が置いてあった。リオンのウォーブルトーン発信器と,シーメンスの型番は忘れたが,インピーダンスと補聴器の音圧が測れるという妙な組み合わせの測定器があった。壁には当時,東日本の補聴器フィッティングの第一人者 渡辺治雄先生のクリニックをまねして,全国のどこから何人来ているかがわかるように,日本の地図に10人の針,1人の針と色を決めた針が刺さっていた。
何かのついでに大阪に行くことができるチャンスがあると,先生のクリニックをたずねた。その日も熊本から親子が来ていた。相談料は・・・確か,1時間3000円だったような気がする。でも,見学している私が足がしびれてしまうほど,その保護者の方の話を聞き,相談を受けていた。補聴器のフィッティングはもうとっくに終わっているのであるが,延々と教育や進学の相談を受けておられた。畠口先生は,物理屋・音響屋であり教育者であった。B&Kに立ち向かいながら,その測定器の向こうを観(み)ておられたのだ。
3時間近くになっただろうか,それでも「3000円」なんだが,ようやく親子が帰ると,冷蔵庫から缶ビールを持ってこられ,「まぁ,飲みましょうや」とそのまま数本のビールが空いただろうか。今から思えば,この時ぐらいからご体調がよくなかったのか,「この頃ねぇ・・・」と何度かお伺いする度に缶ビールの本数が減り,近くのすかいらーくでのお食事も減ってきたような気がする。
他用がありお通夜にもご葬儀にも参加することができなかった。
でもおそらく,多くの関係者に囲まれたお式であっただろう。
畠口先生は,西日本の聴能の星であり,今,元気な近畿教育オーディオロジーの開祖の一人でもある。先生はパーフェクトを目指す先生であった。いくつかの原稿やテキストを温めていながら,推敲に推敲を重ねられるために,世に出たものは非常に少ない。この厳密さと几帳面さは,物理屋としての先生の性格ゆえであろう。それゆえに伺うところ,つい先年まで「聴覚障害児教育における音響物理の基礎」たるテキストを纏められていたが出版には至っていないと聞いた。
畠口先生が亡くなった。先生におまとめいただきたいことはこんなにある。まだまだ手元にゴロゴロしている。でも,亡くなってしまわれた。本当に本当に取り残されたというような気持ちにさえなる。遠地にて,ご葬儀の時間を迎えなくてはならなかった時,「畠口先生の偉業を後世に引継し,教育オーディオロジーの隆盛をさらにさらに図る使命を我々は託されたのだ」と感じ,大泣きしてしまった。
「先生,ありがとうございました。わからないこと一杯だけど,今,なんとかやってます。」
【目次】
1931年より教員として1951年からは1995年の長きに渡って、日本聾話学校長を務められた大嶋功先生が亡くなったのは1998年6月19日のことだ。大嶋先生は戦前の聾教育,戦後の聾学校義務化,オーディオロジー,早期教育の先駆者であり,まさに日本の聾教育を打ち立てた第1人者です。 そして,「世界のイサオ」と呼ばれるほどに,世界の聴覚障害児教育の推進,中でもアジアの聾教育の推進には大きな仕事をなされてこられた。
本書は大嶋先生が45年から95年にかけて50年に渡って書かれた文書を時代別にまとめたものである。1971年には難聴学級という名前自体が固定制のイメージがあり,通級制が行われるべきであるから「聴覚教室」というように変えた方が良いなどの指摘をされていたり,東京で開催された世界聾教育会議に向けて大変な準備を積み重ねられたことなどが読みとれる。1985年には,手話についても当時にして,大嶋先生が文章を中略すると誤解されてしまいそうでこわいが,「手話を取り入れるということを聾学校が躊躇すべき理由は少しもない」と書いておられる。
「生涯現役」というお写真が載っている。65年間に渡って聾教育に携わることは至難の業である。公立の聾学校でが異動がないという前提で最長でも38年ほどが限度,大嶋先生の約半分までしか奉職できない。65年間の長きに渡り,ひたすらに聾教育に邁進されてこられた先生が,その時代,時代の背景の中で,どのようなお考えを持たれ,それがどのように変化してきたか,その経緯の歴史にぜひ学ばなくてはならないと感じた。
1冊2000円(送料400円)。
入手は下記の方法にて
- 1:現金書留
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1冊分2400円を下記に送金。
〒195-0063 町田市野津田町1942
日本聾話学校事務局
TEL:042-735-2361
- 2:郵便振込
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00130−7−52121
口座名義:日本聾話学校
備考欄に「本代」と記入し,1冊分2400円×冊数を送金する。
【目次】
「このビデオは・・・」(解説書の案内より)
本編は、日常よく使われることの多い代表的な「ことわざ」70語を選び、収録しています。
まず日本手話で「ことわざ」自体を示し、次にその「ことわざ」の意味や用例を日本手話で解説しています。また、付録の解説書には、収録した「ことわざ」とその解説の日本語訳がついています。先ず、自分で手話を考えていただき、その後ビデオを見て、確認したり、鑑賞したり、模倣したりする方法があります。
古くから伝えられ、多くの人々に使われてきたたくさんの「ことわざ」の中から伊藤正雄先生が選択し、それに先生の独創性を加味してわかり易くかつ洗練された表現にしています。
学校や団体、サークルの皆様の間で、このビデオをきっかけに手話表現の輪を広げて、新たな意見やご提案を事務局にお寄せください。
解説書にあるように日本手話を見ていると「あ〜なるほど、こんな表現か!」と、その表現の豊かさや意味を伝える表現の発想に感服してしまう。トータルコミュニケ−ション研究会制作。
1本 3,500円(送料込み:5本以上一括で送料割引あり)
注文方法:下記をFAXする。代金はビデオ到着後、10日以内に同封の振込用紙で振り込む。照会先:TC研・通訳部 閏間様方(〒253-0012 茅ヶ崎市小和田 3-8-35)
ビデオ「伊藤政雄のことわざ」申込書 送信先FAX:0467−52−1442
ふりがな
お名前:__________________ 希望部数(_____)本
連絡先:(郵便番号 □□□−□□□□ )
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連絡先:電話_____________ FAX______________
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【目次】
私が現職の際はたぶん角川書店から出版されていた「ことば絵じてん」を利用していたような記憶がある。ちょっとしたことばを伝えたい時に適切な絵と使用法を子ども自身が調べられる辞典はなかなかない。
この「こくご絵じてん」は,そうした悩みの結果なのだろうか,元大阪市立聾学校の先生3人が長年の聾学校での教育実践をもとに編集にあたったじてんである。それだけに活用形で調べられたり,イラストや例文にわかりやすいものが選ばれている。いかにも聾学校的な場面設定に基づく例文が多く,読みながら「あぁこういう場面があったなぁ」とニヤニヤしてしまった。
イラストが豊富なので,イラストを見ながら絵本のように見ていくこともでき,幼稚部4歳ぐらいから小学部まで使えるかなぁと思う。
1冊 2000円(税・送料込み)
なお,通常の書店では購入できないので,下記の方法でご注文を。
- 注文方法:
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下記の注文書をFAXする。FAXがない場合は下記に注文票を郵送する。
〒661-0035 尼崎市武庫之荘2-13-17 こくご絵じてん刊行会
こくご絵じてん注文書 送信先FAX:06−6436−2157
ふりがな
お名前:__________________ 希望部数(_____)冊
連絡先:(郵便番号 □□□−□□□□ )
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電話_____________ FAX______________
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【目次】
本書は聾学校教諭,難聴学級担任をされてこられた田原佳子先生の自費出版。それだけに,聴覚障害児が診断を受け,聾学校等での教育や小学校生活について,難聴児が直面するであろう場面を通して理解が促進されるような構成と内容になっている。
推薦文
「ハートはなにいろ」は、千葉市立院内小学校難聴学級を担当していらっしやる田原佳子先生が、1年間の研修の機会に丁寧に作り上げられた難聴理解のための愛情あふれる絵本です。聴覚に障害をもつ小学生が学校生活で出会う様々な具体的な問題が、子どもたちの実体験から集められています。難聴児と過ごしてきた田原先生のこれまでの経験が、絵本の形で結実したものと言えるでしょう。文とかわいい素晴らしい絵で、小学校低学年の子どもたちにも聞こえの障害がもたらす問題を自然に伝えることができると思います。多くの方のハートを暖かくする絵本として推薦いたします。
筑波大学心身障害学系教授 斎藤佐和
1冊 2000円(送料別)
なお,通常の書店では購入できないので,下記の方法でご注文を。
- 注文方法:
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下記の注文書をFAXする。FAXがない場合は下記に注文票を郵送する。
〒266-0014 千葉市緑区大金沢町948-97 田原佳子先生
「ハートはなにいろ」注文書 送信先FAX:043−291−5835
ふりがな
お名前:__________________ 希望部数(_____)冊
連絡先:(郵便番号 □□□−□□□□ )
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電話_____________ FAX______________
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【目次】
中学部主事の林園枝先生は,本書の「はじめに」で本書の必要性を淡々と説いている。「我々聴覚障害児の教育に携わる者は,生徒一人ひとりの持てる力を最大限伸ばしていると言い切れるのであろうか?」
120年を超える長い聴覚障害児教育の歴史の中で,手話法に始まり,口話法,補聴,再度,手話を含むコミュニケ−ションモードの整理期を迎え,環境は整ってきた。しかし,「自ら学び自ら考える力」を十二分に身につけることに至ったであろうか。このあたりに聴覚障害児教育の大きな課題があるかと思う。
さて,本書は筑波大学附属聾学校中学部の実践・研究報告書である。この中には日々,総合的学習に向かう実践が凝縮されている。再度,林主事の文を引用する。
しかし,それでも,まだまだ子どもたちの力は眠っている。我々教師が引き出してやれない宝の山が埋もれているような気がしてならない。子どもたちの力を最大限引き出してやり,たくましく社会で活躍できる人材に育て上げるためには何が必要なのか? 本校副校長・馬場顕は(中略),聾学校の教員として必要なものは,「分からせる技術」であると,明快に断言している。今こそ我々は,発達した文明の利器をフルに活用しつつ,卓越した専門性によって,聴覚障害児の力を伸ばしていかねばならない。
1冊 1500円(送料別)。通常の書店では購入不可なので,下記の方法でご注文を。
- 注文方法:
- @下記の注文書をFAXする。A折り返し,振込用紙が送られてくるのでそれにて冊子代+送料を送金する。B冊子が手元に着く
「学習指導の工夫と総合的な学び」注文書 送信先FAX:047−373−8773
ふりがな
お名前:__________________ 希望部数(_____)冊
連絡先:(郵便番号 □□□−□□□□ )
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【目次】
研究会開催
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東京都ろう教育研究会・聴能教育研究会 |
主催:東京都立ろう学校・聴能教育研究会
会長:東京都立品川ろう学校長 秋谷義一
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1.日 時: 平成13年 1月20日(土) 午後1時30分〜午後4時45分
2.会 場: 東京都立杉並ろう学校(C棟1階ホール)
3.内 容 報 告:『各校の教育オーディオロジーの取り組みと課題』
報告者: 加藤大典 (日本ろう) 三浦直久(平塚ろう)
庄野きよ美(足立ろう) 福井貞司(北糀谷小)
講 演:『多様化する子供たちへの聴覚支援の在り方』
講 師: 大沼 直紀氏(筑波技術短期大学教授)
13:30 受付
[補聴器展示](リオン・ホナック・ワイデックス・オチコン・スターキー )
14:20 開会
14:25 報告(各校の教育オーディオロジーの取り組みと課題)
15:15 (休憩)[補聴器展示]
15:30 講演『多様化する子どもたちへの聴覚支援の在り方』
[大沼直紀氏(筑波技術短期大学教授)]
16:30 質疑応答
16:45 閉会
5.資料代 300円
6.定 員 50名
7.参加対象 ろう学校・難聴学級の教員及び聴覚障害教育に携わる施設職員等
8.申込方法 所属機関名・住所・氏名・連絡先をご記入の上、
1月15日(月)までに、下記宛にFAXにてお申し込み下さい。
9.照会先 東京都立ろう学校聴能教育研究会 代表 間根山 祥行
東京都立品川ろう学校 FAX:03−3474−3182
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東京都立ろう学校・聴能教育研究会 参加申込書
申込代表者:______________
学校(所属機関)名:______________
所属先住所等:( 〒□□□−□□□□ )_________________
電話_____________ FAX______________
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【目次】
- ★児童福祉六法 平成13年版
- 児童福祉法規研究会監修 中央法規出版 5500円 4-8058-4311-X
- ★耳は聞こえなくても
- Jacqueline Keaster著 山口司訳 文芸社 1000円 4-8355-1018-6
- ★21世紀耳鼻咽喉科領域の臨床 CLIENT21(4)外耳・中耳
- 野村恭也総編集 中山書店 31000円 4-521-59101-9
- ★21世紀耳鼻咽喉科領域の臨床 CLIENT21(11)言語聴覚リハビリテーション
- 野村恭也総編集 中山書店 31000円 4-521-59091-8
- ★捨て犬みかんとポチ:聴導犬ものがたり
- 有馬もと著 佼成出版社 1500円 4-333-01914-1
- ★新図説耳鼻咽喉科・頭頸部外科講座 4:口腔・咽頭・喉頭・気管・食道
- 森山寛他編集委員 メジカルビュー社 18000円 4-89553-851-6
- ★ヘレン・ケラー:障害者福祉の母
- 柳川創造 講談社 660円 4-06-271802-2
- ★歌でおぼえる手話ソングブック:ともだちになるために
- 新沢としひこ著 鈴木出版 1800円 4-7902-7161-7
- ★手話でうたう日本の童謡・唱歌ベストアルバム
- 音楽教材研究会編 民衆社 2500円 4-8383-0828-0
- ★すべての子どもに豊かな育ちを:障害児保育30話
- 両角正子著 かもがわ出版 1000円 4-87699-562-1
- ★向山洋一は障害児教育にどう取り組んだか
- 向山洋一著 明治図書出版 1860円 4-18-037314-9
- ★障害理解への招待
- 鮫島宗弘監修 日本文化科学社 2500円 4-8210-7312-9
- ★障害学を語る
- 倉本智明編著 筒井書房 2000円 4-88720-304-7
- ★障害とリハビリテーション大事典
- デル・オルト編 中野善達監訳 湘南出版社 38000円 4-88209-021-X
- ★口唇裂・口蓋裂治療の手引
- 昭和大学口唇裂・口蓋裂診療班編集 金原出版 2000円 4-307-25712-X
- ★厚生白書のあらまし:平成12年版
- 大蔵省印刷局編集 大蔵省印刷局 320円 4-17-352531-1
- ★障害者運動と福祉:国際比較による障害者エンパワーメント
- 目黒輝美著 恒星社 2800円 4-7699-0930-6
- ★日本語音韻音調史の研究
- 金田一春彦著 吉川弘文館 11000円 4-642-08521-1
- ★自立活動の指導:新しい障害児教育への取り組み
- 香川邦生編 教育出版 2600円 4-316-33880-3
- ★障害児のための授業づくりの技法:個別の指導計画から授業研究まで
- 太田正己編著 黎明書房 2300円 4-654-00055-0
- ★失語症
- 石川裕治編著 建帛社 2400円 4-7679-4504-6
- ★障害児の親から健常児の親へ:統合保育が当たり前の世の中になることを願って
- 石井利香編 朱鷺書房 1400円 4-88602-620-6
- ★重症心身障害通園マニュアル:在宅生活を支えるために
- 江草安彦監修 医歯薬出版 2600円 4-263-23248-8
- ★知的障害者奪われた人権:虐待・差別の事件と弁護
- 副島洋明著 明石書店 2000円 4-7503-1343-2
- ★発達障害白書2001
- 日本知的障害福祉連盟編 日本文化科学社 4000円 4-8210-7307-2
- ★要説:発達・学習・教育臨床の心理学
- 内田照彦編著 北大路書房 2500円 4-7628-2199-3
- ★親−乳幼児心理療法:母性のコンステレーション
- D.N.スターン著 岩崎学術出版社 5000円 4-7533-0011-0
- ★車椅子・片麻痺の人でもできるレクリエーションゲーム集
- 今井弘雄著 黎明書房 1300円 4-654-05755-2
- ★自閉症と発達障害研究の進歩4
- 高木隆郎編 星和書店 5800円 4-7911-0411-0
- ★視覚心理学への招待:見えの世界へのアプローチ
- 大山正著 サイエンス社 2200円 4-7819-0963-9
- ★国民の福祉の動向2000年
- 厚生統計協会編集 厚生統計協会 1800円 『厚生の指標』臨時増刊 第47巻第12号
- ★自閉症と心の発達:「心の理論」を越えて
- R.ピーター ホブソン著 学苑社 5200円 4-7614-0005-6
- ★小倉昌男の福祉革命:障害者「月給1万円」からの脱出
- 建野友保著 小学館 533円 4-09-405101-5
- ★介助犬が家族になったとき
- 石田俊浩著 WAVE出版 1500円 4-87290-091-X
- ★ハニーが盲導犬になるまで
- キャロライン・アーノルド著 国土社 1400円 4-337-06239-4
- ★ズバリ、「しょうがい」しゃ:わが人生に悔いはなし
- 森修著 解放出版社 1200円 4-7592-6110-9
- ★難病の子どもを知る本5:
- 稲沢潤子 大月書店 1800円 4-272-40395-8
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【目次】
- ★教育と医学 48(12)2-3,2000
- 「天の川は心のバリア?」福島智
- ★耳鼻咽喉科・頭頸部外科 72(12),2000
- 「補聴器公的支給の仕組みと現状」調所廣之 796-802
- 「補聴器専門店の認定」宮永好章 803-806
- 「補聴器の器種選択」小寺一興 807-810
- 「実地医家のための補聴器のフィッティング」安野友博 813-816
- 「補聴器効果の評価方法」岡本牧人 818-824
- 「人工内耳の適応と限界」伊藤壽一 827-831
- ★The Volta Review 101(1) 5-29,1999
- 「Multichannel Cochlear Implantation and the Organization of Early Speech」
- H.A.McCaffrey,B.L.Davis,P.F.MacNeilage,D.Hapsburg
- ★DEAFNESS&EDUCATION INTERNATIONAL 2(3)142-151,2000
- 「Using Listening Progress Profile to assess early functional auditory
- performance in young implanted children」
- T.Nikolopoulos,P.Wells,S.M.Archbold
- ★Language Speech and Hearing Services in Schools 31(4),2000
- 「The Benefits of Sound Field Amplification Classrooms」
- A.E.Brophy,H.Ayukawa 324-335
- 「Improving Acoustics in American Schools」
- P.B.Nelson 354-355,389-390
- 「Acoustical Barriers to Learning:Children at Risk in Every Classroom」
- P.B.Nelson and Sig Soli 356-361
- 「Classroom Acoustics for Children With Normal Hearing and With Hearing Impairment」
- C. C. Crandell,J. J. Smaldino 362-370
- 「Classroom Amplification Technology: Theory and Practice」
- J.J. Smaldino,C.C.Crandll 371-375
- 「Ten Ways To Provide a High-Quality Acoustial Environment in Schools」
- G.W.Siebein, M.A.Gold, G.W.Siebein,M.G.Ermann 376-384
- 「The Classroom Acoustical Environment and the Americans With Disabilities Act」
- D.L.Sorkin 385-388
- Appendix「Improving Acoustics in Classroom Acoustics Working Group」391-393
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【目次】
機器紹介
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SONY
RM−PS7TV
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スピーカ付きリモートコマンダ |
この装置は「赤外線受信器とアンプを内蔵したテレビのリモコン」といった構成になっている。テレビに接続した赤外線発光器から,赤外線に乗ってテレビの音声が出て,手元にある受信器に届く。受信器側にはアンプが内蔵されていて,テレビの音が増幅されてスピーカから,または接続したイヤホンなどから音として出力されるようになっている。かつ,各種メーカーのテレビにあわせられるリモコン機能も備えている。
この装置の受信器には3つの入力方法が用意されている。実は今まで市販されていた同様の機器では,このテレビの音声を取る部分がうまくできていないために音をテレビから取り出せないことに問題があった。本器は手持ちのテレビによって入力方法が選択でき,この辺の造りにはブランドならではと感心した。
赤外線を使用するため音質も極めて良い。受信器側の内蔵スピーカもまぁまぁ。さらに本器の開発者は難聴者ということもあって,イヤホンジャックを利用してシルエットインダクタや外部入力端子などを介して補聴器でテレビの音を聞くこともできる。
比較的軽い難聴であれば本器だけで十分にテレビの音を聞くことができよう。また,私自身も子どもが騒ぐリビングの中で重宝しているのだが,「共用品」としても十二分に通用する。
なお,最近,受信器にACアダプタによる電源供給ができる RM−PS10TVがラインナップに加わった。新商品には発信・受信の双分として2台のACアダプタがついてくるほか,文字が大きくなり,見やすくなっている。
価格
RM-PS7TV 8800円
RM-PS10TV 10800円
【目次】
研究会開催
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CBRキャパシティビルディング セミナー
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開発途上国の,とくに地方における障害分野のプログラムやサービスを発展させるうえで,CBRが果たしてきた役割が高く評価されている一方,CBR活動を推進,支援する人材がまだまだ不足しているため,活動が実際に展開されている地域は,きわめて限られているのが実情です。したがって,CBR活動推進可能な人材育成は,急務と思われています。今回の研修会では,現地のワーカーをどのように育成,支援していけるかをともに考えあうとともに,国内外双方にCBRの理解を深める機会とすることを意図しています。開発途上国の福祉分野の発展は益々,地域格差を生み農村,部落においてはCBR活動を推進,支援する人材が不在のため定着していません。
CBR事業推進可能な人材育成が急務と考え,現地ワーカーをどのように育成,支援していけるか国内外双方にCBRの理解を深める機会とします。セミナーではCBR活動を経験した人を助言者としたグループ別のワークショップ形式で事例を通したディスカッションも行います。
1.日 時 2001年1月28日(日曜日) 午後10時〜午後4時
2.会 場 東京都渋谷区千駄ヶ谷3−8−5
日本理学療法士会館(TEL:03-5414-7911)JR原宿駅より徒歩7分
3.参加費 一人 3,000円(昼食代 資料代を含む)
会員外 5,000円 申し込み順 40名まで
4.内 容 CBR理解のために 日本CBRネットワーク 渡辺雅行
グループ別ワークショップ 4グループ程度に分かれる
全体討議・まとめ
5.照会先 JANNET事務局日本リハビリテーション協会内 上野悦子/平野好子
TEL:03-5273-0601 FAX:03-5273-1523 e-mail:hirano@dinf.ne.jp
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【目次】
山口県宇部市の映画自主上映団体、宇部シネマクラブは、12月16日午後6時から、宇部市文化会館で映画「地雷を踏んだらサヨウナラ」(五十嵐匠監督)の字幕付き上映を聴覚障害者を対象に行った。この映画はセリフに英語と日本語とが交錯するが、英語のセリフには日本語字幕が最初からついているので、日本語のセリフについて、五十嵐監督の了解の元、要約筆記サークル宇部(中田元江会長)が字幕付けを行った。上映後、五十嵐監督の講演が同会場で行われ、これにも、OHP要約筆記・手話通訳が付けられた。
【目次】
衛星劇場
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日 本 語 字 幕 入 り 映 画 放 送
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1月 HOUSE ハウス ・・・・・・・・・・ 7日(日)AM7時から
31日(水)PM1時から
釣りバカ日誌イレブン ・・・・・・・・・ 14日(日)AM7時から
続・男はつらいよ ・・・・・・・・・・・ 21日(日)AM7時から
男はつらいよ フーテンの寅 ・・・・・・ 28日(日)AM7時から
2月 転校生 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 4日(日)AM7時から
風の歌が聴きたい ・・・・・・・・・・ 11日(日)AM7時から
ハナのお江戸の釣りバカ日誌 ・・・・・・ 18日(日)AM7時から
ボクの,おじさん ・・・・・・・・・・・ 25日(日)AM7時から
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字幕入り放送へのご意見/リクエスト等は 衛星劇場編成部まで FAX:03-5250-2324
受信に関する照会は、パーフェクTV FAX:03-5802-8438か、上記衛星劇場まで。
詳しくは、〒104-0045 中央区築地4-1-1 東劇ビル5F 衛星劇場まで。
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字幕付き映画
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「 風 の 歌 が 聴 き た い 」
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映画「風の歌が聴きたい」は実在する聴覚障害者の夫婦、高島夫妻をモデルに描いた作品です。高島夫妻のことは、TBSの番組を通して、あるいは本を通してご存じの方も多いかと思います。各地の聾学校や聴覚障害関連行事に講師として呼ばれていますから、お話を直接、聞かれた方もいるかと思います。
あらすじ
ロックンロールとジェームス・ディーンに憧れ、学生時代は不良を気取り、ディスコで踊りまくる‥そんな昌宏(天宮良)の姿は、はた目には一般の若者と変わりなく映る。が、一つだけ、彼には大きな「個性」があった。3歳の時、風邪をこじらせ高熱を出し、彼の耳は「音」を失ってしまったのだった。文通を通じて昌宏と知り合った奈美子(中江有里)は、デザイン学校に進み、就職するが、さまざまな困難にぶつかりくじけそうになる。そんなとき彼女を勇気づけるのは、昌宏からの彼女の心にだけ聞こえる「言葉」だった。ふたりはやがて結婚し、共にトライアスロン・レースヘの挑戦を始める。健常者でもためらうような可酷なレースに敢えて挑戦し、生きている喜びを全身で現わしながらポジティブに人生を走り続ける二人の姿は、知らず知らずのうちに周りの人々も勇気づけていく・・・。
【目次】
・・・ひとこと・・・
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イスラエル・パレスチナの現況に憂いの声を |
「みみだより」ご愛読者であれば,私が四年ほど前にパレスチナのアトファルナ聾学校に現地の聴能関係の指導に三週間ほど赴いたことをご存知であろう。日本のNPO法人「パレスチナ子どものキャンペーン」が日本の援助で設立,運営している聾学校である。今,パレスチナの子ども達が戦火にさらされ,三百人を超える子ども達の命が奪われ,明日の保障がない生活を送っている。未確認情報ではあるが,パレスチナの聾児がイスラエル側の攻撃で銃弾を受け,死亡したとも聞いている。
赴任当時,エルサレムのイスラム教の聖地,ユダヤ教の嘆きの壁,キリスト教の聖墳墓教会や聖地ナザレを訪ねた。と同時にそれぞれの聖地奪還戦争の長い歴史の中で数え切れない人の死があることも現実に知ることができた。私は以前から無宗教だが,エルサレムの地を訪ね,宗教に対する疑問は一層高まった。聖地などをなぜ必要とするのだ。信じる気持ち,聖地は心にあれば良く,土地や場所にこだわること自体が「色」であり,「空」を理解していないと!。
宗教がもたらす人を救う可能性の部分を評価したとしても,イスラエル・パレスチナの力の争いは目を背けたくなる現実である。今,こうして生きていながら,同じ地球の上で,同じ人間に対して機関銃を向け「殺す」行為を正当化する論理が成り立つことが,今のこの時代に同時並行であることが信じられない。日本は政争ばかりで他国の平和など無関心で蚊帳の外だが,これだけ多くの国がありながら政治でも,そして,本来は人を救うべき宗教でも抑えることができない。こんな現実があっていいものだろうか。
振り返れば,日本が戦争に走った時期,日本でも多くの障害者が「お国の役に立たない者」としての烙印を押され,社会的立場を剥奪されていた。障害者はそうした力の論理の中で,暴力に弱い立場にある。戦争という醜い闘争の中で,人権は蹂躙(じゅうりん)され,人の尊厳と命は軽く語られ,時に敵国人を殺人することがあたかも英雄のように語られる。その中で,どれだけ障害をもった人たちが社会的に不必要だという論理で殺されてきたか,これは『ナチスドイツと障害者「安楽死」計画』(現代書館)の中でも紹介された,まさに事実なのである。
障害児者に,そして教育に携わっている私たちは,まずは戦争になるような事態をなんとしても防がなくてはなるまい。障害者を社会的弱者とくくるわけではないが,社会的弱者に関与する者だからこそ,「強者の論理」に抵抗を示さなければならなし,強者の論理の結果としての戦争にもっと関心と,さらに制止と抑止の意見を送らねばならないと考えている。
聖地奪還のための殺人を容認する宗教ならば,存在の価値はない。聖なる殺人など存在しないと思うし,とにかく人が人を殺し合うことを正当化できる論理は存在しない。仮に戦いになったとするならば,力が強い方が自制をするべきなのだ。
なにはともあれ,イスラエル政府には自重と猛省を促したい。
お詫び
12月初旬から体調を崩し寝込んだり起きたりを繰り返しておりました。
発行が大幅に遅れましたことをお詫び申し上げます。
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