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【目次】第483号
- 特別支援教育特別委員会「中間報告(案)」を発表す!
- 大阪市立聾学校ホームページ 再開
- 被災情報:台風,地震 聾学校 相次いで被災
- 愛媛大学公開講座「人工内耳教育セミナー」
- 杉並ろう学校の乳幼児教育相談,幼稚部,小学部を残すことを求める請願
- 研究会開催:新生児聴覚スクリ−ニングと早期支援
- 意見交換会:日本の聴覚障害教育構想プロジェクト
- シンポジウム開催:高等教育と聴覚障碍バリアフリー
- 研究会開催:障害学研究会「障害分野の国際協力」
- 学会開催:日本国際聾教育学会 第6回大会
- 学会開催:日本聴覚障害教育実践学会 第6回大会
- 関連学会誌・研究会誌Contents
- 祝 受賞:熊本市立健軍小学校「おだまき賞」受賞
- 衛星劇場:日本語字幕入り映画放送
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特別支援教育特別委員会
「中間報告(案)」を発表す!
中央教育審議会特別支援教育特別委員会は10月13日に会合を開き、「特別支援教育を推進するための制度の在り方について」と題した中間報告案について、同委員会としては最終の検討を行った。
「(中間報告)(案)」は下記にて閲覧可能です。ぜひお目通し願います。
大阪市立聾学校ホームページ 再開
被災情報台風,地震 聾学校 相次いで被災
■台風23号で豊岡聾学校が甚大な被害を受ける10月20日台風23号の影響で,兵庫県立豊岡聾学校は校舎が1.5mほど浸水するなどの被害が出ました。台風のさなか,市内の職員が学校にかけつけ,1階の重要書類や物品を2階に引き上げました。本館,体育館,寄宿舎,厨房などが全て床上浸水し,聴力検査室の検査機器,パソコン,ハイプロ,補聴器など全て使えなくなりました。1階部分の床は全て張り替えなければならない状態で,職員やボランティアで泥を掻き出しながら拭き掃除に追われました。市内のほとんどが冠水し,近隣の町でも水害や土砂災害が甚大で,被災した保護者や職員もいました。被害にあった機器や設備は現状復帰に向けて特別予算が組まれるとのことですが,聴能室の業務ができるだけ早くできるようになるためには当面皆様の支援が必要になします。現在,オージオメータと騒音計は姫路聾学校から,特性検査装置は奈良ろう学校から貸し出していただいています。10月25日から28日にかけて,隣接の県立豊岡高等学校の生徒がグランドやプールの泥をかき集めたり,1階の拭き掃除をしたりと,ボランティアに駆けつけてくれました。ライフラインもこの間に復旧し,膨大なゴミも搬出されました。11月1日は学校創立記念日でしたが,学校再開記念日となりました。まだ出勤できない職員もいましたが,1階では床等の張り替え工事が始まり,徐々に復興に向けて動いています。今回では,聴能関係の皆さんの対応が本当にすばやく,機能回復できました。主に貸出用にしていた耳かけ形補聴器についても京都聾学校,虎の門病院からお借りできました。11月8日現在では,1階部分の消毒もほぼ終わり,幼稚部は寄宿舎の舎室を使うなどして授業も平常通り行われるようになりました。
豊岡聾学校の連絡先及び支援品,義援金の送り先は下記の通りです。聴能室への支援については松本茂樹先生が窓口です。詳しい情報が入りましたらまたお知らせ致します。義援金の受付は下記のようになっています。ご協力よろしくお願いします。義援金口座 但馬信用金庫 本店営業部 普通預金0026770兵庫県立豊岡聾学校 平久 薫(ひらく かおる/事務長)
改修したばかりの聴力検査室や幼児聴検システムなどが泥にまみれてしまいましが,近畿教育オーディオロジーの関係者からは本当に素早く対応していただきました。また,特総研の小田先生をはじめ,多くの方々や神戸・姫路聾学校の子どもたちからも激励していただいたことに感謝しています。本校は聴覚障害児のほかに自閉症などの多くの知的障害児を受け入れている全国でも珍しい聾学校ですが,地域のニーズに応えるべく通級や教育相談機能を高めてきていた矢先のことでした。それだけにこの水害の痛手は大きいのですが,職員,子どもたち,保護者みんなで元気に乗り切ろうとしております。今後ともご支援いただきますようお願い申し上げます。兵庫県立豊岡聾学校 松本茂樹
■11月8日(月)発信 長岡聾学校の再出発10月23日(土)の土曜日の夕刻に新潟県中越地方一体を襲った地震は,学校と児童生徒の基盤を文字通り大きく揺さぶりました。地震翌日緊急に出勤してきた職員は,まず何はさておいても生徒の安否確認に奔走いたしました。家屋に深刻なダメージを受けたご家庭もかなりありましたが,幸いなことに若干のケガを除いては安否に別状はありませんでした。続く余震と交通網寸断の中で学校再開への道を探ってまいりました。地震直後より体育館が近隣住民の方々の避難所となりましたが,27日(水)の大きな余震により,その梁の一部に断裂が生じたために,夜には急遽教室を避難所に提供し400名近くの方々を受け入れてまいりました。学校は25日より休校措置をとり,11月4日には可能な生徒には登校を呼びかけましたが,それを見透かしたかのように大きな余震が9:00前に起こり,一時は止まった電車の中に一部の生徒が取り残されるという事態も生じました。それでも,昨日までに避難所としての使用も終了し,また交通網も少しずつではありますが復旧してきております。震源地域を移しながら余震が続いておりますが,本日よりは寄宿舎も再開し,全面的な学校再開にこぎつけることができました。校舎・施設関係につきましては,体育館が立入禁止になっておりますが,耐震補強工事をこの夏までに完了しておりました校舎には特に大きな被害はありません。かなり古い寄宿舎にはひびが入り,一時は一部の箇所に立ち入り禁止の措置をとりましたが,県のチェックで通常の使用には問題がないであろうとの見解でしたので,本日は寄宿舎生と今回の被災による特別入舎の生徒が入ってきております。地震直後には校内にはいたるところ棚・ロッカーが倒れ,書類等が散乱する状況が見られましたが,余震のおさまりを見ながら少しずつ片付けてまいりました。聴検設備・集団補聴器などもほぼ無傷,またライフラインは震災以後水の濁りが散見された他は問題がありませんでした。この点で学校の施設設備へのダメージはそんなに大きくはありません。これまでに全国の聾学校や聾教育関係者など広範な皆様からお見舞い激励をお寄せいただきましたことに,改めて感謝申し上げます。復旧のための動きに手をとられ充分なお返事やお礼を申し上げることができませんが,このような事情をご賢察いただきご容赦ください。今後もなお,余震の状況,交通機関の復旧など当校を取り巻く環境に楽観は許されませんが,本日一歩を踏み出しましたことをご報告申し上げます。
新潟県立長岡聾学校から
愛媛大学公開講座「人工内耳教育セミナー」−人工内耳装用児の教育とハビリテーション−
愛媛大学教育学部
聴覚障害児の教育においては,早期からの教育と聴覚を含めた情報の保障が大切であるといわれています。近年における聴覚補償の一つに,人工内耳による手法が選択肢の一つとしてあげられます。現在では,2歳前に人工内耳を埋め込む子供たちも増加してつつあります。このように,人工内耳を埋め込んだ聴覚障害児は年々増加の一途をたどり,既に聾学校に300人以上が在籍している現状です。この講座は,人工内耳の基本的理解とそれを利用した教育指導および聴覚リハビリテーションの考え方を理解していくためのセミナーで,講義を中心に構成します。特に,聴覚リハビリテーションの実際の指導について,経験豊かな先生方の話しから掘り下げてみたいと考えています。また,この講座は,聾学校,難聴学級,通園施設などの先生方を受講対象として,人工内耳の聴覚リハビリテーションに対する力量を養成することを目的として開催します。どうぞ,奮ってご参集下さいますようご案内申し上げます。
記
開講日時:2004年1月22日(土) 10時 から 17時1月23日(日) 9時 から 12時会 場:愛媛大学教育学部北21教室 (松山市文京町3番 Tel:089-927-9514)対 象:聴覚障害の教育およびリハビリテーションにかかわる学校・学級・施設等の教職員定 員:50人申込方法: 2004年1月15日(土)までに別紙の申込用紙をファックスでご送信願います。その後,講座の案内と共に銀行振込用紙を郵送しますので,事前に受講料 6,000円をご送金願います。詳しくは,愛媛大学教育学部学務係公開講座係(〒790-8577 松山市文京町3番 Tel:089-927-9377)にご照会願います。御不明の点は,愛媛大学教育学部聴覚言語障害児教育研究室高橋信雄か立入哉(電話&FAX 089-927-9514 or 9513)へお尋ね下さい。
1月22日(土)10:00−12:00 学校教育環境下における人工内耳児の実態高橋信雄(愛媛大学教育学部)13:00−15:00 聾学校における人工内耳の対応 稲荷邦仁(松山聾学校)15:30−16:30 医療からみた人工内耳の問題 篠森裕介(愛媛大学医学部)16:30−18:00 人工内耳と補聴援助システム 立入 哉(愛媛大学教育学部)
1月23日(日)9:00−12:00 小児のハビリテーション 井脇貴子(大阪大学)12:00−12:30 まとめ:教育と医療の連携とハビリテーション 高橋信雄問い合わせ先: 〒790ー8577 松山市文京町3番 愛媛大学教育学部 聴覚言語高橋信雄宛(電話&FAX 089-927-9514,9513)受講申し込み先:〒790ー8577 松山市文京町3番 愛媛大学教育学部 学務係「公開講座」係宛(電話 089-927-9377)
なお,講師の都合により一部のプログラムが変更になることがあります。この期間は。航空機の超割の期間です。ご予約期間は,11月19日から28日です。
なお,3月には「聴覚障害乳幼児の聴性行動をどう評価するか」の公開講座を昨年度に引き続き行いますので,あわせてご案内申し上げます。詳細は,後ほどお知らせ致します。
2004年度愛媛大学教育学部公開講座受講申込書2004年 月 日愛媛大学教育学部長殿
平成16年度公開講座「人工内耳教育セミナー」を受講したいので、下記により申し込みます。
申込者氏名 印 現 住 所 〒 電話
Fax勤 務 先 所在地 〒 Tel&Fax
お 礼杉並ろう学校の乳幼児教育相談,
幼稚部,小学部を残すことを求める請願署名
先日は,杉並ろう学校の乳幼児教育相談,幼稚部,小学部を残すことを求める請願署名にご協力下さりありがとうございました。短い締め切り日までのに、多くの方にご協力いただき、本当に自分たちの力になりました。署名を送っていただき中を見ると一緒に行動を起こしていただいた気持ちがとても嬉しく感謝の気持ちでいっぱいになりました。教育庁は、江東、品川、杉並ろう学校を分教室とし、当面の間残すといっていて、前までは18年度以降の入学を認めないと言っていたのが、18年度以降の入学を認めると考えを変えましたが、2年続いて入学が3人の時は廃教室にすると言っているのでなくす方向に向かっていると思います。ただ18年度以降の入学を認めたのならば、もう少し粘って、近くの養護学校に分教室を設置する事と、中高一貫校に幼、小を設置することではどちらがコストがかからないのかなどを言って行きたいと考えています。9月30日に文教委員会を傍聴してきました。各議員さん方もそれぞれ、小さい子どもたちの通学への配慮について聞いていました。私にはなくなることを承認しての質問との印象は受けませんでしたが、教育庁の意志も固いなという印象でした。
9月30日現在署名の数は31,040人分で提出しました。
今回私たちが提出した請願書は12月に審議されることが考えられます。一度,請願署名を提出するとその請願書を審議する日の12日前まで署名の受付が可能だということで,締め切り日過ぎに受け取らせた分も署名簿に加えることができました。期限が限られていたので「速達」で送っていただいた方などもおられ,申し訳ない気持ちと,多くの署名をお寄せいただいた皆さんの気持ちをうれしく感じています。本当にありがとうございました。東京都立杉並ろう学校保護者有志代表 阿部 雅美
請願署名の中間報告
私たちが9月22日締め切りで提出した請願書は12月の議会で審議される予定です。9月の議会では東京都教育庁が特別支援教育推進計画概要(案)について説明し,都議会各派議員が質問をするので,私たちは各派の議員さんに私たちの現状をお話し,都議会で教育庁に質問していただけるようお願いしました。下記は,9月30日都議会の文教委員会を傍聴してきました。自民・公明・民主・共産の質問を聞くことができました。生活ネット・無所属は時間が無く質問をすることができませんでした。
自民党Q:8校から4校に減らし分教室にする目的は?教育庁A:適正な規模を確保するため。人数の減少によるもの。原則として教室などは今までの状態と変わらないものとする。自民党Q:分教室の存続について教育庁A:平成18年度以降も存続するが入学する幼児,児童が2年間続けて3名に満たない場合,閉鎖とする。公明党Q:学校の再編整備について,幼,小についての確認。品川ろうを見学して大塚ろうへ通う場合の通学時間や通学への配慮がない。今までの学習環境のレベルを低下させない。分教室の設置期間をはっきりしてほしい。スクールバスでの支援やサテライトの実施という具体的なものは?教育庁A:通学負担を減らすためスクールバスなどで支援する。
サテライト教室を設け専門家が巡回する予定。民主党Q:分教室が閉鎖となった後の支援策(ろう教育)について。教育庁A:スクールバスでの支援。サテライト教室へ大塚ろうより先生を派遣。民主党Q:全体像をはっきりしてほしい教育庁A:11月に発表する時に具体的に盛り込んでいく予定共産党Q:幼小の今ある6校を減らさずに通学させてほしい。
杉並は中高一貫校に幼,小も残してほしい。教育庁A:当分の間,分教室を設置していく。
共産党の議員さんは子どもと一緒に学校までの通学時間を体験していただいていたので,そのことをあげながら障害児たちの実態を説明し,環境が変わることは今までの積み重ねが失われ,一からやり直しになると訴えてくれました。今回,請願署名を出したので,議員さんに私たちの声が届き,教育庁にも訴えることができたのではないかと思います。そして教育庁も7月14日に言っていたH18年度以降の入学を認めないと言うことを認める方向に考えを変えています。ただし,入学する幼児,児童が2年間続けて3名に満たない場合はその時点で分教室を廃教室にすると言っています。今私たちにできることは,分教室に対しての環境の充実を要望すること,大塚ろう学校の分教室ではなく本当に身近にある中央ろう学校の分教室にして欲しいと要望すること,もう一度中央ろう学校に幼小を設置して欲しいと言うことを要望することではないかと考えています。
文責 阿部雅美
研究会開催新生児聴覚スクリ−ニングと早期支援
第70回筑後地区 きこえと補聴に関する研究会のご案内テ−マ「新生児聴覚スクリ−ニングと早期支援」
現在,聴覚に障害のある子どもの早期発見・早期支援のために新生児聴覚スクリ−ニング(聴覚)検査が,全国各地で実施されています。しかし,障害告知後の保護者への心理的ケアや聴覚障害に関わる情報提供が十分に行われているとは言い難い状況があります。そこで本研究会では,ホ−ムトレ−ニングという形で長く聴覚に障害のある子どもと保護者に早期支援を行っておられます田中美郷先生より新生児聴覚スクリ−ニング後の包括的な早期支援のあり方について,さらに早期支援に関して先進的な取り組みをされています東京都立大塚ろう学校の木島先生,南村先生より早期支援の実際の取り組みについて伺いたいと考えています。その後,各地の実践報告交流会を行い,協議を深める予定です。今回,会員の方だけではなく保護者等を含めて様々な方にご参加いただき,聴覚障害児の将来を見通した早期支援のあり方を考えて行きたいと思います。多くの方のご参加を心よりお待ち申しております。
1 開催日時 2004年12月18日(土)9:00〜17:002 開催場所 福岡県立久留米聾学校 プレイル−ム3 主 催 筑後地区 きこえと補聴に関する研究会4 参加費 2500円(会員2000円・保護者500円)※参加費は当日受け付けます。5 参加定員 120人6 締め切り 12月3日(金)7 申込方法 申込書に記入の上,ファックスか電子メールでお願いします。(会員の方も申込書に記入して,お送りください。)8 昼 食 各自ご用意ください。9 内容(予定)9:00〜 9:20 新生児聴覚スクリ−ニングのビデオ視聴9:20〜 9:30 開会行事9:30〜11:30 講演@演題「新生児聴覚スクリーニング後の早期支援のあり方」講師 田中美郷先生(田中美郷教育研究所 帝京大学名誉教授)11:30〜12:30 昼 食12:30〜14:15 講演A演題 「新生児聴覚スクリ−ニング後の0歳児家庭訪問支援の実践」講師 木島照夫先生(東京都立大塚ろう学校 特別支援教育部主任)南村洋子先生(東京都立大塚ろう学校講師 前トライアングル教育部主任)14:30〜16:50 各地の早期支援実践報告司 会 平江 潔先生(佐賀県立ろう学校)報告者 丸内春美先生(難聴幼児通園施設 熊本県ひばり園園長)斉藤吉人先生(北九州市立総合療育センタ− 言語聴覚士)山下道子先生(福岡市立心身障害福祉センタ− 耳鼻科医)香田千絵子先生(久留米大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科教室 言語聴覚士)※当日,諸事情により報告者が変わることがあります。ご了承ください。16:50〜17:00 閉会行事10 その他・手話通訳および要約筆記がつきます。・駐車場は本校運動場をご利用ください。11 照会先 筑後地区きこえと補聴に関する研究会 事務局(福岡県立久留米聾学校内) 野村健二 e-mail:k2-n@s6.dion.ne.jpTEL 0942−44−2304,FAX 0942−45−0139
第70回 筑後地区きこえと補聴に関する研究会「新生児聴覚スクリ−ニングと早期支援」参加申込書送信先 FAX=0942−45−0139
氏 名 (フリガナ )
住 所 連 絡 先 電話
ファックス
電子メ−ル所 属 名 等 ( 会員 ・ 非会員 )
(聴覚障害団体・保護者・教育関係・医療関係・学生・一般)情 報 保 障 ・必要なし ・必要(手話通訳・要約筆記)
意見交換会日本の聴覚障害教育構想プロジェクト
日本の聴覚障害教育構想プロジェクト委員会は,19名のプロジェクト委員の2年間の論議を経て,この8月,「中間報告」を公表しました。これを機に,日本の聴覚障害教育の問題点を探り,あるべき姿を描くこのプロジェクトに,広く全国の聴覚障害者,ろう学校教員・親,聴覚障害教育関係者が参加することを期待して,下記のような「意見交換会」を企画しました。ろう教育の明日を考える連絡協議会の加入団体はもとより,それ以外の団体・個人の方にも,この意見交換会への参加を広く呼びかけます。また,プロジェクト「中間報告」に賛成する意見だけなく,むしろ鋭く批判し,その足りないところを指摘する意見を期待しています。
1.日時 2004年12月12日(日) 9時受付開始 9時30分開会 17時終了
2.会場 都立品川ろう学校(東京都品川区南品川6−15−20)
TEL 03−3474−3801,FAX 03−3474−3803
■交通 JR京浜東北線 大井町駅東口下車 歩いて5分
3.プログラム9:00 受付開始9:30〜12:00 全体会(加入団体代表の意見発表,主催者指名人の意見発表)13:00〜16:30 分科会(3会場)(個人の意見発表,討論)
4.資料代 500円 昼食・弁当 1,000円(予約が必要です)
5.意見発表者の登録および参加申込■意見発表意見発表希望者は,「中間報告」の項目を一つ選んで,「中間報告」の記述に即して,具体的に意見を述べてください。意見の要旨を2000字以内に書いて,12月4日までに下記へメールで送って下さい。●締め切り(意見発表者)2004年11月27日●浅野史行 メールアドレス:asano@deaf-s.tsukuba.ac.jp
■参加申込●申込方法 所定の申込用紙に記入して,下記の「申込先」まで。申込用紙は,下記のサイトからダウンロードできます。●締め切り(一般参加者)2004年12月4日●参加申込先 神奈川県聴覚障害者連盟住所 〒251-0052 藤沢市藤沢933-2 神奈川県聴覚障害者福祉センター内FAX:0466-26-5454 eメール:kawahara@kanagawa.email.ne.jp
シンポジウム開催高等教育と聴覚障碍バリアフリー
第7回ユニークプロジェクト企画のお知らせ〜第1回聴覚障碍バリアフリーシンポジウム〜
テーマ 高等教育と聴覚障碍バリアフリー〜社会福祉的視点から考える情報保障について〜
私たちは,旧年度からユニークプロジェクトチームを組み,「聴覚障碍者に対するバリアフリーとしての情報保障」というテーマで,聴覚障碍を持つ学生や保護者に「情報保障」とは,どのようなものかというのを伝える様々な活動を始めました。これを受け,これまでに計6回の集会を開き,各会毎にグループディスカッションを中心に様々なテーマの議論・情報交換が行われ,地域との連携などを図りながら活動の幅を拡げています。このたび,情報保障に関してこれまでの取り組みの集大成や今後の問題提起,問題共有を目的に「高等教育と聴覚障碍バリアフリー 〜社会福祉的視点から考える情報保障について〜」というテーマにて基調講演,シンポジウムを開く運びとなりました。つきましては,周囲の関係者や友人,また家族や各大学の聴覚障碍教育課程などの教員や学生などの皆様に,お知らせくださいますようお願い申し上げます。
日 時 2004年12月19日(日曜日)内 容 12:30 受付開始13:00 開会の言葉13:15 講演講師;野沢克哉氏(元東京都ソーシャルワーカー・関東ろうあ連盟理事長)14:30 質疑応答14:55 パネルディスカッション司会 北野庸子教授(東海大学健康科学部社会福祉学科)パネラー 物井明子氏(平塚ろう学校通級指導担当)宮下あけみ氏(手話通訳士・パソコン要約筆記活動者)太田琢磨氏(東海大学大学院健康科学研究科)16:40 閉会対 象 聴覚障碍のある学生(中学生以上),またそのご家族,学生,地域住民の方々,情報保障活動関係者,他大学関係者,教職関係者など会 場 東海大学伊勢原校舎医学部付属病院2階講堂A
(東海大学医学部付属病院敷地内1号館)駐車場有(1日200円)
■交通=小田急線伊勢原駅下車 南口からバス「東海大学病院行き」最終下車
※小田急線東海大学前駅の東海大学湘南校舎ではありません参加費 1世帯200円。なお,頂いた参加費は,資料代などにて活用させて頂きます。情報保障 当日の情報保障は手話通訳,PC要約筆記を準備致します。
参加申込書 申込締め切り=12月13日(月)
参加者氏名: 所属名: 住所:□□□−□□□□
FAX:
PCメールアドレス:
携帯メールアドレス:情報保障の有無:(不要 必要→[手話通訳・要約筆記・手話通訳と要約筆記・その他]) 今後希望するイベント連絡方法に○をつけてください
□FAX □PCメール □携帯メールこれまでに参加したユニークプロジェクトの回に丸を付けてください。
( 第1回目 ・ 第2回目 ・ 第3回目 ・ 第4回目 ・ 第5回目 ・ 第6回目 )
研究会開催障害学研究会「障害分野の国際協力」
日 時 2004年12月5日(日)13:30-16:30会 場 東京都障害者福祉会館(最寄駅 地下鉄三田・JR田町駅)
地図 http://homepage2.nifty.com/pps/dd-3.htmlテーマ 「障害分野の国際協力:障害と開発を結びつける実践のための枠組みと視点」発表者 久野研二(日本福祉大学COE客員研究員)参加費 1500円、学生 1000円
■ご参加の方は,久野研二・中西由起子著『リハビリテーション国際協力入門』(2004年, 三輪書店)をお読みの上,ご参加願います。■要約筆記、手話通訳、点字レジュメ(自動点訳)があります。
視覚障害等で最寄駅からの案内が必要な方は11月25日までに,下記にご連絡ください。
照会先 長瀬 修氏 Nagase@an.email.ne.jp 電話・ファクス03-5452-5063
学会開催日本国際聾教育学会 第6回大会
現在,我が国の聾・難聴教育の在り方を巡って教育方法論・制度論など様々な観点から検討がなされています。私どもは,聾・難聴教育の比較教育学に関する研究と普及をはかることを目的に2002年5月に日本国際聾教育学会を設立致しました。本学会では,各国の聾児・難聴児の教育の比較研究を通して我が国の聴覚障害教育改革や教育政策の樹立に寄与していきたいと考えています。第6回大会は,会場を愛知県名古屋市とし,聴覚障害教育に関心がおありの全ての方々に有益な学会となるように準備を進めています。どうか奮ってご参加ください。
主催 日本国際聾教育学会会期 2004年11月27日 (土)12:45受付開始〜17:00会場 (財)桜華会館 梅の間 愛知県名古屋市中区三の丸1−7−2
Tel 052−201−8076 Fax 052−222−8958内容 13:00〜15:00 自由研究発表セッション 座長:井坂行男氏(大阪教育大学)13:00 米国メリーランド州立聾学校教育方法に関する一考察
−19世紀後半から20世紀前半を中心に−
都築繁幸(愛知教育大学)13:40 米国高等教育機関における聴覚障害学生への支援
田中貞子(愛知教育大学大学院)14:20 ニュージーランド手話の公用語化に関する一考察
伊藤泰子(岐阜聖徳学園大学)15:00〜15:10 休憩
15:10〜16:50 特別報告 座長:伊藤泰子氏(岐阜聖徳学園大学)15:10 パレスチナのろう者の現状とろう学校
土井幸美氏(横浜市立聾学校)16:50〜17:00 総会17:30〜 懇親会参加費 会 員 1000円(参加費には大会論文集代が含まれております。)
非会員 2000円(参加費には大会論文集代が含まれております。)・入会 当日,入会できます。入会金及年度会費,計5000円をお納め下さい。・通訳 大会期間中,手話通訳がつきます。要約筆記の支援は行いません。・飲食等 会館内のレストラン等をご利用下さい。・駐車場 会館裏に有料駐車場あり(数に限りがあり)。公共交通機関をご利用下さい。・懇親会 当日の受付です。照会先 日本国際聾教育学会 第6回大会準備委員会(事務局) 都築繁幸
〒448-8542 愛知県刈谷市井ケ谷町広沢1
愛知教育大学教育学部障害児教育講座内
Fax:0566−26−2381 E-mail:stsuzuki@auecc.aichi-edu.ac.jp
学会開催日本聴覚障害教育実践学会 第6回大会
会期 2004年11月28日(日)8:50受付開始〜16:20
会場 (財)桜華会館 南餡3階 桜花の間
愛知県名古屋市中区三の丸1−7−2
内容 9:30〜11:30 自由研究発表セッション 座長:岩田吉生氏(愛知教育大学)9:30 聴覚障害児の概念の分類発達
森 智美(愛知教育大学大学院),都築繁幸 (愛知教育大学)10:10 難聴学級と通常学級の合同授業における授業分析
香西悠加(大阪府立盲学校),増田朋美 (大阪教育大学大学院)
井坂行男(大阪教育大学)10:50 聴覚障害生徒の博物館学習に関する一考察
金子俊明(筑波大学附属聾学校)
11:30〜11:40 休憩
11:40〜13:00 課題研究発表セッション 座長:井坂行男氏(大阪教育大学)
『聾学校の地域に対する教育支援・サービスの実際』11:40 通級指導教室体制による地域支援の試み−豊橋聾学校の実践−
村松弘子(愛知県立豊橋聾学校)12:20 聾学校分室体制による地域支援の試み−松本ろう学校の実践−
中澤洋子(長野県松本ろう学校)
13:00〜14:00 昼食
14:00〜16:00 特別報告 座長=高橋信雄氏(愛媛大学)14:00 今後のろう教育の方向
−『日本の聴覚障害教育構想プロジェクト(中間報告)』を踏まえて−」
講師:市橋詮司氏(東海医療福祉専門学校)
16:00〜16:20 総会
参加者へのご案内・参加費 会 員 2000円(参加費には大会論文集代が含まれております。)
非会員 3000円(参加費には大会論文集代が含まれております。)・入会 当日,入会できます。入会金及び年度会費,計5000円をお納め下さい。・通訳 大会期間中,手話通訳者がつきます。要約筆記の支援は行いません。・飲食等 会館内のレストラン等をご利用下さい。・駐車場 会館裏に有料駐車場あり(数に限りがあり)。公共交通機関をご利用下さい。
主 催 日本聴覚障害教育実践学会照会先 日本聴覚障害教育実践学会 第6回大会準備委員会(事務局) 都築繁幸
〒448-8542 愛知県刈谷市井ケ谷町広沢1
愛知教育大学教育学部障害児教育講座内
Fax:0566−26−2381 E-mail:stsuzuki@auecc.aichi-edu.ac.jp
関連学会誌・研究会誌Contents
★特殊教育学研究 42(2)2004「聴覚障害児(者)の中国語音韻・韻律聴取能力評価のための語音聴力検査法開発の試み」
王 一令・鷲尾純一 97-112「委員会報告:免許問題等研究委員会報告(1)−免許の統合化についての研究−」
日本特殊教育学会免許問題等研究委員会(第二期) 173-188
★AUDIOLOGY JAPAN 47(4)2004「三重県における新生児聴力スクリーニングへの耳鼻咽喉科医の取り組み」
増田佐和子,鶴岡弘美,間島雄一 22-227「骨導語音聴覚検査の基準レベルの検討」
松平登志正,伊保清子,浅野和江,岡本牧人 228-232「Tinnitus Retraining Therapyの調整方法と有効性の評価」
荒井真木,岩崎聡,林理佐子,橋本泰幸,名倉三津佳,武林悟ほか 234-240「中途失聴成人の人工内耳装用効果の質的検討−日常生活における装用意義の視点から−」
黒田生子,別府玲子,服部琢,瀧本勲 241-250
★リハビリテーション 八・九月号 2004(466)8・9「中途失聴として」増田道子 6-7
「金魚のひとりごと」栗原実抄 8-9
★聴覚研究会資料 34(6)2004「両耳分離聴が高齢者の音声明瞭度と方向知覚に与える影響」
村瀬敦信,中島史絵,坂本修一,鈴木陽一,川瀬哲明,小林俊光 433-438「加齢等による聴力損失が音声聴取成績および聴き取り易さの心理的印象に及ぼす影響」
為末隆弘,山口静馬,佐伯徹朗,老松建成 439-444
★電子情報通信学会 87(8)2004「断然分かりやすかった 夏休みの公開講座」村上裕史 678-681
★聴覚研究会資料 34(7)2004「手話の表記法とテキストレベルの日本語−手話機械翻訳システムの試みについて−」
松本忠博,田中伸明,吉田鑑地,谷口真代,池田尚志 493-498「[招待論文]:乳幼児の音声言語獲得」麦谷綾子 499-504「加齢による聴力低下が空間内における音声伝達に及ぼす影響」佐藤洋 511-516「難聴者におけるVCV音節聴取時の読唇情報の影響」
坂本修一,串岡洋一,鈴木洋一 517-522「先天性難聴者における劣化雑音音声の知覚」中市健志,坂本真一,力丸裕 523-528
★聴覚言語障害 33(1)2004「補聴器装用が困難な軽度・中等度難聴児の検討」武田篤 1-6「通常学級に在籍する学習に困難を有する児の教育相談」原島垣夫 7-12「聾学校高等部生徒の手話表現に関する研究−10年前の生徒との比較を通して−」
長南浩人 13-22「手話を用いる聴覚障害幼児の過去経験報告の発達過程」松崎丈,菅井邦明 23-34「手話を用いる聴覚障害幼児の過去経験報告における展開構造の特徴」
松崎丈,菅井邦明 35-43
★Journal of the American Academy of Audiology 15(4)2004「Factors Predicting Serverity of Tinnitus: A Population-Based Assessment」
Doungkamol Sindhusake, Marynne Golding, David Wigney, Philip Newall, Kirsten Jakobsen, and Paul Mitchell 269-280「Effect of frequency boundary assignment on vowel recognition with the nucleus 24 ace speech coding strategy」Marios S. Fourakis, John W. Hawke, Laura K. Holden, Margaret W. Skinner,and Timothy A. Holden 281-299「Simulated Conductive hearing loss in children」
Terry Oliver Penn, D. Wesley Grantham, and Judith S. Gravel 300-310「Analysis of prefitting versus postfitting hearing aid orientation using the glasgow hearing aid benefit profile(GHABP)」Brett E. Kemker and Alice E. Holmes 311-323「Functional and anatomical correlates of impaired velocity storage」Gary P. Jacobson, Devin L. McCaslin, Suresh Patel, Kamrin Barin, and Nabih M. Ramadan 324-333
★Jounal of the American Academy of Audiology 15(5)2004「Predicting Success with Hearing Aids in Everyday Living」
THERESE C. WALDEN AND BRIAN E. WALDEM 342-352「Relationship between Laboratory Measures of Directional Advantage and Everyday Success with Directional Microphone Hearing Aids」MARY T. CORD, RAUNA K. SURR, BRIAN E. WALDEM, AND OLE DYRLUND 353-364「Predicting Hearing Aid Microphone Preference in Everyday Listening」BRIAN E. WALDEN, RAUNA K. SURR, MARYI T. CORD, AND OLE DYRLUND 365-396
★Journal of the American Academy of Audiology 15(6)2004「Newborn Hearing Screening with Combined Otoacoustic Emissions and Auditory Brainstem Responses」JAMES W, HALL lll, STEVEN D, SMITH, AND GERALD R. POPELKA 414-425「Speech Perception in Noise: Directional Microphones versus Frequency Modulation (FM) Systems」M. SAMANTHA LEWIS, CARL C. CRANDELL MICHAEL VALENTE, AND JANE ENRIETTO HORN 426-439「Performance of Directional Microphones for Hearing Aids: Real-World versus Simulation」
CYNTHIA L. COMPTON-CONLEY, ARLENE C. NERMAN, MEAD C. KILLOPM, AND HARRY LEVITT 440-455
★EAR and HEARING 25(4)2004「Criteria of Candidacy for Unilateral Cochlear Implantation in Postlingually Deafened Adults I: Theory and Measures of Effectiveness」UK Cochlear Implant Study Group 310-335「Criteria of Candidacy for Unilateral Cochlear Implantation in Postlingually Deafened Adults II: Cost-Effectiveness Analysis UK」Cochlear Implant Study Group 336-360「Criteria of Candidacy for Unilateral Cochlear Implantation in Postlingually Deafened Adults III: Prospective Evaluation of an Actuarial Approach to Defining a Criterion」UK Cochlear Implant Study Group 361-374「Recognition of Speech Presented at Soft to Loud Levels by Adult Cochlear Implant Recipients of Three Cochlear Implant System」Jill B. Firszt, Laura K. Holden, Margaret W. Sinner, Emily A. Tooey, Ann Peterson, Wolfgang Gagg!, Christina L. Runge-Samuelson, and P. Ashley Wackym 375-387「Hearing Loss Associated With Ear Infections in Nord-Trondelag, Norway」Kristian Tambs, Howard J. Hoffman, Bo Engdahl, and Hans M. Borchgrevink 388-396「Mean and Median Hearing Thresholds Among Children 6 to 19 Years of Age: The Third National Health and Nutrition Examination Survey, 1988 to 1994, United States」Alice E. Holmes, Amanda Sue Niskar, Stephanie M. Kieszak, Carol Rubin, and Debra J. Brody 397-402
★International Journal of Audiology 43(7)2004「Health service costs of paediatric cochlear implantation: influence of the scale and scope of activity」Garry R. Barton, Karen E. Bloor, David H. Marshall and A. Quentin Summerfield 369-376「Estimations of auditoy sensitivity for young codhlear implant candidate using the ASSR: preliminary result」DeWet Swanepoel and Rene Hugo 377-382「Psychosocial work environment, hearing impairment and health」Berth Danermark and Lotta Coniavitis Gellerstedt 383-389「Outcomes of hearing aid fitting for older people with hearing impairment and their significant others」Patrick Satrk and Louise Hickson 390-398「The effect on speech intelligibility of varying compression time constants in a digital hearing aid」Brian C. J. Moore, Thomas H. Stainsby, Jose I. Alcantara and Volker Kuhnel 399-409「A questionnaire study of the quality of life and quality of family life of individual complaining of tinnitus pre- and post-attendance at a tinnitus clinic」Amr El Refaie, Adrian Davis, Altan Kayan, Jean Baskill, Elizabeth Lovell and Victoria Owen 410-416「Auditory brainstem response threshould estimation; subjective threshould estimation by experienced clinicians in a computer similation of the clinical test」 Michael Vidler and David Parker 417-429
★THE HEARING JORNAL 57(6)2004「Appraising an automatically switching directional system in the real world」
Laurel Olson, Maria loannou, and Timothy D. Trine
★THE HEARING JOURNAL 57(7)2004「PAGE TEN: Hear the music... or not?」Marshall Chasin
★THE HEARING JOURNAL 57(8)2004「Technologic advances raise procpects for a resurgence in use of auditory training」 Sara Bllom 19-20「Waiting for evidence-based practice for your hearing aid fittings? It's here!」Rabyn M. Cox 10-17
★THE HEARING JOURNAL 57(9)2004「Features research by five future stars of audiology」
Rebecca Herbig, Nannette Nicholson, Brian R. Earl, Susan Scollie, and Eric L. Carmichel 10-24「Progress achieved in setting standards for hearing aid/digital cell phone compatibility」
Tom Victorian and David Preves 25-29「The hearing aid occlusion effect: Measurement devices compared」
DouglasJ. MacKenzie, H. Gustav Mueller, Todd A. Ricketts, and Dan F. Konkle 30-39
★ANNALS OF THE DEAF 149(2)2004「Educational Programs for Deaf Students」92-183「University and College Programs for Personnel in Deafness」184-204「Programs for Deaf-Blind Children and Adults」205-212「Advocacy, Support, and Rehabilitation Programs」213-246
★JSLHR 47(4)2004「The Effect of Talker- and Listener-Related Factors on Intelligibility for a Real-Word, Open-Set Perception Test」Duncan Markham and Valerie Hazan 725-737「Separating Contributions of Hearing, Lexical Knowledge, and Speech Production to Speech-Perception Scores in Children With Hearing Impairments」Louise E. Paatsch, Peter J. Blarney, Julia Z. Sarant, Lois F. A. Martin, and Catherine P. Bow 738-750
★VOICES 11(4)2004「Hearing Aids are Here to Stay:What's New in Hearing Aids?」Todd A. Ricketts, Ph.D. 5-6「The Cochlear Implant Perspective:These Are Exciting Times for Cochlear Implants」 Sarah Poissant, Ph.D. 13-14「The Impact of Assistive Listening Devices:What Does the Future Hold?」 Harry Levitt, Ph.D. 18-19「Technology in Today's World Communication: The Cornerstone to Emergency Information and Preparedness」Elizabeth Davis J.D., Ed. M. and John Williams 22-23「The Manufacturers' Point of View Hearing with Two Ears: Technical Advances for Bilateral Cochlear Implantation」Advanced Bionics Corporation 28-31
★Audiology 13(1)2004「The AuD Program at Gallaudet University」
R. Steven Ackley, James Mahshie, and Carol Lasasso 3-8「Seton Hall University Doctor of Science Degree Program: Clinical Doctorate in Audiology」
Janet Koehnke, Joan Besing, Kelly Shea-Miller, and Brett Martin 9-15「Effects of Frequency Modulation (FM) Transmitter Microphone Directivity on Speech Perception in Noise」M. Samantha Lewis, Carl C. Crandell, and Nicole V. Kreisman 16-22「An Investigation of List Equivalency of the Northwestern University Auditory Test No. 6 in Interrupted Broadband Noise」Andrew Stuart 23-28「Preschool Hearing Screening: Pass/Refer Rates for Children Enrolled in a Head Start Program in Eastern North Carolina Rose L. Allen, Andrew Stuart, Deborah Everett, and Saravanan Elangovan 29-38「A Comparison of Single-Channel Linear Amplification and Two-Channel Wide-Dynamic-Range-Compression Amplification by Means of an Independent-Group Design」
Larry E. Humes, Lauren E. Humes, and Dana L Wilson 39-53「Continuous Versus Pulsed Tones in Audiometry」Matthew H. Burk and Terry L. Wiley 54-61「Speech Perception by Students With Cochlear Implants Using Sound-Field Systems in Classrooms」Frank Iglehart 62-72「Evaluation of an Adaptive Directional System in a DSP Hearing Aid」Ruth A. Bentler, Jill L Tubbs, Jessica L M. Egge, Gregory A. Flamme, and Andrew B. Dittberner 73-79「Interference and Enhancement Effects on Interaural Time Discrimination and Level Discrimination in Listeners With Normal Hearing and Those With Hearing Loss」
Laura Smith-Olinde, Joan Besing, and Janet Koehnke 80-95
★Communication Disourders 37(5)2004「Levels of evidence: universal newborn hearing screening (UNHS) and early hearing detection and intervention systems (EHDI)」CHRISTINE YOSHINAGA-ITANO 451-465
★JSLHR 47(3)2004「How Well Can Children Recognize Speech Features in Spectrograms? Comparisons by Age and Hearing Status」David J. Ertmer 484-495「Relations Among Linguistic and Cognitive Skills and Spoken Word Recognition in Adults With Cochlear Implants」Elizabeth A. Collison, Benjamin Munson, and Arlene Earley Carney 496-508「Examining Multiple Sources of Influence on the Reading Comprehension Skills of Children Who Use Cochlear Implants」Carol McDonald Connor and Teresa A. Zwolan 509-526「Frequency Discrimination Deficits in People With Specific Language Impairment: Reliability, Validity, and Linguistic Correlates」G. M. McArthur and D. V. M. Bishop 527-541
祝 受賞熊本市立健軍小学校「おだまき賞」受賞
第5回おだまき賞の最終選考会が9月25日開かれ,熊本市立健軍小学校「きこえとことばの教室」のお母さんたちと,福岡で手話ダンス活動を続ける八尋千代子さんの2件を受賞者と決定しました。授賞式は11月20日(土),東京千代田区平河町の都市センターホテルで開かれます。
受賞理由熊本市立健軍小学校には現任,難聴児13人が通学。各学級で学びながら,難聴通級学級「きこえとことばの教室」でも学んでいる。7年前,「きこえとことばの教室」の当時5年生のお母さんたちが要約筆記を学び,子どもたちのためにOHPやノートテイクを始めた。卒業後も次の代のお母さんたちに受け継がれ,今や卒業式・入学式・全校集会などにOHPがつき,教科書やプリントがない授業にノートテイクがつくのは当たり前になっている。すでにのべ30人近く,お母さんたちのリレーが続いている。お母さんたちの活動は,それだけにとどまらない。騒音防止に机や椅子の足にテニスボールを次々に取り付ける運動は全国の学校に広まった。先生たちは,補聴器用のFMマイクを着けて授業に来る。マイクを下げるバンドは,お母さんたちの手作りのプレゼントだ。「初代」のお母さんの子どもたちはいま高校2年生。中学でも高校でも難聴児が学びやすい体制を切り拓いて来た。お母さんたちの行く所,次々と学校・PTAぐるみの環境作りが進んでいる。
『山城秀生記念・おだまき賞』「おだまきの会」とは,「NHK手話ニュース」の初代キャスター故・山城秀生(やましろ・ひでお)さんの遺志を受け継ぎ,1995年に発足した。聴覚障害のある人もない人も,ともに手を携えて生きる社会を目指す,全国的なボランティア団体である。「おだまき賞」は,「おだまきの会」によって2000年に制定された。「聴覚障害のある人とない人の心の橋渡しに,草の根で尽力されている全国各地の活動家に, 会員一同からささやかな感謝の賞を」との願いで「おだまき賞」が制定された。5年間続いた「おだまき賞」は,今年限りで当分,閉じることになった。
衛星劇場日本語字幕入り映画放送
11月 男はつらいよ 寅次郎の縁談
この世の外へ クラブ進駐軍
HAZAN14日(日)AM 7:00〜
21日(日)AM 7:00〜
28日(日)AM 7:00〜12月 二十四の瞳
おとこはつらいよ 寅次郎虹の花
クイール
油断大敵5日(日)AM 7:00〜
12日(日)AM 7:00〜
19日(日)AM 7:00〜
26日(日)AM 7:00〜
字幕入り放送へのご意見/リクエスト等は 衛星劇場編成部まで FAX:03-5250-2324受信に関する照会は,パーフェクTV FAX:03-5802-8438か,上記衛星劇場まで。
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