1997年4月28日発行(第2・4月曜日発行)
聴能情報誌 みみだより 第3巻 第321号 通巻406号
編集・発行人:みみだより会、立入 哉 〒790−0833 愛媛県松山市祝谷5丁目2−25 FAX:089-946-5211
購読料照会・新規購読申込・記事内容照会などは、郵便かFAXでお問い合わせいただくか、
下記のアドレスへメールをお送り下さい。
立入 哉 h-tachi@ma4.justnet.ne.jp
「みみだより」ホームページ
ペーパーメディアによる「みみだより」購読のお誘い
【目次】第321号
- インターネット版「みみだより」提供開始
- 「聴覚障害児の理解のために」第24集「補聴援助システム」が刊行
- 高校への聴覚障害学生受入配慮について
- お知らせ:日本聴覚医学会 第20回 補聴研究会
- 新製品情報:世界3機種目のBTE・FM補聴器 TELEX社製 SELECT2-40
- 研究会開催:第26回 補聴器勉強会のお知らせ
- 研究会誌紹介:聴覚障害教育工学 Vol.20,No.2
- 校内誌拝見:聴覚活用レベルは向上したか?
- シーメンス・ヒヤリング・インスツルメンツ本社が移転
- 講座のご案内:きこえとことばの関係講座
- 講座紹介:子供の言語障害への援助−吃音と聴覚障害を中心にして−
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インターネット版「みみだより」提供開始
「みみだより」は発刊開始から10年が経ちました。10周年にあたり、何か大きな変革を考えておりましたが、このたび、インターネット版「みみだより」を提供することができることになりました。インターネットに接続できる多くの方に情報を提供できることを大変うれしく思っております。
http://www4.justnet.ne.jp/~h-tachi/index.html
なお、このサービスは、児玉良一先生にhtml文書の作成をお願いできることで実現することができるようになりました。ご協力にお礼申し上げます。また、著作権の関係で、ペーパー版「みみだより」のすべての記事を、インターネット版「みみだより」に掲載することはできません。
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新刊冊子
━━━━━「聴覚障害児の理解のために」第24集
「補聴援助システム」が刊行に!![]()
かねてより、編集を進めてきましたZSZ「聴覚障害児の理解のために」第24集「補聴援助システム」が刊行されました。
補聴援助システムを様々な場面でうまく利用することで、きこえの世界を広げることができます。しかし、今まで、補聴援助システムについて網羅的に取り上げた書籍や雑誌がありませんでした。
今回、(全国)難聴児を持つ親の会のお世話で刊行となった本冊子は補聴援助システムについて、初めて本格的に紹介することができた冊子であると自負しています。
1冊300円(送料別)。
ご購入は下のページをご参照下さい。
本冊子は、大阪市立聾学校の中瀬浩一先生と私(立入)が執筆を担当しています。まず、本冊子は3つの章立てと1つの付録で構成されています。
★ 「補聴援助システム」とは何かを知らない方や、
「補聴援助システム」は見たことがあるが、使われ方を知らない方は・・・
第2章:物語編:晴子さんの高校生生活をお読み下さい。★ すでに「補聴援助システム」を使っている方や、
より多くの補聴援助システムを使ってみたいと思っている方は・・・
第3章:解説編:補聴援助システムをお読み下さい。★ 補聴援助システムやその周辺の資料を探しておられる方は・・・
第4章:資料編がお役に立つことでしょう。さらに、付録として「FM補聴器の使い方:LRT100+LRR200版」を収めることができました。これは昨年来、お使いいただいている、ビデオ「FM補聴器の使い方」のテキストして、大阪府立聾学校の先生方によって作られたものです。すでに完売してしまい、その後の入手ご要望に応えられませんでした。今後、ビデオテキストストをご利用の場合は、この冊子をお買い求め下さい。
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本冊子では、できるだけ、図を多くし、わかりやすく解説することを目標にしました。たとえば、第2章:秋[FMマイクの2本同時使用はできる?]では、文化祭の実行委員会でのFM補聴器使用を取り上げ、2本同時使用ができないこと、1本づつ、スイッチを切り替えながら使うことはできることが解説されています。
目次 T. 初めてこの冊子に触れた方のために(第21集までのあらすじ) U. 物語編:晴子さんの高校生生活
FM補聴器の利用/FM補聴器の活用:異なる周波数の受信/基準外給付で FM補聴器を/聴覚障害者への配慮/音楽を楽しむ/電話コミュニケーション /Fネットの利用/車内放送が聞こえない/聴覚障害者が不便に思うこと/玄 関のチャイム/文字多重放送/パソコン通信/インターネットで情報収集/T YY/携帯FAX/海外の補聴援助システムを/公共施設の補聴援助システム /聴覚代行機器/FMマイクの2本同時使用/会議システム/紅白歌合戦V. 解説編:補聴援助システム
補聴器の周辺機器/磁気ループシステム/FM補聴システム/赤外線を利用 したシステム/有線マイクを利用する方法/テレビ関連のシステム/電話コミ ュニケ−ション/感覚代行機器W. 資料編
補聴器周波数特性表の読み方/福祉の手引き/補聴援助システムを通信販売 で購入する/Fネット/参考文献なお、本冊子の前編、「第21集:補聴器の上手な使い方」が増刷されました。
もし、入手希望の方は、あわせて御注文をお願い申しあげます。
送信先FAX:089-946-5211。
(郵便番号をお忘れなく !)
お名前: ご住所: 〒 TEL: FAX: ご注文票
第21集「補聴器の上手な使い方」( )冊入手希望
第24集「補聴援助システム」( )冊入手希望
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NEWS
━━━━━高校への聴覚障害学生受入配慮について インテグレーション下で学ぶ聴覚障害児にとって、学校の受け入れ体制の確立は頭の痛い問題でしょう。今までは、入学してから、入学者個々で学校と交渉して配慮をお願いすることが多いように感じています。この度、徳島県で普通高等学校への聴覚障害学生受検時の配慮について県教委が回答を示しました。他県で同様の取り組みをされておいでるに参考となれば幸いです。今回の受入体制の内、(4)として、聾学校教員による巡回指導を明記したことは画期的なことと思いました。同じ県立学校でありながら、聾学校教員巡回指導をすることは制度的に踏み込まれにくい環境がありました。今回、巡回指導が制度化されたことで、聾学校教員が大手を振って巡回相談に行ける条件ができたことになったのではないかと思います。
なお、下記は徳島県難聴児を持つ親の会会報「すだち」No.7より、会の許諾を得て、転載したものです。
県立高等学校に聴覚障害学生を受け入れる為の
体制の確立を求める請願について一昨年の11月に、県教委に請願書を提出して以来度重なる折衝をしてまいりました標記の件につき、県教委より具体的な回答がありましたので会員の皆様に報告させていただきます。
<回答内容>
(1) 教育委員会(障害児教育課)備品としてFM補聴器を整備し、希望に応じて貸し出す。 【貸出条件】 身体障害者手帳の交付を受けている者を対象とし、授業等において補聴器1台・マイク・充電器1組を貸し出す(希望者は、願書提出時に書類提出)。消耗品(電池等)については、使用者負担とする。 (2) 障害のある生徒が在籍する県立高校に、校務分掌として障害児教育の担当者を置き、障害がある生徒を援助する指導体制の整備に努める(1人〜複数)。 (3) 在籍する県立高校の職員に対し、障害のある生徒について理解して支援していけるよう校内研修の充実に努める。また、校内研修に際しては講師を派遣する。 (4) 在籍する県立高校に聾学校教員を派遣し、巡回相談を行う。 (5) 聴覚障害生徒の高校受検に際しては、受検時の特別措置について配慮する。 【特別措置】 英語ヒヤリングテストの筆記代替、補聴器使用、個人面接時の配慮全体説明等の情報伝達の補助等を行う。
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お知らせ
━━━━━日本聴覚医学会 第20回 補聴研究会
平成9年度の補聴研究会を下記のように開催いたします。
ぜひ多数の方のご参加をお待ちいたします。
主 題: 「老人性難聴のリハビリテ−ション」 日 時: 平成9年6月14日(土)午後1時30分〜4時 場 所: 戸山サンライズ(全国身体障害者総合福祉センター)
〒162 新宿区戸山1-22-1 TEL:03-3204-3611参加費: 1000円
交通機関 山手線新大久保駅あるいは中央線大久保駅下車
新橋駅行きバス約15分「国立国際医療センター前」下車徒歩2分地下鉄東西線早稲田駅下車
早稲田大学文学部前を左手に通り、一つ目交差点を左。
坂道を登り、一つ目交差点を左。徒歩8分。
※ 今回は指定演者による発表を予定していますので,演題の募集はいたしません。
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新製品情報
━━━━━━━アメリカ TELEX社製
世界3機種目の BTE・FM補聴器、次報![]()
すでに「みみだより302号」で紹介したとおり、アメリカ TELEX社が世界3機種目のBTE(耳かけ形)FM補聴器を開発した。器種名は「SELECT 2-40」。 今回、写真を入手したので掲載する。
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←【音質調整器の効果(ダンパー入り)】
MAXSSPL90 142dB、FOG 69dB
電池電流 4mA(HAonly)、7mA(FM+HA)
主な特徴: 1台の補聴器で40chから2つの周波数を選べ、同時に2chを受信できる。 アダプティブ・コンプレッション搭載
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研究会開催
━━━━━━━第26回 補聴器勉強会のお知らせ 陽春の候、皆様お元気で活躍のことと存じます。
さて、第26回補聴器勉強会を下記の要領で実施することになりましたので、ご案内申し上げます。皆様お誘いあわせの上、多数ご参加下さいますよう、主催者一同お待ち申し上げます。
第26回補聴器勉強会幹事
1.開催要綱
太田和博、北奥恵之、田中真理子
東 靖宏、石谷光弘、中井弘征
2.プログラム
日時 平成9年 6月7日(土) 14:00〜16:30 6月8日(日) 9:30〜16:00 場所 奈良県社会福祉総合センター
〒634 奈良県橿原市大久保町320番地11
TEL 07442−9−0111会費 5.000円
3.参加申し込み
第1日目/6月7日(土) 13:00〈受付開始〉、14:00〈あいさつ〉 14:15〜16:30 「成人の補聴器普及体制について」
鳥山稔氏(前国立医療センター耳鼻咽喉科)第2日目/6月8日(日) 9:00〈受付開始〉 9:30〜 「補聴器と音声」 米本清氏(国立リハセンター研究所) 11:30〜12:30 「各補聴器メーカーより新製品紹介」 13:30〜 「人工内耳のリハビリを含めた高度難聴児に対する聴能訓練」
田中信之氏(香川こだま学園園長)15:30〜 「総括」高木二郎氏(高木耳鼻咽喉科院長) 16:00 閉会 4.申し込み締め切り日
- 郵便振替票の入金(参加費 5.000円)をもって参加申し込みとします。
《口座番号 00950-2-42479、加入者名 補聴器勉強会(奈良)》- 通信欄には、下記の必要事項を必ずご記入願います。
氏名:自宅住所:電話番号:所属:所属先住所:所属先電話番号
弁当の要・不要:手話通訳の要・不要
確認後、参加証を送ります。- 会場付近には食堂が少ないため、弁当(800円) の注文を受けます。
通信欄に「弁当必要」と書き、参加費とともに800円を振り込んでください。- 手話通訳の必要な方は、「手話通訳、必要」と通信欄に書いてください。
- 2名以上まとめて郵便振替をご利用になる場合には、ご面倒ですが、別紙に 必要事項をご記入の上、振替票とは別に封書でお送りください。
- 領収書は振込票の領収書をもってかえさせていただきます。
正式の領収証が必要な方は当日受付に申し出て下さい。1997年5月24日
5.お問い合せ先
振込後用紙が届くまで1週間ほどかかります。お早目に申し込みをお願いします。奈良県立ろう学校 中井弘征 〒639-11 奈良県大和郡山市丹後庄町456 TEL:07435-6-2921 FAX:07435-6-8833
6.注意事項
- 参加の取り消しは5月31日までにお願いします。
その場合、送料自己負担で会費を返金いたします。- 駐車場スペースが少ないため、できるだけ自家用車のご利用はお控え下さい。
- ループの設備があります。
- プログラムの内容が一部変更になることもありますので、ご容赦ください。
研究会誌紹介
━━━━━━━「聴覚障害教育工学」Vol.20,No.2
★ 「パソコン用聴覚管理プログラムの試作」種茂彰一 p.1-6 ★ 「スリランカでの地域巡回教育相談」荒川哲郎 p.7-19 ★ 「英国におけるエデュケーショナルオージオロジー」佐藤正幸 p.20-23 ★ 「第5回:障害者のための計算機技術国際会議」池原和子他 p.24-27 ★ 資料「大学院(MC)の修士論文紹介」 p.29-40 会誌の請求先:〒305 つくば市天久保4−3−15
筑波技術短期大学 教育方法開発センター内
日本聴覚障害・教育工学研究会
FAX:0298−58−9411
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校内誌拝見
━━━━━━━聴覚活用レベルは向上したか? ある校内誌に上記の記事が掲載されました。聴覚活用の実態を示すすぐれた御報告ですので、転載をお願いいたしましたところ、校名を出さないことを条件に転載をご許可いただけました。ご許可下さりました先生方に厚くお礼申し上げます。
これまで、小学部児童の発音明瞭度や読話力は、全体的に向上していることを検査の結果から報告してきました。今回は、児童の「聴覚活用」の力はどうなのか、『数唱聞き分け検査(略称JANT)』の結果から報告したいと思います。
1.本校児童の補聴器装用の現状
図1:補聴器装用開始年齢の比較 2.JANT(教唱聞き取り検査)とは?
図1は、本校小学部児童34名と全国のろう学校児童の補聴器装用開始年齢の比較です。これを見ると、本校児童の補聴器装用開始は通常より遅いことがわかります。もちろん様々な事情あってのことですが、例えば、3歳以降装用の児童は全国平均では14%に過ぎないのに対し、本校の場合はその4倍の55%の児童が3歳以降の補聴器装用です。また、0〜1歳台での装用が全国では60%以上であるのに対し、本校児童の場合はわずか16%に過ぎません。補聴器装用が遅いということは、言い換えれば教育開始が遅いということでもあり、これは言語習得という面からは大きなハンディです。とくに聴覚活用は早期それも3歳までが勝負とも言われます。その意味では、2歳以降の補聴器装用が80%以上を占める本校児童たちは、聴覚活用という面でも大きな困難を抱えていることになります。
この検査は、聴覚活用のレベルを比較的簡単に測定できる検査で、まず、トーキングカードに録音された「いち」「いち、に」「いち、に、さん」…「いち、に、…ろく」までの6枚のカードをランダムに子どもに聞かせ、いくつの音が聞こえたかを反応指示用絵カードを使って子どもに答えさせます(音数え検査)。これができればレベル1、音のon-offもわからない場合はレベル0と判定します。
つぎに、「いち」「に」「さん」…「ろく」と録音された別の6枚のカードからランダムに取り出し、前の「音数え検査」のカードに紛れ込ませて聞かせます。「いち」以外の数唱であることがわかり、反応指示用絵カードのどれかの数字を指そうとするが正答はない場合をレベル2、数唱音がーつ正解すればレベル3、二つでレベル4、三つでレベル5、四つ以上の正解でレベル6と判定します。レベル4以上であれば細かな聞き分けができる段階に達していることになります。
図2:数唱聴取検査の成績と平均聴力レベルとの関係(大沼;1987をもとに改変)
図2は、児童のJANT得点と聴力レベルとの関係を図示したものです。●は全国の聴覚障害児、○は本校小学部児童を示しています。この図からわかることは、まず本校の児重は全国の児童に比べて聴能レベルで決して劣ってはいないということです。前に述べた「装用開始時期が遅い」という事実があるにもかかわらずです。ただ、図の本校児重の中のレベル0〜1の児童は、重複障害のある児童や小学部以降に装用を開始した児童で、この子らの聴覚活用は依然として困難を抱えているということは事実です。それから共通に言えることは、聴力90dB以下の児童の聴能レベルは聴覚中心に言葉を聞き取り会話できるレベル、110dB以上の児童は、ーつーつの言語音の区別はつかなくても会話のリズムパターンをとらえて音声を補助手段として活用できるレベル、90〜110dBの子どもはそれこそ学習次第ということです。ろう学校の多くの子ども達は90〜110dBの間です。本校の3歳以降装用の子たちも現在レベル4から6まで到達している子どもがたくさんいます。手話を使ったから耳が使えなくなるということも、手話と口話が併用される環境の保障や場面をとらえた適切な指導が行われれば心配することもなさそうです(但し、重複した障害がある場合は必ずしもそうとは言えません)。
表1:1年間の「数唱聴取検査」の得点変化 増減\聴力 〜90dB 90〜110dB 110dB以上 合計 −1段階 0人 1人 0人 1人( 4%) 変化なし 3人 5人 2人 10人(38%) +1段階 2人 7人 2人 11人(42%) +2段階 0人 3人 1人 4人(15%) 対象:95・96年度に検査が実施できた小学部児童2〜6年生26名
3.小学部児童のこの1年間の聴覚活用(JANT得点)の伸び
表1は、2〜6年生26名のこの一年間のJANT得点の変化です。得点が下がった子どももいますが、これは最近聴力低下があったことと関連しているかもしれません。
この表で特徴的なのは、半数以上の子どもがプラス1ないし2段階レベルアップしていることです。また、図3は、昨年度と今年度の児26名のJANT得点のいくつかのレベル別にその人数を示したものです。この図から、レベル0の児童が減り、レベル6の児童が増えていることがわかります。
「聴覚活用は3歳までに」というのはろう教育においてはすでに常識をなっています。もちろんそれに越したことはありませんが、あえて「3歳からでも遅くはない」ということも強調したいと思います。さらに、子ども達の実態からは、手話と聴覚は併用できるということが言えるのではないでしようか。
ぜひ、子どもたちも保護者の方々も自信をもち、がんばってほしいと思います。
図3:JANT得点のレベル別人数の推移
シーメンス・ヒヤリング・インスツルメンツ本社が移転
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━シーメンス・ヒヤリング・インスツルメンツ(日本)本社が移転した。
新住所:〒228 相模原市相模大野5−29−15(相模大野駅北口徒歩7分)
なお、電話=0427-65-5611、FAX=0427-65-5601に変更はない。
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講座のご案内
━━━━━━━━きこえとことばの関係講座[初級] ろう学校では聴覚に障害をもつ子どもたちが学んでいます。
「聴覚の障害」のことや「聴覚に障害を持つ人とのコミュニケ−ション」などを広く知っていただくために、本年度も『きこえとことばの関係講座』を計画しました。多くの方がお気軽にご参加下さいますよう、ご案内いたします。
と き: 5月17日〜12月6日(第1・第3土曜日、12回)14:00〜16:00 ところ: 大阪府立堺聾学校(堺市百舌鳥陵南町1丁 TEL:0722-57-5471)
JR阪和線上野芝駅下車 泉北1号線に沿い、徒歩10分受講料: 無料 主 催: 大阪府立堺聾学校
講座内容 5月17日 開講式:聴力とは、聴覚障害児教育について 5月31日 聴力の測定について(体験・実習) 6月 7日 きこえとことば、手話の歴史 6月21日 指文字と手話、ことばを育てる 7月 5日 手話の練習 9月 6日 手話の練習、補聴器について 9月20日 補聴器の付け方・使い方、手話の練習 10月 4日 手話の練習、突然と聞こえに難くなる、老人の難聴について 10月18日 手話の練習 11月 8日 豊かな会話を目指して(文化祭で生徒と交流) 11月29日 聴覚障害者と福祉事業、手話の練習 12月 6日 手話の練習、疑問に応える、閉講式
申込方法 受講を希望される方は、下記まで、お名前・ご住所・年齢・性別・電話番号を明記の上、ハガキまたはFAXでお申し込み願います。お急ぎの場合、電話での受付もします。
なお、応募者多数(100名以上)の場合、受講をお断りすることがあります。
問い合わせ先: 堺聾学校学校開放講座係宛、FAX:0722−57−3310
〒591 大阪府堺市百舌鳥陵南町1丁
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講座紹介
━━━━━━第4回コミュニケ−ション講座のお知らせ
「子供の言語障害への援助」−吃音と聴覚障害を中心にして−子供の言語障害は年々、いえ、日々発達する子供の全人格とかかわる部分がありますから、周囲の大人たちが早い時期に正しい対応をすることが重要となります。聴覚障害についてはすでに補聴器をつけたお子さんにどのように配慮するかだけではなく、検診や集団の場での聴覚障害の発見も重要な事柄です。それらのニードにお答えできるよう内容を検討いたしました。またひとつの障害としてくくるには多様な問題を含む言葉の遅れについても、昨年の講義に付け加える形で概論の中で触れる予定です。検診で発達や言語障害の相談にあたられる方々、保育園や幼稚園でそうしたお子さんを受け入れている先生方など多くの方々のご参加をお待ち申し上げます。また皆様からのスピーチセラピストへのご要望もフィードバックしていただけることを期待しております。
日 時: 1997年7月12日(土)10:00−16:00 会 場: 板橋区立文化会館大会議室(板橋区大山東町51−1:TEL:03-3579-2222)
東武東上線大山駅下車徒歩3分、または地下鉄三田線板橋区役所前徒歩7分対 象: 保健婦、発達相談員、保母、幼稚園教諭、施設指導員、ケースワーカー、学生、ご家族、その他の方々 100名 参加費: 5000円 主 催: 日本聴能言語士協会
14:30−16:00 「聴覚障害について」鷲尾純一氏(国立特殊教育総合研究所)
聴覚障害児の専門の教育の場所は難聴通園、聾学校などがありますが、ほとんどの難聴児が統合保育や統合教育を経験するようになっています。聴覚障害児を受け入れるためには聴覚障害についてきちんと知識を得ておく必要がありますが、なかなかその機会がないのが現状ではないかと思い主す。ここでは聴覚障害についての基礎知識をお話しすることに加えて、聞こえないことの体験などをとおして聴覚障害への理解を深めて頂きます。
☆ お申し込みは申込用紙に必要事項をご記入の上、下記の申し込み先までお送り下さい。
追って参加費振り込み用紙をお送り致します。申し込み期限:6月10日(必着)
申し込み先・問い合わせ先:(お申し込み・お問い合わせは必ず郵便でお願いします)
〒114 東京都北区十条台1−2−3 北療育医療センター言語室・高見葉津
第4回コミュニケーション講座申込書
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氏名: 電話: 住所: 職種: 保健婦 発達相談員 保母 幼稚園教諭 ケースワーカー 学生職種 施設指導員 ご家族 職場名: 職場住所: 連絡先: 自宅・職場(どちらかに○をつけてください)
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