2001年6月11日(第2・4月曜日発行)
News Source of Educational Audiology
聴能情報誌
みみだより
第3巻
第413号
通巻498号
編集・発行人:みみだより会、立入 哉 〒790−0833 愛媛県松山市祝谷5丁目2−25 FAX:089-946-5211
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立入 哉 :h-tachi@ma4.justnet.ne.jp
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【目次】第413号
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記事訂正
前号付録にありました岐阜県の認定講習会に誤りがありました。
削除のほどお願い申し上げますと同時に御迷惑をおかけした方々に深くお詫び申し上げます。
★岐阜県
心理・生理及び病理 8月1〜3日 三牧孝至 40名
教育課程及び指導法 8月8〜10日 廣嶌 忍 40名
聴覚障害児の言語指導と教科指導 8月28〜30日 南出好史 90名
聾学校教員免許状をとろう!
現場の教員が聾学校教員免許状を取得するには大きく下記の方法があります。
@内地留学で大学院に入学する→修士の学位と聾学校専修免許状が取得可能
(大学によっては取得できない場合もあるので大学選びが必要)
A内地留学で大学特別専攻科に入学する→聾学校一種または聾学校専修免許状が取得可能
(大学によっては取得できない場合もあるので大学選びが必要)
B内地留学で国立特殊教育総合研究所に入学する→聾学校免許状が取得可能
(派遣期間や既に取得している免許状によって取得免許状の種が変わる)
C認定講習会を受け、6単位を取得すると、聾学校二種免許状が取得可能
さらに6単位の追加と聾学校経験3年以上で、一種免許状も取得可能
D特殊教育教員資格認定試験に合格する→聾学校養護訓練一種免許状が取得可能
認定試験は2年に一回しか開催されない。今年は聾学校の年です!。
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平成13年度特殊教育教員資格認定試験が行われます
「聾学校自立活動一種免許状」が取得できます。
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1.認定試験の受験資格
ア.大学(短期大学を除く)を卒業した者
イ.高等学校を卒業した者その他大学に入学する資格を有する者で,平成13年4月1日における年齢が満22歳以上の者
ウ.大学入学資格検定規程(昭和26年文部省令第13号)附則第4項の表の上欄各号に掲げる者
(注)受験資格の有無を確認したい場合は,出身校の名称,卒業・修了の年月日,当該学校の設置者など詳細に記し,切手をはり,あて先を明記した返信用封筒を同封の上,筑波大学学校教育事務部教務課あてに照会してください。
3.認定試験の方法等
認定試験は第1次試験,第2次試験に分けて実施し,第2次試験は第1次試験合格者又は第1次試験の全科目を免除された者に限り受験することができます。
(1)第1次試験の期日,場所内容及び合格通知
ア.期日 平成13年8月5日(日)10時から
イ.場所 筑波大学学校教育部(東京都文京区大塚3丁目29番1号)
[地下鉄 丸ノ内線茗荷谷駅下車 徒歩3分]
ウ.試験の内容及び方法
一般教養科目・教職に関する科目・自立活動に関する科目(T)
マークシート方式(択一式とする。各90分)
エ.第1次試験の合格通知
第1次試験の合格者には,筑波大学から9月中旬までに本人あてに通知します。
(2)第2次試験の期日,場所,内容及び方法,合格発表
ア.期日 平成13年10月7日(日)
イ.場所 筑波大学附属聾学校(千葉県市川市国府台2−2−1)
ウ.試験の内容及び方法
・自立活動に関する科目(U):当該種目に関する専門的筆記試験(論述式:140分)
・自立活動に関する科目(V):当該種目に関する専門的実技試験
・口述試験
エ.第2次試験の合格発表
第2次試験の合格者を平成13年度特殊教育教員資格認定試験の合格者とし,11月下旬までにその氏名を官報に掲載するほか,筑波大学から本人に合格証書を授与します。なお、不合格者にも本人あて通知します。
4.試験科目の一部免除(一部省略:詳細は、必ず原本を取り寄せて確認して下さい)
次の各項目に掲げる試験科目は,それぞれの項目に掲げる者で,試験科目の一部免除申請書を提出した者について,確認の上,その受験を免除します。
(1)一般教養科目
ア.大学(短期大学を除く)を卒業した者
ウ.小学校,中学校,高等学校若しくは幼稚園の教諭又は養護教諭の普通免許状(二種免許状を除く)を有する者
(2)教職に関する科目
ア.小学校又は幼稚園の教諭の普通免許状(二種免を除く)を有し、かつ,中学校教諭の普通免許状(二種免を除く)又は高等学校教諭の普通免許状を有する者
ウ.特殊教育教員資格認定試験の第1次試験に合格した者(合格の翌年度から5年間に限る)
(3)自立活動に関する科目(T)
イ.特殊教育教員資格認定試験の第1次試験に合格した者(合格の翌年度に限る。ただし,隔年実施の種目を受験する場合は合格の翌々年度に限ることとするが,この場合,合格の翌年度に他の種目を受験している場合を除く。)
(4)自立活動に関する科目(V)
言語聴覚士法第3条の規定により言語聴覚士の免許を受けている者又は言語聴覚士国家試験の受験資格を有する者(養成校卒業等の見込み者を除く)。
(5)口述試験
教員免許状を有する者
その他、科目によって他の免除規定があります。詳しくは案内を確認してください。
5.出願手続
(1)受験願書等出願書類の請求先
筑波大学学校教育事務部教務課
郵便で請求する場合は封筒の表に「特殊教育認定試験願書請求」と朱書し・返信用封筒(角型2号封筒に160円分の切手をはり,あて先を明記したもの)を必ず同封してください。
(2)提出書類
ア.特殊教育教員資格認定試験受験願書等
@受験願書(受験手数料として5,600円分の収入印紙をはること)
A履歴書
B試験科目の一部免除申請書
C受験票
D写真票(出願前3か月以内に撮影した写真(60mm×45mm)をはること)
イ.戸籍抄本又は住民票の写し
ウ.封筒
(3)受験願書等の受付期間及び提出先
受験願書等は,6月21日(木)から7月5日(木)までの間に筑波大学学校教育事務部教務課へ提出してください。受験願書等を郵送する場合は,書留郵便(封筒の表に「特殊教育教員資格認定試験受験願書在中」と朱書)で提出してください。この場合,7月5日の消印のあるものまで受け付けます。受験願書等を直接持参する場合の受付時間は,上記期間中毎日(土・日曜日を除く)午前10時から午後5時までです。筑波大学が受験願書を受理した場合は,出願者に受験票を交付します。
◇免許状の授与申請等
1.認定試験の合格者は,筑波大学から合格証明書の交付を受けて都道府県教育委員会に申請しますと合格した認定試験の種目に係る聾学校の自立活動の教諭の一種免許状の授与を受けることができます。その手続きについては都道府県教育委員会教育職員免許事務主管課に照会してください。
2.この認定試験は資格試験であり,教員の採用試験ではありません。教員として採用を希望するときは,公立学校の場合にあっては都道府県教育委員会教職員人事主管課に,私立学校の場合にあってはその学校にそれぞれ照会してください。
◇認定試験の問い合わせ
その他,認定試験については,筑波大学学校教育事務部教務課へお問い合わせください。
筑波大学学校教育事務部教務課
〒112−0012 東京都文京区大塚3丁目29番1号 電話 03(3942)6816
【目次】
研究会開催
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補聴と聴覚活用を語る
サマーフォーラム2001 in 湘南 |
「補聴と聴覚活用を語るサマーフォーラム」は、聴覚障害をめぐる多様な議論の中にあって、もう一度聴覚障害児・者にとって「補聴とは」「聴覚活用とは」を考え語り合うことが必要ではないかとの思いで5年前に、神奈川県在住の聴覚障害児教育に携わっている教員、言語聴覚士、研究者らが中心となって発足した自由参加の研究会です。また他の研究会にはあまり見られないフリートーク(放談)を大切にし、参加した皆さんが主体となりディスカッションを深めていきたいと考えるのも、この会の特徴です。これまで過去4回のフォーラムには、毎年全国から70〜80名の参加者がありました。
第5回目を迎える今回のサマーフォーラムは、会場を湘南(葉山)に移し、湘南国際村センターというゆったりした施設で、補聴と聴覚活用を中心とするテーマをじっくり話し合ってまいりたいと存じます。
記念講演には、テレビのおもしろ学問人生という番組にも出られた大阪市立大学の文学部教授の中川真先生をお迎えして『音で感じる風景−サウンドスケープ入門』についてお話しして頂く予定にしております。また今回は、補聴器の可能性をさぐる一端として『デジタル補聴器の現状と展望』について、補聴器の技術的な側面からGNダナジャパン社の伊丹永一郎氏にお話しいただき、続けて幼児期と学童期のデジタル補聴器の活用事例を報告するなどして検討を深めたいと考えています。さらに夜の部では、放談会に先立ち、自らも難聴者でありダンスやパフォーマンスでご活躍中の南村千里氏に『私にとって「きく」ということ』というタイトルで話題提供をしていただきます。パフォーマンスをまじえた楽しいお話が聞けるものと思います。
またこの会の特徴として言語聴覚士の方や教員の方、そして研究関係の方など各方面からの研究発表があることが上げられます。今回も皆様の日頃のご研究やご実践をサマーフォーラム研究会でご発表下さい。皆様のお申し込みをお待ちしています。
また第二日目午後には3〜4のテーマで分科会も設定する予定です。乳幼児の補聴器フィッテイング、聴覚障害児と音楽、人工内耳をつけた子供の聴覚活用について等考えておりますが、当日参加される皆様のご希望でテーマは変更、設定したいと思います。どうぞ皆様の日頃の思いの丈をお聞かせ下さい。
聴覚障害児・者に関わる教師と言語聴覚士、それに研究者がそれぞれの立場で自由に話し合えるサマーフォーラムin湘南へのご参加をお待ち申し上げております。
日時:2001年7月28日(土)10:00〜29日(日)16:30
会場:湘南国際村センター(〒240-0198 神奈川県葉山町上山田1560-39)
電話:0468−55−1800
交通:JRもしくは京浜急行 逗子駅からバスで約30分
自家用車の場合は、横浜横須賀道路の横須賀インターより約15分
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内容:28日 10:00 オリエンテーション
10:30 研究発表1
13:00 記念講演「音で感じる風景−サウンドスケープ入門」
講師:中川 真先生(大阪市立大学文学部教授)
<講演内容についての先生からのコメント>
サウンドスケープとは「音の風景」と訳します。文字通り風景を音という観点から捉え、環境をいちど見直してみるのが、その意図です。ところで、この文章のなかに「観点」とか「見直す」といったような「視覚の言葉」がスルリと入っていることに気づきませんか。サウンドスケープの研究とは、そういった身近な問いを発見することから出発します。「聴覚の言葉」ってあるのでしょうか?今回のフォーラムでは、ちょっと欲張ってサウンドスケープの理論と実践の両方をワークショップ形式で学びます。頭ではなく、体で分かっていただきたいというのが趣旨です。
15:30 研究発表2
20:30 放談会 話題提供『私にとって「きく」ということ』南村千里氏
29日 8:30 モーニングレクチャー「デジタル補聴器の現状と展望」
講師:伊丹永一郎氏 (GNダナジャパン社 大和研究所所長)
10:30 デジタル補聴器の活用事例報告
13:00 分科会 テーマ:乳幼児の補聴器フィッテイング
聴覚障害児と音楽
人工内耳をつけた子供の聴覚活用 ほか
16:00 まとめと次回に向けて
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※講師紹介 中川 真(なかがわ しん)先生
音楽学者。サウンドスケープ、サウンドアート、東南アジアの民族音楽を主な研究領域とする。著書『平安京 音の宇宙』(平凡社 1992)でサントリー学芸賞受賞する。他に『小さな音風景へ』(時事通信社 1997)などの著書がある。大阪大学助手、ベルリン自由大学客員研究員、京都市立芸術大学音楽学部助教授を経て、大阪市立大学文学部教授。インドネシア国立芸術大学客員教授を兼任。
費 用:22000円(1泊3食、研究会、懇親会費を含む)
15000円(研究会、懇親会費、昼食2回を含む)
10000円(研究会、昼食2回を含む)
8000円(研究会のみ)
振込先:加入者名:サマーフォーラム事務局、口座番号:00200-7-79360
定 員:宿泊を伴う参加者 40名、宿泊を伴わない参加者25名
*先着順受付。定員になり次第締切,原則として宿泊を伴う参加者を優先。
申込方法:申込書に必要事項をご記入の上、下記事務局まで郵送またはファックスで7月13日(金)までにお申し込み下さい。同時に参加費をお振り込み下さい。入金が確認されましたら、事務局より参加証と詳しい案内をお送り致します。
照会先:〒240-8501(住所不要)横浜国立大学 教育人間科学部
サマーフォーラム事務局 中川辰男宛 FAX&TEL:045−339−3441
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研究・実践発表の募集:
サマーフォーラム参加申し込み用紙にご発表のテーマをお書きになり、郵送またはファックスでお送り下さい。申し込みの締切りを6月30日(土)とさせて頂きます。多くの方々のご発表をお待ちしております。
参加申込書
月 日
お名前 所属機関名 |
連絡先( )勤務先、( )自宅
〒□□□−□□□□
______________________________________
TEL______________ FAX________________
E-mail________________________________
情報保障 必要なし・必要( ) |
費用 ( ) 1泊3食、研究会、懇親会費を含む 22000円
( ) 研究会、懇親会費、昼食2回を含む 15000円
( ) 研究会、昼食2回を含む 10000円
( ) 研究会のみ 8000円
( ) 月 日に振り込みました。/( ) 月 日に振り込む予定です。 |
研究・実践発表
( )する、 ( )しない
発表テーマ(仮題でも結構です)
____________________________________
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参加したい分科会
( )乳幼児の補聴器フィッテイング
( )聴覚障害児と音楽
( )人工内耳をつけた子供の聴覚活用
( )その他,設定してほしい分科会 _______________
その他 ご希望、ご要望がありましたらお書き下さい。
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【目次】
コンサート開催
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トライアングル・チャリティー・コンサート V0l.2
新しい音楽に触れる スモール・フィッシュ |
一昨年の「ナイディック・チャリティー・コンサート」に続いて,新しいコンサートを企画しました。この企画は,トライアングルの活動にご理解ある,世界的に著名な芸術家をはじめ,たくさんの方々と各企業の積極的なご援助あってこそ実現が可能になっています。きゅりあんの大ホール,大画面に映る映像と音や音声が融和して繰り広げる,最新の芸術。新しい世紀の幕開けにふさわしいインタラクティプ芸術を,聞こえない人も聞こえる人も共に体験していただく画期的なバリアフリーコンサートです。来たる7月28日(土)を楽しみに,ぜひとも皆様お誘い合わせてご参加ください。
また,お知り合いの関係企業や団体で,コンサートの協賛(一口5万円)をお願いできるところをご紹介ください。皆様のご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。
1.日 時:2001年7月28日(土)午後5時開演
2.場 所:品川区立総合区民会館「きゅりあん」8F 大ホール
3.鑑賞券:当日券 4500円, 前売券 4000円
5月30日から前売り開始
4.プログラム:
メディア・アート作品「小さい魚(Small Fish)」
演奏:古川聖/制作:藤幡正樹,古川聖,ウルフガング・ミュンヒ
5.主催:聴覚障害児と共に歩む会・トライアングル
6.なお,以下の情報保障機器が利用できます【事前予約が必要】
(1)NTT東日本ライブホン「ときめき」骨伝導を応用した聴覚障害者用音楽聴取シ
ステムです。事前においでいただき機器のフィッティングを受けることが必要です。
(2)パイオニア「ボディソニック」低音振動ユニットによってリズムを体験できるよ
うにすると共に耳元の内蔵スピーカで補聴器に音を直接伝えます。
(3)「アシストホーン」赤外線を利用した補聴システムで,聴覚障害者に優れた音質
で音楽などを楽しめるようにできるシステムです。
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「小さな魚」前売り券購入申込書( 枚)送信先 FAX:03-3203-9938
お名前: 利用希望情報保障機器( )
連絡先:(郵便番号 □□□−□□□□ )
連絡先:電話 FAX
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【目次】
研究会開催
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聴覚障害児のきこえの理解とことばの指導 |
大阪聴覚障害教育研究会では、聴覚障害児を担当する先生方を支援するための新企画として「ワークショップ '01」を開催します。聴覚障害児を理解するための基本的知識と技能のうち、「きこえとことば」に関しての入門講座です。多くの先生方のご参加をお待ちします。
1.日 時:2001年8月27日(月)午前9時30分〜午後3時30分
2.会 場:大阪市立聾学校
大阪市中央区上町1−19−31
地下鉄谷町線・長堀鶴見緑地線 谷町6丁目駅下車 徒歩約7分
地下鉄谷町線・中央線 谷町4丁目駅下車 徒歩約7分
3.主 催:大阪聴覚障害教育研究会
4.参加対象:聴覚障害児教育に関する初級的内容の研修を希望する教職員
5.テーマ:「聴覚障害児のきこえの理解とことばの指導」
6.内 容: 9:30〜 受付,9:45〜 開会式
10:00〜11:30 ワークショップ:選択講座
A「授業で使うワークシートの作り方」
B「やさしいことばの検査と指導」
C「機械がなくてもできるきこえの評価」
D「わかりやすい、作文指導の進め方」
11:30〜12:30 昼食交流会
13:30〜14:00 情報交換会
14:15〜15:15 ショートレクチャー「難聴学級と通常学級を担任して」
講師:熊谷美也子先生(吹田市立吹田南小学校教諭)
7.参加費:本会2000年度会員は無料、非会員500円
8.参加締切:7月18日までに下記の照会先までお申し込みください。
9.照会先:大阪聴覚障害教育研究会 事務局代表 中瀬浩一
勤務先:大阪市立聾学校 tel:06-6761-1419 fax:06-6762-1800
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<講座内容の概要紹介>
◇ワークショップ:選択講座(10:00〜11:30)
A「授業で使うワークシートの
作り方」 |
聴覚障害児にとってわかりやすい授業を進めていくためのワークシートの解説と実習を行います |
B「やさしいことばの検査と指
導」 |
ことばや発音指導の基礎となる評価と指導への結び付け方について検査実習を通して学びます |
C「機械がなくてもできるきこ
えの評価」 |
オージオメータや補聴器特性測定装置がなくてもできるきこえの評価を行うためのコツを学びます |
D「わかりやすい、作文指導の
進め方」 |
聴覚障害児の書記言語力を養うための作文指導のポイントを実例を通して学びます |
◇昼食交流会:参加者全員参加(11:30〜12:30)
昼食をしながら参加者の交流を行います。これまでのワークショップでのアンケートから、参加者同士の交流の場がほしいという意見が多く寄せられました。初めての試みですが、この機会に参加者同士の交流ができればと考えています。
◇情報交換会:参加者全員参加(13:30〜14:00)
参加申込書に記載された「指導上の悩み・疑問・相談」をもとに、解決の糸口を探るための特別企画講座です。どのような内容になるかは、申込書の記載次第です。日頃感じていることをぜひお書きください。
参加申込書
お名前
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自
宅
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住 所 〒□□□−□□□□
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tel: fax:
e-mail: |
勤
務
先
|
学校名 |
勤務先住所 〒□□□−□□□□
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tel: fax: |
◇ワークショップ(10:00~11:30) 受講を希望するもの1つに○印をつけてください
( )A「授業で使うワークシートの作り方」
( )B「やさしいことばの検査と指導」
( )C「機械がなくてもできるきこえの評価」
( )D「わかりやすい、作文指導の進め方」
◇昼食交流会(11:30~12:30) 弁当の注文の有無( )注文する→1000円程度
( )注文しない
◇情報交換会(13:30〜14:00)
現在、聴覚障害児への教育上、「悩んでおられること」「疑問に思っていること」「相
談したいこと」をご記入ください。また、この「情報交換会」でどのようなことを取り
上げてほしいかご記入ください。
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【目次】
聾学校教諭免許状認定講習情報
他県の認定講習を受講する場合は,各県ごとに揃えるべき書類が異なっていたり,申込要項,所定の申込用紙などがある場合もあるので,締切に余裕を持って照会を行ってください。
★秋田県:教育の本質及び目標に関する科目 7月30・31日 中川辰雄 100名
心理,生理及び病理に関する科目 8月1・2日 斎藤佐和 100名
照会先:〒010-8580(住所不要)秋田県教育庁高校教育課総務班 TEL:018-860-5162
6月22日締切,会場=秋田県立聾学校
★千葉県:聴覚障害教育原理 8月6〜8日 根本匡文
聴覚障害児の心理・生理・病理 8月22〜24日 加藤靖佳
聴覚障害教育指導法 8月1〜3日 渡邊 研
5月11日締切
照会先:〒260-0013 千葉市中央区中央4−13−28
千葉県教育委員会義務教育課特殊教育室
★兵庫県:聴覚障害教育1 8月27〜29日 井坂行男 40名
聴覚障害教育2 8月22〜24日 鳥越隆士 40名
※原則として他県教員受入不可,申込締切:6月1日
照会先:〒650-8567 兵庫県教育委員会事務局教職員課管理係
TEL:078-341-7711(内線5653) FAX:078-362-4284
★徳島県:聴覚障害児の病理 8月22〜24日 宇高二良 40名
※定員に満たない場合は他県教員受入可能,申込締切:6月29日
照会先:〒770-8570(住所不要)徳島県教育委員会学校教育課障害児教育指導室
TEL:088-621-3141 FAX:088-621-2883
★高知県:教育の基礎理論に関する科目 8月3・4日 志水康雄 50名
教育課程及び指導法に関する科目 8月21・22日 宍戸和成 50名
照会先:〒780-8570(住所不要)高知県教育委員会事務局教職員課総務班
TEL:088-821-4731,6月22日締切,会場=高知県立聾学校
★長崎県:聴覚障害児の発達と言語指導 8月1〜3日 南出好史 50名
※定員に満たない場合は他県教員受入可能,申込締切:7月10日
照会先:〒850-8570(住所不要)長崎県教育庁学校教育課
TEL:095-824-1111(内線3356) FAX:095-824-5935
★沖縄県
本年度実施せず(来年度は開講予定)
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【目次】
聾学校教諭免許状認定講習開催状況
今年度,聾学校教諭認定講習実施状況の調査結果です。
★は対応講座を開催している県,−は対応講座なし,?は情報未入手(6月16日現在)
東日本はほぼ全県が実施,西に行くに従い実施率が下がるような気がします。
北海道 ★北海道
東北 ★青森県,★岩手県,★宮城県,★秋田県,★山形県,★福島県
関東 ★茨城県,★栃木県,★埼玉県,★千葉県,★東京都,★神奈川県,★山梨県
★群馬県(情報未入手だが実施のこと)
中部 ★長野県,★静岡県,★新潟県,★愛知県,★岐阜県,−三重県
北陸 −富山県,−石川県,?福井県
近畿 ★大阪府,★兵庫県,−滋賀県,?京都府,−奈良県,−和歌山県
中国 ★広島県,−鳥取県,?島根県,−岡山県,?山口県
四国 ★徳島県,★高知県,−香川県,−愛媛県
九州 ★福岡県,★長崎県,★熊本県,?佐賀県,?大分県,−宮崎県,?鹿児島県
沖縄 −沖縄県
「?」の県の関係の方がおられましたら,講座開催の有無のみだけでもお教え願います。
|
【目次】
ところで・・・免許法が改正になっています
下記の表に従い単位数を揃えることが必要ですが,かつての第一欄,第二欄が,改正後は統合され,新第一欄「教育の基礎理論に関する科目」になっています。
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一種免 |
二種免 |
旧免許法 |
平成10年改正 |
最低単位数 |
取得要件単位数 |
最低単位数 |
取得要件単位数 |
教育の本質及び目標に関する科目 |
教育の基礎理論
に関する科目 |
2 |
6 |
2 |
6 |
教育に係る社会的、制度的又は
経営的な事項に関する科目 |
心理、生理及び病理に関する科目 |
同左 |
1 |
1 |
教育課程及び指導法に関する科目 |
同左 |
1 |
1 |
※聾二種免の取得のためには,小学校、中学校、高等学校又は幼稚園の教諭の普通免許状取得後,3年の実務経験が必要
※聾一種免の取得のためには,聾二種免取得後3年の実務経験が必要
※免許法上では,それぞれ「心身に障害のある幼児、児童又は生徒についての教育の本質及び目標に関する科目」となっていますが,「心身に障害のある幼児、児童又は生徒についての」の部分は表中では省略しました。
【目次】
1.日程:2001年8月6日(月)〜8日(水)
2.会場および宿舎:国立特殊教育総合研究所
神奈川県横須賀市野比5−1−1 TEL:0468−48−4121
3.費用:講習会資料代 12000円
宿泊を希望される方は宿泊費 5000円(バス・トイレ付き個室)
4.対象:難聴・言語障害教育関係者(原則として全日程参加できる方)
(通常学級担任、福祉関係者等も含む)
5.定員:100名(うち宿泊は87名)
6.内容:講座T「ようこそはじめのいっぽへ」
講座U「難言教育はじめのいっぽ」 特総研名誉所員 菅原廣一
ワークショップ(小グループ討論会)
講座V 指導の理論と実際(分科会)
分科会例)
○聴力検査基礎T
純音聴力検査を中心に方法や結果の活用について概説し実習を行う。
○聴力検査基礎U
語音聴力検査を中心に方法や結果の活用について概説し実習を行う。
○聴覚学習
聴覚活用の意味とその援助につて考える。
○聴覚学習
何のための聴覚学習かを根底におき、聴覚学習の具体を再考する。
講座W「卒業生に学ぶ」
7.申込締切 6月25日(月)※定員オーバーで申し込みを受け付けられない場合
は、全額返品いたします。但し、受講票発送後の解約につきましては、取り消
し料5000円をいただきます。また、無断欠席については返金いたしません。
8.照会先
全難協研究部 荒川区立第三峡田小学校 難言教室
〒116−0002 東京都荒川区荒川1−43−1
TEL:03−3801−8661 FAX:03−3801−9813
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【目次】
研究会開催
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全国公立学校難聴・言語障害教育研究協議会
第5回 全難言協近畿ブロック大会 |
1.日時 2001年8月8日(水)10:00〜16:30
2.会場 神戸市総合教育センター(神戸市中央区東川崎町1−3−2)
TEL:078−360−3104(会場には駐車場がありません)
3.内容 9:30〜 受付
10:00〜12:30 分科会
13:30〜16:30 全体会(開会行事・記念講演)
「コミュニケーションの発達と指導
〜子どもへのアプローチと大人へのアプローチ〜」
筑波大学心身障害学系助教授 長崎 勤先生
4.参加申込:下記にご送金の上,照会先に参加申込みを行ってください。
@参加費 2,000円(不参加者への返金はできませんが、大会資料は送付いたします)
A参加費振込先(手数料はご本人負担です)
郵便振込口座 14710−12380971
口座名義 全難言近畿ブロック大会実行委員会
B参加申込締切 7月19日(木)
5.照会先
〒655-0042 神戸市垂水区西脇1丁目8−6 神戸市立西脇小学校
きこえとことばの教室 TEL&FAX:078−782−6367
6.分科会内容
@第5分科会(聴覚障害)担当:滋賀県
「新設難聴学級で・・・」野洲群野洲町立野洲小学校 岡田さゆり
昨年度、本校に難聴学級が新設されました。その学級を担当した経験につい
て報告します。学級在籍児童は、知的障害を伴う高度難聴の1年生でした。新
しい環境で、対人関係を築き合うことからはじめた児童でした。児童が安心し
て学校生活を送ることのできる教室の設定、個人補聴器・FM補聴器の使用、
補聴器に優しい音環境、視覚的な教材の工夫、ジェスチュア・シンボル・写真
などを用いた意志の相互伝達、通常学級児童との交流。
A第6分科会(聴覚障害)担当:兵庫県
「難聴の発見から聴覚活用へ〜関係機関との連携を通して〜」
神戸市立板宿小学校きこえとことばの教室 村田守弘
「言葉の遅れ、発音の誤り」を主訴に教育相談に来た幼児の事例を以下の観
点から報告します。○聞こえの状況把握(聴力検査にて)及び医療機関との連
携による難聴発見まで,○補聴器装用から聴覚活用と言語指導,○難聴児の理
解と支援を求めて〜担任やクラスメートに対して〜,○両親との話し合い
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【目次】
研究会開催
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聴覚障害英語教育研究会第2回研究集会
聴覚障害英語教育研究会 会長 中西喜久司 |
昨年発足いたしました聴覚障害英語教育研究会の第二回研究集会を大阪で開催することになりました。聾学校や難聴学級等で英語教育に携わっておられる多数の先生方のご参加を心よりお待ちしております。
日 時 2001年8月12日(日)9時〜 受付開始
9:30〜 9:40 挨拶・授業者の紹介
9:40〜10:30 ビデオによる公開授業(館山聾学校 飯田弘子 他一名)
10:30〜11:20 質疑応答
11:30〜12:15 総会
13:00〜16:00 現場からの報告・情報交換(中学部、高等部、英検の取り組み)
会 場 大阪府谷町福祉センター(大阪市中央区谷町5丁目4番13号)
TEL 06-6763-4691 FAX 06-6763-4693
交通:地下鉄「谷町6丁目駅」下車6号出口より徒歩100m
参加費 会員 1000円,準会員 2000円,非会員 3000円
資料代を含む,当日受付でお納め下さい。
通 訳 手話通訳がつきます
連絡先 水流清二 大阪府立堺聾学校 TEL 0722-57-5471 FAX 0722-57-3310
佐藤達夫 E-mail satoutatsuo@ma3.justnet.ne.jp
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【目次】
デフ・パペットシアター・ひとみ 山口公演 手話と文字と |
ろう者と健聴者の合同劇団、デフ・パペットシアター・ひとみの20周年記念公演「オルフェイウス」が6月1日午後7時から、山口駅前のぱるるプラザで開かれ、350名の観客を集めた。この公演は山口市内のろうあ・難聴者団体など、福祉・聴覚障害・演劇関係など10団体が実行委員会を結成、16回にわたる委員会を開いて取り組んだ成果である。
「オルフェイウス」はギリシア神話に題材を取り、人間の俳優と人形が競演する幻想的な舞台でありながら、現代にも鋭く斬り込んであり、セリフは主として手話でつけられ、観客に大きな感銘を与えた。
なお、要約筆記サークルやまびこによって、手話のセリフがパソコンによって文字化され、プロジェクタを通してスクリ−ンに投影され、鮮明でわかりやすいと好評であった。
【目次】
●長崎県立佐世保ろう学校がホームページ開設
●教員採用試験に「障害者枠」設置県,拡がる
公立学校教員採用試験に障害を持つ者のみが受験できる「障害者枠」を設ける都道府県が増えている。そもそもの発端は,教員の世界で障害者の法定雇用率が極めて低いことが指摘されたことから。昨年度から開始した広島県,三重県に加え,本年から秋田県,栃木県,岐阜県,大阪府,大阪市,奈良県が加わった。この枠で受験できる障害の程度には,県によって多少の違いがあるので,詳しくは募集要項を確認のこと。但し,来春採用分の受験申込は締め切られている県が多いので事前に確認を。(ペーパーメディア19ページ参照)。
●「聴覚障害者向け国際会議等参加支援システム」の開発に着手
(株)BUG(ビー・ユー・ジー)(本社 北海道札幌市)と北海道大学電子科学研究所・感覚情報研究分野の伊福部教授らは,札幌市の補助を受け,「聴覚障害者向け国際会議等参加支援システム」の開発を進めることになった。このシステムは,コンピュータによる音声認識結果と,話者の表情など音声外情報と同時に大型プロジェクタに投影し,聴覚障害者の国際会議への参加を支援するシステム。完全な音声認識システムが開発されていないことから,認識が誤ることを前提に,60%程度の正答率でも話題や文脈から文意がわかるような工夫をするという。仮に誤っていても,口の動き,表情,身振りなどの音声以外の情報を加えることで,文の理解が向上するとしている。また本システムでは,音声認識の基本ソフト,パソコン,ビデオカメラなどを可能な限りすでに市販されているものを利用し,システムの低価格化をも考慮するという。
照会先:(株)ビー・ユー・ジー
〒004-0015 札幌市厚別区下野幌テクノパーク1丁目1番14号
TEL:011-807-6666 FAX:011-807-6645
●「『聞こえ』と『生活(くらし)』の講演会と相談会」開催
日時 7月20日
講演会 10:30〜12:00 講師:和歌山県立和歌山ろう学校 山本恵一郎
相談会 9:30〜16:30 (6月30日までに電話で予約が必要,先着50人)
主催 NPO法人ネットワークさぽーと兵庫(大谷克己代表理事)
明石市大久保町山手台 TEL:078−934−6983
会場 明石市立勤労福祉会館(明石市相生町2)
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●全国補聴器メーカー協議会がクイズキャンペーンを実施中
【目次】
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