1998年3月23日発行(第2・4月曜日発行)
聴能情報誌 みみだより 第3巻 第342号 通巻427号
編集・発行人:みみだより会、立入 哉 〒790−0833 愛媛県松山市祝谷5丁目2−25 FAX:089-946-5211
購読料照会・新規購読申込・記事内容照会などは、郵便かFAXでお問い合わせいただくか、
下記のアドレスへメールをお送り下さい。
立入 哉 :h-tachi@ma4.justnet.ne.jp
「みみだより」ホームページ
ペーパーメディアによる「みみだより」購読のお誘い
【目次】第342号
- ご投稿「耳型ことはじめ」 山口晤先生
- 字幕付き映画紹介:「地球が動いた日」上映日程
- 字幕付き映画紹介:「5等になりたい」
- 字幕付き映画:「銀河鉄道999」「長靴をはいた猫」
- 衛星劇場:聴覚障害者向け字幕入り放送紹介
- 懸賞作品募集:第36回リハビリテーション懸賞作品募集
- 講座開催案内:第25回言語・聴能教育実践夏季講座
- 字幕付き映画紹介:「風の歌が聴きたい」
- 研究会開催:第1回JIST全国研究会開催のお知らせ
- ビデオ紹介:「わかりあえる明日のために」
- 番組紹介:「yell!! 九州女子高校ダンス部」
- 商品紹介:聴覚障害者用振動式時計
- ご案内:第3回人工内耳リハビリワークショップ開催
- 研究集会開催:第16回 全国要約筆記問題研究集会
- 新刊資料「資料・日本の聾学校U」
- 学会誌 Contens
- 機関誌 Contens
- ミニ・ニュース
| NEXT | BACK |「みみだより」ホームページ |
ご投稿
耳型ことはじめ 山口 晤 先生 「補聴器をかけると読話がへたになる。」とか「音のない世界だからこそ心の清らかさが保たれる。」などの言い方が至極もっともらしく通用していた時代があった。そんな大昔ではなく昭和30年代までで、以下はその頃の話である。当時いう聴覚利用は機器の性能から70〜80dBまでとされていたが、聾学校の在学者の「残聴児」はかなり多数を占めていた。しかし、まだ自前の補聴器はほとんど普及しておらず、学校でただ1台の集団補聴器は校長室の貴重品戸棚に鎮座しているか、聴能訓練室専用とされている程度であった。当時の集団補聴器とは、真空管式出力10W程度で、入力はクリスタル・マイクとレコード・プレイヤ、出力として音場構成用のスピーカ及びクリスタル・イヤホンの各自のボリューム調整付き挿入ジャック8〜12個程度という代物であった。
このようなシステムで、週1時間ずつ各学級に配当された聴能教室使用時間で、クリスタル・イヤホンの能う限りの出力レベルで刺激を受容できる範囲の「残聴児」が聴覚利用教育の対象であったが、当時は7〜8割にも達していた。
この態勢でまず問題となったのは、クリスタル・イヤホンの耳栓が、@大きさが子供の外耳道に不適合、A他人との共用は不潔の2点であった。@に対しては耳栓だけを購入して切削し、数種類を用意することも試みたが、Aの解決には至らなかった。当時は業者による耳型作成・供給の前夜であり、また集団補聴器でも何でも自作しようという戦後の物資充実の時流もあって、ひとつ耳型も聴能担当者で自作しようということになった。
筆者の友人に歯科医がいたこともあって義歯の歯茎部分の材料の活用に考えが及び、技法を教わり原材料を斡旋してもらって手作りを開始した。工程は現在と基本的にはほぼ同じで T:モデリングによる型取り、U.外耳道部分の石膏型作成 V.樹脂系原料を調合して石膏型に充填 W.約半日煮沸により加熱 X.石膏型から粗製の耳型を取り出しY.バリ取り、型の補正、研磨・成型、艶出 Z.穴開け [.取り付けといった工程である。これらの耳型付イヤホン(挿入プラグ共)を個人で購入してもらうことを薦め、@Aを解消し、さらにB自分専用のイヤホンを所有することによる聴覚利用に関する自意識の高揚が実現できた。また、挿入ジャックは個人机のほか、教卓や黒板下にも増設した。
一方、1工程に約半日を要する点には困った。4個程度を同時作成するにしても、教諭が授業の片手間でこなすには過剰な手間であった。手数を省くために、型を取ったモデリングを加工し、そのまま試用したこともあったが、型崩れや一部の子にはモデリング材質と皮膚の不適合状態が生じたりしたので、この簡便法は取りやめた。時に業者による製造・供給が軌道にのり始め、約100個を生産した後に、全面的に業者に委託するようになっていった。現在、これらの記念すべき遺物は福岡県立福岡聾学校において保存・展示されている。
![]()
字幕付き映画紹介
「地球が動いた日」字幕付きフィルム上映日程
3月30日 宮城県古川市市民会館 @10:30、A12:30の2回上映 3月31日 宮城県石巻市市民会館 @10:30、A12:30の2回上映
4月25日
北海道空知郡奈井江町文化ホール
JR函館本線:奈井江駅下車スグ @15:00、A18:00の2回上映
入場料 大人800円(前売り700円)、高校生以下400円(前売り300円)
映画の内容など詳細は「みみだより」340号を参照して下さい。
「地球が動いた日」製作委員会 代表(有)ゴーゴービジュアル企画
〒207-0013 東京都東大和市向原6-1245-39-202 TEL&FAX:0425-67-3925
字幕付き映画紹介
岸川悦子原作 「5等になりたい」
「5等になりたい」字幕付きフィルム上映日程
4月4日(土)
札幌市教育文化会館4F 12:30開場 13:00上映
入場料 一般 1000円、小学生まで 600円
照会先:子どもに良い映画を見せる会 石川様
〒060-0061 札幌市中央区南一条西9丁目トモエビル内 北海道フィルムアート内
TEL:011−251−2857 FAX:011−221−0390
この映画の原作「わたし、5等になりたい!」(大日本図書)は、身体にハンディを持ち、悩みながらも、明るく、たくましく生き抜く主人公をとおして、<人としてほんとうのやさしさ、強さとはなにか>を、するどく描き出し、1986年の出版以来、ロングセラーとなっています。
字幕付き映画
「銀河鉄道999 エターナルファンタジー」
同時上映 「長靴をはいた猫」
日本中に空前のアニメブームを引き起こし圧倒的人気を誇ったSFアニメーション不朽の名作『銀河鉄道999』が17年の歳月を経て再び発進! 勇敢な少年・星野鉄郎、鉄郎と一緒に宇宙の旅をする謎の美女メーテルなど松本零士おなじみのキャラクターが、新たな構想と壮大なスケールのもとにスクリーンに帰って来る。
心躍る音楽と爆笑ギャグ、そしてワクワクドキドキする興奮の連続と鮮やかな感動。若かりし頃の宮崎駿・大塚康生らガ参加した東映動画屈指の傑作ガ、長編映画がニュープリントで甦る。(1969年度作品/文部省選定:東映動画)
上 映 劇 場 上映日程 電話番号 FAX番号 札 幌 東 映 3/28(土)〜30(月) 011(231)2568 011(231)2569 丸の内東映 3/21(土)・22(日) 03(3535)4741 03(3563)1777 横浜伊勢佐木町東映 3/25(水)・26(木) 045(261)3800 045(253)6838 豊 橋 東 映 4/1(水)〜3(金) 0532(53)0515 0532(53)0515 名古屋東映 3/23(月)〜25(水) 052(971)3440 052(971)4012 京都大宮東映 3/22(日)〜23(月) 075(841)3714 075(841)3059 梅 田 東 映 3/29(日)・30(月) 06(345)7096 06(345)7296 福 岡 東 映 3/16(月)・17(火) 092(281)0757 092(281)0776 熊 本 東 映 3/23(月)・24(火) 096(356)7393 096(322)5924 尚,身体障害者手帳をご持参の方は,ご優待料金にてご入場いただけます。
(大人・高校生以上 1000円、中学生・小人 800円 付添1名まで1000円にて入場可)
お問い合わせ先 東映(株)映画営業部 飯塚様 TEL:03(3535)7179 FAX:03(3535)7186
衛星劇場
聴覚障害者向け字幕入り放送
4月 ご存じ! ふんどし頭巾 ・・・・ 5日(日)・18日(土)ともに9時から 釣りバカ日誌4 ・・・・・・・ 12日(日)・25日(土)ともに9時から 字幕入り放送へのご意見/リクエスト等は 衛星劇場編成部まで FAX:03-5250-2324
受信に関する照会は、パーフェクトTV FAX:03-5802-8438か、上記衛星劇場まで。
受信はCS(通信衛星)放送からの受信の他、ケーブル局を通じても受信できる。
詳しくは、〒104 中央区築地4-1-1 東劇ビル5F 衛星劇場まで。
第36回リハビリテーション懸賞作品募集
課題:バリアフリー社会について考えてみよう
懸賞作品募集
あなたは、日常生活において障壁(バリア)で困ったことはありませんか。生活の中には、「あぶない」、「わかりにくい」、「つかいにくい」、「つらい」などのさまざまな障壁があります。特に、人は老いたり、身体が不自由になったとき、ちょっとしたことから障壁を感じます。いろいろな障壁が取り除かれていくのがバリアフリー社会です。この障壁の中には「心のバリア」も含まれています。障壁のない社会(バリアフリー)をつくるため、あなたの体験や意見を募集します。
募集のきまり
賞 金 1位(10万円)1編、2位(5万円)1編、3位(2万円)2編 応募資格 福祉に関心のある方 枚 数 400字詰め用紙10枚・たて書き
別紙に住所・氏名(ふりがなをつける)性別・職業・年齢・電話番号
障害者の方は障害状況も記入応募締切 1998年5月末(当日消印有効) 選 考 者 入江 慧(財団法人鉄道弘済会理事)
大熊由紀子(朝日新聞論説委員)
小谷直通(読売新聞編集局次長)
佐藤公臣(NHK厚生文化事業団常務理事)
清野 智(東日本旅客鉄道株式会社取締役人事部長)
辰野裕一(文部省初等中等教育局特殊教育課長)
三友敬太(厚生省大臣官房企画課社会参加推進室長)
宮武 剛(毎日新開論説副委員長)
村木厚子(労働省職業安定局障害者雇用対策課長)入選発表 1998年10月 そ の 他 一人一編、未発表のもの。応募原稿は返却しません。
著作権は鉄道身障者協会に帰属します。なお匿名はお断りします。原稿送付先 〒102−0083 東京都千代田区麹町5−1
社会福祉法人 鉄道身障者協会 TEL:03-5276-0360 FAX:03-3264-4824
第25回 言語・聴能教育実践夏季講座第
言語・聴能教育実践科学会会長 吉野 公喜
講座開催案内
7. 日 程
1. 目 的 聴覚障害児の能力を可能な限り伸ばすため、
最新の研究成果と実践に基づき、教育方法の確立を図る。
2.受講資格 聴覚・言語障害児の教育、研究及び指導に携わる教職員、
またはこれらに関心を持つ者。(両親も可)
3. 期 日 1998年8月14日(金),15日(土),16日(日)
4. 場 所 国立教育会館 大会議室 6F(東京都千代田区霞ヶ関3−2−3)
銀座線「虎ノ門」あるいは千代田線・丸の内線「霞ヶ関」下車
5.受 講 料 13,000円(受講料は当日欠席の場合は返却しませんが、本人以外の方と交替することは差し支えありません。受講料を支払われた後、全く不参加の場合も受講料の返却はできませんが、講義要項はお送りします)
6.事 務 局 〒162-0051 東京都新宿区西早稲田2-2-8 全国心身障害児福祉財団5F
トライアングル内 言語・聴能教育実践科学会 TEL&FAX 03-3203-0491
14日(金) 13:00〜
13:40〜14:00
14:00〜16:00
受付、13:30〜13:40 オリエンテーション
特別講演の主旨・吉野公喜
《特別講演》「21世紀に向けての障害児教育」
松友 了(全国手をつなぐ親の会)
15日(土) 9:00〜10:20 「心因反応を呈する聴覚障害者へのコミュニケーション援助」
筒井優子(東京都心身障害者福祉センター)10:40〜12:00 「豊かなコミュニケーションをめざして」
福島 智(金沢大学教育学部)13:00〜14:20 「通常学級における難聴児の指導」
塚田英輝(世田谷区立世田谷小学校)14:40〜15:10 「言語・聴能に関する最新情報」
吉野公喜(筑波大学心身障害学系)15:10〜16:10 「〔質問に答えて〕−教育現場の悩みの解決を−」
吉野公喜、他
16日(日) 9:00〜10:20 「補聴器について」 中川辰雄(横浜国立大学) 10:40〜12:00 「手指メディアについて」小田候朗(国立特殊教育総合研究所) 13:00〜14:20 「聴覚障害児の英語教育」 松藤みどり(筑波技術短期大学) 14:40〜16:00 「幼児期のことばの指導」 枡田弘子(筑波大学附属聾学校) 16:00〜16:10 閉会の挨拶
8.申込方法
下記の受講申込用紙に記入の上、受講料を添えて現金書留で事務局に送付のこと。
申込締切 7月末日(定員に達し次第、締め切らさせていただきます)
銀行振込の場合=第一勧業銀行早稲田支店 1693793 言語聴能教育実践科学会
参加者氏名 _______________ 連絡先 TEL:___________ FAX:_____________ 自宅住所 (〒______)__________________________ 所属機関名 _______________________ 連絡先 TEL:___________ FAX:_____________ 所属機関住所 (〒______)__________________________ 参加者の立場 (ろう学校教師・難聴学級教師・通園施設等職員・学生・親・その他) 手話通訳希望 ( 要 ・ 不要 ) み
字幕付き映画
あの 「風の歌が聴きたい」が映画化された!
映画「風の歌が聴きたい」は実在する聴覚障害者の夫婦、高島夫妻をモデルに描いた作品です。高島夫妻のことは、TBSの番組を通して、あるいは本を通してご存じの方も多いかと思います。各地の聾学校や聴覚障害関連行事に講師として呼ばれていますから、お話を直接、聞かれた方もいるかと思います。映画は、今夏より公開となります。
以下、チラシより引用します。
映画「風の歌が聴きたい」は実在する聴覚障害者の夫婦をモデルに描いた作品です。ハンディを持ちながらも果敢にトライアスロンレースに挑みつづける姿に、そしてハンディキャップを「個性」として捉え前向きに生きていく姿に感銘を受けた大林宣彦監督が創り上げた幸福感いっぱいの作品です。自然で、元気で、明るくて、誰もがあったかい気持ちになれる映画です。[全フィルム字幕付き]
![]()
あらすじロックンロールとジェームス・ディーンに憧れ、学生時代は不良を気取り、ディスコで踊りまくる‥そんな昌宏(天宮良)の姿は、はた目には一般の若者と変わりなく映る。が、一つだけ、彼には大きな「個性」があった。3歳の時、風邪をこじらせ高熱を出し、彼の耳は「音」を失ってしまったのだった。文通を通じて昌宏と知り合った奈美子(中江有里)は、デザイン学校に進み、就職するが、さまざまな困難にぶつかりくじけそうになる。そんなとき彼女を勇気づけるのは、昌宏からの彼女の心にだけ聞こえる「言葉」だった。ふたりはやがて結婚し、共にトライアスロン・レースヘの挑戦を始める。健常者でもためらうような可酷なレースに敢えて挑戦し、生きている喜びを全身で現わしながらポジティブに人生を走り続ける二人の姿は、知らず知らずのうちに周りの人々も勇気づけていく・・・。
九州電力協賛上映会日程(その他、電力各社でも各地での上映会を企画しています)
日程 会場 招待人数 開場時間 開演時間 3月17日(火) 熊本メルパルクホール 400人 18:00 18:30 3月18日(水) メートプラザ佐賀 400人 17:30 18:00 3月19日(木) 福岡明治生命ホール 450人 18:00 18:30 3月20日(金) 長崎NBCビデオホール 300人 18:00 18:30 3月24日(火) 宮崎県立芸術劇場演劇ホ一ル 600人 18:00 18:30
上映に関しての詳細は下記の上映実行委員会にご照会願います。
「風の歌が聴きたい」上映実行委員会 TEL:03-5412-7777 FAX:03-5411-7778
映画のモデルである高島良宏さん、久美子さんご夫妻のインタビューから・・・
みんなと一緒に過ごせてよかった。
映画化のお話を初めて聞いた時は、やっぱり驚きました。自分たちのことが映画になるなんて考えたこともなかったし、しかも大林宣彦監督が撮ることを知って、本当に私たちでいいのかなって、仲間の中にはもっと素晴らしい人たちがいっぱいいるんですよ。今回は製作スタッフとしても参加することができたんですが、普通にはなかなか体験できないことですし、他のみんなのためにも頑張ろうって気持ちがありました。
撮影のお手伝いは「手話」の指導なんですが、知らない人たちばかりの中で大丈夫かなって不安もありました。しかし、スタッフの皆さんも一生懸命手話を覚えてくれたので、なんとか無事に撮影を終えることができました。困ったこともいっぱいあったけど、それもとてもよい思い出になりました。
![]()
字幕がないから日本映画が楽しめない。
映画にはとても興味があります。でも残念ながら、私たちが観るのは洋画が多い。日本の映画はほとんど観ることができないですね。それは字幕がないからです。最近は聴覚障害者向けのビデオなどもあって、多少は観ることのできる作品はありますが、自由に楽しめるというわけではないです。この映画では聴覚障害の人にも映画館で楽しんでもらえるように、字幕スーパーが挿入されるそうなので、本当に完成が楽しみですね。
大林監督の映画は聞こえない人の中にもファンがいっぱいいます。大林監督の映画はファンタジックな作品が多いと思いますが、今回はちょっとちがった感じの作品になりそうなので、仲間のみんなも楽しみにしています。私たちとしてもこの映画をひとりでも多くの人に観てもらって、少しでも、聴覚障害をもつ人の「音のない世界」を知ってもらいたいと思います。どうしても、障害というとかわいそうという気持ちを持つ人が多いようですが、多少の不便はあっても、すべてがそうではない。聞こえる人にはないものを私たちがもっていること、そして聞こえる人にできないことだってできる私たちの誇りを、この映画を観ることで感じてもらえたらうれしいですね。
障害者と健聴者が一緒に楽しめるいい機会。
今回の作品は健常者も障害者も楽しめる作品になると思います。もちろん、健常者には分からないこと、障害者に分からないことが混じり合った部分もあると思いますが、いろんなことを考えるいい機会ですよね。一人ひとりが自分の気持ちに素直に、自然に感じてもらえたらいいなあと思ってます。手話なんかも、この映画を通じてその魅力を感じてもらえたらうれしいです。
(旧ヴェルボトナル臨床言語研究会)
第1回JIST全国研究会開催のお知らせ
研究会開催
日本全体構造臨床言語研究会(JIST)主催 第1回JIST臨床研究会を開催致します。
1.内 容 ・全体構造法の全て(理論と実践)
・ワークショップ:成人・小児
・特別講演「日本語の話しことばの文法 ことばを誘導する文法」
京大名誉教授 国文学者 渡辺実先生2.日 程
1998年7月10日(金) 12:00〜18:00 11日(土) 9:00〜16:00 3.会 場 静岡県女性総合センター「あざれあ」(TEL:054-255-8440)
静岡市馬淵1丁目17−1(静岡駅北口より西へ徒歩10分)4.定 員 70名 5.会 費
・JIST会員 2日間参加 8,000円(1日のみ参加 4,000円) ・非会員 2日間参加 12,000円(1日のみ参加 6,000円) ・特別講演のみ 1,000円 ・昼食弁当代 1,000円(2日目用) 6.手続き 申し込まれる方は、5月末日までに申し込み用紙と「宛名を明記し80円切手を貼った返信用封筒」を下記の事務局まで郵送して下さい。 7.照会先
事務局 〒425-8505 静岡県焼津市道原1000 焼津市立総合病院リハ科言語室
焼津市立総合病院 TEL:054-623-3111(代):担当ST 五十嵐明美
第1回 JIST全国研究会 申し込み用紙
申込者:(a.JIST会員 b.非会員)
参加日:(a.10・11日の両日 b.10日のみ c.11日のみ d.特別講演のみ)
弁当の申込:(a.有 b.無)
氏名:___________ 所属:_________________
連絡先:(a.勤務先 b.自宅)
住所:(〒 − )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
TEL:_________________
紹介
ビデオ「わかりあえる明日のために」 日本生命労働組合では、財団法人日本ろうあ連盟の監修のもと、ビデオ「わかりあえる明日のために」を制作し、全国各地の中学校・高校に寄贈している。このビデオは、【中学生向け 手話教育ビデオ】と、【高校生向け 手話教育ビデオ】に大別され、また、中学生向けは下記のように3巻で、高校生向けは5巻構成になっている(1巻約30分)。高校生向け各巻の多くは、各巻のテーマに沿った説明と、そのテーマに関する手話ワンポイント学習という内容になっている。どちらも対象年齢にとってわかりやすく、また簡潔に内容をまとめてあり、手話学習には最適な教材となると思われる。
ろう教育に関する部分は、幼児については昔の口話教育が紹介されており取材先に疑問も持ったが、その後の平塚ろう学校での取材は、生徒に対する視点も良く、実にいい紹介になっているように思えた。ろう者の生活・文化については、もう一歩踏み込んで欲しいような気もしたが、取材先・内容など、実に適切で見事な編集と感じた。
照会先:〒100 千代田区有楽町1−2−2 日本生命労働組合
ふれあいはっぴぃ基金事務局(ご担当:伊藤・遠藤様) FAX:03-5251-7764
中学生向け
第1巻〔はじめての手話〕
・手話の特徴
第2巻〔手話にふれよう〕
・疑問文の練習、・時の表しかた
第3巻〔手話でコミュニケーション〕
・いろいろな場面の会話練習
高校生向け
第1巻〔入門編〕
・手話について
・ろう者のコミュニケーション
・聴覚障害の理解
第2巻〔ろう教育編〕
・難聴幼児教育、・ろう学校授業
・ろう学校高等部生徒と生活
第3巻〔ろう者の生活編〕
・ろう者の家庭・家族、職業
第4巻〔ろう者と文化編〕
・目で見る芸術、・リズム感覚
・パントマイム、・手話落語
第5巻〔聴覚障害者福祉〕
・福祉施設
・手話通訳制度をめざして
・文字情報
〔中学生向け〕の1場面
![]()
〔高校生向け〕の1場面
番組紹介
yell!! 九州女子高校ダンス部 KBC九州朝日放送「モーニングモーニング」1月6日放送
昨年11月に行われた「全国中学・高校ダンスコンクール」で、九州女子高校(福岡市)が優勝した。この時の「見えます心の音が…」の主役を務めモデルともなったのが、聴覚障害をもつ一年の西畑絵里さん(15歳)だ。番組では彼女の練習風景などを伝えている。彼女が自分で拍子を数えたり、他の部員に背中を押してもらうなどしてダンスを覚えた様子や、今回の作品が、西畑さんの言葉が通じず苦しんできた事や皆と同じように躍りたいという気持ちが込もっていることなどが紹介されている。
彼女は、5歳からバレエと新体操を習ってきたという。中学生の時に見たダンス部の公演に感動して九州女子高校に入学。今回、主役を演じたが、彼女はまだ高校1年生、「大学に行ってもダンスを続けたい」という彼女にさわやかなイメージが残った。
![]()
商品紹介
聴覚障害者用振動式時計が日本でも発売されていた!
全日空の通信販売で、アメリカのソニックブーム振動式時計が売られている。日本の振動式時計の振動より振動が強く、また光刺激も連動させることができる。18,000円。
残念ながら、FAXでも注文はできない。照会先TEL=0120−283−250、注文TEL=03−3780−7878
全日空商事 〒100 千代田区霞ヶ関3丁目2−5(霞ヶ関ビル)
![]()
なお、アメリカから直接購入すると、$79.9。http://www.harcmercantile.comにアクセスするとインターネットで注文可能(要クレジットカード:送料等別)。個人輸入の方法は、「聴覚障害児の理解のために 第24集 補聴援助システム」に執筆した他、「みみだより310号」でも紹介している。なお、HARC社のFAX番号が変更された。新しいFAX番号は、1−616−324−2387。
ご案内
第3回人工内耳リハビリワークショップ開催
お陰様にてインプラント装用者数も順調に増加を続けてまいりまして、本年1月30日現在では、1000名を超える数に至っております。このような症例数の増加と共に、リハビリテーションに携わっていらっしゃいます先生方から、マッピングやリハビリテーションあるいは機器の取り扱いに関するご質問が多くなってまいりました。そこで日頃、リハビリをご担当されていらっしゃいます先生方を対象に致しまして、第3回人工内耳リハビリワークショップを3日間の予定で開催させていただきます。
日時:1998年4月3日(金)午後2時〜4月6日(日)午後1時
会場:文京区民センター(〒113 文京区本郷4-15-14 TEL:03-3814-6731)
地下鉄三田線春日駅 駅前、丸ノ内線・南北線 後楽園駅徒歩3分
参加費用:無料(宿泊・交通費は各自負担)
内容(予定):申込方法:申込書にご記入の上、下記宛に郵送またはFAXでご連絡ください。
3日 ・人工内耳の基本原理・マッピングに必要な電気の話
・最適感度値について4日 ・スピーチプロセッサ、ヘッドセットのトラブルシューティング
・AIS等の付属品と各種補聴システム
・評価テスト・カウセリング5日 ・マップのトラブルシューティング
・N22とN24の現状報告
〒113-0033 文京区本郷3-3-12 K'sビル (株)日本コクレア
クリニカルコーディネータ 桜井玲子 TEL:03-3817-0241 FAX:03-3817-0245
ワークショップの内容につきましては、上記のように考えておりますが、皆様からのご意見を参考にさせていただき、有意義なワークショップにしたいと考えております。皆様方の多数のご参加をお願い申し上げます。
なお、ご都合がつく日程だけのご参加でも結構です。
第3回 人工内耳リハビリワークショップ参加申込書
氏 名:________________ 施設名:_____________
住 所:(〒 − )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
連絡先TEL:_____________ FAX:_____________
(その他ワークショップで取りあげて欲しい内容)
_________________________________
み
研究集会開催
第16回 全国要約筆記問題研究集会
目的 全国各地の要約筆記ボランティア、中途失聴者・難聴者等の聴覚障害者が一堂に会し、「聴こえの保障」の一つとしての要約筆記について研究をする。
また、要約筆記の運動と普及を進めると同時に聴覚障害者への理解を深める契機とする.
開催日 1998年6月6日(土)〜7日(日)
内 容 6日(土)
11;30〜13;00 受付
13;00〜13;45 開会式
13;45〜15;00 記念講演
15;15〜17;30 分科会・基礎講座
18;00〜20;00 夕食・交流会
7日(日)
9;30〜12;00 分科会・基礎講座
13;00〜14;15 全体会
14;15〜14;45 閉会式(引き継ぎ等)
14;45〜16;00 全要研総会
基礎講座の内容(選択制)
・基礎、・情報保障、・技術1=前ロール、・技術2=2人書き
・運動、・字幕、・パソコン
会 場 京都府民総合交流プラザ京都テルサ(京都勤労者総合福祉センター)
〒601−8047京都市南区新町通九条下ル
TEL:075−692−3400 FAX:075−692−3402
主催 全国要約筆記問題研究会、(社)全日本難聴者・中途失聴者団体連合会
参加申込締切日 4月20日(月)[参加申込書の郵送と参加費の送金が必要]
基礎講座の選択などの申込書類があるため、詳細は下記に照会して下さい。
照会先 〒606−0806 京都市左京区下鴨蓼倉町84−24
第16回全要研集会(京都)実行委員会事務局 西原泰子宛
TEL&FAX:075−781−0864
特別企画 6月8日10;00〜12;00 京都市聴覚言語障害センター見学(希望者)
記念講演 演題『京のひととき人生を共に』(文化としての要約筆記に共感を込めて)
講師 ひらのりょうこ氏(詩人)
参加費 会員(団体)4,000円、会員(個人)3,000円、非会員 7,000円
交流会費 3,000円、7日昼食費 1,000円、託児費 500円/1人
☆交流会 難聴者から要約筆記者へ、また要約筆記者から難聴者へ、日ごろ考えたり感じたりしていても、何となく言えないでいること、ありませんか? 本当の意味で車の両輪であるために、ザックバランな交流の場になれば良いなぁと思っています。プラスアルファの新しい発見をすることで「今日から新たなダッシュ!」を。
新刊資料
「資料・日本の聾学校U」
元平塚聾学校長の島正三先生が、昭和23年から平成7年までの膨大な資料を1冊にまとめられた。
前回はTとして、北海道・東北・関東の聾学校データが刊行されている。今回、Uとして、北陸・中部・近畿・中国地区のデータが公刊された。
1学級あたりの生徒の人数の変化、聾学校教員の免許状保有率などが県別に整理されており、貴重な教育統計資料となっている。おそらく、文部省をはじめ、他機関や他障害分野で、ここまで整理された細かな資料を出すに至ってはいないだろう。
![]()
今回、資料として整理されているデータは、聾唖学校学校数・生徒数/盲・聾・養護学校数/聾学校生徒数・学級数・教員数/聾学校教諭免許状取得者の状況/聾学校教員の通算教育経験年数/聾学校での教育経験年数などである。
ぜひ、各都道府県の教育委員会人事担当の方などにお贈りし、聾学校教員の人事異動について、思慮の材料としてお使いいただきたい資料である。
入手法:島正三先生に直接、注文する。1冊、1,560円(送料込み)
〒254−0052 平塚市平塚4−15−20 島 正三先生
学会誌 Contens
★ 「語音弁別能の著しく低下した一側性感音難聴」中原はるか他
Audiology Japan 40(6)701-707,1997
★ 「高齢者の聴力の実態−老人保健施設入所者における調査−」楢村裕美
Audiology Japan 40(6)713-718,1997
★ 「騒音の中等度難聴者の語音聴取に及ぼす影響」鶴岡弘美他
Audiology Japan 40(6)724-729,1997
★ 「バリヤフリーの情報機器とアクセシビリティ」小澤邦昭
電子情報通信学会誌 81(2)166-169,1998
照会先
Audiology Japan:日本聴覚医学会 〒108-0074 港区高輪2-14-14-707 FAX:03-3445-7880
電子情報通信学会誌:電子情報通信学会 〒105-0011 芝公園3-5-8 FAX:03-3433-6659
機関誌 Contens
★ 「市民レベルでの聴導犬普及・育成をめざして」 松田治子
日本での聴導犬の実状、「聴導犬育成の会」の活動を紹介している。
JDジャーナル 17(11)7,1998 日本障害者リハビリテ−ション協会発行
★ 「THE・字幕(コメント特集)−年末・年始のTV番組から−」
日本語字幕付きテレビ放送に対する意見集。生の意見がおもしろい。
みみより 45(2)3-11 みみより会発行
ミニ・ニュース
★ 日本福祉放送(JWTV)では、4月からCSデジタル放送を利用した
福祉専門番組を放送する。聴覚障害者向けには手話と字幕を付けた番組を放送する予定である。
★ スイス・ホナック社は、最強力耳かけ形補聴器 Novo-Forte E-4の発売を開始した
84dBゲイン、最大出力144dBSPLのデジタル・プログラマブル補聴器であるという。
オーディオシュータイプのFM受信ユニット マイクロリンクを接続することで、FM補聴器としても使用できる。なお、マイクロリンクは、日本以外の国ではすでに販売されているが、日本では発売されていないため、個人輸入に頼るしかない。
★ 文部省、特殊教育諸学校における医療的ケアに対応を考える
主に肢体不自由児養護学校で、酸素吸入や経管栄養などの医療的ケアが行われている。これを、専門医が指導した教師が行ったり、学校への訪問看護制度を設けるなど、各県で様々な対応がなされている。文部省はこの実態について、連携支援体制を整備するなど、対応を進めることにしている。
★ 聾教育研究会がホームページを開設
アドレス=http://www1.normanet.ne.jp/~ww100114/index.html
★ 遺言書の作成に手話・筆談を認める
従来、公正証書を作成する際、口述を公証人が書き記し、読み聞かせる必要があったため、聴覚障害・言語障害のある人たちが公正証書を作成できないという問題があった(詳しくは「季刊:MIMI 97年冬号」を参照のこと)。これについて、弁護士グループなどが訴え、法務省は手話通訳や筆談を介して遺言書を作成できるよう法改正をする方針を明らかにした。
Ceritification Examination in Auditory-Verbal Therapy
Auditory-Verbal International,Inc. Sponsored by Cochlear
Name:
Announces the Upcoming : The Certification Examination will be held on:
Friday, July 17, 1998 9:00 a.m - 1:00 p.m.
at St Joseph's College Hunter's Hill Sydney, Australia
To receive an information package and registration application,
please complete and mail or fax the form below to:
Dr. Jill Duncan University of Melboume, Deafness Studies Unit - Perth Campus
P.O. Box 78 Mosman Park WA 6012 AUSTRALIA
Voice and TTY (08)9385-3557 FAX (08)9385-3845
Address:
City: State/Province:
Country: Zip/Postal Code:
■ペーパーメディアによる「みみだより」購読のお誘い■
「みみだより」は月に2回の定期出版物です。印刷体の「みみだより」を購読希望の方は、上記のfaxかe-mailでお名前、ご住所をお教え下さい。折り返し、見本誌と購読料振込用紙をお送りいたします。購読料は、月300円です。 年度締めで、各年度とも、3月までの残月数×300円を前納していただきます 。なお、著作権の関係で、ホームページで閲覧できる記事は、印刷体の「みみだより」のうち、インターネットでの公開許諾を得られた記事内容に限ります。
【目次】 | NEXT | BACK |「みみだより」ホームページ