1997年6月9日発行(第2・4月曜日発行)


News Source of Educational Audiology

聴能情報誌 みみだより 第3巻 第324号 通巻409号


編集・発行人:みみだより会、立入 哉 〒790−0833 愛媛県松山市祝谷5丁目2−25 FAX:089-946-5211
購読料照会・新規購読申込・記事内容照会などは、郵便かFAXでお問い合わせいただくか、
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立入 哉 h-tachi@ma4.justnet.ne.jp


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【目次】第324号

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耳かけ形FM補聴器 New Extend-Ear 発売開始!
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New Extend-Ear
 「みみだより」では、304号で、すでに新しいExtend-Earの概要をお知らせした。今回、日本で新発売となるExtend-Earは、既報の機能・性能通りなので、詳しくは、前記の304号をご参照願いたい。

主な新機能(FM補聴器側) 主な新機能(FMマイク側)
1)スペシャルスケルチ1)AGC回路搭載
2)リニア増幅モデルの他にAGC内蔵モデルも用意(近い将来)2)乾電池・充電式電池に両対応
3)磁気コイルを内蔵可能(オプション)3)送信チャンネルの変更が可能 ナローバンドの送信も可能
4)クリスタルブーツをつけることで、容易に受信周波数を変更可能  

 上記の新機能で、いくつかの従来のFM補聴器が持つ欠点が解消されることになった。例えば、★補聴器対応電話機を使用する場合、今までは補聴器の付け替えが必要だったが、Tオプションで対応が可能になった。★クリスタルブーツを付け替えることで、他に固定周波数のFM補聴器を使っている人がいた時に、2本のFMマイクを持ってもらわずに済むようになった。など。

 なお、スペシャルスケルチとは、従来製品では、FM電波が受信できないとき、ノイズが出ていたが、このノイズを自動的にカットする機能。しかし、ただカットするだけではなく、カットされる直前に警告音が聞こえる。また、FMマイクの電池が切れそうになったときも、FM補聴器の方にクリック音が聞こえ警告を教えてくれる工夫がなされている。私は以前からスケルチが聞こえる程度の難聴であれば、スケルチが聞こえた方がFMマイクの状態を確認しやすいので、難聴の程度によってはスケルチ回路が働かない方が良いと思っていた。今回のスペシャルスケルチの機能は、残念ながら、スケルチ回路を切ることができない。なお、在庫限りで、旧Extend-Earも販売するとのこと、スケルチ回路があった方が良いと思われる場合は、旧タイプも購入できる。


【目次】


聾学校教員免許状をとろう!

現場の教員が聾学校教員免許状を取得するには大きく下記の方法があります。

@内地留学で大学院に入学する→修士の学位と聾学校専修免許状が取得可能
A内地留学で特別専攻科に入学する→聾学校専修免許状が取得可能
B内地留学で国立特殊教育総合研究所に入学する→聾学校免許状が取得可能
  (派遣期間や既に取得している免許状によって取得免許状の種が変わる)
C認定講習会を受け、6単位を取得すると、聾学校二種免許状が取得可能
  単位の追加により、一種免許状も取得可能
D特殊教育教員資格認定試験に合格する→聾学校養護訓練一種免許状が取得可能

 内地留学は教育委員会の許諾が必要ですし、大学や研究所の地理的条件によって、事情が許さない場合もあるでしょう。ですから、現場教員の意志で取得できる方法はCとDの方法と言えると思います。今年はDの方法もありますが、自らの研修を兼ね、Cによる講習会(受講料は無料です)を受講し、単位を取得していくのも、地道な方法ではありますが、確実に免許を取得することができます。

 各都道府県の中には、聾学校教諭免許状を取得するための講習会を開催している県があります。これらの県が主催する認定講習会で6単位を取得すると、聾学校教諭二種免許状が取得できます。ただし、取得可能単位を1年間に2単位までと上限を決めているため、最速でも3年間がかかります。また、県によっては、他県の教員の受講を受け付けることもあるので、自分の県が聾学校教諭の認定講習会を開催していない場合は、他県の講習会を受講することで、単位を取得することができます。詳しくは、各都道府県の教育委員会に照会して下さい。

 今回、大阪府の認定講習会を例として紹介しますが、他県でも同様の講習会を開催している県があります。編集部ですべてを掌握できませんので、受講希望の方は自分が受講可能な県の教育委員会に問い合わせてみて下さい。そして、開催の情報を入手されましたら編集部にもご一報をお願い申しあげます。


 また、「平成9年度特殊教育教員資格認定試験の案内」も掲載しました。こちらは、7月7日が、申込期限です。願書の取り寄せ、諸証明書の作成など時間がかかります。受験を希望されている先生は、一刻も早く、願書をお取り寄せ下さい。


★受験願書等出願書類の請求先


【目次】


平成9年度大阪府養護学校教育諸学校教員免許法
養護教育諸学校教員免許法(聾学校教諭)認定講習実施要項


1.講習の目的

2.主催大阪府教育委員会

3.日程

4.会場

5.受講対象者

6.定員  各科目100名(定員に達し次第締切)

7.単位とその認定について

8.受講料徴収しない

9.申込先


【目次】


平成9年度特殊教育教員資格認定試験の案内


◇特殊教育教員資格認定試験制度の趣旨

◇認定試験の実施種目と取得できる教員免許状の種類等


[編集部注:以下の記述は聴覚障害教育に関する記述のみを抜粋しました]

◇認定試験の実施方法

◇免許状の授与申請等

◇認定試験の問い合わせ

 なお、養護訓練(聴覚障害教育)は、養護訓練(言語障害教育)と交互に実施されるされるため、来年度は、養護訓練(言語障害教育)となる。次の養護訓練(聴覚障害教育)は、99年度に実施されることになる。

【目次】


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案内
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  人工内耳フォーラム in 大阪

 昨年8月末に京都で「人工内耳フォーラムin京都」が開催されたところ大変好評でしたので、今年は大阪で地域福祉振興助成事業として開催することになりました。我が国では、1991年に人工内耳システムが医療機器として厚生省より許可され、1994年から健康保険が適用されるようになって、人工内耳装用者も800人あまりになっています。難聴者協会では全国各地で「人工内耳の相談・説明会」を開催し、人工内耳の普及に努力してきました。また、新聞やテレビでもしばしば取り上げられており、ご存じの方も多いと思います。補聴器の使えなかった多くの高度難聴者が、人工内耳埋め込み手術により音を取り戻し、コミュニケーションが円滑になり、生活の質が向上し、喜びあふれた日々を送られています。このフォーラムでは、人工内耳を装用されている方々には、それを使いこなす方法をみんなで探ると同時に、楽しみながら合同リハビリを、未装用の方々には、人工内耳についての正しい知識を得ていただきたいと考えてプログラムしております。人工内耳の「いろは」をお話しいただきますのは、人工内耳手術の権威であられます大阪大学医学部耳鼻咽喉科の久保武教授。そして、楽器の生演奏を取り入れて、楽しみながらリハビリを担って下さるのは、大阪大学医学部耳鼻咽喉科の井脇貴子先生です。要約筆記通訳と磁気ループ及び赤外線補聴システムを準備しております。人工内耳を装用されている方は、AIS(オーディオインプットセレクタ)を忘れずご持参下さい。


【目次】


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案内
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 第6回 全国聴覚障害教職員シンポジウム・富山大会
1.期 日:7月31日(木)〜8月2日(土)
2.会 場:富山観光ホテル(富山市呉羽町7358)
3.主 催:全国聴覚障害教職員連絡協議会
4.主 管:富山県立富山ろう学校
5.目 的: 全国の聴覚障害教職員が一同に集い、職務上の様々な困難や問題、成果を話し合い、そして研究協議や交流を通して、お互いの意見、情報を交換し視野を広げ、聴覚障害教職員としての諸権利の保障および研修、相互の親睦を深めることを目的とする。
6.参加資格: 全国の教育機関に勤務する聴覚障害を持つ教職員を対象とする。ただし、OBの聴覚障害教職員、健聴の教職員、ろう団体、手話関係の方々や聴覚障害児を持つ父母の方々の参加を歓迎する。
7.プログラム:
7月31日15:00〜受付
15:30〜17:20定期総会
17:20〜18:00報告「聴覚障害教職員の採用に関する全国調査報告」
19:00〜20:30夕食を兼ねた交流会
8月1日 9:30〜10:10シンポジウム開会式
10:15〜12:00講演「ろう教育の今日的課題と世界的潮流」
(財)全日本ろうあ連盟理事(教育対策部長)遠藤 勝氏
13:00〜16:30研究分科会
8月2日 9:00〜9:40各分科会報告
10:00〜11:30講演「わが国のろう教育と聴覚障害教職員の歴史」
元筑波大学附属聾学校教諭 伊藤政雄氏
11:20〜11:30報告「新・養護・訓練ハンドブックの発行について」
8.分科会:
◇第1分科会「幼稚部〜小学部の手指メディア導入と障害認識」
    司会:前田浩(大阪市立聾学校)/パネラー:矢沢国光(東京都立足立聾学校)
    広中嘉隆(奈良県立ろう学校)、森田雅子(大阪市立聾学校)
◇第2分科会「中学部〜高等部のコミュニケーションと障害認識」
    司会:浅野史行(筑波大学附属聾学校)/パネラー:西垣正展(滋賀県立聾話学校)
    岩井真里子(北海道高等聾学校)、中根はるみ(茨城県立水戸聾学校)
◇第3分科会「聴覚障害教職員の採用と身分保障をめぐって〜第3次調査より」
    司会:市川明臣(東京都立石神井聾学校)
    パネラー:脇中起余子(京都府立聾学校)、肥田才子(大阪市立聾学校)
◇第4分科会「聴覚障害教職員と語る」
    司会:山根昭治(北海道旭川聾学校)/パネラー:石黒昌道(栃木県立聾学校)
    栖川興道(大阪府立生野高等聾学校)、坂本久美(吹田市立第二小学校)
9.申込締切:7月7日(月)必着(申込方法などは下記に照会して下さい)
10.照会先:富山県立富山ろう学校 小中栄一先生 Fax:0764-41-8751

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交流会開催
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 第2回 ろう教育実践交流会
1.期 日:7月29日(火)〜30日(水)
2.会 場:埼玉県民活動総合センター(伊奈町小針内宿1600FAX:048-728-7130)
JR大宮駅・上尾駅よりバス羽貫駅下車送迎バス5分
3.プログラム:
@レポート討議
ろう教育の今日的課題とは何か、さまざまな角度から検討する。
A模擬授業「手話で語る古典文学の世界」伊藤政雄氏
Bパネルディスカッション「これからのろう教育のあり方を考える」
          野沢克哉氏・市田泰弘氏・片倉和彦氏・藤平淳一氏
  • 特別企画:28日午後、ろう重複就労施設「どんぐりの家」見学
  • ★レポート募集:B4で2枚以内、6月20日(金)必着

        詳しくは、下記の足立ろう学校田中温子先生に
    4.定員:50名(宿泊が原則、10名程度の日帰りが可能)(定員になり次第締切)
    5.参加申込:
    6月30日(金)までに、参加申込書を郵送またはFAXで送る。
    申込用紙請求も下記まで。
    〒121 東京都足立区花畑7−23−15 東京都立足立ろう学校内
    第2回ろう教育実践交流会事務局 木島照夫先生宛  FAX:03-3860-1328
    6.参加費:当日お支払い下さい。
    一泊二日 9,000円(食事代は、すべて各自が別に負担)
    日帰り  4,000円(二日間通し)
    ○キャンセルは7月15日まで可能ですが、以後は、実費徴収。

    【目次】


    CS放送・字幕付き映画
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    放映時間はいずれも午前9時から

    (みみより情報NO.360大阪市立聾学校聴能研究班より許可を得て転載)  


    【目次】


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    研究会開催
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     第20回記念 トータルコミュニケーション研究会大会
    1.期日:7月26日(土)・27日(日)
    2.会場:昭和大学(東京都品川区旗の台1−5−8)
    東急電鉄池上線・大井町線「旗の台」駅下車徒歩5分
    3.プログラム:

    4.参加費など:

     2日間参加1日のみ参加交流会参加費昼食代
    会 員一般4000円3000円4000円800円
    学生3000円2500円4000円800円
    非会員一般5000円4000円4000円800円
    学生4000円3000円4000円800円
    5.参加申込方法:
    @所定の申込用紙に記入してFAXまた郵送する。
    申込用紙は下記の問い合わせ先にFAXで依頼することで入手できる。
    A郵便振替口座に参加費等の総額を送金する。
    振込は、7月18日締切。それ以後は、当日受付で申し込む。
    口座番号:00150−4−40452
    口座名義:トータルコミュニケ−ション研究会
    6.問い合わせ先FAX
      前田芳弘:03-3884-9582、矢沢国光:048-294-6046、閏間知恵子:0467-52-1442

    【目次】


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    学会開催
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    日本手話学会第23回大会のご案内

     手話はろう者社会で使用されている言語です。日本手話学会では,この手話言語に関する学術的な調査・研究を進めてまいりました。今年の研究大会を沖縄の地で開くことになりました。手話に関する研究もさまざまに展開しており,この大会でも,手話の言語学的な分析(統語論,音韻論,形態論)の他,手話の習得研究,社会言語的な分析,ろう教育との関わり,工学への応用などに関して,発表や討論が行われる予定です。関心のある多く方々のご参加をお待ちしております。

    日本手話学会会長 神田和幸(中京大学教授)  

    1.日時1997年7月5日(土),7月6日(日)
    2.会場沖縄県女性総合センター(那覇市西3−11-1)
    3.内容口頭発表,小講演,初心者のための手話学講座など
    4.参加費学会会員 2,000円;非会員 3,000円(大会予稿集1部を含む)
    5.照会先大会事務局 鳥越隆士(兵庫教育大学)FAX&TEL:O795-44-2096
    e-mail:torigoe@edu.hyogo-u.ac.jp
    日本手話学会についての問い合わせは:
    日本手話学会事務局 所沢市並木4-1国立リハセンター学院

    【目次】


    その他の学会・研究会開催のお知らせ
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    ★国際リハビリテ−ション医学会第8回世界大会
    1.日時:8月31日(日)〜9月4日(木)
    2.会場:国立京都国際会館
    3.照会先:〒100千代田区内幸町2−2−1
    日本コンベンションサービスIRMA担当
    FAX:03−3508−0820

    ★第6回言語障害臨床学術研究会
    1.日程:7月12日(土)・13日(日)
    2.場所:川崎医療福祉大学
    3.照会先:〒701-01 岡山県倉敷市松島288
    川崎医療福祉大学TEL:086-462-1111内線4631
    TEL&FAX:O86-463-7126(直通)

    【目次】


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    研修講座開催
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     全難言協近畿ブロック
     第2回 難聴・言語障害教育研究研修大会
           難言教育ビギナーからの基礎講座

     今年は、昨年の全国大会の成果を継承すべく、近畿ブロックの研修研究大会の開催を計画いたしました。‘きこえ’や‘ことば’にハンディーを持つ子どもたちの教育に携わる先生方の明日の指導に役立つ研修の場と考えています。多数ご参加ください。

    1.期 日8月26日(火)10:00〜
    2.会 場奈良県文化会館〔奈良市登大路町6−2TEL:0742-23-8921〕
    3.参加費2,000円
    4.日 程10:00〜10:30開会行事
    10:30〜12:00記念講演  講師 永保澄雄先生(龍谷大学教授)
    内容:発音や言語指導の基礎となる音声学について
    13:00〜16:00研修講座(予定)
    1.聴覚障害1:聴覚障害教育の基礎知識
    2.聴覚障害2:聴覚障害教育の実際
    6.難言通級教室・難言学級と学校運営
    5.参加申込
      下記の大会事務局にハガキまたはファックスで、
      @氏名A所属名B住所C電話、FAX番号D参加希望研修講座
      をお知らせください。後日、詳しい要項と参加費の振込用紙を送付いたします。
    6.照会先:大会事務局
      〒630 奈良市椿井町25  奈良市立椿井小学校きこえの教室内
      TEL:0742-23-7062~3FAX:0742-23-7063 担当者:池西,栂村,天羽

    【目次】


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    大会開催
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     東海四県言語・聴覚障害児教育研究大会
    1.期 日  8月19日(火)・20日(水)
    2.会 場  くさかベアルメリア(岐阜県益田郡下呂町幸田:TEL:0576-24-2020)
    3.参加費  4,000円
    4.日 程  19日 12:30〜13:30 開会式/ 13:30〜17:00 分科会
    20日  9:30〜11:20 記念講演/11:20〜11:50 閉会式
    記念講演「ことばを育む」中川信子氏(調布市総合福祉センター)
    分科会:聴覚障害/学級・教室の経営/地域活動など
    5.照会先  可児市久々利1945  東明小学校ことばの教室  TEL:0574-64-2777

    【目次】


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    夏期研修会
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     全難言夏期全国研修会 「はじめのいっぽ’97」
    1.日 程  平成9年8月6日(水)〜8日(金)
    2.会 場  国立特殊教育総合研究所(神奈川県横須賀市野比5−1−1)
    (宿舎は同研究所内の昨年改装されたバストイレ付きの個室)
    3.費 用  講習会資料代および宿泊関係諸費  15,000円
    (宿泊を希望されない方は  12,000円)
    4.対 象  難聴言語障害教育関係者(通常学級担任福祉関係者等も含む)
    (原則として全日程参加できる方)
    5.定 員  100名(うち宿泊は87名)
    6.内 容
      講座T:講義「きこえとことばの教室ってなあに?」全難言協
      ワークショップ(小グループ討論会)
      講座U:講義「子どもとの関わり方」国立特殊教育総合研究所 鷲尾純一
      講座V:卒業生から学ぶ:難言学級を終えた方々などから、経験談等を聞きます。
      講座W:(指導の理論と実際)
            演習分科会:演習は、実技や事例を通して指導の実際を学びます。
            前半・後半から、各1分科会を選択し、受講します。
            聴力検査:聴力検査の方法や結果の活用についての実習
                  担当:横浜国立大学 中川辰堆
            聴覚学習:聴覚を生かした日常会話と言語力の育て方について
                  担当:世田谷区立駒沢小学校 佐藤洋子
      講座X:講義「これからの難言教育に求められているもの」
            国立特殊教育総合研究所菅原廣一
    7.参加申込方法
      申込締切期限:6月30日(月)(定員になり次第締め切らせていただきます)
      毎年、定員を越える参加申し込みがありますので、お早めにお申し込みください。
      郵便振込用紙の通信欄に、「はじめのいっぽ参加申込」と記入し、
      @氏名(性別)、A勤務先、B該当の障害別(難聴・言語・その他______)、
      C8月6日(水)の昼食(必要・不要)を書き、15,000円、宿泊を要さない場合は、12,000円を振り込んで下さい。
      振込先:口座番号=00130−2−364169
            口座名義=全難言協研究部
      但し、受講票発送後の解約につきましては、取り消し料5000円をいただきます。
      また、無断欠席については、返金いたしません。
      ※定員オーバーで申し込みを受け付けられない場合は、全額返金いたします。
    8.照会先
      全難言協研究部 豊島区立池袋第五小学校難言教室
      〒171 東京都豊島区池袋4−23−8 FAX:03−5951−3904

    【目次】


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    読話教材
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     全難聴 「読話のためのビデオ&テキスト」
    読話のためのビデオ

     全日本難聴者・中途失聴者団体連合会では、「読話のためのビデオとビデオテキスト」を作成、頒布している。このたび、昨年発行の『家族編』に続いて、『生活編』が作成され、頒布されることとなった。『生活編』では、『家族編』同様、ビデオ4本で構成されるが、『家族編』が初級用としての内容であったのに比べ、『生活編』では、中級編として、口の動きを図形としてとらえ、読話の力をつける方法なども紹介されているなど、ずいぶんと高度な読話テクニックが紹介されている。中級編という通り、聴覚障害者が街に出て遭遇する様々なコミュニケ−ション場面を想定して、教材が構成されている。また、周囲の配慮についても触れるなど、単なる読話教材ではなく、読話に関する啓蒙もねらっている内容となっている。構成としては、第1巻「聞こえとことばのコミュニケ−ション」、第2巻「街へ出よう〜会話の練習〜」、第3巻「ドラマ:もう一人じゃない・ある家族の1日」、第4巻「口型パターンでことばを探す」となっている。なお、本事業は、社会福祉・医療事業団(長寿社会福祉基金)からの助成を受けて行ったものである。

     価格はビデオ4巻とテキスト・送料込みで8,000円(バラ売りはしない)。購入は、下記の申込用紙に記入の上、全難聴事務局宛にFAXで送信し、郵便振込か銀行振込で代金を送金する。また、昨年作成された『家族編』も購入できるので、併せて紹介したい。

    申込書  送信先FAX:03−3354−0046

    @「読話のためのビデオ」『家族編』1セット8,000円を_____部

    A「読話のためのビデオ」『生活編』1セット8,000円を_____部


    代金は、□郵便振込で支払いました

         □銀行振込で支払いました(該当するものに〆を付けて下さい)


    振込先:郵便振込 番号:00130−1−77300
                加入者名義:全日本難聴者・中途失聴者団体連合会
         銀行振込 さくら銀行幡ケ谷支店普通5373651ゼンナンチョウ


    申込人  ご住所(〒     )

           お名前

           TEL:               FAX:


    【目次】


    ━━━━━
    大会開催
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     第26回 全国公立学校 難聴・
    言語障害教育研究協議会 
    全国大会
    1.期 日  7月31日・8月1日
    2.会 場  大分県別府市ビーコンプラザ(JR別府駅より徒歩15分)
    3.参加費  5,000円
    4.内 容  31日
     11:00〜12:00
       記念講演「高崎山のサル社会」小野幸利氏(高崎山自然動物園)
     13:35〜17:00
       基調提案「難聴・言語障害教育の今後の展望」菅原廣一氏
       シンポジウム「親や教師は、きこえやことばに障害のある
           子どもの言語発達やくらしにどんな援助ができるか」
    1日
     10:00〜15:00 分科会
              難聴学級・教室経営/聴覚障害のある子どもの指導
              難言教育を考える校長・教頭の会
    5.参加申込法
      申込締切:6月26日(木)、所定の申込用紙があるので、下記に請求を
    6.照会先   大分市立宗方小学校ことばの教室 〒870-11大分市上宗方1610-36
            担当:木村靖子・井原玲子 FAX:0975−41−5297

    【目次】


    機関誌・学会誌紹介
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    ★「ヘッドホンステレオ聴取の実態調査とTTSからみた聴力への影響」

    ★「難聴者にとってのパソコン通信」小島茂樹,リハビリテ−ション No.394,1997

    ★「パソコン通信と聴覚障害と私」高柳志津,リハビリテ−ション No.394,1997

    ★「文字でしゃべろう」曽根博,リハビリテ−ション No.394,1997
      発行元:(社)鉄道身障者協会 〒102 千代田区麹町5-1 FAX:03-5264-4824


    【目次】


    ━━━━━
    大会開催
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     第34回 中国・四国地区聾教育研究大会
    1.主題  「心豊かに,たくましく生きる力を育てよう」
    2.会期  1997年11月13日(木)〜14日(金)
    3.会場  岡山県立岡山聾学校(岡山市土田51)
    4.日程

      13日(木) 〔大会第1日〕(岡山県立岡山聾学校)
              9:00〜 9:30  受付
              9:30〜10:20  公開授業,寄宿舎公開
             10:30〜11:00  開会式
             11:00〜12:30  記念講演「心のメッセージを聴く」
                       池見 陽氏(神戸女学院大学人間科学部助教授)
             12:30〜13:30  昼食
             13:30〜16:30  分科会

      14日(金) 〔大会第2日〕(岡山県立岡山聾学校)
              9:00〜11:30  分科会
             11:40〜12:00  閉会式

            ・分科会およびテーマ
             幼稚部分科会:調和のある豊かな発達をめざして
             小学部分科会:子どもが生き生きと学ぶ授業のあり方
             中学部分科会:豊かな人間性を育てる教育活動のあり方
             高等部分科会:主体的な生き方をめざす教育活動のあり方
             寄宿舎分科会:自立をめざし,持てる力を伸ばす

    5.参加費 会員 2,500円   会員外 3,000円
    6.照会先 岡山県立岡山聾学校内 中四聾研岡山大会事務局(小林英雄先生)
    〒703 岡山市土田51 TEL:086-279-2127 FAX:086-279-8960

    【目次】


    研究会誌紹介
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      「聴覚障害・教育工学 Vol.20 No.2」

    【目次】


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    研究会開催
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     補聴と聴覚活用を語る
       サマー フォーラム in 横浜

     今聴覚障害教育を巡っては、いろいろな議論があり、多様化してきているのが現状です。そして今、この多様化の中にあってこそ、もう一度「補聴とは」「聴覚活用とは」を考え、聴覚障害教育のさまざまな問題を語り合う必要性があると思われます。このような趣旨で研究会を開催いたします。

     第一回目の記念講演としては、ATR知能映像通信研究所の岡田美智男氏を迎え、情報工学的、認知科学的および生態心理学的な観点からみた、聴覚の働き、人と人のコミュニケ−ションのとらえをお話しいただく予定です。日常的な何気ない会話が『通じる』とはどういうことなのか、『口ごもるコンピュータ』や『聞き耳をたてるコンピュータ』の構築を模索しておられる第一線の研究者からの熱いメッセージをお聞き下さい。

     また、今回は特定のテーマは設けずに、実践発表やフリートーク(放談)を大切にしたいと考えます。皆様からの聴覚障害教育に関する実践的研究発表を歓迎いたします。参加された皆さんが主役となり、ディスカッションを深められたらと考えます。ショートレクチャーでは、最新の情報も得られると思います。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

    サマーフォーラム実行委員一同:舞薗恭子・新宮絹子・中川辰雄   

    1.日 時 7月25日(金)17:00〜7月27日(日)12:00
    2.会 場 いせやま会館(横浜市職員厚生会館:JR桜木町駅下車徒歩7分)
    3.プログラム
    25日 18:00〜19:30イブニングレクチャー
    「人工内耳の成果と問題点」
    城間将江氏(国際医療福祉大学)
    19:30〜21:00情報交換会(立食パーティ)
    26日  9:00〜 9:50モーニングレクチャー「最新の補聴システム」
    中川辰雄氏(横浜国立大学)
    10:00〜12:00記念講演
    「コミュニケ−ションの構成的な理解にむけて」
    岡田美智男氏(ATR知能映像通信研究所)
    13:00〜17:00参加者による実践発表・研究発表
    18:30〜20:30放談会
    27日 9:00〜11:30パネルディスカッション
    「これからの聴覚障害教育:補聴と聴覚活用をめぐって」
    4.参加費 20,000円(研究会費・宿泊費・朝食・昼食・夕食・パーティ代含む)
    ※研究会のみ参加 6,000円、立食パーティ参加 4,000円
    参加費振込先:東京三菱銀行 戸塚支店 普通 0740868
    5.定 員 宿泊込み40名、研究会のみ参加30名
    6.参加申込 6月28日までに参加申込書にご記入の上、下記照会先に郵便またはFAXでお送り下さい。折り返し、事務局より、参加確認の 連絡が入りましたら、参加費用を上記口座にお振り込み願います。
    7.照会先 横浜国立大学教育学部 中川辰雄 FAX:045-339-3441
    〒240 横浜市保土ヶ谷区常盤台79−2

    参加申込書
    お名前                   所属
    ご住所□自宅  □勤務先

    (〒     )

    TEL:                  FAX:
    費用 □全日程参加  20,000円
     □部 分 参 加□研究会のみ参加6,000円
    □立食パーティ参加4,000円
    □26日昼食1,000円  合計_____円
    実践研究・研究発表
     □発表する→発表テーマ:____________________

    使用機器:□スライド、□OHP、□ビデオ
    □発表しない
    メッセージ・放談会で話し合って欲しいこと・その他


      __________________________________

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    聴覚障害関連ホームページ集
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    聾学校
    ━━━
    大阪府立生野高等聾学校   http://www.justnet.or.jp/home/kourou1/

    補聴器メーカー
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    AVR(Extend-Ear)(英語)   http://www.avrsono.com


    国立大阪病院耳鼻咽喉科   http://ciel.onh.go.jp/ent/ent.html
    大阪大学医学部耳鼻咽喉科  http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/ent/
    九州大学耳鼻咽喉科      http://www.qent.med.kyushu-u.ac.jp
    京都大学医学部耳鼻咽喉科  http://claudia.kuhp.kyoto-u.ac.jp/jibika/
    東北大学医学部耳鼻咽喉科  http://www.orl.med.tohoku.ac.jp/index-j.html
    岩脇耳鼻咽喉科医院      http://jun.ient.or.jp/~iwwk/
    富山医科薬科大学耳鼻咽喉科 http://www.toyama-mpu.ac.jp/public/orl/homej.html
    岡山大学医学部耳鼻咽喉科  http://www.okayama-u.ac.jp/user/med/oto/home.html


    【目次】


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    研究会開催
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     フィッティング・フォーラム’97 in 京都

    メインテーマ 「人工内耳、良く知り、良く使う」

    日時:10月18日(土)9:30〜17:00
    会場:未定
    内容:AM=講習会的内容・人工内耳のマッピング
    ・教育現場での人工内耳リハビリテ−ション
    PM=講演「補聴器創世期から人工内耳時代を見据えて補聴を考える」
        講師交渉中
    PM=パネルディスカッション「医療と教育とリハビリテ−ション」
    コーディネータ:大沼直紀・高橋信雄
    パネラー:交渉中

    詳しくは、「みみだより」6月下旬号で、お知らせいたします。   


    【目次】


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    研究会開催
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     第36回 日本小児耳鼻咽喉科研究会
    1.日 時:7月5日(土)
    2.会 場:ホテル京阪京橋
    3.内 容
        (1)「小児の脳磁図」山本智矢(九州大学耳鼻咽喉科)
        (2)「小児の補聴器、現状と将来」細井裕司(近畿大学耳鼻咽喉科)
        (3)「小児の人工内耳」久保 武(大阪大学耳鼻咽喉科
    4.参加費3,000円
    5.照会先近畿大学医学部耳鼻咽喉科(TEL:0723-66-0221)

    【目次】


    編集後記
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    ○今回は、研究会・研修会特集のようになってしまいました。
     →参加された方のレポートなどお寄せいただけましたら光栄です。
    ○紙面都合で、デジフォーカスの記事は次号にまわします。
    ○愛媛大学の院生の方々などに発送をお手伝いいただいており、
     そのため、発送にかかる人件費を節約できています。
     そこで、イヤモ−ルドの特集号(翻訳冊子)を企画しています。
     夏休み中のお届けになるかと思います。ご期待下さい。

    【目次】



    ■ペーパーメディアによる「みみだより」購読のお誘い■

     「みみだより」は月に2回の定期出版物です。印刷体の「みみだより」を購読希望の方は、上記のfaxかe-mailでお名前、ご住所をお教え下さい。折り返し、見本誌と購読料振込用紙をお送りいたします。購読料は、月300円です。 年度締めで、各年度とも、3月までの残月数×300円を前納していただきます 。なお、著作権の関係で、ホームページで閲覧できる記事は、印刷体の「みみだより」のうち、インターネットでの公開許諾を得られた記事内容に限ります。


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