(1)小・中学校等において,学習やクラス適応に大きな困難を示すLD,ADHD,高機 能自閉症等の児童生徒の教育支援を行いうる専門的知識と実践力を備えることを 目標とします。
入学 |
1年目 |
養護学校専修免許状取得のための講義の履修 |
A |
学部開講の養護学校一種免許状取得のための講義の履修 |
B |
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A:養護学校専修免許状+学位(修士)取得
B:「特別支援教育士」※2の資格取得のための18ポイント取得
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注釈 ※1 学部段階で言語聴覚士国家試験の受験資格に必要な講義を履修していることが望ましい
※2 正式名称は「特別支援教育士(LD・ADHD等)」,(旧「LD教育士」)
※3 現職教員は修士論文を現場に戻り,働きながら執筆することができる
これらの変更により,従来の愛媛大学特殊教育特別専攻科言語障害教育専攻および重複障害教育専攻の募集を停止しました。
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聾学校専修免取得を考えて特別専攻科への入学を希望していた方は,上記の「特別支援学校教育専攻」の(二次募集)を受験して下さい(一次募集は9月に実施済みです)。試験日程は上記の通りです。
なお,聴覚障害など障害のある受験生は受験前に受験上,修学上で必要な配慮事項について事前相談を必要としますので,早めに募集要項を取り寄せ,事前相談を申し込んで下さい。
来年度は,両専攻に対して同様の試験を9月に実施します。来年度以降受験を考えていた方は出願時期にお気をつけ願います。
【目次】
「国立大学法人 筑波技術大学(仮称)」の新設について
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かねてから願出されていた筑波技術短期大学の四年制化がついに実現することになった。筑波技術短期大学では文部科学省に「国立大学法人 筑波技術大学(仮称)」の設置認可申請を提出していたが,この度,大学設置・学校法人審議会の審査が終了し,11月30日,文部科学省高等教育局において認可の通知書交付が行われた。
今後,予算編成と国会での国立大学法人法の改正といった正式決定までの手続きが必要とはいえ,ほぼ同審議会の決定通り設置が行われることが通例となっており,予定では2005年10月1日に設置される見通しが立った。
筑波技術短期大学は17年間の歴史を育んできたが,四年制への移行はかねてからの要望事項であり,ようやく実現に向けて大きな一歩を踏み出したと言える。
構想では,「国立大学法人 筑波技術大学(仮称)」は,主に聴覚障害者がものつくりを学ぶ「産業技術学部」と,主に視覚障害者が健康つくりを学ぶ「保健科学部」の2つの学部を持つ。厳しい財政事情のもと,筑波技術短期大学の予算,教職員定数,学生募集定員,校舎施設等のままでという厳しい制約のもとでのスタートとなる。
産業技術学部は,産業情報学科(入学定員 35人)と総合デザイン学科(入学定員 15人)の2学科(合計入学定員 50人)でスタートする。産業情報学科は,学士(工学)を総合デザイン学科は学士(デザイン学)の学位に対応し,四年制のため合計200人定員となる。
昨年から始まった文科省の「特色ある大学教育支援プログラム」に選ばれた通りの成果と役割を引き継ぎ,かつ拡張するために,今回の再編に伴い,新たに「筑波技術大学・障害者高等教育研究支援センター」が設置される構想が立てられている(このため,現在の障害者高等教育センターは廃止される)。
このセンターでは,国内はもとより国際的な特別支援高等教育センターとして,一般の大学にも入学できるようになった多くの聴覚障害学生及び視覚障害学生の教育環境をさらに改善するための原動力になることが期待されている。同センターでは,モデルとなる実践と相談支援の体制を整えていくという。
■詳しくは筑波技術短期大学ホームページを参照のこと
【目次】
懇談会開催
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第4回 障害者と高等教育を考える交流懇談会 |
日本障害者高等教育支援センター(JAHED)も,設立5年目を迎えます。関係各位よりの様々励ましとご支援の賜と篤く感謝申し上げる次第です。
さて,このたび,「第4回 障害者と高等教育を考える交流懇談会」を開催することとなりましたので,会員の皆さまと関係各位にご案内いたします。
今回は,「高等教育とバリアフリー」と題して,4名の方々からご報告いただきます。皆さまのご参加をお待ちしています。
シンポジウム 高等教育とバリアフリー
シンポジスト 広瀬浩二郎氏(国立民俗学博物館 研究員)
根本 匡史氏(筑波技術短期大学 教授)
広瀬 洋子氏(メディア教育開発センター 助教授)
殿岡 翼氏(全国障害学生支援センター代表)
*他1名交渉中(日本障害者協議会関係者予定)
司 会 伊藤聡知氏(東京大学バリアフリー支援室)
日 時 2005年2月6日(日)午後2時00分より5時00分(1時30分より受付)
場 所 全国身体障害者総合福祉センター「戸山サンライズ」2階大研修室
新宿区戸山1−22−1(地下鉄早稲田駅下車徒歩10分)
参加費 会員 2000円(資料代含む),一般 3000円(資料代含む)
参加申込 下記の申込用紙によりFAX,もしくは同様の内容をメールにて送信
照会先 日本障害者高等教育支援センター JAHED
Tel/FAX : 03−5272−3480 E-mail :
center@jahed.jp
(ふりがな)
お名前 所属先
JAHEDの( 会員 ・ 非会員 ) 非会員の場合=JAHED入会希望( あり ・ なし ) |
ご住所 〒□□□−□□□□
電話番号 ファックス番号
E-Mail:
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【目次】
冊子紹介
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「Fusion-Education」の聾学校 |
「聾学校の危機」が叫ばれて久しい。「危機だ,危機だ」と叫びながらも,その対策を立てず,あり地獄のように児童生徒数の減少に歯止めがかからない聾学校が多くなった。少人数化によって集団が作れず,聾学校の魅力は日々,光を失ってきている。子どもが少なく,がらんとした教室の中でもっとも人口密度が高いのは職員室だったりする。
日増しに「特別支援教育」という用語を多くの場面で聞くようになってきた。聾学校が他の特殊教育諸学校の中で埋もれていくような施策には断固反対し,聾教育の独自性,聾児の独自性をアピールして行かなくてはならないと思う。そこで主張するだけではなく,自らの問題を課題としてとらえ,好転に向かって努力も必要であろう。しかし,現状を見ると,やはり「なすがまま,なされるがまま」という状態ではないかと思わざるを得ない雰囲気を感じる。
本当に,聾学校は特別支援学校の一部門として埋もれてしまっても良い必要のない浅薄な教育組織なのだろうか。否とするならば,そう思われてしまっている現状に対し,改革の旗印を掲げ,思い切った柔軟な組織運営を行い,真に必要性のある魅力ある学校を創造する必要があると思う。
さて,本書は,その聾学校再興・発展への提言を,元愛知県立岡崎聾学校長の市橋詮司先生が,いわば聾学校産業再生機構として先生ご自身の再興・発展手法を紹介した,まさに時代が求めている一冊である。
すべての聾学校の先生に対し,聾教育の再生に向けて,読んでいただきたいと願う。
タイトル:「Fusion- Education (融合教育)の聾学校」
[聾教育,聴覚障害児の特別支援教育に関する管見のまとめ]
−特別支援教育時代の聾教育−
〜38年間の聾教育経験の反省,聾学校の再興・発展への提言〜
著者:市橋詮司 (東海医療福祉専門学校勤務,愛知県立岡崎聾学校 元学校長)
<内容>
第T章 これまでの取り組みと目指してきたもの
第U章 聾学校の過疎化 〜大きな潮流の中で~
第V章 手話導入と聾学校
第W章 もっと伸ばせる学力
第V章 夢を実現する進路支援・指導に
第Y章 聾教育の再生と聾学校の再興に向けて
第Z章 特別支援学校としての聾学校ヘ
第[章 「サラマンカ適合聾学校」と「フュージョン・エデュケーション」
第IX章 ニューコンセプトの聾学校づくり〜岡崎聾学校での実践例~
◎なぜ聾学校の生徒数は激減してしまったのか?
◎聴覚障害児のコミュニケーションはどうあるべきか?
◎聾学校で手話と人工内耳とは共存できるのか?
◎聾教育の再生と聾学校の再興はどうすれば可能なのか?
◎特別支援教育時代に生き残れる聾学校はどんな学校か?
【既に残部がなく申し込みは受けられません】
※書店は販売されていません。ご希望の方は実費と送料の負担にご協力ください。
実費 1冊 1000円
送料 1冊 210円[2冊以上希望の方はまず下記に送料をお尋ねください]
@申し込み先
Tel & Fax 0564-22-3444 E-mail:es184@lilac.ocn.ne.jp 市橋詮司まで
※銀行振込だけですと郵送先がわかりませんので,必ず下記の申込書を送信してください。
A申込書送信後,代金を下記にお振り込み願います。
[振込先] UFJ銀行 岡崎支店 普通口座194640 イチハシサトシ
【既に残部がなく申し込みは受けられません】
「Fusion-Education」冊子申込書 FAX送信先=0564-22-3444
(ふりがな)
お名前
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ご住所 〒□□□−□□□□
所属先
電話番号 ファックス番号
E-Mail: |
希望冊数( )冊×1000円+送料( )円=合計( )円
( )月( )日に( )の名前で(振込予定・振込済み)です。
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【目次】
研究主題 |
聴覚障害児の学力を伸ばす指導法の研究
−個の学習特性に応じた指導の工夫を通して−
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1 期 日 2004年1月28日(金) 受付 8:40〜
2 会 場 福岡県立直方聾学校
3 日 程
8:40 |
9:30 |
9:50 |
9:55 |
10:40 |
11:00 |
12:30 |
13:30 |
14:00 |
14:10 |
15:50 |
16:00 |
受 付
8:50 9:10 |
開会式 |
移
動
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公開授業
(幼稚部)
(小学部)
(中学部) |
移
動
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研究協議会 |
昼
食
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全体会
研究協議会報告
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準
備
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講演 |
閉会式 |
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自学の時間
公開 |
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4 対象者
■自学の時間,公開授業:どなたでも参加できます。(参加者の制限なし)
■研究協議会以降:教育関係者(教員,保育士等),
または療育・施設関係者(保健師,言語聴覚士等)
*詳しくはお尋ねください。
5 参加費
■一般の方々(地域の方,親の会の方,手話の会会員,卒業生等)・・・・無料
■教育関係者または療育・施設関係者(保健師,言語聴覚士等)・・・500円
6 講 演 演題 「聴覚障害幼児児童生徒の学力を高めるために」
講 師 深江健司先生(筑波大学附属聾学校 教諭)
7 研究協議会
グループ |
研 究 テ ー マ |
指導助言者 |
幼稚部 |
聴覚障害児の表現力を豊かにする指導法の研究
−興味・関心を持たせる教材教具の工夫を通して− |
福岡県教育庁北九州教育事務所
指導主事 松原 太洋 先生 |
小学部A |
自ら考え,自ら発言できる子どもを育てる指導法の研究
−やりとりにおける発問,教材教具等の工夫を通して− |
本校教頭 安武 康弘 |
小学部B |
コミュニケーションの力を高める研究
−体験的活動を通して− |
福岡県教育庁教育振興部
義務教育課特別支援教育室
指導主事 矢野 井史 先生 |
中学部 |
より良く生きるための社会性を育む指導法の研究
−教育活動全般における教職員の関わりを通して− |
福岡県教育庁教育振興部
義務教育課特別支援教育室
指導主事 菊池 修 先生 |
8 参加申し込み
1月21日(金)までに,下記照会先まで,別紙「参加申し込み書」を御送付ください。
9 その他
(1)手話通訳 研究協議会,全体会及び講演では手話通訳を行います。
手話通訳を御希望の方は別紙申込書(手話通訳希望欄)に御記入ください。
(2)昼 食 昼食を希望される方は,別紙申込書(昼食希望欄)に御記入ください。
1食600円(お茶代込)。1月21日以後,注文の変更はできません。
(3)託 児 託児は行いませんので,御了承ください。
(4)上履き 各自,上履き(スリッパ等)を御持参ください。
(5)参加費 教育関係者,療育・施設関係者の方々は,当日受付にて参加費をお支払い下さい。
10 照会先 〒822−0001 福岡県直方市大字感田346−1
福岡県立直方聾学校 研修部 研修担当:荒木,上田
授業研究会参加申込書 締切=1月21日(金)必着 送信先FAX=0949-26-4601
所属先名 |
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住所
(電話番号) |
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参加者名 |
職 名 |
参加希望
研究協議会 |
研究協議
会通訳希望 |
講演 |
弁当 |
1 |
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幼稚部・小学部A
小学部B・中学部 |
(要・不要) |
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2 |
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幼稚部・小学部A
小学部B・中学部 |
(要・不要) |
|
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3 |
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幼稚部・小学部A
小学部B・中学部 |
(要・不要) |
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4 |
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|
幼稚部・小学部A
小学部B・中学部 |
(要・不要) |
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|
5 |
|
|
幼稚部・小学部A
小学部B・中学部 |
(要・不要) |
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■研究協議会希望欄には,希望する研究協議会に○印をつけてください。
■講演会に参加される方は,講演会参加希望欄に○印をつけてください。
■弁当(お茶代込み600円)を希望する場合は弁当希望欄に○印をつけてください。
なお,1月21日以後の弁当注文数の変更はできませんので,御了承ください。
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【目次】
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